「皆さんこんにちは!
このチャンネルでは東方F1最終戦の模様をお送りする予定でしたが予定が大幅にずれ、現在コースの最終チェックと予選を行っている状態です。ので、当番組では放送時間を延長してお送りいたします。
具体的には1・2日は最低でもかかると思われますが、いっそのこと予備日に移動させたほうがいい気がしてきました・・・・・・。時間通りにこのチャンネルに来てくださった方々には重ねてお詫び申し上げます。
ではここで一旦コマーシャルです」
~ ~ ~ ~ ~
幻想郷。
そこは平和。
楽園。
そのはずだった。
「戦闘のあったことを伏せるのは何者でしょうか?」
射命丸は傍らにいる幽香に尋ねる。
「あのね・・・・・・結界の先といえば、人間だらけの外の世界か月の妖怪しかないのよ?」
「外の世界とは、妖怪拡張計画以来、完全に切り離されたじゃないですか」
幻と実体の境界と博麗大結界、二つの結界によって。
「霊夢さん!そんな戦い方していたら堕ちますよ!?」
「大丈夫よ」
「霊夢さんは私のパートナーです。一人で戦うと何しでかすかわかりませんから」
「一番戦いたくないのは風祝なのよ。彼女には外の世界に恋人がいたらしいの」
しかし、堕ちる早苗。
「早苗っ!?」
間をおかず、耳に入る無線。
「警報、警報!ウォードック全員、至急神社に集合!」
緊急連絡。
「何があったんです?」
「幻想郷の結界が消滅した」
「霊夢、編隊の指揮を取りなさい」
「いいえ、指揮は魔理沙が。私は後ろを守る。もうパートナーを落とさせないわ」
「うろうろしてるんじゃない!ここは戦場だ、そこらじゅうにいる敵に食われるぞ!」
「くっ、ナイフの本数が足りない!」
「こちら妖夢、出撃します!」
「気をつけなさい、護ってあげるわ」
「作戦の目的を伝える!それは、
外の日本及び、
月面本土侵攻である!」
「どうするの白黒、私はあなたについていくわ」
「魔理沙って呼ばないと」
「宇宙ロケット?」
「『伝説の悪魔』と符合するような敵・・・・・・」
迫る弾幕。
「霊夢、バカ!!」
「そんな、そんなはずがない!」
※
私も、その伝説の一部なら知っている。
それは、おとぎ話
謎の物体。
「見なさい。相変わらずこんなもの作りをしているのね、あいつらは」
「あいつら?誰なんです、あいつらって?」
ラーズグリーズ
それはおとぎ話の世界の悪魔
「魔理沙はラーズグリーズの悪魔のことを信じますか?」
「外の世界から来る悪魔だ!」
「おとぎ話が現実になる?幻想郷じゃ当たり前だが、こんなの聞いたことないぜ!?」
「あなたたちが相手にしているのは『ラーズグリーズ』のようです」
おとぎ話は、現実となる。
歴史が大きく変わる時、弾幕少女『ラーズグリーズ』はその姿を現す
始めには弾幕の悪魔として。
悪魔はその力を持って大地に弾幕を降り注ぎ、やがて消える。
しばしの眠りの後・・・・・・
『ラーズグリーズ』は再び現れる
結界を破壊したのは誰なのか。
――――馬鹿いってんじゃねぇです!目の前の地霊殿が見えてんですか!?――――
幻想郷の危機。
――――前方に月の兎部隊――――
月からの侵攻。
――――第二波接近中!ダメです、衝撃に備えてください!――――
それぞれの決意。
――――私は豊姫様、依姫様を護る。同意する者は私に続きなさい!――――
誰もが道化。
――――憎しみは憎しみしか呼ばない、その結果がこれよ。私たちに成す術はないの?――――
戦う少女達。
――――寂しすぎる最後の出撃ね――――
そして、終幕。
――――ここは私たちの幻想郷よ!――――
先には何があるのか。
ACE TOUHOU ~THE UNSUNG HISTORY~
200⑨年、上映予定
