Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

何か違うVer3 東方えいや~や~一度は貰い泣き

2006/02/07 08:18:19
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「ハーイミカエル(仮)、随分とご無沙汰だったじゃないカ」

「HEYジョージ(仮)、久しいNA。元気だったKA?」

「ハハハ、何を言うんだいミカエル(仮)。見ての通りサ」

「HAHAHA、それもそうだNA。ところDE今日も話を聞かせてもらえるかNA?」

「オーケーミカエル。それじゃあ隠れた月と来ない夜明けの異変を話そうじゃないカ」

「そいつは楽しみDA」





「それでなんだがナ、ミカエル。実はとても困っているんダ」

「Oh、珍しいじゃないKA。何に困ってるんDAI?」

「実はこの異変に解決に向かったのガ・・・何と8人も居るんだゼ?」

「なるほど、全員の分を話してしまったら書き捨て御免が出来ないわけだNA?」

「エグザイル、だからダ。比較的新顔の二人の話で勘弁してくれるカイ?」

「ジョージ、俺とお前の仲はその程度のものだったのKA?」

「サンクス・・・ミカエル・・・」

「言わない約束だZE?気にするなYO」





「それじゃあ話そうカ。ある時ダ、急に変な満月が現れたんダ」

「具体的にどう変だったんDA?」

「分からないナ。強い奴等しか気付かなかったみたいだしネ」

「ホウ。それは不思議だNA」

「それを解決する為に立ち上がった奴等が居たんだ」

「一体どんな奴なんDA?」

「前に半人半霊と亡霊の姫君の話はしただロ?その二人の話を今日はしようと思ウ」

「あれらKA」






~ 毛玉妄想中 ~

「つきくさの ひがんにとどむ花一りん 誰が為にとぞ あれ野をわたらん・・・ゴフッ」

「妖夢、私の我侭に無理して付き合う必要は無いのですよ?」

「いえ・・・主に常に付き従うことが従者の務め故・・・ガフッ!ハァハァ」

「では私の名において命じます。無理はしない事、よろしいですね?」






「半人半霊なんて役に立つのKA?」

「ハハハ、何を言っているんダ。無茶苦茶強いゼ?」

「なるほDO。あれは確かに強いNA」

「それでダ、異変を解決しに向かう二人に蟲の妖怪が立ちはだかったんダ」







~ 毛玉妄想中 ~

ぷ~ん

「妖夢、大丈夫ですか?」

「己が身の 器を知りて 強さ付く・・・」

ぷ~ん

「そう。苦しくなったら何時でも私に変わりなさい」

「勿体無きお言葉・・・」

ぷ~ん

「ああもう、五月蝿いわね。妖夢」

「は・・・」

シュパン






「虫じゃあどう考えても役不足だNA」

「ああ、結局倒されていたからナ」

「それDE、次はどんなのが出てくるんDAI?」

「次はダ、夜雀の妖怪が二人の前に立ちはだかったのサ」




~ 毛玉妄想中 ~

ちゅん、ちゅん

「ごほっ、ごほっ。姫、雀です」

「見れば分かります。静かにしておいてあげましょう」

「承知・・・げほっ!」

ちゅん、ちゅん





「役に立たないの極みだNA」

「そうカ?意外と苦戦をしてたみたいだゼ?」

「雀にKA!?」

「『夜雀』だからナ?その後二人は人里に向かってナ。そこで半人半獣に出会ったのサ」




~ 毛玉妄想中 ~

「あら、こんな所に人面犬」

「なんだバカヤロゥ、こっち見てんじゃねぇぞコノヤロゥ」

「ゴホッゴホッ、かはぁっ!・・・姫、その様な者に関わっている暇は・・・」

「そうね。では行きましょうか」

「さっさとどっか行けコノヤロゥ。シバクぞわれ」




「ナァ、なんだKA前の話より弱いのが多くないKA?」

「そうカ?その半人半獣は人里を守るほど実力者らしいZE?」

「MAJIKA!?見かけによらないものなんだNA・・・」

「二人は竹林に入っていってナ。そこで対峙したのが前に何度も出てきタ白黒の奴サ」




~ 毛玉妄想中 ~

「うぅぅ・・・あんたらは・・・グスッ」

「ゲフッ、ゴフッ。姫・・・」

「貴女はいつぞやの者でしたね。あの件では世話になりました」

「いえ・・・いいんです・・・いいんですよ・・・もう・・・ウゥゥ」

「ゴホッ、ゴッフォッ」

「本日はどの様な御用でいらしておられるのです?」

「あの人の・・・あの人の三回忌ですから・・・うぅぅぅぅ・・・」

「・・・あの方は冥界でも貴女を気にかけています。忘れろとは言いませんが、前を向きなさい。そして歩みなさい」

「西行寺さん・・・ありがとう・・・ありがとう・・・ウワァァァァァァン!!」





「悲しみを背負うのは生きるものの定めKA・・・」

「その悲しみがあるからこそ出会いがあル、違いないナ。デモどうして急に悟ったりしたんダ?」

「気にしないでくRE。ほんの些細な事SA・・・」

