(♪オープニング)
「…はぁいリスナーの皆様こんばんはー、今週も『黒谷ヤマメの今夜もミアズマ』の時間がやって参りましたー!」
「パーソナリティはお馴染み黒谷ヤマメでお送りいたしまっす!」
「そんでもって今日来て頂いたゲストの方がー…、誰だかわかります?」
「ちょっと一言だけお願いします」
『今日も朝からいい気分だ! 皆も幸せな一日を送ってね!』
「はい、とまぁ、今は夜なんですけどねー(笑)」
「今ので皆わかっちゃいましたよねー。最近声聞く機会が増えてきたあの方です!」
「という訳で、今週のゲストは水橋パルスィさんでお送りしまーす! どんどんぱふぱふー!」
『全てが妬ましい…死ねばいい…』
『…どうも、水橋パルスィよ』
「落差! このテンションの落差!」
『女は皆、女優なのよ』
「私も一応生物学上では雌に分類されてるんですけどねー(笑)」
「裏表が無いとか色々言われてますけどねこれが」
「おっと、ゲストより目立っちゃ駄目だったね(笑)」
『(苦笑)』
「はい、では水橋パルスィさん。今回地霊殿2ボスに抜擢されたと言う事でおめでとうございまーす(ぱちぱちぱち)」
『ありがとうございます。中ボスも兼ねさせて貰う事になってるわね』
「どうでした、地下の空気ってやつは?」
『空気も何も私達そこに住んでるじゃない』
「そうでした(笑)」
『ちょっと今のギャグは勢いが無かったわ(微笑)』
「(笑)」
「えっと、では妙なコントが一息ついたところでー」
『…ねぇねぇ』
「ん、どうしたかいね」
『アレやらないの?』
「アレとな?」
『あの…ヤマメのヤはー…ってやつ、ち、ちょっと楽しみに…』
「あ、あー、ああー、あれね、…あれちょっとリスナーの皆さんから評判悪かったんでー(苦笑)」
『…むぅ』
「ああもうパルスィかわいいよパルスィ!!!!!」
『へ?』
「ちょーっとノイズ入りましたねー、すいませーん」
「じゃあー、ノイズついでにやっちゃいましょっか」
『うっひょう』
「ごほん、はい、では行きますよ…、…ヤッマッメーのブフゥッ」
『え、え?』
「ケヒッ、駄目だこれ、寒さに耐えられなウゥフッ、吹く、うひゅ」
(マイクから離れた所で笑い声)
「けひゅっ、けひゅっ、ふぅ、…ふぅ、だめだ、酷いこれ(笑)」
『すいません、どなたかお水を…(笑)』
「あーいいのいいの大丈夫大丈夫ありがとう。…ゴグッ、ゴグッ、ゴグッ…」
「落ち着いた、ごめんなさいありがとう、落ち着きましたー失礼しましたー(笑)」
「なんだこれ、ひどい(爆笑)」
『無理しない方がいいんじゃないかしら…(苦笑)』
「あー、そですね、もうあれは封印芸にしましょう(苦笑)」
「おもんないですしねー(汗)」
「ごめんねパルちー」
『いいのよ』
「ねー。で、あれっ、何だっけ」
「そだ、地霊殿出場おめでとうございまーす」
『ありがとう、さっき聞いたわ。あと出場とは違うんじゃないかしら』
「(笑) ちょっと私大丈夫かな?」
『(笑)』
「そだそだ、今度こそあってる、パルスィさんの弾幕について」
「これ聞こうとしてたんですよ、してたところに」
「ブフゥッと、で飛んでっちゃったんだった」
『グダグダね(笑)』
「もうヤマズマはそれが味ってことで(笑)」
『ええと、私の弾幕ね? とりあえずテーマは”嫉妬”という事になってるわ』
「そこで名台詞!」
『パルパルパルパルパルパル…』
『ってなんでやねーん』
「出た、パルスィさんの秘技、ひ、秘剣、なんとも言えないノリツッコミ!」
『秘剣?(笑)』