このチャンネルでは東方F1最終戦の模様をお送りする予定でしたが予定が大幅にずれ、現在コースの最終チェックと予選を行っている状態です。ので、当番組では放送時間を延長してお送りいたします。
具体的には1・2日は最低でもかかると思われますが、いっそのこと予備日に移動させたほうがいい気がしてきました・・・・・・。時間通りにこのチャンネルに来てくださった方々には重ねてお詫び申し上げます。
ではここで一旦コマーシャルです」
~ ~ ~ ~ ~
幻想郷。
そこは平和。
楽園。
そのはずだった。
「戦闘のあったことを伏せるのは何者でしょうか?」
射命丸は傍らにいる幽香に尋ねる。
「あのね・・・・・・結界の先といえば、人間だらけの外の世界か月の妖怪しかないのよ?」
「外の世界とは、妖怪拡張計画以来、完全に切り離されたじゃないですか」
幻と実体の境界と博麗大結界、二つの結界によって。
「霊夢さん!そんな戦い方していたら堕ちますよ!?」
「大丈夫よ」
「霊夢さんは私のパートナーです。一人で戦うと何しでかすかわかりませんから」
「一番戦いたくないのは風祝なのよ。彼女には外の世界に恋人がいたらしいの」
しかし、堕ちる早苗。
「早苗っ!?」
間をおかず、耳に入る無線。
「警報、警報!ウォードック全員、至急神社に集合!」
緊急連絡。
「何があったんです?」
「幻想郷の結界が消滅した」
「霊夢、編隊の指揮を取りなさい」
「いいえ、指揮は魔理沙が。私は後ろを守る。もうパートナーを落とさせないわ」
「うろうろしてるんじゃない!ここは戦場だ、そこらじゅうにいる敵に食われるぞ!」
「くっ、ナイフの本数が足りない!」
「こちら妖夢、出撃します!」
「気をつけなさい、護ってあげるわ」
「作戦の目的を伝える!それは、
外の日本及び、
月面本土侵攻である!」
「どうするの白黒、私はあなたについていくわ」
「魔理沙って呼ばないと」
「宇宙ロケット?」
「『伝説の悪魔』と符合するような敵・・・・・・」
迫る弾幕。
「霊夢、バカ!!」
「そんな、そんなはずがない!」
※
私も、その伝説の一部なら知っている。
それは、おとぎ話
謎の物体。
「見なさい。相変わらずこんなもの作りをしているのね、あいつらは」
「あいつら?誰なんです、あいつらって?」
ラーズグリーズ
それはおとぎ話の世界の悪魔
「魔理沙はラーズグリーズの悪魔のことを信じますか?」
「外の世界から来る悪魔だ!」
「おとぎ話が現実になる?幻想郷じゃ当たり前だが、こんなの聞いたことないぜ!?」
「あなたたちが相手にしているのは『ラーズグリーズ』のようです」
おとぎ話は、現実となる。
歴史が大きく変わる時、弾幕少女『ラーズグリーズ』はその姿を現す
始めには弾幕の悪魔として。
悪魔はその力を持って大地に弾幕を降り注ぎ、やがて消える。
しばしの眠りの後・・・・・・
『ラーズグリーズ』は再び現れる
結界を破壊したのは誰なのか。
――――馬鹿いってんじゃねぇです!目の前の地霊殿が見えてんですか!?――――
幻想郷の危機。
――――前方に月の兎部隊――――
月からの侵攻。
――――第二波接近中!ダメです、衝撃に備えてください!――――
それぞれの決意。
――――私は豊姫様、依姫様を護る。同意する者は私に続きなさい!――――
誰もが道化。
――――憎しみは憎しみしか呼ばない、その結果がこれよ。私たちに成す術はないの?――――
戦う少女達。
――――寂しすぎる最後の出撃ね――――
そして、終幕。
――――ここは私たちの幻想郷よ!――――
先には何があるのか。
ACE TOUHOU ~THE UNSUNG HISTORY~
200⑨年、上映予定
幻想郷にもモナコみたいなコースってできるのかな?
咲夜や輝夜に頼むとか。