※タイトルと本文は一切関係ありません。
今まで書き忘れてましたが、本の文花帖読んでないとわけがわかりません。
~欺~
ミ「むぅ、とうとう普通の鰻まで捕れなくなってしまった。これじゃあ商売上がったりだわ」
文「いや、元々真っ当な商売じゃないじゃないですか」
ミ「あれ?居たの?」
文「あなたが『要らない新聞紙をよこせ』って言うからわざわざ来てあげてるんじゃないですか」
ミ「ん、そうだっけ?忘れてた…、およ?この記事は…」
文「へ?ああ、それは…」
ミ「『紅魔館前の湖でニジマス謎の大発生』…」
文「…まさか」
ミ「もうニジマスでもいいか…」
文「無理だって!」
魔「よう、邪魔するぜ」
ミ「本当ですよ。もう営業時間過ぎてます」
魔「まぁ固いこと言うなって。いつもの一つな」
ミ「はいはい、蒲焼ですね」
ミ「はい、お待ちどうさま」
魔「お、来た来た。うーん、良い香りだぜ」
ミ「香りも良いですけど味も良いですよ。熱いうちにどうぞ」
魔「あいよ。…んぐんぐ、うーん、美味美味」
文「(気付いてない!?)」
~潰~
アリス「んぐんぐ…、…ん?ねぇ、あなた。これって鰻じゃないような」
ミ「『ブラインドナイトバード』!!」
ア「!?ヘァァァ―――!目が!目がァ――――ッ!!」
~萃~
萃香「なによ、こんな所に呼び出して。陰気臭くてたまらないわ。引きこもりの臭いが」
パ「…(ジャラ」
萃「おーっと豆はやめて本当わからないだろうけど本当痛いの」
パ「それで、今日来てもらったのはリフレッシュのため」
萃「…はい?」
パ「やっぱり、こう暗いところで本なんか読んでると目が霞んでくるのよ」
萃「それで私にどうしろと」
パ「ビタミンAを萃めて頂戴」
萃「…帰る」
パ「…小悪魔ー」
小悪魔「はーい、喰らえー」
萃「痛い!豆の奔流!?」
小「よし、完了!」
パ「ご苦労様」
萃「ぎゃー!豆の山に取り囲まれた!?よくこんなに煎ったな!天井届いてるぞ」
パ「合図一つで決壊するわよ」
萃「むぅー、わかったわよ。やりますよ」
パ「萃めてくる場所は、そうね、どこでもいいわ」
萃「はいはい。んじゃあ…ほいっと」
ア「…あら?赤い糸切らしちゃってるみたいね…。買いに行かなヘァ―――ッ!」
上海「…!?」
ア「目がァァァァァァァァァ―――――――ッ!?」
萃「…っと、どう?」
パ「おおー、みるみる見えてくるわ。ありがとう」
萃「どういたしまして。この豆どけてよ」
パ「はいはい」
ア「目がァ、目がァァ―――…!ヘァァァァァ―――――ッッ!!」
鈴「大丈夫ですか!!今座薬を!!」
ア「やめろォオオォォオォどっから湧いたァアァアアァァァァアアァ!!」
~壊~
萃「…で、今度は何の用?ビタミンA萃めならもうやらないわよ」
パ「あら、何で?便利なのに」
萃「あの後、あの七色に闇討ちされたのよ。妙に彩度の低い七色の弾だったわ」
パ「ご愁傷様。今回は大丈夫よ。あなたに危害は加わらない」
萃「やっぱり萃めるのね…。で、何を?」
パ「鎖骨」
萃「へ?」
パ「幻想郷中の少女の鎖骨を萃めて欲しいの」
萃「…帰る」
パ「水+魚符『千本の鰯の頭』」
萃「ぎゃー!!生えてくる!鰯の頭が生えてくる!!」
パ「ぐァッ…、生臭…」
萃「止めてぇー!何でもするから!!」
パ「聞いたわよ?えーい、引っ込めー」
萃「ふぅ、助かった…」
パ「それじゃあ早速…」
萃「散!!」
パ「七曜『ヴワル節分結界』!!」
萃「うわぁ!豆の密度がパワーアップ!?抜けられねぇ!!ええーぃ、もう知るかぁ――ッ!」
パ「うひゃん!暴力反対!」
萃「どっちが暴力だー!」
パ「あなたは黙って鎖骨を萃めればいいのよ!!」
萃「意味がわからんわァ―――――ッッ!!」
パ「鎖骨を舐めるなァ―――ッゴフィゲファガハァヴェフェエ!!」
萃「無理するなァ――!!」
パ「喘息などどうでもいい!!お前の鎖骨は私の物!私の鎖骨も私の物じゃァァ――ッ!!」
萃「もういやだこの病人!誰か!お医者さーん!!」
鈴「もしや座薬の入り用ですか!?」
萃「あんたは一体なんなんだァ―――――――ッ!!」