Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

小説家天狗の椛です!

2009/03/04 23:49:52
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「神綺様…魔界を平定するのですね?」
「ええ…この地に住まう六人の悪魔とサタンを倒す…」
 そして…この魔界に人を住めるように

 神が自らのアホ毛を一つの剣として起す
 六大悪魔とサタンの悪魔と神の激しい戦いが始まる

 森に囲まれた地に住まう悪魔
 醜い戦によって毒の沼地になってしまった地に住まう悪魔
 砂ばかり砂漠の地に住まう悪魔
 辺境の地に住まう悪魔
 活火山がある山の傍に住まう悪魔
 極寒の寒冷地帯にある大樹に住まう悪魔
 そして、それを支配している魔王サタン…

 魔界を人の住める地にするために神綺が闘う

 そして、最後の戦いにおいて神が住まう場所であった
 天空城をサタンの居る場所の結界を破壊する為にぶつけ破壊されてしまう

 激しい激闘の末に神綺は魔王サタンを討つ事に成功する
(…これで…この地に人が住む事が…)
 だが、自らの住まう場所をなくしてしまった神綺
 そのため自らの体を模していた神の像は地上に置き去りにされ

 誰にも感謝されるでもなく、提げすさまれるでもなく
 ただ、長い年月を超えてゆっくりと風化していく
 神々しかった羽根は風化で崩れ
 自らの力の象徴であった剣も腕と共に地面に崩れる

 コケが身体につき…いつの間にか鳥達の休む場所になってしまう
 神と魔王の戦いは完全に終わりを迎える
 だが、人々はその事を知らず生きていく…

 シンキレイザー 沈黙の神像

(それでも…私は人を…)


 




「わう…駄目ですね」
 書き上げた原稿を丸めてゴミ箱に投げ捨てる私
 
 わう?…あ、どうも…哨戒天狗改め小説家天狗の椛です
 …どうもうまく書けませんね
 本来なら表で進入者が来るのを見張るのがお仕事ですけど
(…最近は家の中で物を書くことが多いですね)
 わぅ…天魔様の馬鹿…文様の馬鹿…
 新作よろしくって言われても
 そんなの中々書けるはずが無いじゃないですか
 
「わう…と言っても仕方ないですね」
 う~ん…とりあえずまた原稿に筆を進めてみましょう









「うどんげ!舞踏兎よ!」
「了解しました師匠」

 第六ラウンドの最中、既にスタミナが尽きた私に対して
 幻想郷バンタム級チャンピオンであるレイセン・イナバが
 秘密兵器を発動する
「終わりよ…十六夜」 
 一切の呼吸の乱れが無いまま、ロープを背負った私に向かって
 容赦の無いパンチが飛んでくる 
 右に倒れそうになったら左でフックを
 左に倒れこみそうになったら右でフックを
 行き場の無く前に倒れこみそうになったら真正面からアッパーを
(これが…舞踏兎…)
 
 それはまるで疲れを知らずに飛び回る兎のよう
 途切れそうになる意識を保つのが精一杯
「眠れ!満腹ボクサー!」  
 そして、私の両手のガードを貫いてうどんげの拳が顎を当たり
 私は崩れるようにリングに倒れこむ

(…やっぱり…私じゃ…)
 試合の前にうどんげの経歴を聞いた
 戦争があった為に食べるものもろくに食べれず
 殺し合いも経験してきた月の兎…
(…所詮私も…)
 減量の為に無茶なダイエットをしてきた私は
 彼女から言わせるとハングリーではないらしい…
(…もう倒れても…)

 カウントが取られている…もう5カウントで私の負けが…
「…6…7…エイ…うっ?」
 …だけど、何故か私の身体は起き上がる…
 相手サイドのセコンド陣営も驚いている
(…なんで?…なんで私は立ち上がるの?…)

『カーン!』
 立ち上がった私の耳に6ラウンド終了のゴングが聞こえて来た


「咲夜!」
 私の陣地の椅子の上に座り込み考え込む…
(なんで?…なんで私は立ち上がった?)
 あのまま倒れて居た方が正しい…ではなぜ…
「…咲夜もう止めましょう…このままだと…美鈴みたいに…」
「美鈴…」
 
 ああ、そうか…やっとわかった…
(カーン!)
 納得した途端に次のラウンドのゴングが鳴る
「…お嬢様…」
「さ、咲夜…?」
「勝って来ます…」
 口にマウスピースをはめる



