注:ネタに、微妙に文花帖のネタバレがあります。
「いやはや、生傷が絶えません」
片手にアナクロなカメラを持って、天狗の記者は言った。
「しっかし、あんたも根性があるというか単なる暇人というか」
「わざわざ弾幕の嵐の中に飛び込んでいってまで写真を写そうというその気概、なかなかに恐れ入るぜ」
人のいない、博麗神社。
そこの境内で、三人の少女が立ち話をしている。うち二人の手には、一枚の新聞紙。目の前の天狗――射命丸文が発行するゴシップとして有名な、『文々。新聞』である。本人はもちろんのこと、「私は捏造記事など書きません」と断固として言い張っているのだが。
まぁ、それはともあれとして。
「皆さん、何か本気で攻撃してくるんですよね。何ででしょう」
「そりゃねぇ?」
「ああ。慧音から聞いたんだが、お前に下着を撮影されそうになったから、とか何とか」
「私は、そんな下品な大衆記事なんて書きませんよ。撮影の関係上、下から撮影してしまっただけじゃないですか」
ものは言い様である。
「まぁ、いいんだけどさ」
「けど、お前、天狗だろ? 何だって、こんな格下連中にまで苦戦してるんだ?」
ぱん、と紙面を手で叩きつつ、黒白の魔法使い。
はぁ、と文はため息をついた。
「皆さん、強いんですね。本当に。いやはや、認識を改めないといけません。特にこの子とか」
紙面を指先で示しつつ、文。
そこに写されているのは、涼しげな青を基調とした衣装が特徴的な、小生意気な妖精少女である。なお、その少女、現在は神社の裏手で遊んでいたりする。たまに遊びに来るらしいのだ、ここの主である紅白の巫女によると。
「ああ~……」
「わからないこともないわねぇ……」
「初心者は、大抵、こいつで苦汁をなめさせられるからなぁ……」
「苦労するわよねぇ……。特に一番と二番が」
「そうだったなぁ……」
「……あの、何の話でしょう?」
頬に汗一筋流しつつ、文。しかし、その言葉には二人とも応えず、
「そっか……。こいつも、何かそれなりだったのか」
「やっぱり、これはあれよね。
ほら」
『バカの壁』
「……あの、それって書籍の名前じゃありませんでした?」
もちろん、文の的確なツッコミなど、彼女たちに聞いてもらえるはずもないのだった。
どこかから「そーなのかー」という声が聞こえてきたような気もするが、この際、それは無視しよう。
そうして、思い思いに、思い思いの行動を取り始める彼女たちは、やっぱり、誰がどう見ても『幻想郷』の一員なんだなと思える光景だった。
「いやはや、生傷が絶えません」
片手にアナクロなカメラを持って、天狗の記者は言った。
「しっかし、あんたも根性があるというか単なる暇人というか」
「わざわざ弾幕の嵐の中に飛び込んでいってまで写真を写そうというその気概、なかなかに恐れ入るぜ」
人のいない、博麗神社。
そこの境内で、三人の少女が立ち話をしている。うち二人の手には、一枚の新聞紙。目の前の天狗――射命丸文が発行するゴシップとして有名な、『文々。新聞』である。本人はもちろんのこと、「私は捏造記事など書きません」と断固として言い張っているのだが。
まぁ、それはともあれとして。
「皆さん、何か本気で攻撃してくるんですよね。何ででしょう」
「そりゃねぇ?」
「ああ。慧音から聞いたんだが、お前に下着を撮影されそうになったから、とか何とか」
「私は、そんな下品な大衆記事なんて書きませんよ。撮影の関係上、下から撮影してしまっただけじゃないですか」
ものは言い様である。
「まぁ、いいんだけどさ」
「けど、お前、天狗だろ? 何だって、こんな格下連中にまで苦戦してるんだ?」
ぱん、と紙面を手で叩きつつ、黒白の魔法使い。
はぁ、と文はため息をついた。
「皆さん、強いんですね。本当に。いやはや、認識を改めないといけません。特にこの子とか」
紙面を指先で示しつつ、文。
そこに写されているのは、涼しげな青を基調とした衣装が特徴的な、小生意気な妖精少女である。なお、その少女、現在は神社の裏手で遊んでいたりする。たまに遊びに来るらしいのだ、ここの主である紅白の巫女によると。
「ああ~……」
「わからないこともないわねぇ……」
「初心者は、大抵、こいつで苦汁をなめさせられるからなぁ……」
「苦労するわよねぇ……。特に一番と二番が」
「そうだったなぁ……」
「……あの、何の話でしょう?」
頬に汗一筋流しつつ、文。しかし、その言葉には二人とも応えず、
「そっか……。こいつも、何かそれなりだったのか」
「やっぱり、これはあれよね。
ほら」
『バカの壁』
「……あの、それって書籍の名前じゃありませんでした?」
もちろん、文の的確なツッコミなど、彼女たちに聞いてもらえるはずもないのだった。
どこかから「そーなのかー」という声が聞こえてきたような気もするが、この際、それは無視しよう。
そうして、思い思いに、思い思いの行動を取り始める彼女たちは、やっぱり、誰がどう見ても『幻想郷』の一員なんだなと思える光景だった。
ヘイルストーム→これは楽に突破したかな。
花映塚→鈴仙の天敵だよ(;´Д`)
文花帖→ごめんなさい忙しくて先に進むので精一杯です……
でもチルノは馬鹿だからこそ愛される良い娘だと思う。
な、なんだよぅ! 悪いかよぅ! 苦手なんだよぅ!!。・゚・(ノД`)・゚・。
パーフェクトフリーズでは未だに止まってる弾に突っ込むであります!!
この前、パーフェクトフリーズ(ノーマル)でもボム使ったなぁ・・・。
…一番やり直し回数多いよう(泣)
むしろ初っぱなの氷弾の塊がちょん避けできな(ピチューン