Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

MPの回復

2009/04/08 08:45:36
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「…はあ…」
 
 魔法の森に住む七色の魔法使いがため息をついた

「どうしたんだ?アリス」

 その事を遊びに来ていた白黒の魔法使いが問いかける

「…なんだか最近ちょっとね」

 自律人形の作成も此処最近はやる気が起こらないし
 料理をしても不注意で焦がして、掃除をしてもバケツをひっくり返す

「調子が悪いのよ」

 此処最近、どうも調子が悪い

「確かに最近のアリスは調子が悪そうなのはわかるぜ?」
「…魔理沙にもわかるぐらいなら、相当重症ね」 

 もっとも、二日に一回の割合で泊まりにきてるのだ
 むしろ、わからない方がおかしくもある

「でも、魔理沙も相当調子が悪そうよ?」
「…やっぱりわかるか?」

 アリスに声をかけられた魔理沙も机に突っ伏して答えた

「ええ、最近強奪もしてないみたいですし」
「失礼だな、借りてるだけだぜ?…死ぬまでな」

 何時ものような魔理沙の返答だが、どうも声に力が無い

「それに、ここ数日私の家から出てないし」
「…今日も泊まるぜ」

 どういうわけか知らないが、二人とも腐っていた

「…このままじゃいけないわね」

 魔理沙と同じくテーブルに突っ伏したアリスがそう呟く

「…だよな~」

 魔理沙もそう言って、テーブルから離れない
 そのまま、ぼ~っとしていたのだが

「あっ!?」
「きゃ?な、なによいきなり」
 
 唐突に、魔理沙が何かを思い出してテーブルから顔を上げて
 その声に驚いたアリスも思わず顔を上げる

「わかったぜアリス!」
「なにがよ?」
 
 相変わらず気だるそうなアリスに対して
 魔理沙が声をかけた

「MP不足だ!」
「あっ!?」

 魔理沙の言葉に、アリスが声を上げた

「そうだぜアリス…私達最近、MP回復してないだろ?」
「そうだったわ…MPの事すっかり忘れてた」

 原因に気がついて、二人とも頷きあう

「忘れてたぜ…昔に比べれば随分、MPの最大値が増えてたから」
「そうね…もう随分とMPを回復してなかったわね」

 原因がわかったのなら話は早かった
 二人とも大急ぎで準備を整えると

「それじゃあ、魔理沙…私は数日間居ないから」
「ああ…でもアリスは随分時間がかかるんだな」
「仕方ないでしょ?MPの最大量が大きい分、回復に時間がかかるのよ」

 魔理沙の方がMPの最大値は少ない
 その分、回復させるのにそこまで時間がかからないのだ
 
「…さて、そしたら私は行くわね」
「ああ、しっかりと回復させてくるんだぜ」
 
 アリスがそう言うと、MPの回復をさせる場所に向かって行った
 魔理沙がそれを背後から見届けてから

「…さて、私も回復させに…ちょっと時間が早いか?」
 
 魔理沙も箒に跨ってから、MPの回復には
 少し早すぎる事を思い出して

「そうだな、久しぶりに紅魔館にでも向かうか」

 紅魔館のほうに向かって移動を開始した









「到つき~…っと…あれ?」

 紅魔館の前にたどり着いた魔理沙だが
 何時もとちょっと様子が違っていた

「…門番の奴何処に行った?」

 門の前で構えている人物の姿が見えないのだ
 何時もなら、有無を言わないで突っ込んでいくのだが
 居ないとなると、ちょっと心配になる

「あら?魔理沙じゃない」

 そんな魔理沙に意外な人物が声をかけてきた
 
「…パチュリー?」
「久しぶりね…」
 
 普段なら図書館の中で本を読んでいるはずのパチュリーが
 珍しく太陽の光りがあたる、門の前で出会ったのだ

「どうしたんだ?何時もなら図書館から出ないのに」
「ええ、今日は数年ぶりに本格的なMPの回復に努めてきたのよ」

 そのせいかどうかは分からないが
 喘息で苦しそうな普段に比べて
 今はかなり健康そうな姿に見える

「…今日はすごく調子が良いから、弾幕で負ける気がしなわね」
「今日はやめておくぜ」

 魔理沙が早々に降参する
 MP全快に近いパチュリーと
 MPが底を突きかけている自分とが戦っても
 勝てる見込みは少ない…というよりも負けるだろう

「今日はMPの回復をしに行くから、それが終ってからな」
「そう…運が良かったわね、今日攻め込んでいたら酷い目に会ってたわよ」
「何でだ?」

 パチュリーが少し残念そうに魔理沙にそう伝えたので
 魔理沙が不思議そうに伝えるとパチュリーがそう伝えた

「…今日はレミィとフラン…そして咲夜もMPを回復させる予定なのよ」
 
 その言葉に、魔理沙が心底攻め込まなくて良かったと安堵した…
 MPの回復を邪魔したら、その三人に全力で屠られる事になっただろう

「それで?本を読んでくつもりかしら?」

 何時もよりも健康そうなパチュリーが魔理沙に声をかけるが

「そう思っていたんだが、すぐにでもMPを回復させた方が
 良い気がしてきたからすぐにMPの回復に向かうぜ」
 
 魔理沙がそう言って、門の前で箒に跨ったのを見て 
 パチュリーが少しだけ残念そうに『そう』とだけ答えてから

「私も今日はMPの回復の余韻に浸る事にするわ」
 
 そう伝えてから、門の前で座り込んで本を読み始めていた
 多分、今日は門番の代わりなのだろう
 パチュリーのその姿を見届けてから

(さて、私もそろそろMPの回復に向かうか)

