「ねぇアリス」
「何、霊夢」
「あんたさ、妖々夢の時は魔法を扱う程度なのに、地霊殿じゃ人形を操る程度でしょ」
パリッ
「能力の話ね。確かにそうだわ」
「どっち?」
「どっちもよ」
「どっちもなんだ。まぁいいや。それで本題なんだけど」
パリッ
「『ニンギョウ』と『ヒトガタ』どっちで読むの?」
「何よ急に」
「うん、ふとしたことから『能力の限界突破』ていうのが気になって」
「はぁ。ひがな年中暇してるから悟りの境地に立ったわけね。無駄な方向に」
パリッ
「あー、まぁ否定はしない」
「しないんだ」
「咲夜とかさ、時間を操れるでしょ?時を止めるのが主流だけど、がんばればリバースできるとか、不死に近い状態に持っていったりとか」
「とうとう脳みそまで溶けたかこのダメ巫女は」
「むそーふーいんするわよ?」
パリッ
「あんたの考えだと、幽々子の死を操る力で全員昇天できそうね」
「そうそう。死を連続して与えれば、妹紅なんて復活する間もなくなるわ」
「否定しろよ」
パリッ
「あ~、でもなんといってもやばいのは早苗ね。全部奇跡で解決されそう」
「俗に言うチートね」
「反則技よね」
「そんなの無理だから。不毛な妄想から抜け出せダメ巫女」
スパンッ
「あ、でも普通に考えたら慧音の方が危ないわ。先に歴史創生されたらどうしようもない」
「まぁ、危ないわね」
「なんだ、幻想郷は化け物ばっかりか」
「何をわかりきった事を」
「いや、再確認しただけ」
パリッ
「それもこれも、結局は四季映姫の白黒判定ですべて無効化されるのであった。おしまい」
「終わった?」
「終わった。考察終了」
「あんたは今の5分をどぶに捨てたわ」
「いいじゃない。・・・・あぁ思い出した。これからが本題」
パリッ
「あんたの本題は何回あるのよ」
「次は本題よ。で、結局は『ニンギョウ』と『ヒトガタ』どっち?」
「ニンギョウよ」
「しかし今の能力限界突破理論を応用すると」
「するな」
パリッ
「それが人の形をしていれば何でも操れるわけだ」
「その限界突破理論で、あなたの空を飛ぶ能力は脳みそにまで作用してるみたいね」
「可能性はなきにしろあらず」
「否定しないんだ」
パリッ
「生身の人間で人形劇場してみたり」
「あら楽しそう」
「魔理沙の体操ってマスタースパーク撃ってみたり」
「爽快ね」
「でもまぁアリスがそんな凶行に走るわけもなく」
パリッ
「結局最強の座は紫もしくは四季映姫のものになるのであった」
「証明終了?」
「証明終わり」
「あんたはさらに3分、時間を無駄にした」
「気にしない」
パリッ
「でもその証明式には欠陥があるので答えも違うのであった、まる」
「あるの?」
「あるわよ」
「ふむ、では教えてくださいアリス大先生」
「よかろう」
パリッ
「霊夢、あなたは最大の間違いを犯している」
「ほうほう、その心は?」
「他人の能力を本人に直接聞いてしまった上、それを信用した時点で証明式は間違っているのだよ。霊夢君」
「えっと、つまりどうなのでしょう?」
「まだわからないのかね?まったく、脳みそがとろけているからそんなことになるのだよ」
パリッ
「つまり、アリスの能力は『ヒトガタ』を操る能力ということ。これに限界突破理論を上乗せすると・・・・」
「上乗せすると?」
「なんと、指一つ動かすだけで霊夢が操れるわけだ。このように」
グイン
「おおぅ、右手が勝手に。しかも操り糸はどこにも付いていない」
「ヒトガタを操る能力、というだけだから限界突破すれば操り糸すら不要なのだよ」
「おおう、そんな抜け道が。ならば、まさかこれだけではありますまい?」
「もちろん。応用すると、勝手にスペルカードを使わせる事が出来るのだよ。このように」
シュタッ
「夢想封印・散!・・・・・・な、なんと!」
「さらに応用を重ねると、相手の能力すら『ヒトガタ』を操って使用可能になるのですよ。このように」
フワリ
「おっと、何もしてないのに体が浮いてる!」
「わかったかね?霊夢君」
「理解しました、アリス教授」
