「霊夢。弾幕ごっこやりましょうよ」
お決まりの台詞だった。
彼女は毎日のように神社にやって来ては、この台詞を吐くのだ。
「朝っぱらからなんて嫌よ。大体、昨日もやったじゃない」
そりゃあ、私も弾幕ごっこは好きだ。
だって自分で作った遊びだし。それが嫌いなはずがない。
けれど、毎日のようにやってれば飽きる時は来るのだ。正直、疲れる。
「えー? いいじゃないですかー。やりましょうよー」
私のリボンを引っ張りながら催促してくる。
こんな時だけ人懐っこい笑顔が憎たらしい。
「ええい、鬱陶しい。それにあんた自分から弾撃たないじゃない」
「だって自分の弾が写るのは嫌ですし」
睨んでやると彼女――文は不満そうにぶーたれた。
こいつってば自分から誘ってくるくせにそんなことを言うから余計苦手だ。
別にそれはそれで楽しいけど、ひょいひょい避けられるからなかなか勝負もつかないし。
楽しむだけ楽しんで、今日はこんな写真が撮れましたー、で終わりなのだ。
自分が写ってるだけの写真なんて面白くもないが。
こいつが本当に嬉しそうな顔をするものだからつい、流されてしまう。
……これだから、流されやすいのに流されにくい性格は面倒くさい。
「仮にやるとして、手加減してあげるって言うし。あれ、本気出したらどうなるのよ」
「私が本気出したらこの辺一帯が吹き飛ばされちゃいます」
「そんなこと笑顔で言うな馬鹿天狗」
「馬鹿とは何ですか。本当のことなのに」
本当だから性質が悪いってこいつは分かってない。
こいつはやたら遜った嘘吐きのくせにこういう時は事実しか言わないから性質が悪いのだ。
「はあ……、何でそんなに弾幕ごっこなんかが好きなのよ」
なんとなく気になったので問うてみると、文が心底不思議そうに首を傾げた。
質問自体にではなく、何でそんなことを今さら聞くのかという表情で。
「だって、綺麗じゃないですか」
ほう、と幸せそうな表情をしながら文は、そう、口にした。
綺麗というなら、下手な弾幕よりその笑顔の方が、よっぽど――。
「なんか、なんてものじゃないですよ。あれら――弾幕らはとても綺麗なんですから。
みんながそれぞれの能力を最大限に引き出して、多種多様な形を見せてくれる。
人の弾幕を自分のものにしている魔理沙さんの弾幕だって、元の弾幕とは違うんです。
同じ弾幕でも、日によってまったく変わってくるんですよ?
私は、弾幕を綺麗なものだと思います。とても、美しいものだと思います。
それをこのカメラに残せるのも、ずっと眺めることができるのも、幸せなことだと、思います」
普段の明快なしゃべりはそのままに、どこかゆったりと語る口調は聞き取りやすかった。
ああ――確かに幸せなことなのだろう。
こんな表情をできることも、
そんな表情を見れることも、
きっと、とても幸せなことなのだろう。
文が愛おしそうにカメラを撫でる。それをただ見つめていると、急にそっぽを向いて。
「……あー、変に熱くなっちゃいましたね」
頭を掻きながら所在なさげに辺りを見回している。
「まあ、いいんじゃない? そこまで言われれば作った身としても幸せだもの」
「あはは、そうですか」
返しも何となくぎこちなかった。何だろう。これは、もしかして、照れているんだろうか。
「あんた、照れてる?」
気になったから聞いてみる。
沈黙は金と言うけれど、気になったことは聞くのがやっぱり一番だ。
「そんなことないですよ」
ふーん、と適当に聞き流してみる。
む、と軽く睨まれて、文は困ったように額を手で押さえた。
「何で、私が照れなきゃいけないんですか」
「いや、結構恥ずかしい台詞だったと思うけど」
おお、固まった。俯いているので残念ながら表情は窺えないのだけれど。
