Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

耳年増

2009/02/13 23:57:00
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「もう 咲夜さん聞いてくださいよ。パチュリー様が」小悪魔は私を廊下で見つけるなりなきながら近寄ってきた。またパチュリー様に何かやられたんだろう。パチュリー様には困ったものだ。
「ううううパチュリー様がまた私にううううわーうわーん」とうとう小悪魔が大きな声で泣き出してしまった。近くにいる妖精メイドがジロジロこっちを見ている。
うーん はたから見たらこれでは私が小悪魔をいじめているみたいだ。
最近外の世界の書物で変に知識をつけた耳年増のパチュリー様が小悪魔にいろいろイタズラするようになったらしい。そのたびに小悪魔は誰かに泣きついてくるのだった。
しかしお嬢様達や妖精メイドではさすがに相談するわけに行かず、たいてい相談相手は美鈴や私になる。しかし美鈴は非番以外は大概門にいることが多いのでもっぱら小悪魔の相談相手は私になることが多い。
「ねえ 小悪魔ここでは何だから私の部屋に行かない?」とりあえず小悪魔を人目のつかない私の部屋につれていかなければ、魔理沙なんかに見られたら何を言われるか。
「ひゃい ざぐやざん」と小悪魔が泣きながらうなずいた。
小悪魔に紅茶とお菓子で、とりあえず泣き止ました。しかし、人間に慰められる悪魔っていうのも。
「ところで小悪魔 今回はパチュリー様は何をしたの?」
「はい 咲夜さん。パチュリー様が私に変なことをするんです。この前香林堂で仕入れたくねくね動く変な棒みたいな物をもってきて、『小悪魔 これはどう使うの』って笑いながら聞きにくるんです。『そんなの知りませんよ』って言ったらレデイースコッミクという物見せて『こう使うのじゃない』って言うんです。その本みたら、もう 恥ずかしくて。だってあそこに入れちゃうものなんですよ」
小悪魔は顔を真っ赤にしながら言った。
レデイースコミックそれは同人誌というものと一緒に最近パチュリー様がはまったものだった。
まったくパチュリー様、あなたは外の世界だったらセクハラで訴えられますよ。
しかし香林堂の店主め。そんなものも持ってくるなんて後でシメておかないと。
「小悪魔 後でパチュリー様には私がきつく言っておくから。とりあえず今日はここにいなさい。」
本来なら館の主人たるレミリアお嬢様がパチュリー様に注意していただけると言いのだが、レミリアお嬢様では逆に言いくるめられ一緒になって小悪魔をいじめる場合もある。
そのためパチュリー様にもっぱら注意をするのは私の役目となっている。
「それとね、レミリアお嬢様もね『ねっ 小悪魔あなた淫魔だから知っているわね。男と何をするときはね。どうするの』って聞きにくるんです。私は淫魔じゃなんですって」
急に頭が痛くなった。レミリアお嬢様あなたはやっぱり私の想像を裏切りませんでした。
「小悪魔 レミリアお嬢様にもきつくいっときます。」
 パチュリー様とレミリアお嬢様ともどもきつく言わないと。このままではフランお嬢様にも悪い影響を与えるかも。
これだからお嬢様のカリスマは低下していくのですよ。
「だいたい私の家は厳しいんですから。学校もミッション系女子高しか行かしてくれなかったですよ。いつもお母さんには、あんな淫魔の子たちと遊んではいけませんって言われるし。」
「そうなの。小悪魔」初めて聞く小悪魔の顔が引きついてしまった。
小悪魔 悪魔に学校ってあるの?それに悪魔の学校でミッション系って変じゃない。
「それに 門限も厳しかったんですよ。遊びに行くときにでも親が後をつけてくるんですよ。そんなんだから男の人と一緒にいるだけでどんなに両親に怒られるか。」
厳しい悪魔の家庭、かなりシュールな世界だろう。
「悪魔も大変なのね」
「ねっ 咲夜さん。私って淫魔に見えます?いやらしい女に見えます?」
言われてみて小悪魔の体を上から下まで眺めてみたけど、小悪魔の体は女の私がみてもそそられるものがあった。確かに服装は地味な黒いワンピースに白いブラウスでいかにもお堅い女といった服装だった。
しかし スッラとしているが出るところのでた体、特にブラウスからはちきれんばかりの胸、真っ赤のロングの髪、目鼻の整った顔、透き通るような肌が逆に服装と変にあってそそられるものがあった。
私が考え込んでいると
「咲夜さんも、私のことをお嬢様みたいに思っているんでしょう。ひどい、咲夜さんなら分かってくれると思ったのにうううううううわーん」
まずい また泣き出した。何とかしないと
「小悪魔違うの。そのなんていうか。小悪魔ってきれいな体してるなって思って」
「そんなことないです! 咲夜さん。私いつもクラスの男子にいじめられるし、ひどいときなんか下駄箱に男の人の手紙が入っていて校舎の裏に呼ばれるんですよ。怖いから行かなかったけど。だから私みたいな不細工な女はいつもいじめられるんですよ。」小悪魔は強い口調で言った。
小悪魔 なんて鈍い子なの。きっと彼女はこれからもすっと幸せを逃がしていくでしょう。
しかし パチュリー様とレミリアお嬢様を何とかしないと、小悪魔をこのままにしていくわけではいかないし。
「とりあえず、今日はパチュリー様のところに戻りにくいでしょから、私のところに泊まっていきなさい。後でパチュリー様には私には言っとくから」
「はい 咲夜さん。やっぱり頼りになるのは咲夜さんです。小悪魔これからはずっとあなたについていきます。」と言い私に抱きついてきた。
たぶん彼女は無意識の行動で下と思うが、私が男だったらこれでいちころだろう。
小悪魔なんて恐ろしい子。やっぱりあなたは淫魔だと思う。とりあえずパチュリー様とレミリアお嬢様にはかなり厳しく言っといて、あの道具屋二度と変なものを持ってこないようにシメとくとしよう。小悪魔の頭をなぜながらそんな事を考えていた。



翌日 小悪魔に謝っているパチュリー様とそんなパチュリー様に恐縮している小悪魔の姿があった。
レミリアお嬢様は、なぜかふくれていた。聞き訳がないから少し実力行使をさせていただいただけなんだが。
美鈴は、咲夜さんやりすぎですと言っていたが、
フランお嬢様は「お姉さまにはあれくらいでいいのよ」と言われた。
たぶん 大丈夫だろう。
古道具屋はやりすぎて瀕死の状態で永遠亭に運ばれたらしい。
やりすぎたかも知れないが、あの男にはいい薬だろう。 
初めまして たけというものです。今後ともよろしくお願いします。
たけ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
小悪魔かわいいwこーりん乙w
2.名前が無い程度の能力削除
『確かに服装は地味な黒いワンピースに白いブラウスで…』いや、むしろこの服装が似合う女性ってかなりカッコいいんじゃないだろうか?
3.名前が無い程度の能力削除
>これからもすっと幸せを逃がしていくでしょう
これからもずっと?
小悪魔可愛いなぁwwwそしてパチェさんやりすぎです(苦笑
4.名前が無い程度の能力削除
内容は面白いんですよ。ただ、余りにも誤字が多すぎです。
5.名前が無い程度の能力削除
小悪魔さん綺麗ですからね
パチュリー様が手を出したくなるのも仕方ないですよwww
6.名前が無い程度の能力削除
面白かったですww
ただもうちょい改行してもいいんじゃないですか?
7.名前が無い程度の能力削除
こぁがかわいいのは正義。でも誤字多いです。