Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

冒涜の二つ名

2009/07/11 00:45:52
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 霧雨魔理沙とアリス・マーガトロイドは紅魔館へと急いでいた

 理由は二つ…二人の親友であり、

 またライバルであるパチュリー・ノーレッジに頼まれたから

 そしてもう一つは…

 レミリア・スカーレットの暴挙を止めるためであった



     ・・・



 事の起こりは単純な事…

 紅魔館の主であるレミリアが見つけた一冊の書物であった

 そこに書いてあったのは、外の世界の力の持ち主の一生であった

 読めば読むほど、レミリアは己の足りない物があることに気がついた

 始めは、その本の内容を少しずつ実戦するだけだった

 だが、それから少し日にちが過ぎる頃には

 紅魔館の内部でのレミリアの評価が変わり始めていた



     ・・・



 紅魔館にたどり着いた魔理沙とアリスは
 
 屋敷の異様な雰囲気に気がつく

 何時もなら門を強引に突破するはずなのだが

 その門番の姿が見えないのだ

 魔理沙がその事に気がつくと、門の前で箒から下りる

 それと同時に、門そばで待っていたであろう

 小悪魔が二人の前に姿を現して、二人を静かに図書館に案内した

 図書館の中に入った魔理沙とアリスがパチュリーの前にたどり着くと

 紅魔館の中の事を改めてパチュリーに聞いた



     ・・・



 パチュリーの話を聞いて、魔理沙とアリスは真剣な表情になった

 今はまだ、紅魔館と言う中だけの問題であるが

 どうやら近いうちに、レミリアが新たな
 
 二つ名を自らにつけようとしているらしいのだ

 それによって、レミリアは今よりも更に力を増すのだが

 問題はその二つ名をつける事で

 とんでもない存在の怒りを買う事になりそうだという事なのだ
 
 そのとんでもない存在の名前を
 
 パチュリーが恐る恐る魔理沙とアリスに話すと

 魔理沙とアリスが大急ぎでお互いの顔を向き合わせた

 そして、パチュリーの顔を向いて頷いて

 レミリアを説得する事に全面的に協力をする事に決めた

『自分達と同じ存在を作り出してはいけない…』

 魔理沙とアリスはその思いを胸に

 レミリアの待つ場所に移動を開始した



     ・・・



 テラスの上で優雅に紅茶を飲んでいたレミリアの元に

 自分の親友とその友達がやって来た事を咲夜が伝えてきた

 新たな二つ名についてなにやら大切な話があると言われて

 レミリアが紅茶をテーブルに置いて三人を招きいれた

 

     ・・・



 テラスに三人がやって来る

 そして、開口一番パチュリーがレミリアに告げた

 二つ名をつける事を止めて欲しいと…

 いくら親友でもその言葉は聞けない

 レミリアが不機嫌そうにパチュリーにそう告げる

 そう、これは久しぶりにレミリアが見つけた楽しい事なのだ

 かつての紅霧異変の頃と同じような力を取り戻す…

 いや、かつて以上の力を得る為の大切な儀式なのだ

 パチュリーとレミリアがお互いにらみ合う

 そして、レミリアがスペルカードを持ち出そうとした時

 魔理沙とアリスがパチュリーの前に出た

 レミリアが面倒そうに手にしたスペルカードを戻す

 魔理沙がレミリアに伝えた

 その二つ名を呼ぶ事によって、

 レミリアの存在が消えるかもしれない事を

 驚きを隠せないレミリアに対してアリスが更に伝える

 魔理沙とアリスの二人とも、自分の大切な人が消された事を

 そして、その悲しみを自分の大切な人に背負わせるのかと…



 魔女三人の必死の説得であった…

 暫しの沈黙の後…

 レミリアはため息をついて三人に告げた
















「わかった…ゴッドファーザー(神の父)と名乗るのは止めにするわ」
 どうも、脇役です…

 ゴッドファーザー…有名ですよね?
 そんでもって、翻訳してみたら
『神の父』ってでたのと、もう一つ
『神の主』って出たんですよ…つまり『神主』ww

 魔理沙とアリスの大切な存在?
 魅魔様と神綺様に決まってるでしょうが

 まあ、こうしてレミリアは神主の怒りに触れる事はなくなった代わりに
 かつての力…『カリスマ』は戻らなかったという事です
 
脇役
コメント



1.奇声を発する程度の能力削除
ああ、なるほど。
納得www
2.名前が無い程度の能力削除
なるほど w
3.名前が無い程度の能力削除
俺もDVD持ってるww
4.名前が無い程度の能力削除
なんという大親分www
5.名前が無い程度の能力削除
私はDark値が100になる事によって手に入る称号かと思いました。
『冒涜の力!ダーク・エボレウス!』