「それじゃあ話を続けるゼ?竹林を抜けた先は永遠亭って言ってナ、ウサギ達が住んでる場所だったんダ」

「珍しい場所もあったもんだNA」

「そこに入り込んダ二人に、地上の兎ト月の兎が襲い掛かってきたのサ」





~ 毛玉妄想中 ~

「妖夢、大丈夫?」

「は・・・今は落ち着いております故・・・」

「そう、ならば良いわ。それにしても兎の多い場所ね」

「左様ですね・・・コホッ、コホッ。おや、姫。兎が二匹じゃれ付いております」

「あら本当に。・・・ふふふ、死して直生物を愛でる事ができるなんて・・・ねぇ?」





「FUFUFU、もう騙されないZE?そいつらも強かったんだRO?」

「それなりに強かったみたいだナ。てかお前誰に騙されたんダ?」

「イヤイヤ、良い意味で騙されたのSA。気にせず進めてくRE」

「オーケー。その二匹を倒すとダ。月の天才とか何とか言うのが出てきて『異変は自分がやった』と言ったのサ」





~ 毛玉妄想中 ~

「ふはははは~、私は天才だぁ~!」

「貴女がこの異変の主犯に相違無いわね?」

「ん~!?なんのことかな フフフ・・・。おや、そこの半人」

「ケホ、ケホ。何だ・・・」

「ほぉ、不治の病か。どれ、私が直してやろう」

「貴様に治される必要など・・・ゲッフッ!!はぁ、はぁ」

「心配するな、私は天才だ。私に不可能はない」

「妖夢っ!用心なさいっ!」

「なっ、はや・・・」

「その病を治す秘孔はこれだ!」

「うぐっ!ギィヤァァァァァァ!!」

「ん!?まちがったかな…」

「妖夢!!・・・貴女、覚悟はよろしいわね?」

「わっはは!! ばかめ 凡人がおれに勝てるかーっ!!」








「中々熱い戦いになりそうだNA。やはり天才は凄いZE」

「アア、ある意味では真の黒幕だからナ」

「これで話は終わりKAI?」

「ノー。実は天才の後に真のボスが待ち構えていたんダ」

「WAKUWAKUする展開だNA。そいつはどんな奴なんDA?」

「ァー、確かかぐや姫と自称していたナ」





~ 毛玉妄想中 ~

「姫・・・私もこれまでです・・・もう・・・目が・・・」

「妖夢、しっかりなさい。従者が主を置いていくなど言語道断です」

「ふふふ・・・厳しいですね・・・カハァッ!」

「貴方達は月からの使者かしら?」

「お退きなさい。私は貴女に用事はないわ」

「もし月の使者であると言うなら、私は月へ帰ることを拒みます。今となってはここが私にとっての月なのですから」

「ハァ・・・ハァ・・・姫・・・」

「貴女は安全な場所へ隠れていなさい」

「もし月の使者でないと言うのなら、私は貴方達の口を封じなければいけません。永久に・・・ね」

「既に体朽ち、魂魄と変じた我が身。貴女が相手をするには不足すぎるわ、覚悟なさい」







「・・・姫と姫の対決って言うのも珍しいもんだNA」

「ム、言われて見ればドッチも姫様だナ。こいつは一本取られたゼ!」

「HAHAHA!それDE、異変が解決してるって事HA亡霊の姫君が勝ったんだNA?」

「アア。そして長い夜と偽りの月は終わりを告げたのサ」

「今回のも面白い話だったZE。感謝すRU」

「ハハハ。ミカエルの為になるなラ苦労にはならないサ」

「FUFUFU。俺達ずっと親友だNA!」

「イエス!勿論ダ!今日は久々に飲みに行こうゼ!」

「OK!とことん付き合ってやるZE!」


















「永琳、今日は何だか気分が良いわ」

「はい、直ぐ準備を致してまいります」

「ふふふ、今日のあの子はどんな鳴き声をあげてくれるのかしら・・・」

「姫、仕度が整いました」

「さ、永琳。早く行きましょう。夜は短いわ」

「はい」












今日の一言

死して生きるより、生きて死ぬべし
要望は特に無かったけど「次は~」と言われたらやりたくなった




前回の印象と少し違ってるけど

各種設定を削除したらこうなった

実は天才ネタをしたかっただけなんて口が裂けてしまうから言えない


蛇足
『死して生きるより』=自分を殺して体を長らえさせるより
『生きて死ぬべし』=自分を出せるだけ出して死ね
意訳:自分を殺して長々と生きても後悔だけが残る。自分を全て出し切って早々と死んでも未練や後悔は残らない。何時死んでも悔いが残らない様に常に全てを出し切って生きなさい の意
アティラリ
コメント



1.削除
ちょwww永琳がうわらばwwwwwww
残悔積歩拳とか「うぐっ!! ぐああ!!」とかよく覚えてるな私。
2.弥生月文削除
流石にネタの肝なだけあって、師匠のパートの破壊力は凄まじい(笑

けど、前作がVer2だったのだから、今作はVer3になるのではないでしょうか?
3.名無し妖怪削除
しかし半霊の剣士で毛玉たちは何を想像しているやら・・・。
低空ツバメ返しとか(古いか)。
4.名無し妖怪削除
俺は天才、ファン・ディアスだぁ~!(アポロ13
5.ガナー削除
今日の一言に少し自分の生き方について考えさせられた。