本作は、セリフとSEのみから構成されています。
情景を頭の中に思い描いてください。
「うわぁ、大きなお風呂ですねぇ」
たゆんたゆん。
「いや、本当に。こんな穴場があったとは知らなかったな」
ぷるんぷるん。
「や~、仕事で疲れた後は、風呂に入って酒をこう、くいっと。たまらないねぇ」
ばいんばいん。
「この前、ウドンゲとてゐが見つけてきたのよ」
ぼいんぼいん。
ざば~。
「はぁ~……生き返りますねぇ。紅魔館はお仕事がきつくって。たまの休日だから、って。ちょうどよくお呼ばれされてよかったです~」
「確かに大変そうだなぁ。あそこで働くのは。
まぁ、美鈴どの。一杯」
「あ、どうも~」
ごくごく。
「しかし、何だねぇ。いい景色を眺めながらいい風呂に入って、ぐっと汗を流しゃ、今日の疲れも忘れられるってもんじゃないかい」
「本当ねぇ。ああ、ここの温泉は、効能を調べてみたんだけど、美肌効果があるのよ」
ぷかぷか。ぷるぷる。
「おお、そいつはありがたい話じゃないかい」
「ぷは~。やっぱり、お酒は熱燗ですねぇ」
「体が芯から温まるようだ」
「あ、慧音さん。今度は私から」
「おっ、すまない」
ごくごく。ぷは~。
たゆん。
「聞いてくれるかい、薬師さん。あたいもね、最近は、ちょっと心を入れ替えて真面目に働くようにしてるんだけど、うちの上司と来たらさぁ」
「はいはい?」
ばしゃんっ。ぶるんっ。
「あたいの仕事が目に見えて速くなったのはいいことだ、って自分の仕事を増やしてくれたんですよ!」
「それは大変ですわね」
「大変なんてもんじゃないよ。おかげで、川の往復に、一日何回出かけることか」
「三途の川の橋渡しもそうだが、世の中、楽な仕事なんてないものさ」
「そうですよねぇ~……。私も近頃は、魔理沙さんの横暴が、目に見えて……」
ぷか~、ばしゃんっ。
「でも! ここでくじけていては、この紅美鈴、一生の不覚! 必ずや、恩ある……あったと思いますけど、とりあえず、お嬢様の信に報いるために、立派にお仕事勤めてみせましょう!」
ぶるるんっ!
「お~」
「お見事」
ぱちぱちぱち。
「いやはや、その心意気は見上げたものがある」
「あ、どうもどうも~」
「しかしねぇ、ワーカホリックなのは四季さまだけで充分だよ、全く。あたいは、日がな一日、草原にでも寝そべって暮らしたいねぇ」
「まあまあ。
そういうことを考えつつ、一日を過ごしていくのも、これまた一興でしょう」
「そうかねぇ」
「あ、永琳どの。お酒をつごうか」
「あら、どうも」
ぷるん。
「やっぱり、温泉はいいねぇ」
「本当に」
「……………」
つるーん。
「……………」
ぺたーん。
「……………」
しゅーん。
「……なぁ、霊夢」
「……何?」
「世の中……何でこんなに不公平なんだろうな……」
ちらり。
「……んなこと言ってどうするのよ」
「だってさ……」
「……あなた達、世の中には、決して平等はあり得ないのです。現状を甘んじて受け入れることも、また、生きていく上で大切なことですよ」
つるすとーん。
「……はぁ」
「なぁ、閻魔様。あっちの連中、あいつらは、あんた的に見て有罪か無罪か、どっちだ?」
「んなもの有罪に決まってるじゃないですか」
「うわ、即答だし」
「彼女たちが死んだら、絶対に地獄行きです。ええ、ええ、そりゃもう。地獄の中の一番深いジュデッカまで叩き落としてあげますよ」
「だよな!」
「ええ!」
がしっ!