 紅魔館の前から目的地に向かって飛び始めた








「…よし、たどり着いたぜ」

 箒に乗った魔理沙がたどり着いた場所は

「あら?魔理沙じゃない、久しぶりね」
「よう、霊夢」

 煎餅を齧りながらお茶を飲む巫女の居る神社
 ぶっちゃけるのなら、博麗神社であった 

「それで?一体何しに来たのよ」
「ああ、MPの回復に来たぜ」

 少々迷惑そうに伝えてくる霊夢に対して
 魔理沙がそう答えると、霊夢が少しだけ寂しそうな顔になる

「そう……多分、裏の方だと思うわ」
「そうか!それじゃあちょっと行って来るぜ」

 そんな霊夢の表情に気がつかずに
 魔理沙が神社の裏方に走っていった
 そんな姿を見届けてから、霊夢がお茶を啜って呟いた

「…私には、必要がない代物だからね…」
 霊夢が呟いたその言葉はとても寂しそうだった












 博麗神社の裏の方にある小さな池…
 そこに、魔理沙にとってのMPの回復の場所があった
 その場所に向かって魔理沙が走りだす
(見つけた!)

 見つけた目標に向かって魔理沙が走りこむと
 目標の者も、魔理沙の事を確認したようだった
  
「魅魔さま~」
「おお~?魔理沙じゃないかい!?」

 MPの回復できる場所…
 自分が無条件で甘える事が出来る者の腕の中に飛び込む魔理沙

「魅魔さま~魅魔さま~♪」
「ん~?どうしたんだい魔理沙…」
「うふふっ…MPの回復に来たんだぜ?」
「そうかいそうかい…それじゃあ、しっかりと回復しておきな」 

 猫なで声で魅魔の胸元で頬擦りをする
 魔理沙の頭を魅魔が嬉しそうに撫でる

 









 結局丸一日、魔理沙はMPの回復のために費やす事になった



「魅~ママ~♪(ごろごろ)」
「よしよし…魔理沙は良い子だねぇ(なでなで)」
 MPとはつまり…


「魅魔(MIMA)ポイントだぜ?」
「何言ってるのよ魔理沙!魔界神(MAKAISINN)ポイントよ!」
「…むきゅ…二人とも違ってるわよ美鈴(MEIRINN)ポイントよ…」
「えっ?守矢ポイントでは?」
「あやや…椛モミモミポイントですよね?」


 マザーポイントの略ですよ!







 おまけ




(私は博麗の巫女…中立を保ち、甘えを許されない)
 だから、MP等は関係ない…
 だが、この寂しさは拭う事は出来ないだろう…

 今さっき、魅魔が魔理沙と一緒に飛んで行った
 その後姿を見て、私はそう思った

 母など私には居ない…だが、耐えねばならない
 全ては、幻想郷のため…それが博麗の巫女の運命なのだ

(…なのになんで…)

「なに泣いてるのよ?霊夢」
「…あんたが出てくるのよ…」
 こんなタイミングで背中から抱きしめてきた
 隙間妖怪に文句を投げかける
「…貴方の心に隙間が見えたからついね…」
「………」 

 何時もは胡散臭いのだが、今日に限ってはそれにすがりたくなる
 声が出せないのは僥倖だ…今喋ったら多分泣くだろう
 だから、抱きしめてきた隙間妖怪の手に自分の手を乗せる

(…暖かい…)
 
 博麗の巫女も幻想郷の母の前に
 今だけはMPの回復に勤める事にした
 
 流石に、その空間を邪魔する無粋な輩は存在しなかった
 MPの回復中は、誰も邪魔をしてはいけないのだ…






 どうも、脇役です…
 MP=マインドポイント×
    マザーポイント○
 つまり、幻想郷の少女達の力の源は母親の偉大な愛の力だったのだよ!
 よし、それじゃあ作者もMPの回復のために幻想郷のお母さん達に…


神綺「アームロック」
魅魔「ヘッドロック」
美鈴「ドラゴンスリーパー」
レティ「ベアーハッグ」
永琳「フロントチョーク」
紫「スリーパーホールド」
神奈子「チキンウイング・フェイスロック」

『どれを受けたい!?』



 しまった?幻想郷のお母さん達を怒らせてしまった!?
 くっ…此処は俺が攻撃を塞ぐから皆は逃げてくれ!
 全ては私の責任だ!甘んじて全ての攻撃を受けてやる!