どんな顔だったにしろ、きっと真っ赤なんだろう。
だって首元まで赤くなってるし。どれだけ恥ずかしかったのやら。
心の中ではどうして言ったんだとか、そんな葛藤が渦巻いているに違いない。
「弾幕ごっこ、やる?」
「…………やりません」
「せっかくやる気になったのに」
こんな状況じゃ流石に出来ないらしい。私だったら言った奴に夢想封印かましてる。
まあ、いつもいじられてるお返しだ。とことん恥ずかしがってしまえ。
「今日はもう帰ります」
「待ちなさいって。お茶でも飲んでいきなさいよ」
「………………」
帰ろうとする文の手を掴んで引きとめる。
一瞬苦い顔をされたけれど、手を振り払うこともなく隣に座ってくれた。
うん。こういうとこは素直でいい。なんだかんだ言ってこいつは私のわがままを聞いてくれるし。
「はぁ」
笑っていると、文がこれ見よがしな溜息を吐いた。私への抗議なのだろう。
私が聞くはずもないのは分かっているだろうから、本気でついてる部分もあるのだろうけど。
「いいじゃない、減るもんじゃないし」
「……はぁ」
さっきよりも大きなため息。声からして帰ればよかったと滲み出ている。
「今さら後悔したって遅い。てか、少しは言葉をしゃべりなさい」
「何をしゃべれって言うんですか」
拗ねたように文が言う。そうね、とちょっぴり考えてから質問してやった。
「私のことはどう思う?」
「腋巫女ですね」
……確かにそうだけど。なんかもうちょっと面白い反応できないかなあ。
この状態ならさらっと恥ずかしい台詞吐くかと思ったのに。
「つれないわね」
「おかげさまで。もうあんなヘマするもんですか」
つーん、とそっぽ向かれる。
さっきのはヘマとして処理されたらしい。恥ずかしいけど、いいこと言ったと思うのになあ。
ず、とお茶を一口啜ってみる。文も私に倣ってか、一口。
実に和やかな時間である。いつもはもっと人が来るもんだけど、今日に限ってそうじゃなかった。
きっと悪趣味なみんなのことだから。
「――明日にはあんたの台詞が幻想郷中に広まってたりするかもね」
「はあ?」
思いっきり睨まれてしまった。何言ってんだこいつみたいな視線が刺さる。
口調も取材口調じゃなくて思わず素が出たのか、ぞんざいだった。
「……そんなことになったら私は自害しますからね」
一瞬、だけどそれを恥じるような沈黙の後、ぽつりとつぶやいた。
「もしもの話よ。そんな本気に受け取らない」
「あなたの勘はよく当たるんですから。もっと考えて発言してくださいよ」
「残念ながら、私は深く考えたことがないの」
「ああ、残念すぎる」
事実を返してやると、深刻そうな表情で頭を抱えてしまった。
この場合の残念って言うのはこの状況なのか、私の頭の中なのか。
どっちでもいいけど。
まあ、これはきっと当たらないだろう。そんな気がするのだ。
それに、さっきの言葉を聞いたのは、私だけだった方がなんとなく、嬉しい。
「とりあえず、自害させるくらいなら私が匿ってあげるわよ?」
「御免ですね。そもそもあなたが原因なんですよ?」
「責任転嫁すんな」
言わせたのは私だけど、言ったのはあんただろう。
「何かのせいにしなきゃやってられませんよ。狭量と思うなら思いなさい」
「狭量というか、八つ当たりね」
「その通りです」
何が悪いと言いたそうに睨まれる。
普段は悪気たっぷりのくせにその仕種には邪気がなかった。
「何を笑ってるんですか。
……ああ、自爆の果てに八つ当たりをした私が惨めなんでしょう。
分かります。私だってそんな輩がいたら笑い飛ばしてやりますから。それはもう、盛大に。
どうか、笑ってやってくださいよ。ほら! それはもう! 盛大に!」