ストン
「つまり端的にいえば、アリス博士はあの紫の能力さえ奪えるわけですね」
「どころか、複数体同時に操作可能なのだよ。もちろんこれは応用させた場合の話であるから、現実と混同してはいけないよ。粥状の脳みそによく叩き込むといい」
「やりましたよ博士、おかげで証明式が完成しました」
パリッ
「満足した?」
「満足した」
「はぁ、私も時間を無駄にしたわ」
「能力限界突破理論。これは流行る」
「流行らない」
パリッ
「お邪魔したわね。そろそろお暇するわ」
「人形劇?」
「そう、里まで人形劇をしに」
「いってらっしゃい」
「いってきます」
パタン
パリッ
なにか、重要な事を忘れている。
「何、霊夢」
「あんたさ、妖々夢の時は魔法を扱う程度なのに、地霊殿じゃ人形を操る程度でしょ」
パリッ
「能力の話ね。確かにそうだわ」
「どっち?」
「どっちもよ」
「どっちもなんだ。まぁいいや。それで本題なんだけど」
パリッ
「『ニンギョウ』と『ヒトガタ』どっちで読むの?」
「何よ急に」
「うん、ふとしたことから『能力の限界突破』ていうのが気になって」
「はぁ。ひがな年中暇してるから悟りの境地に立ったわけね。無駄な方向に」
パリッ
「あー、まぁ否定はしない」
「しないんだ」
「咲夜とかさ、時間を操れるでしょ?時を止めるのが主流だけど、がんばればリバースできるとか、不死に近い状態に持っていったりとか」
「とうとう脳みそまで溶けたかこのダメ巫女は」
「むそーふーいんするわよ?」
パリッ
「あんたの考えだと、幽々子の死を操る力で全員昇天できそうね」
「そうそう。死を連続して与えれば、妹紅なんて復活する間もなくなるわ」
「否定しろよ」
パリッ
「あ~、でもなんといってもやばいのは早苗ね。全部奇跡で解決されそう」
「俗に言うチートね」
「反則技よね」
「そんなの無理だから。不毛な妄想から抜け出せダメ巫女」
スパンッ
「あ、でも普通に考えたら慧音の方が危ないわ。先に歴史創生されたらどうしようもない」
「まぁ、危ないわね」
「なんだ、幻想郷は化け物ばっかりか」
「何をわかりきった事を」
「いや、再確認しただけ」
パリッ
「それもこれも、結局は四季映姫の白黒判定ですべて無効化されるのであった。おしまい」
「終わった?」
「終わった。考察終了」
「あんたは今の5分をどぶに捨てたわ」
「いいじゃない。・・・・あぁ思い出した。これからが本題」
パリッ
「あんたの本題は何回あるのよ」
「次は本題よ。で、結局は『ニンギョウ』と『ヒトガタ』どっち?」
「ニンギョウよ」
「しかし今の能力限界突破理論を応用すると」
「するな」
パリッ
「それが人の形をしていれば何でも操れるわけだ」
「その限界突破理論で、あなたの空を飛ぶ能力は脳みそにまで作用してるみたいね」
「可能性はなきにしろあらず」
「否定しないんだ」
パリッ
「生身の人間で人形劇場してみたり」
「あら楽しそう」
「魔理沙の体操ってマスタースパーク撃ってみたり」
「爽快ね」
「でもまぁアリスがそんな凶行に走るわけもなく」
パリッ
「結局最強の座は紫もしくは四季映姫のものになるのであった」
「証明終了?」
「証明終わり」
「あんたはさらに3分、時間を無駄にした」
「気にしない」
パリッ
「でもその証明式には欠陥があるので答えも違うのであった、まる」
「あるの?」
「あるわよ」
「ふむ、では教えてくださいアリス大先生」
「よかろう」
パリッ
「霊夢、あなたは最大の間違いを犯している」
「ほうほう、その心は?」
「他人の能力を本人に直接聞いてしまった上、それを信用した時点で証明式は間違っているのだよ。霊夢君」
「えっと、つまりどうなのでしょう?」
「まだわからないのかね?まったく、脳みそがとろけているからそんなことになるのだよ」
パリッ
「つまり、アリスの能力は『ヒトガタ』を操る能力ということ。これに限界突破理論を上乗せすると・・・・」
「上乗せすると?」
「なんと、指一つ動かすだけで霊夢が操れるわけだ。このように」
