ケータイ小説が苦手、好き、という方は戻るボタンを押してください。
文章はとんでもなく変です。
キャラのイメージが違うかもしれませんので、気をつけてください。
たいした異変も起きず、暇で暇で仕方なかった霊夢は、昨日紫からもらった携帯電話というものを使って、実話を元に一本小説を書いてみることにした。それが意外に面白く、霊夢は寝食忘れて三日三晩文字を打ち続けた。
一週間後、霊夢は隅々まで推敲をすると、自慢げに紫に見せた。紫は思いっきり顔を顰めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〝マカブラフライティング〟 者著 天才巫女
『きゃー!! マジうけるんだけど↑↑!!』
アタシは魔理沙を見て言った。
魔理沙はアタシの友達の魔法使い。っつーか、こんな時代に魔法使いとか、マジびっくり仰天なんですけど!! 魚が喋ったような感じ? それ以外に表現のしようがないっつーか。マジ今日は星がきらめいてるし。
アタシは魔理沙に、雨漏り直してほしいっつっただけなの。でもね、あの子マジキュート!! あんまりにかわいいから、魔理沙大好き!! なんて言って抱き締めちゃうところだったし♪
魔理沙、星で塞ぐとかなんとか言って、屋根を粉砕しちまったの!! それでにやにや笑いながら空の彼方に吸い込まれちゃったんだよ!!
きっと、天国のお母さんの元に帰ったんだよね。
アタシ魔理沙のこと、一生忘れない。アタシ泣かないから。
魔理沙はアタシを強くしてくれた。
ありがとう魔理沙。
つーか話し変わるんですけど、紅魔館にマジプリティーな姉妹がいるの!! で、アタシお姉ちゃんの方のレミリア何とかって奴に訊いたの。
『メイド隊マジ便利じゃね? 二、三匹くれし♪』
「そいつは無理だね」
即答されて涙が止まらなかった。
アタシは泣いた。泣き続けた。すっごく悲しかった。多分、缶ジュースに蜘蛛が沈殿してたことぐらい悲いしと思う。だからわんわん泣いた。
こんなにも胸が苦しくて
どうしようもなく悲しくて
富士山みたいに辛くて
でも世間はアタシの涙に気付いてくれない。
マジオトナって卑怯。
で、気がついたらアタシは庭にいた。いつの間にか追い出されてたんだし。アタシは涙が止まらなかった。で、右見てみると門番がいたの。その門番はアタシに情けをかけてくれた。アタシに同情してくれた。この世に天使っているんだし。
でもやっぱり、アタシの心のスキマは埋められなかった。アタシはその門番を噴水に投げ込むと、来た道を引き返してみたんだし。
アタシを喜ばせてくれるものなんて、この世にない。アタシは心に傷を負ってる。世の中なんてもういやだ。オトナってマジ卑怯。でも改革なんてめんどいから次の人にバトンタッチだし!!
そんときだったし♪
たまたま鈴仙が森を歩いていたの。マジ偶然。
『薬売り? アタシもバリ手伝う♪♪!!!!』
でもやっぱり、運命の神様ってザンコク。
「別にいいよ、もう帰るところだし。ごめんね霊夢、姫様がおなか空かせて待ってるから、もう行くね」
また即行で断られた。
どうして? なんで? アタシよりも、輝夜の満腹度を測るほうが大事なの?
マジ意味わかんない。アタシ何かした!?
どうして運命の神様は、アタシをここまでどん底に突き落とすの!?
アタシの目からは涙が吹き出た。どす黒い悲しみの怨念が涙の味だった。
アタシは血の池の中で朦朧が意識とした。
アタシの側はマジグロかった。
アタシの心は悲しみにまみれてた。
アタシは地面に突っ伏して大声で泣いた。
頭の中だけど、道行く人がアタシの顔見て笑ってる。狸とか犬とか猫とか、草とか木までアタシの醜態を見て笑ってる。でもアタシは、受け入れるしかなかった。これが世の中、これが世間だったから。
だけど、そんなすさんだ(←漢字変換できないし)世の中でも、アタシ、信じられるものがあった。
それは、愛。
アタシは愛を求めて歩き続けた。
したら早速見つけたし♪
木の陰でのんびり眠ってる、ちびっ子剣士妖夢♪♪ アタシはさっそく、その肩を揺さぶったの。
『おっはー妖夢↑↑!! つうか聞いてくんね!? マジ最近の幻想郷は薄情だし!!!!!!!!!!!!』
妖夢目を覚ましたの。そしたら刀振られてマジ肩切ったし!!
