「はっはっはー、今日も本を借りていくぜパチュリー」
「もっていかないでー。魔理沙は借りた本を一冊も返さないじゃない」
「私が死んだら返すぜ」
「そればっかり」
「いいじゃないか。私は人間、パチュリーは魔女。私は寿命が短いんだ。今のところ人間止める気もない。だから先に読ませてくれよ」
「そんなこと知るもんですか。私の本を返しなさい」
「へへん。実力で止めてみな」
「言われなくてもそうするわ。覚悟しなさいロイヤルフレアー!」
「うっひょー!」
「こら泥棒ねずみ、今日も本を持っていく気?」
「おっとばれちまったぜ。80年ほど借りるぜ!」
「死んだらかえす、ね。でもちょっと待ちなさい魔理沙。私が先に死んだらどうするの?」
「へ?」
「事故や病気で私が先に死ぬ場合もあるでしょう。自慢じゃないけど私は病弱よ」
「えええ、か、考えた事もなかったんだが…」
「そういう可能性もあるんだから。そうなったらどーするつもりかしら」
「…ど、どうするって…」
「魔理沙のせいで私は命より大事な本を読めずに死ぬのね」
「………」
「なんとか言いなさいよ」
「……う、ぐすっ」
「ま、魔理沙?」
「う、うう、うううう」
「ちょちょっちょ何泣いてるのよ!」
「あほぉ、お前が私より先に死ぬとか言うからだろぉ~…」
「いや…だからそうなったらどうするつもりかって…ああもう!もういいわよ!さっさと本を持っていって!」
「うわぁぁぁん、ありがとうぅ。絶対私より先に死ぬなよぉう?」
「うるっさい早く帰りなさい!」
「またくるぅううううわああああん」
「魔理沙のバカ。絶対私より先に死ぬくせに…ほんと自分勝手」
これでは少々物足りません
「魔女と小娘たち」の方を先に読んだせいもあると思いますが
<物足りない
この感想をいただけて嬉しいです。
自分が変に想像を膨らますと、逆につまらない話になるのかな…。
などと不安に思っていました。
これからも、ごにょごにょと駄文を書きますので、
よかったら暇つぶしにしてくださいまし。
あらあらかしこ