グイン
「おおぅ、右手が勝手に。しかも操り糸はどこにも付いていない」
「ヒトガタを操る能力、というだけだから限界突破すれば操り糸すら不要なのだよ」
「おおう、そんな抜け道が。ならば、まさかこれだけではありますまい?」
「もちろん。応用すると、勝手にスペルカードを使わせる事が出来るのだよ。このように」
シュタッ
「夢想封印・散!・・・・・・な、なんと!」
「さらに応用を重ねると、相手の能力すら『ヒトガタ』を操って使用可能になるのですよ。このように」
フワリ
「おっと、何もしてないのに体が浮いてる!」
「わかったかね?霊夢君」
「理解しました、アリス教授」
ストン
「つまり端的にいえば、アリス博士はあの紫の能力さえ奪えるわけですね」
「どころか、複数体同時に操作可能なのだよ。もちろんこれは応用させた場合の話であるから、現実と混同してはいけないよ。粥状の脳みそによく叩き込むといい」
「やりましたよ博士、おかげで証明式が完成しました」
パリッ
「満足した?」
「満足した」
「はぁ、私も時間を無駄にしたわ」
「能力限界突破理論。これは流行る」
「流行らない」
パリッ
「お邪魔したわね。そろそろお暇するわ」
「人形劇?」
「そう、里まで人形劇をしに」
「いってらっしゃい」
「いってきます」
パタン
パリッ
なにか、重要な事を忘れている。
例
チルノ(冷気を操る程度の能力)の場合
>>いっぱいいっぱい.ver
あたいの手にかかればをカエルを凍らせることなど
>>あたいったら最強ね!.ver
あたいの手にかかれば温度を-274度に下げることなど
まってくれ
何気ない能力で一番やばいのは美鈴だろうな
気を使うって漠然としすぎ。操るになって無いだけまだマシなんだろうが
緋想の剣の効果は無効化できるし、大気や病気まで使えるんだとしたら
ヤマメや衣玖さん涙目だし
東方という世界観でみていくと気脈くらいありそうだから実質大地を支配してるも同然だし
風水的な観点で見れば気を使うことができるということはJOJOのドラゴンズドリームみたいなこともできてしまうし
いやプロットでもないか
せめてもう少し装飾くらいは施しましょうよ
セリフと擬音だけの文章ほどつまらないものはない
コメントにコメント返すのはいけないとわかりつつ。すみません。プロットとは小説等の物語の筋書きのことですが、「プロットにもなっていない」とはつまり「話にならない」・・・
いや、筋書きになっていないって言い方も珍しいって話です。
ただ、確かに不毛な話をたんたんとしているだけの「誰が幻想郷最強か」みたいな話だったので、SSというより、ただの考察みたいな感じでしたね。
パリッとしない・・・
そういやパリッってなんだ!?
>>『なきにしろあらず』→『なきにしもあらず』or『無きにしも非ず』
ではないかと。
ぐだぐだ感に酔い痴れます。
なんかネチョなんざ遥か昔に超越した老夫婦の掛け合いみたいでした。
何故「私の能力は『ヒトガタ』を操る能力ということ」ではなく「アリスの能力は『ヒトガタ』を操る能力ということ」という言い回しをしたのか?
更に言えばこれ、本当に「二人」で行っている会話なのか?
パリッ
ヒイィタスケテェ
ボクノノウミソガオカユニナッチャウヨゥ
霊夢もそれに合わせて行動して暇を潰しているような感じだと思っていた。
文面通り受け取るのもアリか。
それにしても、なんてのんびりした日常の風景w
お茶のみたくなってきたw
いい雰囲気。
考察するのは楽しいですよね。むむ、こういう事も考えられるか。
そもそもどっちがどっちなのか…。
というか、二人がいた場所はどこなんだろうか?
そして、何を忘れているのだろうか…。
パリッ
のんびりした話に見えて終わりが怖い。
ただ止めたり進めるだけで逆行はできなかったはず
台詞と擬音だけでも充分面白いと感じれるけども、このSSとか
(魔界という)世界と(魔界人という)生命をゼロから作ったってことは、
やっぱり魔法を使う能力でもピンキリあるんだなと。