「気の利いた単語が出てこない(笑)」
『と、それは置いといて』
「置いとかれましてー」
『シェイクスピアの戯曲に嫉妬を”緑色の目をした怪物”って表現してる一節があってね』
『それを意識して弾幕は全体的にグリーンな感じね』
「目に優しい」
『地下にやさしい、妖怪にやさしい、巫女に厳しい』
「(笑)」
『あとはあれね、大きなつづらを開けたならお爺さんが爆発した話とか色々とそんな要素も』
「なるほどなるほど。”嫉妬”っていう概念を弾幕で表すのはちょっと難しそうですねー」
『結構悩んだのよ…』
『でも不思議な事があって』
「不思議、というと」
『お酒飲んで気を失って次に気付いた時には枕元にスペルカードが置いてあったのよ』
「あー、それはあれですね、ブラウニーって妖精ですかね」
「〆切3時間前で力尽きたと思ったら入稿されてた、とかブラウニーのお陰なんですよ」
『あぁ、見たことあるかもしれないわ。あの眼鏡掛けてひょろ長くて酒瓶を抱えてる…』
「え?(笑) ちょっと未知の妖怪の話が…」
『あら、違うのの話してたかしら』
「謎の妖怪の存在が浮上した所でCM入りまーす(笑)」
『タイミング良いわね(笑)』
CM~
「え、もう喋っていいんですか」
「えっとえっと、白玉楼の魂魄妖夢ですっ」
「使用人の募集を、させて頂き、じゃなくて、しようと、あの、します」
「まともに働けるなら妖精でもだいじょぶです」
「えー、で、待遇は…え、あと3秒!? そんな、早
~CM
『今のCM生放送なの?』
「録音だよ」
『…録り直させてあげても…』
「必死さが出てていいじゃないか」
「っとマイク入ってましたー、ではCM明けまして続いてのコーナー!」
『続きましては?』
「お便り紹介コーナーだぁっ、サンキュッ!」
「今週もそこそこの数のおハガキどっさり頂いてまーす!」
『これが矛盾ね』
「では早速一枚目、じゃかじゃん!」
「えぇっと、ラジオネーム『インしたお!』さんからお便り頂きましたー」
「インしたお!さんありがとーぅ」
「インしたお! …フフッ。…したお! …フフフッ」
『…もしもし? ヤマメ?』
「こほん。えっとでは早速読み上げますとー」
「『DJヤマメさんこんばんは』、はーいこんばんはー。でもうちは音楽流さないぜーチェケダゥッ!」
『適当に言ってない?』
「DJってどんな感じですかね?」
『うーん…年中チェケラッチョとか叫びながら手を微妙に半開きにして前に突き出してるイメージが』
「この発言に関してのご意見・苦情は当番組では取り扱いませんのでご了承くださーい(笑)」
『酷い、ヤマメが虐める(笑)』
「『いつも楽しく聞かせて貰っています』、ねー、本当にありがとうございまーす」
「『ところでDJヤマメさんに質問なんですが、』はいなはいなー?」
「『そのマンダラ機動戦士みたいなスカートは何事ですか?』…」
『あぁ、似てる。似てる』
「…」
『膨らみ具合が…ヤマメ? ヤマメさん?』
「…」
『…放送事故?(苦笑)』
「お洒落だよ!」
「かわいいじゃん!」
「ちょっとしたアクセントだよ!」
「それを言うに事欠いてマンダラgndmってお前ぇぇぇ!!!」
「表出ろやァ!! 慢性腎不全にしてやんよクラァ!!!」
『こらっ(ぺちん』
「ヘぎッ」
『本番中』
「普通は頭を叩くと思うんだ…鼻って…パルちー鼻って…鼻血が…」
『※一応アイドルです』
「鉄の味、うぅ、申し訳ありませんでしたー、取り乱しましたー」
『ゲストに怒られるパーソナリティーってどうなのよ(苦笑)』
