※星蓮船ネタを微量に含みます。
※あと、壊れが苦手な方は貴公自身のために回れ右。
映姫
「今月の各支部での仕事率結果が出ましたけど、また私たちが最下位でしたよ。誰のせいでしょうね、小町」
小町
「ボス、あたいは知ってるんですよ」
映姫
「?」
小町
「あたいが小休憩を取っているのをいいことに、ボス自身仕事サボってることを!」
映姫
「な、何を言い出すんです!?」
小町
「知ってるんですよ。この前、星蓮船体験版をDLしてやってましたね」
映姫
「!?」
小町
「しかも、EASYの癖に、2面突破できてませんしね」
映姫
「ッ!!?」
小町
「ついでに、ベントラーアイテムを敵だと誤解して一生懸命撃ち落とそうとしていましたよね」
映姫
「………………」
小町
「ボス、せめてマニュアル読む癖つけましょうよ」
-----ここから脳内ときめけ裁判所--------------------------------------------
(一同、指定の座について)
お奉行映姫
「皆の者、静粛に。これから脳内裁判を開始する」
裁判官映姫
「今回の裁判は、『なぜ被告人映姫はマニュアルを読まないのか?』について」
被告人映姫
「違う、私は悪くない、マニュアルが諸悪の根源よ!」
検察映姫
「お奉行、聞きましたかッ、被告人はマニュアルに全ての責任をなすりつけました!」
弁護士映姫
「異議あり! お奉行、今の検察の言い分は差別と偏見に満ちたものであります!」
裁判官映姫
「静粛に。各々、発言権が得られるまで勝手に話してはなりません」
映姫5歳
「えー、めんどくさーい」
フリーダム映姫
「裁判は形に囚われちゃ駄目だろ、常考」
アルバイト映姫
「竿屋~、竿竹~」
相槌映姫
「黙らっしゃい!」
裁判官映姫
「……えー、まず、これまでの調書を読み上げますので、各々、ご清聴ください」
相槌映姫
「イエッサー!」
裁判官映姫
「被告人映姫は、先日、マニュアルを読まずに星蓮船をプレイしました」
相槌映姫
「それでどうした?」
裁判官映姫
「これは幻想法第23条『全ての弾幕少女はreadme.txtを無視してはならない』に違反する可能性があります」
弁護士映姫
「異議あり! readme.txtとマニュアルは全く別物で、今回は23条は適用できません!」
裁判官映姫
「そこッ、勝手に発言しない!」
聞き間違い映姫ちゃん
「そこッ、勝手に発現しない!」
映姫5歳
「そーだよ、かってにしゃべっちゃだめなんだよー」
裁判官映姫
「さらに、映姫市条例の第4条に『全ての四季映姫・ヤマザナドゥは小町に後ろ指を指される行為を行ってはいけない』
とあります。その他、ラスボス同盟条例の第2条に『全てのラスボスはカリスマを失ってはいけない』ともあります」
映姫おぜうさま
「ま、当然よね」
メイドな映姫さん
「お嬢様、お静かにということですよ」
ネコ映姫
「にゃー」
お奉行映姫
(メイド、か……そういう選択肢もあるのか)
裁判官映姫
「その他、今回の一件は様々な法律に違反している可能性があります」
検察映姫
「これはもう、足の裏くすぐりの刑くらいでは済みませんぞ」
裁判官映姫
「ええい、勝手に喋るな!」
ネコ映姫
「にゃん?」
裁判官映姫
「ということで、今日は証人喚問を行いたいと思います。最初の証人、どうぞ」
映姫ファザー
「どうも」
被告人映姫
「とっつぁん! じゃなかった、パパ!」
映姫ファザー
「うちの娘は、昔からマニュアルを読まない子でした。呼吸方を覚えるのに4年かかりました」
アルバイト映姫
