Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

間違い。

2009/02/15 20:52:48
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「ねえ パチェ、最近咲夜が生意気だと思わない。この前だってそうよ。
従者が主人に手を挙げるなんてありえない。」
テーブルの上に頬杖をついてふくれっつらでレミイは私を見ながら言った。
レミイはさっきから、ずっと咲夜の不満を言い続けている。
私は本を読みながらレミイの愚痴を聞いていた。
正直読書の邪魔だから、小悪魔にでも代わってもらいたかったが、
小悪魔もさっきから苦手なレミイが居るためか、ほとんど姿を見せなかった。
仕方がないから、私がレミイの愚痴を聞くしかなかった。
適当にあしらって追い返してもいいが、数少ない友人に対してそんなことはできない。
「この前だってそうよ。ちょっとつまみ食いしたぐらいで『お嬢様はしたないです。』といっていきなりナイフを人の顔に投げつけるの。信じられる!死んでしまうわよ」
あんたはナイフに刺されたくらいじゃなんともないでしょ。
それにしても、咲夜 最近あなた、かなり容赦ないよね。
だから、メイド達に『うちのメイド長は地獄のメイド長』って言われるのよ。
「女は顔が命だから、せめて手か足にしてよね。」
おいおいそういう問題か。
「一番むかついたのは『お嬢様、フランお嬢様を見習ってください。』って言うのよ。
まじでむかつくわ。」
確かに咲夜の言う通り。
最近はフランの気性も落ちついており、フランのほうがカリスマがあった。
メイド達の間ではフランが紅魔館の実の当主だと思っているものが多い。
レミイこのままだと。
どっかの国の総理大臣と一緒で、紅魔館の当主交代もさせられるわよ。
「大体私はフランの姉なのよ。見習うならフランのほうよ。」
レミイそれを言うなら、見習うところを見せて頂戴。
私は、本を閉じレミイの顔をみて
「レミイ さっきから話を聞いていたら、全部あなたが悪いんじゃない。
咲夜の言っていることはほとんど正しいわよ。」
「ちょっと、パチェ!あなたまでそんなことを言うの!」
レミイは急に立ち上がり叫んだ。
「レミイ あなた最近威厳が全くないわよ。だから妖精メイドにも馬鹿にされるのよ。」
頭に血がのっぼているレミイに忠告した。
「えっ 私妖精メイドにも馬鹿にされていたの?」
おいおい 気づいてないのか
「かなり馬鹿にされているわよ。そう どこかの氷精並にね。
咲夜も嘆いていたわよ。『最近お嬢様のカリスマが低下していて困っているんです。
どうしたらいいのでしょうか』ってかなり真剣な顔で相談に着たわ。」
「咲夜がそんな事を言っていたの?パチェ私のカリスマってそんなに低下している。」
「そうとひどい状況よ。もうこれ以上ないかって言うぐらい。」
レミイはいきなり頭を抱え込んでしゃがみこんだ。
「パチェ どうしよ。」
数すくない友人の頼みだ。何とかしよう。
そういえば最近外の世界で凄いカリスマをもった男の演説集が入っていたわね。
レミイに読ませたら、少しはましになるんじゃないかな。
えーと本の名前が出てこなかったけど、この辺りにあったような。
たぶんこれでしょう。
「レミイこの本を読みなさい。
これは、外の世界の選挙という戦いを勝ち抜いた男の演説集よ。
レミイもこれと同じことを言ったら、すこしはカリスマが戻るんじゃない。」
レミイに本を渡した。レミイは本を受け取ると
「ありがとう パチェ やっぱり持つべきものは友達よ。パチェはやっぱり心の友よ。」
そう言うと本を持って喜んで出て行った。
レミイの笑顔をみると、少しうれしかった。


「パチュリー様、この『オバマ演説集』はどこに置きましょう。」
小悪魔の声がした。
あれ それさっきレミイに渡したような、まっいいか。似たような本だと思うし。
大丈夫でしょう。




