Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

親の心、子知らず

2009/07/16 23:23:22
最終更新
サイズ
3.2KB
ページ数
1

分類タグ


白玉楼、縁側。
「ねぇ聞いてちょうだい幽々子。藍が私に生意気な口を利くようになったの」
「あらそうなの紫。ヒヨコみたいに貴方の後をついて回ってた、あの小さな子狐がね」
「あの子最近、自分の式を持ったの。だからご主人様ぶりたいのね」
「可愛いわね」
「ええ、あんまり可愛いものだから、二人きりになって、ちょっとイジメちゃった」
「ひどい主人ね。何をしたの?」
「昔みたいに抱っこしてあげたのよ。藍ったら真っ赤になっちゃって。もう、可愛いいったらないわね」
「きっと主人に似たのね。親馬鹿すぎてとっても可愛いわよ、紫」
「私をイジメないでね、幽々子」
「あなたの式に怒られちゃうから、我慢するわ」
「ところでお宅の妖夢はどうなの?反抗期とかは」
「どうかしら、もしかすると一生無いかもね。妖夢が私に向かって生意気な口を聞くなんて、
ちょっと想像できないわ」
「ふぅん」
「ほんとに妖忌の孫なのかしらって、心配になっちゃうくらい素直なのよねぇ。あの子」
「うふふ、貴方に信頼を壊すようでわるいけどねぇ。藍は時々、妖夢から貴方への愚痴を聞くそうよ。
幽々子のイタズラ好きには困る、何を考えてるのかわからない、って」
「あらそう」
「…なんだ、大して驚かないのね。つまらない」
「だってあの子、本当にわかってないんだもの。私のやる事なす事が全部イタズラやおふざけだと
思ってるのだから」
「はぁん?どういう事」
「私だって素直に本当の気持ちを表してる事もあるのに。そういう時でもあの子は信じてくれないのよ。
辛いわ」
「狼少年ってご存知。伝えたい事があるなら、はっきり言えばいいじゃない」
「どうせ伝わらないと思ってるからこそ、恥ずかしい事でも口にできるのよ」
「あら、以外と照れ屋さんなのね、幽々子」
「そうね。時々紫と藍がうらやましい。ああ、そうだ、決めたわ。私も妖夢を抱っこする」
「何よ突然。照れ屋さんの貴方にそんな事できるのかしら」
「どうせ妖夢は、またからかわれてるだけだと思うに決まってるもの」
「救われないわね。でも素直になれない貴方も可愛いわよ、幽々子」
「イジメないでね、紫」


数十分後。
「幽々子様、お昼ご飯の準備ができましたよ」
「ありがとう妖夢。おなか好いたわぁ~」
「あれ、紫様の分も準備していたのですけど、もうお帰りになってしまったのですね」
「私が全部食べるわぁ~。そうだ妖夢、ご飯の前に少し貴方に用があるの」
「はい?」
「こっちへきて、ほら、ここに座って~」
「ここにって…えっ、ひぇっ、ゆっ、幽々子様のお膝の上にですか!?」
「そうよ。早くいらっしゃい~」
「えぁ、そんな、だ、駄目です…できません…」
「あら、なぜかしら~?」
「だって、だって、主の、お膝に座るなんて事、許されるわけないじゃないですか…
お師匠に怒られます…」
「妖忌にはナイショ。二人だけの秘密よ~。それに座るのではなくて、抱っこするのよ~」
「だ、だだっ、抱っこっ。うう、幽々子様はまた私をからかって。もうやめてくださいよぅ、
恥ずかしいですよぅ」
「だって、可愛い妖夢が大好きなんだもの。だから抱っこさせて」
「またそんな…。幽々子様ぁ…お願いです、ご飯が冷えちゃいますから、ね、ね…」
「駄目~」
「う、う、う」
「早く~」
「ううううううう」
「早く早く~」
「ううううううううううううう、幽々子、申し訳ありませんっ!!!!!!!」
「へ?」
「獄界剣・逃   二 百 由 旬 を 一 閃!!!」
「ちょ」

妖夢は閃光と共にで白玉楼の彼方へ飛び去った。
幽々子の側の空間が裂け、スキマからにゅるっと紫が現れる。

「逃げられちゃったね、幽々子」
「もう、絶対に逃がさないんだから。妖夢待ちなさい~。死んでも逃がさないわよ~」
「頑張ってね~。それと突っ込まないからね~」

妖夢を追って飛び去る幽々子。
一人縁側に残る紫。

「食事より優先するなんて、妬けるわ」
公式イメージとはかなり違うけど、こんな幽々妖夢が好きです。

ところでいまだに東方妖々夢で紫と戦った事がありません。
藍が、藍が撃破できない。ああ。

お目汚し。
KASA
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
これはイイゆゆよむ!
2.名前が無い程度の能力削除
これはナイスなゆゆみょん

僕もfantasm中ボスの藍様に勝てない…
3.名前が無い程度の能力削除
誤字がありますよっと
「ありがとう妖夢。おなか好いたわぁ~」の部分は
「ありがとう妖夢。おなか空いたわぁ~」だと思いますよっと
いいゆゆみょんでしたね~