「うどんげ…開幕から舞踏兎よ…大丈夫、相手はイージーのチルノと同じよ」
「…はぁ…はぁ…わかってます…」
 
 うどんげが無理なダイエットでスタミナが切れているはずの
 咲夜に向かって一気に突っ込み顔を狙った拳を突き出す
「ぐっ!」
 その攻撃を腕でガードした咲夜がよろめく
(ふふっ…)
 だが、その顔は笑っていた…
(私が負けるはずがないわ…)
 
 次に来た攻撃も軽く避ける…
 既にスタミナは尽きている…だが負けられない理由がある

 うどんげの攻撃の一つに対してカウンターを決める
 そこから咲夜の反撃が始まる
「ば、馬鹿な?…何処にこんな…」
「…一つ言っておくわ…試合が始まる前、私は貴方に勝てないと思っていた」

 レイセン・優曇華院・イナバ 
 冷徹な戦闘マシンと呼ばれる『幻想郷バンタム級チャンピオン』
 そんな相手に、減量に失敗しそうだった自分が勝てるはずが無いと…
「確かに…戦争でろくに物が食べれなかったでしょうね…」
 だが、死ぬ寸前の飢えよりも…もっと凄い者を…
「でもね…私はそれよりももっと強い相手と限界まで戦ったのよ!」
「うぐぇ!?」
 咲夜のボディブローがうどんげのお腹に決まる

「飢える寸前の状態でも水は飲めたでしょう!
 でもね!美鈴は自らの意思で飲まなかった!食べなかった!」

 咲夜との戦うために…自らの胸を三ランクも落とすために
 水も飲まず、コッペパンも食べず…そして…

「飢える寸前の状態がどうした!?私は!
 自らの意思で地獄を見て!耐え抜いた人と戦い!
 互角まで戦いぬいた紅魔館のメイド長!」

 いつの間にか戦局は好転していた
 咲夜の猛攻にうどんげが防戦一方になっていた
「うどんげ!打ち合いなさい!たとえ相手が攻撃してきても
 貴方の方がテクニックは上の筈よ!」
「くっ!」

 セコンドの声にうどんげが攻撃を開始する
 リングの上では激しい攻防が繰り広げられる
 そして、うどんげの一撃で咲夜の頬の辺りから血が流れる
「ひっ!?」
 その瞬間、うどんげが恐怖を感じる
「何を恐れているの?…此処は戦場よ!」
「う、うぁぁあ!?」
 血を見て引いたうどんげのに向かって

「貴方は美鈴より劣るのよ!」
 咲夜の渾身の右ストレートが決まり
 うどんげが場外に飛ばされる
(かーん!かーん!かーん!)
 その瞬間…ゴングが鳴ったりレフェリーが咲夜の手を上げる
 そして、その手にチャンピオンベルトが渡される

(美鈴…貴方のおかげで手に入ったチャンピオンベルトよ…)








「わう~!これも駄目!」
 大体、ボクシングを小説で書くことが間違ってました!
 それに、これだと美鈴さん死んでるじゃないですか

 とりあえず、これも丸めて…ポイしますポイ!

(…次の奴を書きましょう…)
















「ふははははっ!どうしたの魔理沙?」
「くっ…」

 状況は最悪であった
 戦いに負けそうになった幽香の自爆を止める為に
 魅魔が幽香をつれて魔界につれて行き
 そこで死んだと思われている幽香が更に戦闘力を増して戻ってきたのだ
 
「魅魔様の死は無駄だったのか!?」
「あら?流石に私も死ぬかと思ったわよ…でもね
 私の中の一片の核となる部分が無事だったのよ…」
 先ほど魅魔や魔理沙と戦っていた時以上の闘気が放出される
「おかげで更に強くなって貴方を虐めれるしね!」
(な、何てことだ…)

 悔しがる魔理沙に向かって幽香が傘を構える
「ふふっ…本物のマスタースパークを見せてあげるわ」

 魔理沙以外の者は幽香と闘うには戦闘力が不足している
 その上、加勢が出来そうなアリスを助けた際に
 魔理沙は片腕に怪我をしてしまっていた

(…もう駄目だ…)

「今の私ならここら一帯だけでなく幻想郷すらも吹き飛ばせるわ」
 絶望して地面に片膝を着く魔理沙に向かって
 幽香が笑みをこぼしながら傘を構える
(御免なさい魅魔様…)

