「ハーイミカエル(仮)、随分とご無沙汰だったじゃないカ」
「HEYジョージ(仮)、久しいNA。元気だったKA?」
「ハハハ、何を言うんだいミカエル(仮)。見ての通りサ」
「HAHAHA、それもそうだNA。ところDE今日も話を聞かせてもらえるかNA?」
「オーケーミカエル。それじゃあ隠れた月と来ない夜明けの異変を話そうじゃないカ」
「そいつは楽しみDA」
「それでなんだがナ、ミカエル。実はとても困っているんダ」
「Oh、珍しいじゃないKA。何に困ってるんDAI?」
「実はこの異変に解決に向かったのガ・・・何と8人も居るんだゼ?」
「なるほど、全員の分を話してしまったら書き捨て御免が出来ないわけだNA?」
「エグザイル、だからダ。比較的新顔の二人の話で勘弁してくれるカイ?」
「ジョージ、俺とお前の仲はその程度のものだったのKA?」
「サンクス・・・ミカエル・・・」
「言わない約束だZE?気にするなYO」
「それじゃあ話そうカ。ある時ダ、急に変な満月が現れたんダ」
「具体的にどう変だったんDA?」
「分からないナ。強い奴等しか気付かなかったみたいだしネ」
「ホウ。それは不思議だNA」
「それを解決する為に立ち上がった奴等が居たんだ」
「一体どんな奴なんDA?」
「前に半人半霊と亡霊の姫君の話はしただロ?その二人の話を今日はしようと思ウ」
「あれらKA」
~ 毛玉妄想中 ~
「つきくさの ひがんにとどむ花一りん 誰が為にとぞ あれ野をわたらん・・・ゴフッ」
「妖夢、私の我侭に無理して付き合う必要は無いのですよ?」
「いえ・・・主に常に付き従うことが従者の務め故・・・ガフッ!ハァハァ」
「では私の名において命じます。無理はしない事、よろしいですね?」
「半人半霊なんて役に立つのKA?」
「ハハハ、何を言っているんダ。無茶苦茶強いゼ?」
「なるほDO。あれは確かに強いNA」
「それでダ、異変を解決しに向かう二人に蟲の妖怪が立ちはだかったんダ」
~ 毛玉妄想中 ~
ぷ~ん
「妖夢、大丈夫ですか?」
「己が身の 器を知りて 強さ付く・・・」
ぷ~ん
「そう。苦しくなったら何時でも私に変わりなさい」
「勿体無きお言葉・・・」
ぷ~ん
「ああもう、五月蝿いわね。妖夢」
「は・・・」
シュパン
「虫じゃあどう考えても役不足だNA」
「ああ、結局倒されていたからナ」
「それDE、次はどんなのが出てくるんDAI?」
「次はダ、夜雀の妖怪が二人の前に立ちはだかったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
ちゅん、ちゅん
「ごほっ、ごほっ。姫、雀です」
「見れば分かります。静かにしておいてあげましょう」
「承知・・・げほっ!」
ちゅん、ちゅん
「役に立たないの極みだNA」
「そうカ?意外と苦戦をしてたみたいだゼ?」
「雀にKA!?」
「『夜雀』だからナ?その後二人は人里に向かってナ。そこで半人半獣に出会ったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「あら、こんな所に人面犬」
「なんだバカヤロゥ、こっち見てんじゃねぇぞコノヤロゥ」
「ゴホッゴホッ、かはぁっ!・・・姫、その様な者に関わっている暇は・・・」
「そうね。では行きましょうか」
「さっさとどっか行けコノヤロゥ。シバクぞわれ」
「ナァ、なんだKA前の話より弱いのが多くないKA?」
「そうカ?その半人半獣は人里を守るほど実力者らしいZE?」
「MAJIKA!?見かけによらないものなんだNA・・・」
「二人は竹林に入っていってナ。そこで対峙したのが前に何度も出てきタ白黒の奴サ」
~ 毛玉妄想中 ~
「うぅぅ・・・あんたらは・・・グスッ」
「ゲフッ、ゴフッ。姫・・・」
「貴女はいつぞやの者でしたね。あの件では世話になりました」
「いえ・・・いいんです・・・いいんですよ・・・もう・・・ウゥゥ」
「ゴホッ、ゴッフォッ」
「本日はどの様な御用でいらしておられるのです?」
「あの人の・・・あの人の三回忌ですから・・・うぅぅぅぅ・・・」
「・・・あの方は冥界でも貴女を気にかけています。忘れろとは言いませんが、前を向きなさい。そして歩みなさい」