『つうか傷害罪だし!!♪♪↑↑!!??』
アタシは肩を抑えてのた打ち回った。頭が大混乱した。でもよくよく考えると、あんまり切れてなかったのよね。でも血が出た。アタシは血まみれになった。
そしてアタシびっくりした。
妖夢が「ああ、ごめんなさい霊夢、てっきり敵かと思って」だなんて慌てた様子で、アタシの肩を支えてくれたもんだからさ。
アタシの右肩は、一ミリぐらい切れてた。常人なら普通に死んでる。でもアタシ、けっこうタフなんだ、生きることに関しちゃしぶといのかな。とにかくアタシは、生きてた。でもすごい意識が朦朧としてた。
「しっかりしなさいよ霊夢! 肩ちょっと切っただけじゃない!」
『ごめん妖夢、アタシもう、マジだめみたい…』
「あんまり変なこと言ってると、半霊でなでなでしますよ!」
『ごめんね妖夢、アタシ、神様に見捨てられちゃった…天国でまた会いましょう…アタシ、待ってるから』
本当にマジやばかった。アタシの意識は深い闇の底に沈んでいった。アタシは泣いた。きっとこれは、アタシへの神様からの罰なんだ。アタシが毎日、何をするでもなく縁側でお茶ばっかり飲んでるから…。
アタシは天国を見た。お花畑がマジすっごくて、真ん中に謎の石造が立ってた。それは魔理沙の形だった。魔理沙は天国でも、アタシのことを見ていてくれていたんだ。
そのとき気付いた。これが愛なんだ、て。
心の弱いアタシをいつでも見守ってくれてる、友達の愛。
愛って素晴らしいものなんだよ。
愛って生暖かいものなんだよ。
愛って卓球うまいんだよ。
愛って甘酸っぱいんだよ。
ありがとう皆。アタシ皆に感謝してる。
アタシ、みんなのおかげで成長できた。
世界を救えるのは愛だけなんだ、てはっきり思ったんだ。
ありがとう…………
気がついたらアタシは棺おけに入って土の中だった。
俗に言う、生き埋めとかって奴。
アタシは地面の愛に包まれた。
超キュークツ。
酸素が薄くなってきた。
マジうけるし♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「これを私にどうしろというのかしら」
紫は携帯電話をゴミ箱に投げ入れようとした。霊夢は急いで紫の右腕に組み付き、そこに握られている電話をもぎ取る。畳の上に座ると、泣き叫んだ。「この、お茶を飲む以外何一つ行動したくない優秀な巫女が、連日寝ずに文章を打ち続けたってのに、あんたはその努力を泡にするつもりかしら!」
「だけどこれはちょっとおかしいわ」紫は禁断のものを見てしまったかのような顔だ。「幻想郷の治安を守るものとして、このような危険なものは排除しなければなりません」
「何がどう危険なのかしら」
「月の狂気と似たようなものね」
「それは大変遺憾だわ!」
霊夢は叫ぶと、紫に殴りかかった。ドッシゴシャ! 紫は死なない。
霊夢は急に、スイーツが食べたくて気が狂いそうになった。そこで紫にお願いすると、「それならいい店があるわ」と言ってくれた。霊夢は携帯電話を背後に投げ捨てると、紫に飛びついて、二人で仲良く神社を出て行った。
二人がいなくなってずいぶん経ったあと、二人のやり取りを障子の側でずっと聞いていた魔理沙が、土足で家に上がりこんで携帯電話を拾った。一度、どこぞの店で盗んで、遊んだことがあったので、使い方はわかっている。
魔理沙は霊夢名義で、幻想郷の自殺サイトに書き込みをする。さあこれで数日後には、霊夢は絶叫の渦に飲み込まれるぞ、と魔理沙はにやにやしながら神社を飛び出した。途中何も無いところにつまづいて倒れたが、魔理沙は強い子だから、そんなものにはめげなかった。
後日、霊夢のうちに知らない人が五人くらい来た。彼らは文豪家らしく、書籍が売れなくて首を吊ったとか。つまりもう死んでおり、まだ死んでない霊夢を迎えに来たらしい。そこで霊夢は愛を教え、成仏させるために、あのケータイ小説を幽霊たちに見せてやった。幽霊たちは成仏した。玄関に残ったのは、たくさんの涙だった。
文章はとんでもなく変です。
キャラのイメージが違うかもしれませんので、気をつけてください。
たいした異変も起きず、暇で暇で仕方なかった霊夢は、昨日紫からもらった携帯電話というものを使って、実話を元に一本小説を書いてみることにした。それが意外に面白く、霊夢は寝食忘れて三日三晩文字を打ち続けた。
一週間後、霊夢は隅々まで推敲をすると、自慢げに紫に見せた。紫は思いっきり顔を顰めた。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
〝マカブラフライティング〟 者著 天才巫女
『きゃー!! マジうけるんだけど↑↑!!』
アタシは魔理沙を見て言った。
魔理沙はアタシの友達の魔法使い。っつーか、こんな時代に魔法使いとか、マジびっくり仰天なんですけど!! 魚が喋ったような感じ? それ以外に表現のしようがないっつーか。マジ今日は星がきらめいてるし。
アタシは魔理沙に、雨漏り直してほしいっつっただけなの。でもね、あの子マジキュート!! あんまりにかわいいから、魔理沙大好き!! なんて言って抱き締めちゃうところだったし♪
魔理沙、星で塞ぐとかなんとか言って、屋根を粉砕しちまったの!! それでにやにや笑いながら空の彼方に吸い込まれちゃったんだよ!!