「自棄になるな。卑屈になるな。あと、あんたは性格が悪い」
ここで笑ったら絶対泣くだろうし。すでに涙目になってる気もするし。
「あんたの考えてるようなことは一切ないから安心しなさい。
じゃあ、そうね。今日一日私の言うこと聞いてくれたら今日のことは二人の秘密で」
「……忘れるって選択肢は?」
「なし。忘れようとすると忘れられないのが人間だもの。
ま、口にしなきゃそのうち忘れるでしょ」
むう、と顎に手をあてて唸るもののその表情は複雑だった。
「それとも私との約束は信じられないかしら?」
「いや、それは信じますよ。あなたは嘘をつくような人間じゃありませんし。
私が不安なのはその状況を他の連中に見つかった時のことくらいで」
こいつ今恥ずかしいことをさらっと言わなかったか。
「あんたねえ。私がどんな理不尽な命令をするとも限らないのよ?」
「へ? ああ、そういう問題もありましたか」
呆れながら言ってやると、そんな一言だけで終わってしまった。
もしかして、こいつは本気で馬鹿なんじゃなかろうか。
「もっと慌てるなりなんなりしなさいよ」
「慌てる理由がありませんし。霊夢ならそれくらいの約束をしても平気でしょう」
やっぱり、馬鹿だ。
「何を根拠に……」
説明が面倒くさいのか適当にあははー、と笑ってごまかされた。
文が言ってることはつまり、私の突拍子もないそれに従うことには何の不安もないってことじゃない。
「……馬鹿」
「さっきから失礼ですね」
不満そうな目を見返しながらもう一回。
「馬鹿。あんたすっごい馬鹿。そんなんだから恥ずかしい台詞を吐く羽目になるのよ」
この馬鹿はこういう時にだけ嘘を言わないのだから、これだって、本当に思ってることなのだ。
「だから、どこが馬鹿なんですか」
いい加減苛立ったのか、視線をきつくしてこっちの言葉を待っている。
「そんなの自分で考えなさいよ。説明するのも面倒くさい」
それに視線をそらしながら答えてやった。
なんだかんだで、こいつは私のことを信頼してくれているらしい。
そんなだから変なところで油断して、こいつの言うところのヘマをやらかすのだ。
そんなの、面倒くさいというより、恥ずかしくて言える訳がない。
ついでに、そんな馬鹿が一人や二人じゃなかったりするのも困りものだったりする。
「……あー、本当、私の周りは馬鹿ばっかで嫌になるわ」
「説明もないんじゃ納得できないんですが」
「うるさい。一日言うこと聞くんだから言及しないこと。自分で考えなさい」
「……分かりました」
ここで大人しく聞いちゃうあたり、筋金入りだ。
妖怪ってのは約束やら契約やらにも律儀者だから困る。
「……はあ。で、思いついたはいいものの、命令とかないのよね」
元々言いふらすつもりもないし。気分とノリで発言するのは、やっぱり良くない。
「敬語で話しなさい、とかかしら。それっぽいのって」
「まあ、それはいつものことですが。山に侵入しない限りは、ねえ?」
ああ、そういやそうだった。文の素の口調なんて異変の時にしか聞いてない。
曖昧な言葉はさっきの失敗を誤魔化すためだろうから、忘れてやろう。
「じゃあため口で? でも、なんかそれは命令っぽくないし」
「特にないなら、自宅待機って手も……」
「逃がさないわよ。連絡手段なんてないし」
「む、流石に騙されませんか。残念です」
あんまり残念じゃなさそうだけど。
……だから、この微妙な信頼のされ方がむず痒いってのに。
「……とりあえず掃除してご飯でも作りましょ。命令はその都度思いついたらで」
「はい。でも、掃除なんて能力使っちゃえばすぐですけど」
「駄目。こういうのは綺麗にするだけじゃなくて掃除することそのものが重要なんだから」