数日後 咲夜が頭を抱えながら図書館に入ってきた。
「パチュリー様 レミリアお嬢様になんであんな本を渡したんですか。
大変なことになっているんですよ。」
「確か 外の世界の政治家の本だったけど。それがどうしたの」
咲夜はため息をつきながら
「どうしたかじゃないですよ。
レミリアお嬢様その本を見習ってメイドの前で演説し始めるようになったんですよ。」
「別にいいことじゃない。それでレミイのカリスマがあがれば。」
「もう あがるわけないでしょう。あんなことを言ったら。」
「レミイはまた何を言ったの」
「メイド達に向って『メイドになるようなやつは社会的常識がかけているのが多い。だからメイド不足はメイドの責任よ』って言ったりするし。
この前の雨のとき門番隊の詰め所で雨漏りがして大変なことがあってそのときも
『雨漏りが門番隊の詰め所でよかった。これが紅魔館の中なら大変なことになる』って
おかげでメイド達の間ではレミリアお嬢様退陣要求まで出ているんです。
一部のメイドの間ではフランお嬢様を時期当主にという動きも出ているんですよ。」
レミイあなたいったい何をやっているの。
「咲夜レミイはそれでどうなったの。」
「ショックで地下室に引きもってしまわれたので、
フランお嬢様が慰めているところです。
一応メイド達と門番隊達には私と美鈴が『お嬢様は、
春先ですこしおかしくなっていたのよ。』と説明して納得してもらっているところです。
ともかく、この本は返します。
今後レミリアお嬢様には変なものを渡さないでください。」
といって咲夜は本を私に渡し,図書館を出て行った。
咲夜が渡したその本を見ると『麻生太郎演説集』と書いてあった。

レミイ あなたは何で墓穴を掘ってしまうの。





でもレミイごめん。
二回目の投稿です。よろしくお願いします。
前回、誤字脱字の指摘があったので、今回は点検してなるべくないようにしています。
『麻生太郎演説集』は自分の記憶が確かならないと思います。
たけ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
いいですねぇ
2.名前が無い程度の能力削除
風刺もの好きだよ。
ここでの支持率は低いと思うけどね
3.名前が無い程度の能力削除
もう少しひねってほしい
4.名前が無い程度の能力削除
誤字脱字の点検をしたのなら、せめてタグぐらい誤字無しにしてください。
5.名前が無い程度の能力削除
ああなるほど、間違いか。かんちがいね。

麻生太郎フイタ
6.名前が無い程度の能力削除
麻生さんネタだったら漢字を読むことができなくなったり
ホテルのバーで酒を飲んだり
カップ麺の値段を知らなかったり
居酒屋でホッケの煮付けが出たといったり
ペンのキャップをくわえたり
三人称をお前にする
っていう感じにしないと麻生さんにする必要性が無い
というか上記はマスコミが叩いてた奴だが、態々叩く必要があるもんじゃ無いよな
7.灰華削除
風刺なのはわかったが、お嬢様好きにはケンカ売ってるような内容だね。
あとレミイじゃなくてレミィ。
8.名前が無い程度の能力削除
>誤字
これ、わざと間違えてあると思ってた。
麻生だけに。なんちゃ(ry
9.名前が無い程度の能力削除
二次創作としては三流だし風刺として見ても三流
匂わせる程度にやれば良いのに、真っ向から石を投げるなら猿でもできるわ
10.名前が無い程度の能力削除
安直すぎる、というのが素直な感想。
11.名前が無い程度の能力削除
いかにも流行に乗って叩いてみましたという感じ。
東方キャラ使わず、且つ他所でやっていただけるとありがたいものですね。
12.名前が無い程度の能力削除
風刺してるつもりで単にマスゴミに乗せられてるだけじゃなぁ。
13.名前が無い程度の能力削除
チラシの裏にでもかいといたら
14.名前が無い程度の能力削除
この咲夜さんは偽咲夜だだまされるなみんな!
だってフランのこと妹様って言ってないぜ!

勝手な捏造はやめとくれ
15.名前が無い程度の能力削除
律儀にまねしたレミリアがかわいらしいなw
つまみ食いしたら当主でさえナイフ投げられるなんて紅魔館おそるべし
16.名前が無い程度の能力削除
色々ひどいな
17.名前が無い程度の能力削除
何この糞
18.名前が無い程度の能力削除
タブーになるけど、コメで叩いてる人は麻生批判=即叩きって思想は安直すぎ。余りに作者が哀れ

作品としてはもちろん一品ではないけどこの叩かれ方は異常

確かに風刺に東方は関係ないから、どうせやるならもっと話を作ったほうがいいとは思う
19.名前が無い程度の能力削除
タグが可笑しい

まぁ一発としては悪くはないかな