名前で呼んであげれば？

※文章力が小学生から進化してません
※独自設定多かったり、文章に脈絡がありません
※美鈴がそれなりに強いです

それでも暇つぶしに見ていただけるならどうぞ









「中国、さぼらない！」

「中国、出かけてくるわ」

「中国ー、あそぼー」

「中国、魔理沙をなんとかしてちょうだい」



門番の名前は紅美鈴、人は彼女を中国と呼ぶ。

「私は中国じゃなーい！」

…しかし、それでもみんな呼ぶ。





ここは紅魔館
ある時、霊夢が言った。

「レミリア、あんたその内、殺されるんじゃない？」

「は？何を言い出すのよ、霊夢」

「だってあんたたち、美鈴のこといつもいじめてるじゃない」

「別に、いじめてなんかいないわよ」

「あんたに自覚が無くてもそうでしょ、美鈴は名前で呼んでほしいって言ってるじゃない」

「ああ、だって中国じゃない」

「はぁ、それで殺されたら永遠の恥ね」

「だから、その殺されるとかなに？私を殺せる存在がどれくらいいるって言うのよ」

「でも美鈴がその気になったら、あんた殺されるでしょ？弾幕ごっこじゃなければ」

「おあいにく様、確かにあの子は弾幕ごっこじゃないなら強かったけど、私の勝ちだったわ」

「どうせ、夜でしょ？自分の得意な時間帯に勝って、何を偉そうにしてんのよ。それとも昼間に勝てるの？」

「う、しょ、しょうがないじゃない。吸血鬼なんだから」

「別に美鈴はあんたに合わせる必要はないでしょ。夜は逃げて昼間に攻める」
「でもあんたは違う、夜はいいけど、昼間は動けない」

「う、だからどうしたって言うのよ。私は一人じゃないのよ。咲夜やパチェ、フランだっているもの」

「美鈴が本気なら咲夜のナイフは通らない。咲夜には、鉄の硬さになった妖怪を殺せる力は無い」

「う！」

「パチュリーは魔法を唱える前にやられるわ。ていうか埃たてれば終わるんじゃない？」

「うう！」

「フランもあんたと同じで、昼はダメダメでしょ？」

「ううう！」

「つまり、美鈴が本気になれば紅魔館は落ちるのよ！」

「うーーー☆」

「そんな美鈴にあんたたちは何をしたの？名前で呼んでほしいっていう、ささやかな願いくらい叶えてあげなさいよ」

「で、でも、美鈴が私を狙うなんてことはありえないわ！私はそんな奴に門を任せたりはしないもの」

「そうね、昔は美鈴もあなたに忠誠を誓ってたかもしれない。でも、今のあなたに忠誠を誓うのかしら？」

「ど、どういう意味かしら？私にカリスマが無いって言うの！？」

「ピーマン、人参、セロリ」

「う！」

「一人で頭も洗えないし」

「うう！」

「おまけに自分勝手でわがままなんて」

「ううう！」

「そんなカリスマゼロ吸血鬼に従うと思うの？」

「うーーー☆」

「もしかしたら、明日にも下剋上されるんじゃない？」

「そ、そんな、ど、どうすればいいの！？」

「美鈴のことを、もっと大事にしてあげればいいんじゃない？」

「そ、そうすれば、大丈夫なのね？」

「さぁ？ま、私は帰るわね。それじゃ」

「咲夜！」

「はい」

「たった今から、美鈴のことを中国と呼ぶ奴は極刑よ」

「は？はぁ、そうみんなに伝えればよろしいのですか？」

「ええ、これには紅魔館の存亡がかかっているわ。情報伝達は正確になさい」

「わかりました。全員に徹底させるようにします」





数日後の博麗神社

「霊夢さーん！」

「あら、美鈴いらっしゃい。素敵なお賽銭箱はあっちよ」

「はい！この間ここでお祈りしたことが叶ったんです。本当にありがとうございました。ここにお参りしてよかったです」

「そう、良かったわ。でもお賽銭の額に応じて叶うか変わるから、あなた自身の行いのおかげよ」

「え、お賽銭ってそういうものだったんですか？」

「そうよ、だから大きな願い事があるなら、それ相応のお賽銭が必要になるのよ」

「へー、そうだったんですか。初めて知りました。じゃぁ、前回お財布を落としちゃったのが良かったんですかね？」

「そうね。知らない人も多いみたいだから、あなたの周りの人にも教えてあげて」

「はい、そうします！」

どうも、ぐだぐだと長くなってしまうことが多いので、会話文だけで作ってみました。分かるでしょうか？
自分で書くと自分で書いたから分かるんですが、はたから見ると分からないかもしれない。難しいです。

博麗神社ではお賽銭の額で全てが決まるそうです。私も財布ごと入れるので嫁がほしいです。