「そういうものなんですかねえ。ああ、なんだか楽しくなってきました。密着取材みたいで」
「楽しいのは結構だけど。記事にするのは止めなさい」
「分かりました。しません」
えっへん、と偉そうに言う。
こいつの中じゃ、記事にしないのはかなり偉いことなんだろうなあ。
「よく考えたら神社でお昼食べるのは初めてですね。楽しみだなあ」
「あんたも一緒に作るのよ?」
「えー? ……でも、そうですね。今日の立場からすれば手伝ってもらえるだけ有り難いです」
「素直でよろしい」
「私はいつだって素直なのです」
「あっそう。――あ、箒一つしかないんだった」
どうでもいい会話を交わしながら掃除用具を取り出していたけれど、
そんな事実を思い出して、会話が途切れた。
どうしようかしら、なんてつぶやいてたった一つの箒を弄んでみる。
それを見た文がひょい、と私の手から箒を取って。
「なら、交代でやりましょうか。霊夢はお茶のお代わりでもお願いします」
「自分から掃除やるなんて、熱心ね」
「掃除なんて何十年ぶりですしね。やると決めたら楽しく、が一番ですから」
……こいつの家はどうなってるんだろう。部下かなんかに任せてるんだろうか。ちょっぴり謎だ。
気が向いたら掃除に行ってやってもいいかもしれない。気が向いたら。
「まあ、いっか。じゃあ心配だけど、よろしく」
「ん。任されました」
背を向けると早速楽しげに箒を掃く音がする。
うん。労いも込めていいお茶を入れてやるとしよう。
「……あー、お茶切れそうだったんだっけ」
お茶を淹れながら独り言を漏らしてみる。
お目当てだったお茶はあったけれど、これは本当に飲みたい時にしか飲まないとっておきなのだ。
つまり、今ここで私が言っているお茶とは普段飲むお茶のことで。
それも切れそうと言っても、先五日分くらいの蓄えはあるのだけれど。
けれど、私はお茶がないと生きていけないのだ。
五日間買いに行けない可能性だって出てくるのだから、用意されてないと落ち着かない。というか死ぬ。
「……文に買ってきてもらおうかなあ」
いやでも、ここで甘え過ぎるのも悪い。そもそもそういうのは性に合わない。
何より、お茶は次は何を飲もうかなんて吟味する時間も楽しいのだ。
「うーん……、明日でいっか」
うん。そうしよう。ついでに文に明日付き合えるか聞いてみよう。
「と、まずはこのお茶持ってかなきゃ」
流石はとっておき。とてもいい香りがする。
この短時間にどれだけ掃除できたかは知らないが、労いとしては充分だろう。
で、お茶を持ってった私が見たのは普通に綺麗な境内だった。
「えー? 何これ?」
ぶっちゃけた話、元よりも汚くなってるかなー、とか思ってたりしたのだけど。
だって、数十年ぶりとか言うし、期待しちゃうじゃない。
「何これといわれても、境内ですが」
「そりゃそうだけど、なんか普通でつまんない」
「そんなこと言うと魔理沙が泣きますよ」
「あいつの普通は普通じゃない」
未だ箒を掃きつつ、軽口をたたく文を手招きしてお茶を差し出してやる。
二回目のお茶タイムだ。私は働いてないけど、働いた後のお茶はより一層おいしいし。
文の顔が綻ぶのを見て、妖怪にもその法則が適用されるのを確認した。
「おいしいですね、このお茶。いつも飲んでるのとは違う気がします」
「実際違うのよ」
二つの意味で。
「へえ。お茶にもいろいろありますからね」
「銘柄とか? そういうのは分からないけど、おいしいおいしくないは分かるし」
私にとっては焼酎とウイスキーの違いもどっちがよりおいしいかだけだ。
「そういうことにこだわらないのは霊夢らしいですね」
「今のは褒められたのかしら?」
「この上ない褒め言葉ですとも」
そうは言うものの実のところはどうなのか分からないが。
