「どうしたんだ? アリス。こんな夜更けに」
「……ごめんなさい。何故だか今夜は、無性に寂しくて……」
「私に……逢いたくなっちまったのか」
「……うん」
「まったく、しょうがない奴だぜ。ほら」
「きゃっ」
「どうだアリス。暖かいだろう?」
「……うん。すごく暖かくて、安心する……。私のよく知ってる、魔理沙の温もりだわ」
「そうだ。お前の傍にはいつだって、この温もりがあるんだぜ」
「……うん」
「だから、寂しいことなんて……何一つありはしないんだぜ」
「……うん。ありがとう、魔理沙。もう寂しくないわ。でも……」
「ん?」
「今はもう少しだけ……このままでいさせて?」
「ああ……いつまでだって、こうしててやるぜ」
「ありがとう……私の愛しい王子様」
「……という感じの夢を見ているようですね」
「ふふっ、魔理沙ったら」
「……ところで、貴方」
「ん?」
「……まさかとは思いますが、こんなことをさせるためだけに、私をわざわざ地底から呼んだんですか」
「うん、そうだけど?」
「…………」
「さあ、それより早く続きを」
「……え? これまだ続けるんですか?」
「もちろん。魔理沙が起きるまでね」
「…………」
「あ、あと読むときはもう少し感情を込めてね。貴方、ちょっと棒読み気味だから」
「……はい、すみません。……ぐすっ」
「ちょっと、何泣いてるのよ?」
「……いえ、なんでもありません」
「じゃあ、早く続きを」
「……はい。……ぐすっ。……『ほらごらんアリス。あれが私達の愛の住処だぜ』 『まあ! なんて素敵なのかしら』……」
了
「……ごめんなさい。何故だか今夜は、無性に寂しくて……」
「私に……逢いたくなっちまったのか」
「……うん」
「まったく、しょうがない奴だぜ。ほら」
「きゃっ」
「どうだアリス。暖かいだろう?」
「……うん。すごく暖かくて、安心する……。私のよく知ってる、魔理沙の温もりだわ」
「そうだ。お前の傍にはいつだって、この温もりがあるんだぜ」
「……うん」
「だから、寂しいことなんて……何一つありはしないんだぜ」
「……うん。ありがとう、魔理沙。もう寂しくないわ。でも……」
「ん?」
「今はもう少しだけ……このままでいさせて?」
「ああ……いつまでだって、こうしててやるぜ」
「ありがとう……私の愛しい王子様」
「……という感じの夢を見ているようですね」
「ふふっ、魔理沙ったら」
「……ところで、貴方」
「ん?」
「……まさかとは思いますが、こんなことをさせるためだけに、私をわざわざ地底から呼んだんですか」
「うん、そうだけど?」
「…………」
「さあ、それより早く続きを」
「……え? これまだ続けるんですか?」
「もちろん。魔理沙が起きるまでね」
「…………」
「あ、あと読むときはもう少し感情を込めてね。貴方、ちょっと棒読み気味だから」
「……はい、すみません。……ぐすっ」
「ちょっと、何泣いてるのよ?」
「……いえ、なんでもありません」
「じゃあ、早く続きを」
「……はい。……ぐすっ。……『ほらごらんアリス。あれが私達の愛の住処だぜ』 『まあ! なんて素敵なのかしら』……」
了
第二の無意識を操るものの誕生はそう遠くないのかもしれない…
さとりんマジがんばれ。っていうかさとりんも誰かとイチャイチャすれば良いと思うよ(マテ
誰か、誰かさとりんにも愛の手を(
しかしさとりって結構便利な奴だな。
誰か、さとり様に救いの手を・・・
魔理沙もたいがいですな
傷心のさとり様は俺が慰めておきますね
アリスさとりんに何させてんだよwwwwww
ここまでタイトルから裏切られたSSは久しぶりだ
GJ!
さとりはアリスのために嘘をついて、その結果傷ついていると考えるんだ。
・・・苦労してるなあ。
そして無意識超覚醒でアリっさんイカロフラグですね把握しました。