「西行寺さん・・・ありがとう・・・ありがとう・・・ウワァァァァァァン!!」
「悲しみを背負うのは生きるものの定めKA・・・」
「その悲しみがあるからこそ出会いがあル、違いないナ。デモどうして急に悟ったりしたんダ?」
「気にしないでくRE。ほんの些細な事SA・・・」
「それじゃあ話を続けるゼ?竹林を抜けた先は永遠亭って言ってナ、ウサギ達が住んでる場所だったんダ」
「珍しい場所もあったもんだNA」
「そこに入り込んダ二人に、地上の兎ト月の兎が襲い掛かってきたのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「妖夢、大丈夫?」
「は・・・今は落ち着いております故・・・」
「そう、ならば良いわ。それにしても兎の多い場所ね」
「左様ですね・・・コホッ、コホッ。おや、姫。兎が二匹じゃれ付いております」
「あら本当に。・・・ふふふ、死して直生物を愛でる事ができるなんて・・・ねぇ?」
「FUFUFU、もう騙されないZE?そいつらも強かったんだRO?」
「それなりに強かったみたいだナ。てかお前誰に騙されたんダ?」
「イヤイヤ、良い意味で騙されたのSA。気にせず進めてくRE」
「オーケー。その二匹を倒すとダ。月の天才とか何とか言うのが出てきて『異変は自分がやった』と言ったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「ふはははは~、私は天才だぁ~!」
「貴女がこの異変の主犯に相違無いわね?」
「ん~!?なんのことかな フフフ・・・。おや、そこの半人」
「ケホ、ケホ。何だ・・・」
「ほぉ、不治の病か。どれ、私が直してやろう」
「貴様に治される必要など・・・ゲッフッ!!はぁ、はぁ」
「心配するな、私は天才だ。私に不可能はない」
「妖夢っ!用心なさいっ!」
「なっ、はや・・・」
「その病を治す秘孔はこれだ!」
「うぐっ!ギィヤァァァァァァ!!」
「ん!?まちがったかな…」
「妖夢!!・・・貴女、覚悟はよろしいわね?」
「わっはは!! ばかめ 凡人がおれに勝てるかーっ!!」
「中々熱い戦いになりそうだNA。やはり天才は凄いZE」
「アア、ある意味では真の黒幕だからナ」
「これで話は終わりKAI?」
「ノー。実は天才の後に真のボスが待ち構えていたんダ」
「WAKUWAKUする展開だNA。そいつはどんな奴なんDA?」
「ァー、確かかぐや姫と自称していたナ」
~ 毛玉妄想中 ~
「姫・・・私もこれまでです・・・もう・・・目が・・・」
「妖夢、しっかりなさい。従者が主を置いていくなど言語道断です」
「ふふふ・・・厳しいですね・・・カハァッ!」
「貴方達は月からの使者かしら?」
「お退きなさい。私は貴女に用事はないわ」
「もし月の使者であると言うなら、私は月へ帰ることを拒みます。今となってはここが私にとっての月なのですから」
「ハァ・・・ハァ・・・姫・・・」
「貴女は安全な場所へ隠れていなさい」
「もし月の使者でないと言うのなら、私は貴方達の口を封じなければいけません。永久に・・・ね」
「既に体朽ち、魂魄と変じた我が身。貴女が相手をするには不足すぎるわ、覚悟なさい」
「・・・姫と姫の対決って言うのも珍しいもんだNA」
「ム、言われて見ればドッチも姫様だナ。こいつは一本取られたゼ!」
「HAHAHA!それDE、異変が解決してるって事HA亡霊の姫君が勝ったんだNA?」
「アア。そして長い夜と偽りの月は終わりを告げたのサ」
「今回のも面白い話だったZE。感謝すRU」
「ハハハ。ミカエルの為になるなラ苦労にはならないサ」
「FUFUFU。俺達ずっと親友だNA!」
「イエス!勿論ダ!今日は久々に飲みに行こうゼ!」
「OK!とことん付き合ってやるZE!」
「永琳、今日は何だか気分が良いわ」
「はい、直ぐ準備を致してまいります」
「ふふふ、今日のあの子はどんな鳴き声をあげてくれるのかしら・・・」
「姫、仕度が整いました」
「さ、永琳。早く行きましょう。夜は短いわ」
「はい」
今日の一言
死して生きるより、生きて死ぬべし