笑いを抑えきれないような声からはそれほど嫌な感じはしないからよしとしよう。
「それにしても、あんた掃除は何十年ぶりって言ってなかったっけ?」
「言ってましたね。実際どれくらいぶりでしょうか」
うーん、とそれっぽいポーズをして考え込んでいる。嘘をついてるようには見えなかった。
「だったら、何でこんなに効率いいのよ」
境内を指差しながら言ってやる。
木の枝やらの大きいゴミがきちんとまとめられていて、目に見えるところにはゴミは見当たらない。
けれど、この分からすると見えない部分もちゃんと掃かれているのだろう。
もし、生まれつき要領がいいタイプだとしたらそれこそ魔理沙が泣いてしまう。
掃除に限っては、私も泣く。
「暇にかまけて何でもやってた時期がありまして。
飽きるほどやったことは体が覚えてるものなんですね」
「ああ、そう? それならいいけど」
「あや?」
何がだと言いたそうに首を傾げるけど無視。
体の経験値はなかなかのものらしい。頭は三歩で忘れるくせに体は覚えてるのか。
「私は三歩じゃものを忘れません」
「ありゃ。声に出てた?」
「顔に書いてありました」
「そんなに分かりやすいつもりはないんだけどなあ」
顔を触りながら言ってみる。文が喉をくつくつと鳴らして笑った。
「あなたに限らず、私の周りの人間はみんな分かりやすいですよ。
魔理沙も、早苗も。まあ、そこがいいんじゃないですかねぇ。私はそういうの、好きですよ」
「ネタになるからでしょう」
顔をそむけながら言うと、あー、と困ったような声がした。
「それは否定できませんが。好ましいのは本当です」
「……今日のあんたはらしくないわ」
「はい? そうですか?」
「そんなふにゃけた反応なあたり、余計に」
いつもならそんなこと言われれば、いい笑顔で反撃に転じるくせに。
「そうかも知れませんね。私も鬼の影響を受けたのか、平和ボケしたのか」
駄目ですねー、なんてつぶやいて空を見上げている。言葉の割に楽しそうだったのは気のせいだ。
「まあ、いいんじゃない? 私も好きよ。そういうの」
「そうですか。両想いですね」
「ふざけなさい」
「ふざけました」
私も空を見上げてみる。いつの間にか太陽がてっぺんに登っていた。
雲ひとつない、とまではいかないが、なかなかの快晴だった。
直射日光が酷い筈の境内はしかし、暑すぎないでそよそよと涼しい風が吹いている。
もしかすると隣の奴が能力を使っているのかも知れなかった。
あえて聞くような真似はしないけれど。
「……あー、お腹減ってきたなあ」
「いつの間にかお昼ですもんね。ご飯にします?」
「そうね」
その言葉に頷いて立とうとすると、肩を押さえられて無理矢理座らされた。
「何よ」
「今日は私が作りますよ。ここの食材を好き勝手に使って」
「……大丈夫?」
「やっぱり数十年ぶりですが何とかなるでしょう」
「不安だわ」
言っては見るものの。表情とさっきの掃除ぶりを見る限り平気だろう。
「まあいいか。任せたわよ」
縁側に寝っ転がって、それだけ言ってやる。
文が笑って台所に行くのを逆さまに見送った。
「――――白か」
聞こえてたら帰ってきた文に蹴り起こされるかなあ、なんて思いながら私は眠りにつくのであった。
そうなったら明日一緒に買い物行こう、なんて言ってごまかせばいいや。
たぶん、聞こえてただろうし。
百合でも百合で無くても、こういう互いに信頼している関係は読んでいて本当に楽しいし、心地良いです。
文と霊夢の組み合わせが大好きな私としては、本当に大好きなお話でした。少ないですから、この組み合わせ。
あぁ、良いSSをありがとうございました。
いいお話でした。ごちそうさま。