「い…いやぁ!?」
私は目の前の物を見て肩を震わせた
「おいおい…そんなに縮こまるなよ」
私のその様子を見て、目の前の人物がそう告げる
「ただ、お前にも私と同じ所に来てもらいたいだけなんだから」
目の前の人物…藤原妹紅がそう言って私…
蓬莱山輝夜にテーブルの上にあるお皿を指差した
「これ…手に入れるのに苦労したんだ」
そこには…大量の子供の死骸が…
「これ、用意に行きつけの飲み屋の店主を羽交い絞めにする事になってな?」
そこには…?ぎ取られた両手が…
「これなんか、わざわざ寝てる奴を起してまで用意したんだ」
そこには…大きな右手がごろんと転がっていた
「そうそう!これしゃぶると美味いんだ」
そこには…いくつかの目玉が…
「う…ううぅぅぇ」
目を背けていた物を改めて直視したせいで
私は胃から何かが込み上げてくる気がする
(なんで…なんでこんな事になったんだろう?)
確かに、妹紅と私は長い間殺し合いをしてきた
だが、それは昔の話でそのような事もかなり少なくなった
それどころか今では、一緒に話をするぐらいの仲にまでなったのに
(嫌がらせ?…それにしてはあまりにも…)
悪趣味すぎる
「な、なんで…」
こんな事を?と言う前に妹紅が口を開いた
「私はな…お前のように従事者が居たわけじゃなかったから
一人で生きていかないといけなかったんだ」
その言葉に、私は胸が痛んだ
ある程度は妹紅の自業自得ではあるが
私のせいで妹紅の人生が狂ってしまったのは確かだ
ああ…永遠と言う名の罪を受けるのは私だけでよかったのに…
「…輝夜…お前にも知って貰いたい」
…許しを請う事など許されない…
妹紅の言葉を聞いて、私は決心した
…妹紅の居る場所まで降りる事にする
私が泣きそうになりながら妹紅に頷くと
子供の死骸を手に取り目を瞑って齧った…
(甘い?)
口に広がる思わぬ甘露に私が驚く
そして、次の子供の死骸を手に取り食べる
「へへっ…なかなかの食べっぷりだな輝夜」
「…意外と甘いのね」
私は驚きながら、もう一つの物に手を伸ばす
コリコリとした歯ごたえが実に美味しい
次は大きな右手を手に取り齧り付いた
「この右手が特にうまいんだ」
妹紅の言葉を聞きながら、私は目玉に手を伸ばす
先ほど妹紅に言われたとおりに目玉の後ろをしゃぶりつく
「…美味しい」
「そうだろう?」
妹紅も嬉しそうな顔をしながら私を見つめる
(ああ…なんでこんな美味しい物を私は拒んでいたのだろう…)
私が名残惜しそうに最後の手をしゃぶりついていると
「ああ…明日も調達に行くから、輝夜も来てくれるか?」
妹紅が私に魅力的な提案をしてくれた
「良い場所があるのかしら?」
喜びを隠し切れない私の言葉に妹紅が口元をニヤつかせて告げる
「慧音の居る里があるじゃないか」
その言葉を聞いて私は更に喜んだ
「あア嗚…ハヤク明日ガ来ナイカシラ?」
もう骨だけになってしまった手をしゃぶりながら
私はそう呟いた…
なんだ?何を言っている?(ま)グロすぎるっ……!!過去にかなりのグロ作品を読んだことがあるが、これは違うっ……!!
圧倒的(ま)グロっ……!!
熊の手っておいしーの?おいちゃんテレビで、黄色くて、赤い上着の熊が、蜂蜜を貪ってるのは見たことあるよ!
あとがきのマグロに全力で笑いましたw
が、(ま)グロ注意で吹いたww
なかなかに酷いな
まあ、海産物だから紫経由だろうなw
過去SSの設定考えたら激昂ラージャン化しためーりんが飛び込んできそうだなw
ミスチー食べたいです。
狂気モノかと思ったらまさかの珍味www
そういえば隠居録続編まだですか?
やっぱり貴方の作品はいい・・・。
清々しい、晴れやかな気持ちだ
1番の目玉なのに…
(ま)グロ注意つぼッたwwwww
面白かったです
しかし正体の方も苦手という…