 さあ来い!読者の皆は俺が守る!                  
脇役
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
へっ……お前だけにいい格好させるかよ!!俺もいくぜ!!
2.万葉削除
マザーポイント! これは色々と掻き立てられるものがありますね。脇役様、貴方の犠牲は無駄には致しません!
3.名前が無い程度の能力削除
MP不足者はおまえだけじゃないんだぜ
4.アイス削除
脇役の事は忘れんぞ…
総員退避!
5.名前が無い程度の能力削除
魔理沙だけMORITIKAポイントでも回復する気がしてきたw
6.名前が無い程度の能力削除
ふっ……脇役程度にはここは任せられんよ。
さあ! 俺が食い止めるているうちに行け!
7.引用の間違いを指摘する程度の能力削除
>到つき~

魔理沙が幼く感じるので「到着」にしましょうよ。
そして…まさか紅魔館メンバーのMPは全部美鈴ポイントなのか?
…うらやm、いや恐ろしい。
8.名前が無い程度の能力削除
無、無茶しやがって…
9.名前が無い程度の能力削除
俺にもその大役…任せてくれないか?
10.名前が無い程度の能力削除
負担は小さいほうがいいでしょう?
美鈴は私に任せろ!!残念ながら私では一人食い止めるのが精一杯だが、決して手を出すなよ?美鈴と二人切りの邪魔だけh・・・げふんげふん、後は任せたぞ?
11.名前が無い程度の能力削除
そして脇役はヘブン状態!!(二つの意味で)
12.Jupiter削除
>マザーポイント
最初魔法使いだけだったから騙された・・・w

脇役さん!後は頼んだ!
13.名前が無い程度の能力削除
あんたにだけ良い恰好させるかよ!
神綺様は俺に任せな!
14.名前が無い程度の能力削除
神綺様・魅魔様・紫・美鈴なら森近氏が色々と回復してくれてますよw
15.ルル削除
先生!
ゆゆ様と衣玖さんと勇儀姐さんとさとり様は「お母さん」に入りますか!?
16.名前が無い程度の能力削除
これ他の人たちでもやってほしい。
17.名前が無い程度の能力削除
脇役氏にとってはMUTYASIYAGATTEポイントに違いない
18.奇声を発する程度の能力削除
脇役さんや皆さんがかっこいい!!!!
19.名前が無い程度の能力削除
ここまで来てそれはないだろう。

皆でなら、生き残れるさ
20.時空や空間を翔る程度の能力削除
皆はどれだけの屍を乗り越えて・・・

良いだろう・・・私も一人の屍となろう!!
さぁ~、いざ逝かん!
21.名前が無い程度の能力削除
うん。
時には、おかあさんに甘えたいよね。
22.名前が無い程度の能力削除
なるほど、マザーポイントね


僕も行くとしようか
レティさんの相手は任せろ
23.謳魚削除
>>「~軽んじて全ての攻撃を~」→「甘んじて」だと思うのです。
軽んじてはお母さん方に失礼ではないかと。
娘さん方『母の前に先ずは私達の屍を超えて逝け!冥府も結界も突き抜けて、熱く滾れよ小宇宙!』
『ドーターエクスクラメーション!』
こんな展開が脳裏によぎりますた。
24.プリズムライト削除
MOEポイントだと思った俺は負け組みだなw
25.名前が無い程度の能力削除
脇役が無理はするな!
神奈子様と美鈴は村人Fの俺が引き受けた
26.名前が無い程度の能力削除
無茶しやがって…
くっ…!まだゆうかりんが残っている!ここは俺に任せろ!
27.幻想と空想の混ぜ人削除
待つんだ! 諏訪子様が後ろに! う、うおぉぉぉぉ!!
28.名前が無い程度の能力削除
ほのぼのした話を読み終えると、そこは戦場だった…
29.名前が無い程度の能力削除
MP
マジックパワー
マインドパワー
マナパワー
ミッシングパワー

様々なパワーがあれど、今までマザーパワーなる偉大なる力があっただろうか
いや、無い!
30.名前が無い程度の能力削除
ママポイント
31.名前が無い程度の能力削除
天子は
「あぁん♪もっと…ぶってぇ」
MAZOパワーか
32.名前が無い程度の能力削除
なるほど、「甘えられるところ」って意味ですねw
33.名前が無い程度の能力削除
だれか霖之助呼んで来い!このままじゃ負けちまう!
あの技が発動すればきっと幻想郷の母達だってひとたまりもないはず・・・
34.名前が無い程度の能力削除
魔理沙はMP最大値が少ないって事はそれだけお母さんっk(マスタースパーク
アリスは気丈に振る舞うけど甘(トリップワイヤー


例え運命を、時間を、曜日を敵に回し、この存在を壊されようとも、我らは美鈴を取る!そう決めたのだ!
35.名前が無い程度の能力削除
幻想郷のお母さん方は最強クラスだな。
MPは面白かった。