「HEYジョージ(仮)、久しいNA。元気だったKA?」
「ハハハ、何を言うんだいミカエル(仮)。見ての通りサ」
「HAHAHA、それもそうだNA。ところDE今日も話を聞かせてもらえるかNA?」
「オーケーミカエル。それじゃあ隠れた月と来ない夜明けの異変を話そうじゃないカ」
「そいつは楽しみDA」
「それでなんだがナ、ミカエル。実はとても困っているんダ」
「Oh、珍しいじゃないKA。何に困ってるんDAI?」
「実はこの異変に解決に向かったのガ・・・何と8人も居るんだゼ?」
「なるほど、全員の分を話してしまったら書き捨て御免が出来ないわけだNA?」
「エグザイル、だからダ。比較的新顔の二人の話で勘弁してくれるカイ?」
「ジョージ、俺とお前の仲はその程度のものだったのKA?」
「サンクス・・・ミカエル・・・」
「言わない約束だZE?気にするなYO」
「それじゃあ話そうカ。ある時ダ、急に変な満月が現れたんダ」
「具体的にどう変だったんDA?」
「分からないナ。強い奴等しか気付かなかったみたいだしネ」
「ホウ。それは不思議だNA」
「それを解決する為に立ち上がった奴等が居たんだ」
「一体どんな奴なんDA?」
「前に半人半霊と亡霊の姫君の話はしただロ?その二人の話を今日はしようと思ウ」
「あれらKA」
~ 毛玉妄想中 ~
「つきくさの ひがんにとどむ花一りん 誰が為にとぞ あれ野をわたらん・・・ゴフッ」
「妖夢、私の我侭に無理して付き合う必要は無いのですよ?」
「いえ・・・主に常に付き従うことが従者の務め故・・・ガフッ!ハァハァ」
「では私の名において命じます。無理はしない事、よろしいですね?」
「半人半霊なんて役に立つのKA?」
「ハハハ、何を言っているんダ。無茶苦茶強いゼ?」
「なるほDO。あれは確かに強いNA」
「それでダ、異変を解決しに向かう二人に蟲の妖怪が立ちはだかったんダ」
~ 毛玉妄想中 ~
ぷ~ん
「妖夢、大丈夫ですか?」
「己が身の 器を知りて 強さ付く・・・」
ぷ~ん
「そう。苦しくなったら何時でも私に変わりなさい」
「勿体無きお言葉・・・」
ぷ~ん
「ああもう、五月蝿いわね。妖夢」
「は・・・」
シュパン
「虫じゃあどう考えても役不足だNA」
「ああ、結局倒されていたからナ」
「それDE、次はどんなのが出てくるんDAI?」
「次はダ、夜雀の妖怪が二人の前に立ちはだかったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
ちゅん、ちゅん
「ごほっ、ごほっ。姫、雀です」
「見れば分かります。静かにしておいてあげましょう」
「承知・・・げほっ!」
ちゅん、ちゅん
「役に立たないの極みだNA」
「そうカ?意外と苦戦をしてたみたいだゼ?」
「雀にKA!?」
「『夜雀』だからナ?その後二人は人里に向かってナ。そこで半人半獣に出会ったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「あら、こんな所に人面犬」
「なんだバカヤロゥ、こっち見てんじゃねぇぞコノヤロゥ」
「ゴホッゴホッ、かはぁっ!・・・姫、その様な者に関わっている暇は・・・」
「そうね。では行きましょうか」
「さっさとどっか行けコノヤロゥ。シバクぞわれ」
「ナァ、なんだKA前の話より弱いのが多くないKA?」
「そうカ?その半人半獣は人里を守るほど実力者らしいZE?」
「MAJIKA!?見かけによらないものなんだNA・・・」
「二人は竹林に入っていってナ。そこで対峙したのが前に何度も出てきタ白黒の奴サ」
~ 毛玉妄想中 ~
「うぅぅ・・・あんたらは・・・グスッ」
「ゲフッ、ゴフッ。姫・・・」
「貴女はいつぞやの者でしたね。あの件では世話になりました」
「いえ・・・いいんです・・・いいんですよ・・・もう・・・ウゥゥ」
「ゴホッ、ゴッフォッ」
「本日はどの様な御用でいらしておられるのです?」
「あの人の・・・あの人の三回忌ですから・・・うぅぅぅぅ・・・」
「・・・あの方は冥界でも貴女を気にかけています。忘れろとは言いませんが、前を向きなさい。そして歩みなさい」
「西行寺さん・・・ありがとう・・・ありがとう・・・ウワァァァァァァン!!」
