Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

魔女はイメージ商売なんです

2009/06/15 09:27:01
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「また本を借りにきたぜ」
「今日こそは通しませんよ!」

今日も今日とて魔理沙は紅魔館を訪れていたが、

「何でまだ復旧してないんだ?」

いつもならば魔理沙が立ち去った後、すぐに紅魔館の門は復旧されているのである。
しかし今日は、あたりのガレキこそ片付けられているものの、
いかにも間に合わせといった生成りの木材で覆われているだけ。
紅魔館全体が統一された色彩で荘厳さをかもしだしている分、門のみすぼらしさが目立っていたのだ。

「どっかの誰かさんが毎度毎度壊していくせいです!」

美鈴が憤慨したようにいった。
美鈴は門番である。門に関してのスペシャリストである彼女は、人の出入りだけでなく、門そのものの修理も職掌の範囲なのだ。
最近は魔理沙が進入してくるたびに門を破壊していくので、いいかげん彼女も門を直すのにうんざりしていたのだ。

「貴族の懐は探るもんだと思っていたが、最近はそんなに寒いのか」
「紅魔館の財力はそのくらいではびくともしやしません。どっかの誰かさんが毎回壊すせいで直すのが追いつかないんです」

美鈴も門の修理だけやっていればいいわけではなく、門番隊のマネジメントからフランドールの遊び相手、紅魔館調理部の助っ人に
花畑の管理など、意外と仕事は多いのである。今回は美鈴が忙しく、復旧が間に合わなかったようだ。

「まあ私には関係ないことだぜ。今日も突破させてもらうとするか」
八卦炉を構え、スペルカードを準備する魔理沙。

「ううー。魔理沙さんには人の心はないんですかー!」
美鈴も構えはするが、唇がかみ締められている。門番を職とするものとしてはやりきれないのだろう。

「お前は魔女に何を期待してるんだぜ?」

酷薄な笑みを浮かべてマスタースパークを放った。










































いやごめん悪かったって、最近は門番が工夫してるせいか手加減できなくってさ。
あんなに苦労してるとは思ってなかったんだ。
お前ならレミリアに具申できるだろ?
門番に特別休暇やってくれないか?その間に修理手配しとくから。
これから気をつけるし、物は壊さないよう努力するから。

あとこれ今週分の写本な、悪いないつも借りっぱなしで。
一応私のサマリーもつけとくから。
魔女同士だとセーフ
でもアリスには(別の理由で)素直になれない魔理沙がイイ!
アステルパーム
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
アイデアとしては悪くない。
が、本の強奪が実は普通の貸し借りであったとすると、単純に美鈴を虐待しているだけとなる。
これはちょっとアウトだなー。
2.名前が無い程度の能力削除
せっかくアイデアで膝を打ったのに、コメント見て気分悪くなった。
アウトとか何様。
3.名前が無い程度の能力削除
取り敢えずタイトル3000回復唱する義務を与えってやろう
4.名前が無い程度の能力削除
つまりこう言いたい訳だな
魔女は名実共に糞っ垂れ 魔女狩りに遭うのがお似合いだ