永遠に紅い幼き月

※注意書き※
・この作品は詩というか詞というか独白というかそのような形式となっています
・あなたの中のレミリア像を損なう可能性があります
・大丈夫なので読むという方はそのまま下へどうぞ
　だめという方はブラウザーで戻るをどうぞ









「永遠に紅い幼き月」


ねぇ　何をそんなにおびえているの
何も怖がることはないわ
今夜は隣にいるから
はやく　手をとりなさい
楽しい舞踏会の時間よ
誰も私たちをとがめないわ
だめよ　笑ってみせなさい
私と一緒にいるのでしょう？
大丈夫　全てうまくいくわ
私に任せなさい


踊る踊る　月の下で
回る回る　夜空の中へ
きっと世界が祝福している
星くずがまるでライスシャワーのよう


さぁ　安心して私におぼれなさい
私の心は深いわよ
ずっとずっと深い闇
一度落ちたら抜けれない
あなたを離さないわ
あなたの全てを包んであげる
だから私の中に来なさい
こんなにも月が紅いから




ねぇ　なぜそんなに泣いているの
何も悲しむことはないわ
ずっと手をつないでいるから
そう　強く抱くの
優しく抱き返してあげる
誰もがうらやむわ
みて　きれいでしょ
私の瞳に映るのはあなた
あなたの瞳に映るのは私
もう私しか見えないでしょ


手と手をつないで
心と心をからめて
ずっと一緒につくっていく
未来はまるで飴細工のよう


さぁ　安心して私を受け入れなさい
私の心は鋭いわよ
ずっとずっと鋭い槍
一度刺さったら抜けない
あなたを離さないわ
あなたの全てに入ってあげる
だから私を中に入れなさい
あなたの運命は私のもの



あなたと私はひとつ
あなたの心は私の虜
ずっとずっと離さないわ
もうあなたにあなたはないの
あるのは私だけ
あなたの全ては私のもの
誰にも渡さない



さぁ　夜はまだ始まったばかりよ

まずは最後まで読んでいただきありがとうございます。初めての投稿となります、流浪詩人です。

タイトルからもわかるようにレミリアお嬢様を意識しています。
また作中の「あなた」は特定の誰かはイメージしていません。そのため「あなた」が何かは読者の皆様にお任せします。
それがたとえ従者であれ、親友であれ、はたまたお菓子であれ、あなたであれ。
あなたの思うままに。

最後に、カリスマがあろうとなかろうとどんなお嬢様も大好きです。

追記
このような形の作品ばかり書いているのでたぶん１発ネタになるかと。
そのため他のメンバーもある程度できていますが投稿はこれだけになると思います。

セプテットの調べを聞きながら。