つるぺたーん。
「ねぇ、閻魔様。閻魔様と言うくらいなんだから、色々大きくなる方法、知ってるんじゃない?」
ぺたぺた。つるつる。
「知っていることは知っていますが……」
「おっ、本当か? なぁ、何かいい方法、あるのか?」
「……知っている私のこれを見て、あなた達はそれに希望を抱けますか?」
ぺたしぺたし。
「…………………」
「……いや、悪い」
「ええ、そりゃ、私だって試しましたよ! 山のように! でも、でもですね!? どれだけ苦労しても、努力しても、一寸たりとも育たざる事山のごとし! 何ですか、これは! 陰謀ですか!? 策謀ですか!? どっかの何者かの罠ですか!? えーい、こんちくしょー!」
「お、落ち着け、映姫!」
「そ、そうよ! だからラストジャッジメントはやめて温泉が消し飛ぶから!」
ばしゃばしゃざばざばつるつるぺたぺた。
「ええい、そこの効果音、やかましいっ!」
ぐさっ。
「咲夜さん」
「何? ウドンゲ」
「……えーっと。その呼び方をあなたにされるのは、色々な意味で不本意なのですが、まぁ、それはともかくとして。
私たちって、幸せに入るんでしょうか?」
ぷにぷに。
「……さあ」
むにむに。
「どちらかというと、中途半端が故の悩みという感じもありそうね」
「そうですよねぇ……」
「……というか、中途半端が一番いけないと思うの。中途半端だからネタに使われたりするのよ」
「疑惑ですか」
「……ほっといて」
しくしく。
「浮かない人たちよりはマシかもしれないけど、浮く人たちを身近に持っていると、よけいむなしいですよね」
ふにふに。
「そう言えば、あなたのそれは生まれつき?」
「ええ、まあ。努力するとあれくらいになるんでしょうか?」
「……どうかしらね。世の中、才能とか素質とか、そう言う要素がとても強いから」
「そうですよねー」
「温泉から上がった後はこれに限るぜ」
「そして、私たちにとっては、いつか来るかもしれない明日を夢見て」
「乾杯」
ごくごくごくごくごくごくごく。
ぷっはー。
『…………………………………』
つるぺたーん。
「……鏡に姿を映しながら腰に手を当てて、ってさ」
「……ああ」
「誰が考えたのかしら……」
「さあ……誰なんでしょうね……」
「あー、いいお湯でしたー」
たゆんたゆん。
「また入りに来たいねぇ」
ぼいんぼいん。
「次は妹紅達も連れてくるとしましょう」
ぶるんぶるん。
「そうね。みんなで来れば、もっと楽しく盛り上がれそうだわ」
ばいんばいん。
『うわーん、ちっくしょー!!』
「……その気持ち、わからないでもないわ」
「ええ……。霊夢さん、魔理沙さん、映姫さん。あなた達の未来に幸あれ」
ぷるん。
『お前達も敵だー!!』
情景を頭の中に思い描いてください。
「うわぁ、大きなお風呂ですねぇ」
たゆんたゆん。
「いや、本当に。こんな穴場があったとは知らなかったな」
ぷるんぷるん。
「や~、仕事で疲れた後は、風呂に入って酒をこう、くいっと。たまらないねぇ」
ばいんばいん。
「この前、ウドンゲとてゐが見つけてきたのよ」
ぼいんぼいん。
ざば~。
「はぁ~……生き返りますねぇ。紅魔館はお仕事がきつくって。たまの休日だから、って。ちょうどよくお呼ばれされてよかったです~」
「確かに大変そうだなぁ。あそこで働くのは。
まぁ、美鈴どの。一杯」
「あ、どうも~」
ごくごく。
「しかし、何だねぇ。いい景色を眺めながらいい風呂に入って、ぐっと汗を流しゃ、今日の疲れも忘れられるってもんじゃないかい」
「本当ねぇ。ああ、ここの温泉は、効能を調べてみたんだけど、美肌効果があるのよ」
ぷかぷか。ぷるぷる。
「おお、そいつはありがたい話じゃないかい」
「ぷは~。やっぱり、お酒は熱燗ですねぇ」
「体が芯から温まるようだ」
「あ、慧音さん。今度は私から」
「おっ、すまない」
ごくごく。ぷは~。
たゆん。
「聞いてくれるかい、薬師さん。あたいもね、最近は、ちょっと心を入れ替えて真面目に働くようにしてるんだけど、うちの上司と来たらさぁ」
「はいはい?」
ばしゃんっ。ぶるんっ。
「あたいの仕事が目に見えて速くなったのはいいことだ、って自分の仕事を増やしてくれたんですよ!」
「それは大変ですわね」
「大変なんてもんじゃないよ。おかげで、川の往復に、一日何回出かけることか」
「三途の川の橋渡しもそうだが、世の中、楽な仕事なんてないものさ」
「そうですよねぇ~……。私も近頃は、魔理沙さんの横暴が、目に見えて……」
ぷか~、ばしゃんっ。
「でも! ここでくじけていては、この紅美鈴、一生の不覚! 必ずや、恩ある……あったと思いますけど、とりあえず、お嬢様の信に報いるために、立派にお仕事勤めてみせましょう!」
ぶるるんっ!