「悲しみを背負うのは生きるものの定めKA・・・」
「その悲しみがあるからこそ出会いがあル、違いないナ。デモどうして急に悟ったりしたんダ?」
「気にしないでくRE。ほんの些細な事SA・・・」
「それじゃあ話を続けるゼ?竹林を抜けた先は永遠亭って言ってナ、ウサギ達が住んでる場所だったんダ」
「珍しい場所もあったもんだNA」
「そこに入り込んダ二人に、地上の兎ト月の兎が襲い掛かってきたのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「妖夢、大丈夫?」
「は・・・今は落ち着いております故・・・」
「そう、ならば良いわ。それにしても兎の多い場所ね」
「左様ですね・・・コホッ、コホッ。おや、姫。兎が二匹じゃれ付いております」
「あら本当に。・・・ふふふ、死して直生物を愛でる事ができるなんて・・・ねぇ?」
「FUFUFU、もう騙されないZE?そいつらも強かったんだRO?」
「それなりに強かったみたいだナ。てかお前誰に騙されたんダ?」
「イヤイヤ、良い意味で騙されたのSA。気にせず進めてくRE」
「オーケー。その二匹を倒すとダ。月の天才とか何とか言うのが出てきて『異変は自分がやった』と言ったのサ」
~ 毛玉妄想中 ~
「ふはははは~、私は天才だぁ~!」
「貴女がこの異変の主犯に相違無いわね?」
「ん~!?なんのことかな フフフ・・・。おや、そこの半人」
「ケホ、ケホ。何だ・・・」
「ほぉ、不治の病か。どれ、私が直してやろう」
「貴様に治される必要など・・・ゲッフッ!!はぁ、はぁ」
「心配するな、私は天才だ。私に不可能はない」
「妖夢っ!用心なさいっ!」
「なっ、はや・・・」
「その病を治す秘孔はこれだ!」
「うぐっ!ギィヤァァァァァァ!!」
「ん!?まちがったかな…」
「妖夢!!・・・貴女、覚悟はよろしいわね?」
「わっはは!! ばかめ 凡人がおれに勝てるかーっ!!」
「中々熱い戦いになりそうだNA。やはり天才は凄いZE」
「アア、ある意味では真の黒幕だからナ」
「これで話は終わりKAI?」
「ノー。実は天才の後に真のボスが待ち構えていたんダ」
「WAKUWAKUする展開だNA。そいつはどんな奴なんDA?」
「ァー、確かかぐや姫と自称していたナ」
~ 毛玉妄想中 ~
「姫・・・私もこれまでです・・・もう・・・目が・・・」
「妖夢、しっかりなさい。従者が主を置いていくなど言語道断です」
「ふふふ・・・厳しいですね・・・カハァッ!」
「貴方達は月からの使者かしら?」
「お退きなさい。私は貴女に用事はないわ」
「もし月の使者であると言うなら、私は月へ帰ることを拒みます。今となってはここが私にとっての月なのですから」
「ハァ・・・ハァ・・・姫・・・」
「貴女は安全な場所へ隠れていなさい」
「もし月の使者でないと言うのなら、私は貴方達の口を封じなければいけません。永久に・・・ね」
「既に体朽ち、魂魄と変じた我が身。貴女が相手をするには不足すぎるわ、覚悟なさい」
「・・・姫と姫の対決って言うのも珍しいもんだNA」
「ム、言われて見ればドッチも姫様だナ。こいつは一本取られたゼ!」
「HAHAHA!それDE、異変が解決してるって事HA亡霊の姫君が勝ったんだNA?」
「アア。そして長い夜と偽りの月は終わりを告げたのサ」
「今回のも面白い話だったZE。感謝すRU」
「ハハハ。ミカエルの為になるなラ苦労にはならないサ」
「FUFUFU。俺達ずっと親友だNA!」
「イエス!勿論ダ!今日は久々に飲みに行こうゼ!」
「OK!とことん付き合ってやるZE!」
「永琳、今日は何だか気分が良いわ」
「はい、直ぐ準備を致してまいります」
「ふふふ、今日のあの子はどんな鳴き声をあげてくれるのかしら・・・」
「姫、仕度が整いました」
「さ、永琳。早く行きましょう。夜は短いわ」
「はい」
今日の一言
死して生きるより、生きて死ぬべし
残悔積歩拳とか「うぐっ!! ぐああ!!」とかよく覚えてるな私。
けど、前作がVer2だったのだから、今作はVer3になるのではないでしょうか?
低空ツバメ返しとか(古いか)。