きっと、天国のお母さんの元に帰ったんだよね。
アタシ魔理沙のこと、一生忘れない。アタシ泣かないから。
魔理沙はアタシを強くしてくれた。
ありがとう魔理沙。
つーか話し変わるんですけど、紅魔館にマジプリティーな姉妹がいるの!! で、アタシお姉ちゃんの方のレミリア何とかって奴に訊いたの。
『メイド隊マジ便利じゃね? 二、三匹くれし♪』
「そいつは無理だね」
即答されて涙が止まらなかった。
アタシは泣いた。泣き続けた。すっごく悲しかった。多分、缶ジュースに蜘蛛が沈殿してたことぐらい悲いしと思う。だからわんわん泣いた。
こんなにも胸が苦しくて
どうしようもなく悲しくて
富士山みたいに辛くて
でも世間はアタシの涙に気付いてくれない。
マジオトナって卑怯。
で、気がついたらアタシは庭にいた。いつの間にか追い出されてたんだし。アタシは涙が止まらなかった。で、右見てみると門番がいたの。その門番はアタシに情けをかけてくれた。アタシに同情してくれた。この世に天使っているんだし。
でもやっぱり、アタシの心のスキマは埋められなかった。アタシはその門番を噴水に投げ込むと、来た道を引き返してみたんだし。
アタシを喜ばせてくれるものなんて、この世にない。アタシは心に傷を負ってる。世の中なんてもういやだ。オトナってマジ卑怯。でも改革なんてめんどいから次の人にバトンタッチだし!!
そんときだったし♪
たまたま鈴仙が森を歩いていたの。マジ偶然。
『薬売り? アタシもバリ手伝う♪♪!!!!』
でもやっぱり、運命の神様ってザンコク。
「別にいいよ、もう帰るところだし。ごめんね霊夢、姫様がおなか空かせて待ってるから、もう行くね」
また即行で断られた。
どうして? なんで? アタシよりも、輝夜の満腹度を測るほうが大事なの?
マジ意味わかんない。アタシ何かした!?
どうして運命の神様は、アタシをここまでどん底に突き落とすの!?
アタシの目からは涙が吹き出た。どす黒い悲しみの怨念が涙の味だった。
アタシは血の池の中で朦朧が意識とした。
アタシの側はマジグロかった。
アタシの心は悲しみにまみれてた。
アタシは地面に突っ伏して大声で泣いた。
頭の中だけど、道行く人がアタシの顔見て笑ってる。狸とか犬とか猫とか、草とか木までアタシの醜態を見て笑ってる。でもアタシは、受け入れるしかなかった。これが世の中、これが世間だったから。
だけど、そんなすさんだ(←漢字変換できないし)世の中でも、アタシ、信じられるものがあった。
それは、愛。
アタシは愛を求めて歩き続けた。
したら早速見つけたし♪
木の陰でのんびり眠ってる、ちびっ子剣士妖夢♪♪ アタシはさっそく、その肩を揺さぶったの。
『おっはー妖夢↑↑!! つうか聞いてくんね!? マジ最近の幻想郷は薄情だし!!!!!!!!!!!!』
妖夢目を覚ましたの。そしたら刀振られてマジ肩切ったし!!