「マッチ、マッチはいりませんか? マッチを買ってください」
映姫おぜうさま
「あら、マッチだって」
メイドな映姫さん
「うちにたくさんありますわ」
映姫ファザー
「特に、漢字が今でも読めないんです。マニュアルは全部ひらがなでないと……」
被告人映姫
「やめてパパ、恥ずかしいじゃない」
映姫ちゃん聞き間違い
「やめてパパ、ハムらしいじゃない」
検察映姫
「おまえはもうボンレスハムだろう」
相槌映姫
「な、なんだって!?」
弁護士映姫
「つまり、彼女は漢字が読めなかった。情状酌量の余地は十分にあります!」
検察映姫
「異議あり! 被告人には漢字を勉強する時間は山ほどあったはずです!」
弁護士映姫
「異議あり! 最近の漢字は難しくなる一方です。あなたは『月兎遠隔催眠術』が読めますか?」
検察映姫
「それは日本語ではない、ウドンゲ語だ!よって読める必要は無い」
映姫5歳
「えいきよめるよ、てれめすめりずむでしょ?」
フリーダム映姫
「いやいや、"げっとえんかくさいみんじゅつ"だろ、常考」
弁護士映姫
「マニュアルに『Z+Pキー連打 ── 月兎遠隔催眠術』って書いてあったらどうするんですか!」
検察映姫
「そんな押しにくいキー配置するな!」
お奉行映姫
「いや、楽勝で押せるっしょ」
検察映姫
「とにかく、我々検察としては、チャーシューの刑が妥当かと主張する!」
相槌映姫
「馬鹿な、チャーシューの刑だと!?」
映姫おぜうさま
「ねえ、チャーシューの刑って何?」
メイドな映姫さん
「チャーシューの刑とは、囚人をタコ糸で縛って、秘伝のタレで長時間煮込む刑ですわ」
映姫おぜうさま
「まあ、美味しそうなのね」
映姫5歳
「えいき、ちゃーしゅーはだいすきだよ」
弁護士映姫
「異議あり! いくら何でもチャーシューの刑は重過ぎる!」
被告人映姫
「やめて煮込まないで」
映姫ファザー
「けしからん、いいぞもっとやれ」
ネコ映姫
「にゃー」
検察映姫
「いいや、これが妥当。裁判官、ご判断を!」
アルバイト映姫
「牛乳、牛乳はいりませんか?」
映姫ファザー
「牛乳は飲むものではなく、鼻から吹くもの」
大喜利の映姫
「山田くん、ファザーさんに座布団2枚持ってきて」
山田
「かしこまりました」
フリーダム映姫
「牛乳は、鼻から出たら大惨事だが、胸からd」
お奉行映姫
「天誅!」
フリーダム映姫
「アーッ」
相槌映姫
「無茶しやがって…………」
映姫5歳
「?」
アルバイト映姫
「あなたはその純心を失ってはいけません。お姉ちゃんと約束よ」
映姫5歳
「うんっ」
お奉行映姫
「これにて、一件落着!」
被告人映姫
「落着してないから」
映姫ファザー
「あとはおまえが縛られて煮込まれれば終わりだ、娘よ」
被告人映姫
「だから嫌です!」
アルバイト映姫
「でもさ、あなたがマニュアル読めばよかっただけだよね」
被告人映姫
「…………うん」
検察映姫
「ちなみに、この事件のほかに、被告人にはたくさんの余罪があると思われます」
弁護士映姫
「なにぃ!?」
被告人映姫
「う、嘘だっ」
検察映姫
「嘘ではないですよね、裁判官」
裁判官映姫
「えー、調べによりますと、被告人アイシクルフォールEASYに被弾したことがあるそうです」
検察映姫
「それって花映塚ラスボスとしてどうよ?」
被告人映姫
「あう、そ、それは……」
検察映姫
「他にも、バナナの皮で人は本当に転ぶのか、誰も見ていないところで実験したそうですね」
被告人映姫
「ど、どうしてそれを…!?」
検察映姫
