Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

幼女神スワッコ

2009/03/26 23:19:03
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「んふぅ…私は目が覚めたぞー」

チュン、チュンと雀のさえずりが聞こえる。
朝の爽やかな日差しが窓から差しこむ気持ちのよい朝だ。

ごく一般的な、質素な和室。床の間には掛け軸が掛けてある。読めないが。
その部屋の主、洩矢諏訪子。
妖怪の山の神様の一人である。
実はこの神様、幼女なのである。
少女どころではない。幼女、幼女神。
あの凹凸の無い幼女体系、あどけなさが残るその童顔!

彼女は、淡い桃色にカエルの模様があしらわれた寝巻を脱ぎ捨て、着替えを始めた。
いつも通りの青を基調としたツーピースにさりげなく座る蛙。彼女らしい。

「おはやう早苗!」

早苗と呼ばれた人物。この神が住まう神社で家事をこなす風祝である。

「おはようございます、諏訪子様。今日はずいぶんとご機嫌がよろしいですね」

「うん。今日はね、おもしろい夢を見てさぁ」

「そうだったんですか。してそれは一体どのような?」

「んとね、安田さん(蛙・独身・42)をいじめる氷精を(ねっとりねっとり)して仕返しをする夢」

ぼっ、と早苗の顔が赤くなる。

「えっちなのはいけないと思います!!」



普段通り神社で朝食を済ませた彼女は、暇つぶしにと散策に出かけた。
しばらくふよふよと空を飛んでいると、興味深い人物を見つけた。

「あ、洩矢様。おはようございます」

「おはやう椛くん。仕事に励んでいるかい」

椛くん。下っ端哨戒天狗の犬走椛だ。
頭には、ぴこんと立つ彼女らの象徴の犬耳と、さらりと流れる銀髪。
胸にはふわふわとした毛飾りをつけ、おしりには尻尾が垂れている。

「はい、しっかりと山の警備をしております」

「よろしい、ご褒美だー♪」

「わっ、わふぁっ…」

ご褒美、と言いながら彼女は見回り天狗の背中にしがみつき、犬耳をふにふにと触りはじめた。

「やっ、やめてくださいよぅ…はぅん…っ」

「なんかきもちいー。なんで私の耳はこんな耳じゃないんだろ。私も生やしてもらおうかな?」

しばらく触り続け、飽きたらまた散策。
そうこうしている内にもう太陽は真上に達していた。

「おなかすいたー。かえろっと」







「おかえりなさい、諏訪子様」

「諏訪子か。おかえりんこ」

「ただいま○こ!」

「( ゚д゚)」

「( ゚д゚)」

「(゚д゚ )」

「「「(゚д゚)」」」

「おひるはオムライスですよ」

「わ、わーい。私オムライスが大好きなの」

「……」

「いただきます!」

「い、いただきまーす!」

「いただきます…」

カチャカチャと食器の触れ合う音がする。それ以外は、息苦しいほどの無音。


「ね、ねぇ、かなちゃん、私何か悪いことしたかなぁ…?」

「あ、いや、なに、諏訪子は悪くないんだ」

「そうですよ。神奈子様もそんなにショックを受けなくても…」

「そうだな…。悪い悪い、なんだか空気を濁してしまったみたいだ。気分を切り替えて食事といこうか」

「うん。オムライスおいひぃよオムライス」





「かなちゃんやー」

「なんだい、諏訪子」

昼食を摂り終えた二柱は、縁側で戯れていた。
この二柱、遥か昔にたいそうな戦を繰り広げたようだが、その昔の姿はここにはなかった。
あるのは、母娘のように戯れる和やかな姿だ。

「ひざまくらして、ひざまくら!」

「しかたのない子だね。ほら、おいで」

「うぅん♪」

「それにしてもいつまでも変わらないねぇ、諏訪子は」

「それは私の特権だよ。それよりも、かなちゃん」

「ん?」

「私のことも、すわちゃん、って呼んでくれないかなぁ?やだ?」

「ん、いやじゃないぞ。すわちゃん」

「やったぁ♪かなちゃんだいすきよ」

「うん…お前って、可愛い顔してるなぁ」

「え?」

「いやなに、気にするな」
かなちゃんがすわちゃんとフュージョンするところまで幻視した。
どうしても見たい方は右手でボクシングをしながら左手を鼻に突っ込み、パンを尻に挟みながら『命を大事に!』と叫んでください。幻想はあなたの心に。


しんっです。書けば書くほどに内容が薄まる気がします…。おお怖い。
しんっ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
手でボクシングをしながら・・・・・>
グルグルwそれはやっちゃいかんww
2.名前が無い程度の能力削除
>ただいま○こ!
言い切ったなすわちゃん…w
3.名前が無い程度の能力削除
よし作者、書けば書くほど変態っぷりが出る理由を今北産業で今度こそ説明をしてもらいたい。
ただし、無邪気な諏訪子に萌えたから許すwww
4.名前が無い程度の能力削除
にんっ!

ネタ切れの解決策、もう後書に自分で書いてらっしゃるではないですか。
きっと幻想郷に至れるはずです。頑張って下さい。
5.謳魚削除
早苗さんは仲間外れなのですねわかr(ry
さな「いいですいいです、どうせ私は要らない子なんです……(ののじののじ)」
バンッ!
すわかな「そんな訳っ!ありゃあござんせんっ!!」
さな「……ふふふ、かかりましたね、萌えっ娘達(わたしのよめ)が!」
この辺までは幻視出来ました(あとは……容量が不足して……)
かなすわもすわかなもジャスティス!
6.名前が無い程度の能力削除
3人してこっち見んなー!ww
7.名前を表示しない程度の能力削除
忍(にん)っ!

>「ただいま○こ!」
清々しいまでに言い切ったなこの幼女神はwwww
あとトリプルこっちみんなwwwwww
8.しんっ削除
コメントありがとうございます。
やっぱりコメント返信できるのは嬉しいですし、なんだか楽しいです。

>1番の名無しさん
お部屋でやってみました。
虚しくなりました。

>2番の名無しさん
俺達にできないことを平然としてやってのけるッ!そこにシビれるあこがれるゥ!

>3番の名無しさん
では。

しんっの脳内には変態ゲージというものがあり、数値により変態に変態します。
それは夜であれば高くなり、お昼であれば低くなり、作品に影響を及ぼします。
ふとんがふっとんだ。

>4番の名無しさん
しんっ!!

応援ありがとうございます。とっても嬉しいです。
そうですね…。僕の心、僕の幻想郷を見せてみせます。頑張ります。

>謳魚さん
いやはや相変わらず謳魚さんの幻視力は相当なものです。
早苗さん、二柱にはさまれてしあわせになってください。
僕は見てるだけで幸せです(ちくしょう、僕のHDDには書き込みきれない!そうだ、ブン屋を呼ぼう!)

>6番の名無しさん
(゚д゚)
空気がパーフェクトフリーズしてしまったようです。

>名前を表示しない程度の能力さん
針(しん)っ!

俺達にできないことを(ry
この静かな空気と言ったら。ww