「お~」
「お見事」
ぱちぱちぱち。
「いやはや、その心意気は見上げたものがある」
「あ、どうもどうも~」
「しかしねぇ、ワーカホリックなのは四季さまだけで充分だよ、全く。あたいは、日がな一日、草原にでも寝そべって暮らしたいねぇ」
「まあまあ。
そういうことを考えつつ、一日を過ごしていくのも、これまた一興でしょう」
「そうかねぇ」
「あ、永琳どの。お酒をつごうか」
「あら、どうも」
ぷるん。
「やっぱり、温泉はいいねぇ」
「本当に」
「……………」
つるーん。
「……………」
ぺたーん。
「……………」
しゅーん。
「……なぁ、霊夢」
「……何?」
「世の中……何でこんなに不公平なんだろうな……」
ちらり。
「……んなこと言ってどうするのよ」
「だってさ……」
「……あなた達、世の中には、決して平等はあり得ないのです。現状を甘んじて受け入れることも、また、生きていく上で大切なことですよ」
つるすとーん。
「……はぁ」
「なぁ、閻魔様。あっちの連中、あいつらは、あんた的に見て有罪か無罪か、どっちだ?」
「んなもの有罪に決まってるじゃないですか」
「うわ、即答だし」
「彼女たちが死んだら、絶対に地獄行きです。ええ、ええ、そりゃもう。地獄の中の一番深いジュデッカまで叩き落としてあげますよ」
「だよな!」
「ええ!」
がしっ!
つるぺたーん。
「ねぇ、閻魔様。閻魔様と言うくらいなんだから、色々大きくなる方法、知ってるんじゃない?」
ぺたぺた。つるつる。
「知っていることは知っていますが……」
「おっ、本当か? なぁ、何かいい方法、あるのか?」
「……知っている私のこれを見て、あなた達はそれに希望を抱けますか?」
ぺたしぺたし。
「…………………」
「……いや、悪い」
「ええ、そりゃ、私だって試しましたよ! 山のように! でも、でもですね!? どれだけ苦労しても、努力しても、一寸たりとも育たざる事山のごとし! 何ですか、これは! 陰謀ですか!? 策謀ですか!? どっかの何者かの罠ですか!? えーい、こんちくしょー!」
「お、落ち着け、映姫!」
「そ、そうよ! だからラストジャッジメントはやめて温泉が消し飛ぶから!」
ばしゃばしゃざばざばつるつるぺたぺた。
「ええい、そこの効果音、やかましいっ!」
ぐさっ。
「咲夜さん」
「何? ウドンゲ」
「……えーっと。その呼び方をあなたにされるのは、色々な意味で不本意なのですが、まぁ、それはともかくとして。
私たちって、幸せに入るんでしょうか?」
ぷにぷに。
「……さあ」
むにむに。
「どちらかというと、中途半端が故の悩みという感じもありそうね」
「そうですよねぇ……」
「……というか、中途半端が一番いけないと思うの。中途半端だからネタに使われたりするのよ」
「疑惑ですか」
「……ほっといて」
しくしく。
「浮かない人たちよりはマシかもしれないけど、浮く人たちを身近に持っていると、よけいむなしいですよね」
ふにふに。
「そう言えば、あなたのそれは生まれつき?」
「ええ、まあ。努力するとあれくらいになるんでしょうか?」
「……どうかしらね。世の中、才能とか素質とか、そう言う要素がとても強いから」
「そうですよねー」
「温泉から上がった後はこれに限るぜ」
「そして、私たちにとっては、いつか来るかもしれない明日を夢見て」
「乾杯」
ごくごくごくごくごくごくごく。
ぷっはー。
『…………………………………』
つるぺたーん。
「……鏡に姿を映しながら腰に手を当てて、ってさ」
「……ああ」
「誰が考えたのかしら……」
「さあ……誰なんでしょうね……」
「あー、いいお湯でしたー」
たゆんたゆん。
「また入りに来たいねぇ」
ぼいんぼいん。
「次は妹紅達も連れてくるとしましょう」
ぶるんぶるん。
「そうね。みんなで来れば、もっと楽しく盛り上がれそうだわ」
ばいんばいん。
『うわーん、ちっくしょー!!』
「……その気持ち、わからないでもないわ」
「ええ……。霊夢さん、魔理沙さん、映姫さん。あなた達の未来に幸あれ」
ぷるん。
『お前達も敵だー!!』
とにもかくにも深く深く行間を読ませるお話、お見事にございまする(はなぢ
おっぱいが いっぱい (*´∀`)
しかし忘れてはならない。
大きいとか小さいとか。瑣末なことなのだ。
おっぱいであることが 大事なのだ
だから鈴仙は将来Fカップの今Dカップで咲夜さんはDカップだっつってんだろダラズ!!
そして小さかろうがなんだろうが 愛でる上で問題などない。
そして――おっきいことは いいこと だ よね?
というかたゆんも全然OKですがつるーんも全然OKですよ!?(何が
……あれ?
方向が好きですね。良くやったなぁと思いますw
個人的にはジュデッカに笑いましたが(最終地獄かよっ!
いま考えました。でも、これが私の真r(圧倒的弾壁
普通を偽り巨乳に見せるのが瀟洒なワケ(ロードローラー
決してちっちゃくはないと思うんですよ。
うどんげもまた然り。
_ ∩
( ゚∀゚)彡 おっぱい!おっぱい!
⊂彡
あ、つるぺたーんが嫌いな訳では(ラストジャッジ