「私に隠し事はできません!数々の失言も全部記録しています!」
被告人映姫
「や、やめなさい!」
映姫ファザー
「いや、気になるから言っちゃって」
検察映姫
「例えば『弾幕要素のない格ゲーなんて格ゲーじゃない』」
被告人映姫
「あうッ」
検察映姫
「他には『小町にカレーを作らせると麻婆豆腐ができる』」
被告人映姫
「あんッ」
検察映姫
「さらに『コーラは炭酸が全部抜けきった後が飲み頃』」
被告人映姫
「やッ」
検察映姫
「これだけ暴言を繰り返していながら罪を逃れるつもりか!」
被告人映姫
「あ……あぁ……」
映姫おぜうさま
「この裁判、決まったわね」
メイドな映姫さん
「そのようですね」
弁護士映姫
「くッ、弁護の余地がないだと!?」
検察映姫
「君のターンはもう終わったのだよ、弁護士くん」
裁判官映姫
「では、そろそろ判決の時間にはいりたいと思います」
ネコ映姫
「にゃーん」
裁判官映姫
「それでは判決を、お奉行」
お奉行映姫
「うむ。判決を言い渡す!」
相槌映姫
「どきどき」
お奉行映姫
「被告人、四季映姫・ヤマザナドゥは数々の失態失言を繰り返し、その行為は情状酌量の余地はない」
映姫5歳
「うん、そーだね」
お奉行映姫
「よって、最高刑もやむをえないとして、チャーシューの刑が妥当かと考えたが、しかし」
検察映姫
「しかし、だと!?」
お奉行映姫
「今日同席したメイドさんが思いのほか可愛かったので」
メイドな映姫さん
「まあ、光栄ですわ」
お奉行映姫
「被告人は、今日から地獄の閻魔を辞めてメイドさんになりなさい」
被告人映姫
「そ、そんな馬鹿なッ」
聞き間違い映姫ちゃん
「そんなバナナッ」
大喜利の映姫
「山田くん、映姫ちゃんの座布団全部没収!」
お奉行映姫
「これにて、一件落着!」
-----閉廷--------------------------------------------------------
映姫
「そうですわね。これからマニュアルを読んできますわ、ご主人様」
小町
「!?」
大丈夫だって映姫さま!
「マニュアルは攻略に行き詰った時に読めばいい」ってどこかの漫画家さんも言ってた!
それはいいとしてメイドいいよメイド
まで読んだ
→指される
小町が反省したから一件落着なのか?
こないだマニュアル読まずに星蓮船やった上に、炭酸チューハイは炭酸が抜けてから飲む自分は耳が痛い。
裁かれてくる。
ルナだと3面までたどりつけません・・・そんなノーマルシューター。
「コメントありがとうございました」
映姫5歳
「うんとね、えっとね、れすがえしのじかんだよ」
>01
このくらいなら誰でもやr(ry
>02
小町
「辛ければなんでもいいんだよ。そんなものさ」
映姫
「あらあら。では次回から私が手取り足取り教えて差し上げますわ」
小町
「(ビクビクッ」
>03
映姫
「漫画家…そういう選択肢もあるのか……」
>04
1週間後、そこには咲夜さんに弟子入りする映姫さんの姿が!
>05
にゃにゃにゃにゃーん
>06
5歳児にもメイドさんにもなれる映姫さん素敵。
>07
沸騰しちゃ、めっ、です。
>08
ありがとうございます。
久々の原点回帰でしたw
>09
誤字報告ありがとうございます。
マニュアル読まんかったのは私も同じ、一緒に裁かれましょう。
>10
ありがとうございます。
このシリーズは私の十八番なので嬉しいです。
>11
映姫さんだって女の子ですからw
>12
はたして……
>13
ぴちゅるのが怖くてベントラー捕まえられない
そんなチキンシューター。