『つうか傷害罪だし!!♪♪↑↑!!??』
アタシは肩を抑えてのた打ち回った。頭が大混乱した。でもよくよく考えると、あんまり切れてなかったのよね。でも血が出た。アタシは血まみれになった。
そしてアタシびっくりした。
妖夢が「ああ、ごめんなさい霊夢、てっきり敵かと思って」だなんて慌てた様子で、アタシの肩を支えてくれたもんだからさ。
アタシの右肩は、一ミリぐらい切れてた。常人なら普通に死んでる。でもアタシ、けっこうタフなんだ、生きることに関しちゃしぶといのかな。とにかくアタシは、生きてた。でもすごい意識が朦朧としてた。
「しっかりしなさいよ霊夢! 肩ちょっと切っただけじゃない!」
『ごめん妖夢、アタシもう、マジだめみたい…』
「あんまり変なこと言ってると、半霊でなでなでしますよ!」
『ごめんね妖夢、アタシ、神様に見捨てられちゃった…天国でまた会いましょう…アタシ、待ってるから』
本当にマジやばかった。アタシの意識は深い闇の底に沈んでいった。アタシは泣いた。きっとこれは、アタシへの神様からの罰なんだ。アタシが毎日、何をするでもなく縁側でお茶ばっかり飲んでるから…。
アタシは天国を見た。お花畑がマジすっごくて、真ん中に謎の石造が立ってた。それは魔理沙の形だった。魔理沙は天国でも、アタシのことを見ていてくれていたんだ。
そのとき気付いた。これが愛なんだ、て。
心の弱いアタシをいつでも見守ってくれてる、友達の愛。
愛って素晴らしいものなんだよ。
愛って生暖かいものなんだよ。
愛って卓球うまいんだよ。
愛って甘酸っぱいんだよ。
ありがとう皆。アタシ皆に感謝してる。
アタシ、みんなのおかげで成長できた。
世界を救えるのは愛だけなんだ、てはっきり思ったんだ。
ありがとう…………
気がついたらアタシは棺おけに入って土の中だった。
俗に言う、生き埋めとかって奴。
アタシは地面の愛に包まれた。
超キュークツ。
酸素が薄くなってきた。
マジうけるし♪
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
「これを私にどうしろというのかしら」
紫は携帯電話をゴミ箱に投げ入れようとした。霊夢は急いで紫の右腕に組み付き、そこに握られている電話をもぎ取る。畳の上に座ると、泣き叫んだ。「この、お茶を飲む以外何一つ行動したくない優秀な巫女が、連日寝ずに文章を打ち続けたってのに、あんたはその努力を泡にするつもりかしら!」
「だけどこれはちょっとおかしいわ」紫は禁断のものを見てしまったかのような顔だ。「幻想郷の治安を守るものとして、このような危険なものは排除しなければなりません」
「何がどう危険なのかしら」
「月の狂気と似たようなものね」
「それは大変遺憾だわ!」
霊夢は叫ぶと、紫に殴りかかった。ドッシゴシャ! 紫は死なない。
霊夢は急に、スイーツが食べたくて気が狂いそうになった。そこで紫にお願いすると、「それならいい店があるわ」と言ってくれた。霊夢は携帯電話を背後に投げ捨てると、紫に飛びついて、二人で仲良く神社を出て行った。
二人がいなくなってずいぶん経ったあと、二人のやり取りを障子の側でずっと聞いていた魔理沙が、土足で家に上がりこんで携帯電話を拾った。一度、どこぞの店で盗んで、遊んだことがあったので、使い方はわかっている。
魔理沙は霊夢名義で、幻想郷の自殺サイトに書き込みをする。さあこれで数日後には、霊夢は絶叫の渦に飲み込まれるぞ、と魔理沙はにやにやしながら神社を飛び出した。途中何も無いところにつまづいて倒れたが、魔理沙は強い子だから、そんなものにはめげなかった。
後日、霊夢のうちに知らない人が五人くらい来た。彼らは文豪家らしく、書籍が売れなくて首を吊ったとか。つまりもう死んでおり、まだ死んでない霊夢を迎えに来たらしい。そこで霊夢は愛を教え、成仏させるために、あのケータイ小説を幽霊たちに見せてやった。幽霊たちは成仏した。玄関に残ったのは、たくさんの涙だった。
しかもつまらないのはケータイ小説風だからではありません。
別にそれでおもしろくなるわけじゃないけど
若くないぞ、ここらへん
しかしべらぼうにウザイなこの語り
いや普通に上手いよこれ
辺りから腹筋が崩壊したw
キャスティングミスな感じは否めないですね
あと、こういう文章ネタだと誤字脱字が仕様なのかミスなのかわからんwww
これはゆかりんのミス!