 魔理沙が完全に心が折れそうになったその時だった
『こら、そんな弱気な弟子を持った覚えはないよ』
「えっ?魅魔様」
 突然魔理沙の耳に死んでしまったはずの魅魔の声が聞こえてくる
『ああ、閻魔様の所で少し会話をさせて貰ってるんだよ…それよりも魔理沙
 …戦わないで負けを認めるなんてお前らしくもないじゃないか?』
「で、でも…私はもう魔力も…それに片手も怪我をしてるし…」
 心配そうに言う魔理沙に魅魔が優しく伝える 
『大丈夫さ魔理沙…お前はまだ全ての力を出し切っていないだろう?』
「私の…全力の力?」
『ああ、それが出せれば絶対に勝てるはずさ』

 最後に魅魔が自信を込めて伝える

『さあ…私に見せておくれ、お前の全力の一撃を!』
「魅魔様…わかったぜ!」
 魅魔の言葉に魔理沙が片手で八卦炉を構える


「何をしてももう無駄よ!?喰らいなさい!」
「いくぜ!風見幽香!」
 お互いに残った力の全てを手に籠める 
「マスター…」
 幽香が己の分身ともいえる傘に
「マ~ス~タ~ア~!」
 そして、魔理沙が片手に持った八卦炉に

『スパーーク!』

 その言葉と共に、二人の前に極大の魔力を込めたレーザーが放たれる
 レーザーとレーザーがぶつかりお互いが拮抗する
「ぐっ…ぐぐぐっ…」
 だが、確実に魔理沙の方の力が弱まっていく
『こらえな!魔理沙!…まだお前は全力を出し切っていない!』
 魅魔の言葉に魔理沙が何とか堪えていた

「ふん…少しは堪えるようね…良いわ!両手で放って…」
 幽香が片手で構えていた傘を両手に持ち替えようとしたその時であった
「アーティフルサクリファイス!」
「なっ!?」
 幽香の隣で小規模の爆発が起こる
 何があったのかと幽香が見た先には
 先ほど自分が叩き落したボロボロのアリスの姿が
「…た、助けられた分…返したわよ」
 
 アリスのおかげでほんの少しだけ幽香の力が弱まる

『今だ魔理沙!』
「うわああああああ!」
 魅魔のかけ声に魔理沙が残っている全ての魔力を放出する
「し、しまっ!?」
 幽香が見た戦いの最後の光景は、
 自分の目の前に魔力が逆流してくる光景と
(くっ!二人がかりなんて!)

 八卦炉を片手で構える魔理沙
 その魔理沙を抱えるようにして立つ魅魔の姿だけだった









「…これも駄目です…」

 わうぅ…なんでこんなのが頭に浮かぶんでしょう…
 …ぐしゃぐしゃにして、ポイしましょう!
 
(スコン!)

 わう?…あ~…気がつけばゴミ箱が一杯です

 てっぽてっぽてっぽ…
「おね~ちゃん~♪」
「わう?ルーミアちゃん」
 …そういえば最近ルーミアちゃんに会ってませんでしたね
「わは~」
 わう、背中から抱きつかれました
 …はぁ…何か癒されます…
「…お姉ちゃん疲れてるのか?」
「…そう見えますか?」
 わぅ…どうやらルーミアちゃんにもわかる位に
 疲れが溜まっているみたいですね
「何かお手伝いできる事あれば手伝うよ?」
 …良い子です(涙)…もう本当に…
「わう、大丈夫ですよ…だから今は頭を撫でさせてください」
「えへへっ…ゴロゴロ…」 
 
 ひとしきりルーミアちゃんの頭を撫でてから
「それじゃあ、ゴミを捨ててくるのだ~」
「わう、お願いしますね~」
 丁度良かったのでゴミを捨ててくるように伝えました




(…さあ、またネタを考えないと…)






















 椛が考えている間…

「ちゅんちゅん…これ面白いよ!?」
「うん!この話すごく面白い」
「一体何処でこれを手に入れてきたのさ?」
「わは~…」

 里の中の一角でゴミ箱から見つけた物を
 バカルテット達が絶賛していた
 
「…この漢字がよく読めない」
「そうなのか」
「ちゅんちゅん…私もちょっと」
 途中でチルノとルーミアとミスチーが
 字が読めないところがあった
 その時、リグルが一つの案をだした
「そうだ!阿求さんに聞きに行こう!」
「ちゅん!賛成」
「よし、あたい阿求の所に行って来る」
「それじゃあ向かうのだ~」


