「ふふ、今日も良い一日になりそうね」
「?」
「やだ霊夢ぅ。 そんな怖い顔しないでよぉ~。
ほら、月を御覧遊ばせ?」
「うわ、気持ち悪いその口調」
「あら、この私が直々に、こんな見窄らしい神社まで来てあげたって言うのに、随分な言い草ですわねぇ」
「しょうがないわねえ、全く……。
お帰りはあちら、素敵な賽銭箱はこちらよ。
相手してあげるから、終わったらとっとと帰ってね」
「じゃあ遊んでくれる?」
「断る」
「……ハァ。 全く、相変わらず容赦無いわねえ霊夢も……。
だったら蝙蝠になってあなたの周りを飛び回っちゃうわよ?」
「帰らないと夢想封印よ?」
「嫌だったら嫌だ」
「拗ねないの。
ほら、お菓子あげるから帰りなさい?」
「う~……」
「全く、本当に子供みたいな奴ねぇ……」
「遊んでおくれよー、暇なんだよー」
「あんたと遊ぶほど、私は暇じゃないの」
「じゃあどうしたら遊んでくれるって言うのよ!」
「人の話を聞け」
「じゃあ弾幕ごっこ」
「嫌よ、着替えたばかりだし」
「だったら、のんびり月光浴でもしましょうよ」
「もうすぐ日付が変わっちゃうじゃないの」
「あらそうなの。 まあ私には関係無いわ。
さっき起きたばっかりだし」
「生憎だけど私はこれから寝るのよ」
「霊夢ったら酷いわねえ、こんなにも月が紅いってのに。
遊びましょうよ」
「全く、何言ってんのよ。 ほら、とっとと紅魔館に帰りなさいよ」
「残念だけどね、霊夢。
既にあなたの運命も私の物よ」
「? 変なレミリアねぇ」
「うふふ……」
すごいなぁ…ただただ感心
\すげぇ/
凄い
ですが、そのせいで中身がお粗末になってしまっているのが、ちょっと残念。
うまいとしか言いようがないです~。
トリックSS好きとしては驚愕せざるを得ない
ですがそれに気を取られて作品自体は中身がなく、正直お粗末な出来になってしまっています。
そういうのもあるのか
こういう場だからこそ出来るネタですな
でも若干無理矢理な感が否めないのも確かか……w
これはすげえやw
正直ここまで御感想を頂けるとは思いもしませんでしたので、とても嬉しいです。
ですが、”技巧に凝る事に専念し過ぎて肝心の内容がお粗末になってしまっている”と言うのは否定出来ません。
元々この作品も『そういえばこういう書き方もあったなぁ、自分もちょっとやってみよう』と思って書き上げた物です。
ですが、その際に作品の内容についてある程度の妥協をしてしまった事も事実です。
この創想話プチには、素晴らしい発想力を発揮され、その上で中身も確りと作り込まれた作品が幾つもあります。
改めて見返してみると、それらとの差を思い知らされました。
お読みになられた方にも、『もうちょっと何とかなったんじゃないの?』とお思いの方もおられる事でしょう。
ネタとして見れば面白くても、文章的に面白いかと言われれば疑問符が付く。
これでは作品としてどうなのか。
発想力だけじゃいけない。
文章力だけでもいけない。
まだ私の腕では、この二つを両立させる事が出来ない。
皆様のお陰で、それを痛感させられました。
お褒めの言葉を下さった方、欠点を指摘して下さった方、皆様本当にありがとうございます。 m(__)m
次こそ、皆様を納得させられるような物を書き上げられる様に頑張ります。
見事見事
この発想にはかなわんなー独創的でイイw
これはイイ発想w