「でも『インしたお!』は絶対に許さない。ヤマメ殺法・曼陀羅円陣・高血圧症で血祭りにあげる」
『あんまりパロディに走るのも駄目だと思うわよ』
「自省します(笑)」
『笑うな』
「自省します」
『はい、ではちょっとしたアクシデントがありましたが続きまして2枚目のお便り』
「そ、それは私の仕事ですっ!」
『ラジオネーム…』
「No! ラジオネーム『因幡てゐ』さんからー! ヘーイ因幡てゐさんありがとー!」
「『ヤマメさんこんばんは、壷買いません?』、はいこんばんはー壷はお断りしまーしーてー」
「『あと、週一回10分放送って短くありません? 好きな番組なのでもっと長く聞きたいです』、あとって壷の方が大事なんかいっ(笑)」
『尺ねぇ。そういえばそろそろ終わる時間よ。あと2分くらい』
「ほげぇッ!? マンダラの話してたらえらい事に!?」
「えっと10分じゃ短い…ですか、うーん」
『確かにこの手の番組にしては短いとは思ったけど…、どういう事なのかしら』
「ぶっちゃけ私が一人で趣味で酒飲みながらやってる番組だしー、コーナーとか少ないからどうにもならんのよ(笑)」
「喋りで何十分も持たせられるほど口回らないしねぇ」
『知り合いという名のゲストと雑談した後にハガキ紹介をして終了、の流れね…。あと一分半』
「焦らせるねぇ(笑)」
「あれ、でもよく考えたら10分にこだわる必要もないんじゃないでしょーか?」
「垂れ流し電波だから後ろに何かつっかえてるなんて事も無いし?」
『それもどうかと思うわよ(苦笑)』
「まぁ、そですね。10分番組と決めた以上、そこは貫くことにしましょう。因幡てゐさんごめんなさーい」
「では続いてのお便りはー、ラジオネーム『ゆかりんじゅうななさい』から頂きましたー、ゆかりんさん17歳ありがとうござ…」
『あと一分だけれど』
「なうっ、ちょっと…これは…いや、行きましょう読んだからにはやり通しましょう。行きましょう」
「えーではゆかりん37歳さんからのお便り『ヤマメさんこにゃにゃちわー』、はーいこにゃにゃちわー」
「『毎週ヤマズマを楽しみに過ごさせて頂いてます』、どうもありがとうございまーす」
「正規放送じゃないんでねー、リスナーの皆様は神様のようなものなので(笑)」
『いわゆるゴッド(笑)』
「『今日はヤマメさんに悩みを相談したいのですが』、OK、地底の相談役、黒谷ヤマメさんが御相談に乗りまショウッ」
(エンディング)
『なんか鳴ってるわよ?』
「ああ、そうだった、30秒前にはもうエンディングが流れるんでした、いや、まだ行けます。まだまだ」
「えー、『最近部下に【実は辛い物が苦手なのよ】と告白したらその日の晩御飯にチゲ鍋を出されたんですが』」
「『これって信頼関係が上手く築けていないのでしょうか? 私は信頼を置いている部下なのですが…』、切ない話だねまたしかし」
『明らかに一方通行の信頼よね』
「わさびとかキムチとかそういうささやかな辛さならまだ偶然かもしれないけど、チゲ鍋かぁー…」
「あれじゃないでしょうか、その部下の方に普段厳しく当たったりとかそうい
たまにはこういったものも。あって困るわけでなし。悪い言い方ですが、地の文があるSSじゃないと認めないって人は、早々に読むのをやめればいいわけですし。ただ、見せ方、書き方にもよりますが。
自分はけっこう読めましたよ。こいつはパルスィなのか?とは思うところもありましたが。というか「(笑)」多いな。
これくらいのテンションの方が個人的には違和感が無い