 リグルの言葉に全員が賛成して
 その文章が稗田阿求の元に運ばれる事になった

 書いた人物である椛には知らされないまま…















 それから数日後…

「もう駄目です!」
 椛が机の上に突っ伏していた
 その机の周りには『にっかりにとり』とか
『隠し拳ミョンの拳』とか『罪袋の一分』と書かれた紙の山が
(…もう…諦めて不貞寝します…)
 紙に埋もれて椛がいじけ初めていた時
 誰かが自分の部屋を叩く音が聞こえて来た

(文様でしょうか?)
 原稿を取りに来るにはまだまだ早いはずなのだが
「わう、どちら様でしょうか?」
 とりあえず、家の入り口を椛が開ける
 するとそこに居たのは

「こんにちわ…私は稗田阿求と申します」
「わう!?幻想郷縁起のですか!」

 意外な人物の訪問に椛が驚いていると更に驚く事が…
「実は、貴方の書かれたこの小説に絵を載せたいと思って」
 手渡された物を見て椛がうろたえる
「わう!?ど、何処でこれを」
「はい実は…」

 阿求が自分の家にバカルテットがやってきた事等を全て椛に話し
「お願いします!ぜひ絵を描かせてください」
 椛に頭を下げてきたのだその様子に椛が慌てる
「あ、頭を上げてください」
 椛の言葉を受けて阿求が首を上げる
 そして、椛がしばらくの沈黙の後…
「わう…こんなのでよければ…」
「良いのですか!?」
 嬉しそうな顔をする阿求に椛が頷くと
「…わう!どうぞ、絵が描いてあるほうがきっと良い物になるはずですから」
「ありがとうございます!」
「わ、わう…だから頭を上げてください」
 喜ぶ阿求を落ち着かせる椛 



 椛の小説を抱えて阿求が部屋を出て行こうとしたとき
「あ、それと…」
「わう?どうしました」
 阿求が突然部屋の前で立ち止まって頬を赤く染めて…

「あの…実は私白狼の椛先生のファンなんで…サイン貰えませんか?」
 
 恥ずかしそうにそう告げるのであった












 それから数週間後に
 白狼の椛先生と稗田阿求が合作で作ったとされる漫画が出される
 これが爆発的な漫画ブームを起こす事になるのはまた別のお話
「も、椛!?な、なんで私に黙ってこんな事を!」
「わう?何で駄目なんですか?」
「も、椛を独占していたからこそ私の新聞が売れていたのに…」

『文様の新聞の売り上げががくんと減ったらしい…
 もっとも、新聞で話を載せる許可が出せるのは文様だけだったので
 昔に比べれば随分と売れてはいるみたいですけど…椛日記より』
                       

 どうも脇役です…
 
 本当は『流浪人妖夢』とか『鉄拳早苗』
 も書きたかったけど諦めました
 元ネタを全て知っている人は作者と同じ
『おっさん』の称号をプレゼント

 良ければ感想に全ての元ネタ書いて見てください
脇役
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
ちょっwwDBZのセル編wwww
2.名前が無い程度の能力削除
1個目と3個目はわかるww

そんなオレはぎりぎりおっさんwww
3.名前が無い程度の能力削除
2はジョーかな
4たそがれ? 5鬼の爪 6武士
7逆刃刀のアレ?
8通背拳

……安西先生、8が読みたいです……
大瓶の代わりに御b
4.名前が無い程度の能力削除
アクトレイザーとDB、剣心しか分からなかった。
あのゲーム実はエニックスのなんですよね。
5.名前が無い程度の能力削除
あなたのせいでもう魅魔様の声が悟空の声でしか再生されなくなった
どうしてくれる!!
6.名前が無い程度の能力削除
この配役だと魔理沙と魅魔様が同じ声ってことに
どうしてくれる!!
7.名前が無い程度の能力削除
DBがあるのにわワロタwwww
それにアリスがベジータなのがよかったwwww
8.NEOVARS削除
神綺様が救われた世界なら、喜んで住む。
フィルモアのBGMはガチ名曲。
9.名前が無い程度の能力削除
「シンキレイザー」のパッケージの絵が頭に浮かんでくる~!!wwやりてぇw

ロリスを操作して町を発展させるんですね、わかります。
10.名前が無い程度の能力削除
えーと・・・おそらく
1アクトレイザー 2明日のジョー 3DBZ   4うっかり八兵衛 
5隠し剣鬼の爪  6武士の一分  7流浪人剣心 8鉄拳チンミ
かなぁ・・・間違ってたら恥ずかしい

シンキレイザーでかなりテンション上がりましたwww
その後も終始上がりっぱなしでしたがwww