「妹様」の妹は「妹紅」の妹　（この作品に妹紅は出てきません）

紅い悪魔の統べる館―紅魔館
そしてこの館の地下には悪魔の妹が幽閉されていたという
これはその悪魔の妹と姉の壮絶なドラマである
ちなみに、嘘です






フランドール・スカーレット
ありとあらゆるモノを破壊する程度の能力を持つ
昔はその狂気ゆえに地下に閉じ込められていたものの
最近、黒白の魔法使いがきっかけで
ずいぶんと落ち着いたものである

また少しづつであるが495年の姉妹間の溝も急激に埋まってきている
主に姉のセクハラという形で
これはそんなフランドールの日常を描いたものだと思う

すがすがしい朝
妖精メイドたちが怒られない程度に手を抜いて働き
門番は朝日を感じながら二度寝し
メイド長は幻想郷幼女化計画を企て
魔女は黒白の事を思いながら惚れ薬を調合する
そんな気持ちのいい朝に響く幼女の怒号

「待ちなさいフラン！
　そしてパンツを寄こすんだ！！」
「そんなこと言われて止まる奴なんかいないわよ！」
フランドールを追いかける姉のレミリア
全文のきっかけ以降に始まった
今となってはいつもの光景である
飛び交う禁忌の弾幕もいつもの光景
被弾する妖精メイドもいつもどうり
下からパンチラを狙うメイド長はスルー
とにかく日常である

「姉の言うことを聞きなさい！」
「あんたは姉の前に変態だ！
　変態の言うことなんか聞けるか！」
「姉に向かってあんたとは・・・
　も　っ　と　罵　っ　て　」
「光になれぇぇぇぇぇぇ！！！」
禁忌『レーヴァテイン』

「わかったわフラン、少し落ち着きましょう」
カリスマたっぷりに言うレミリア
少々焦げていても彼女のカリスマは衰えない
「最初っから・・・そうすれば・・・いいのよ・・・」
と息を切らしながら言うフラン
「ええ
　パンツじゃなくてシャツにするわ」
「そこを直せと言ってるんじゃねぇ！」
レバ剣再び
「何が不満なのよ！！」
「あんたに着衣を渡すことが不満
　いや、不安だ」
「わがままなんだから・・・」
「駄目だこいつ・・・早く何とかしないと・・・」

「いいこと、フラン
　私は伊達や酔狂でこんなこと言ってるんじゃないのよ
　495年間、その間にできた深く大きい姉妹の溝
　私はそれを埋めたいのよ・・・
　だから　や　ら　な　い　か　？」
「少しでもまともなのを期待した私が馬鹿だった」
「そう、あなたは何の知識もない子供
　だから教育してあげるわ
　保険の実技を」

ドーン
「今日は多いわね」
「そうだなパチュリーとりあえずスカートに手を突っ込むな」

オチが思いつかない

「全くお姉様ったら・・・」
と自室で愚痴るフラン
「普通にしてれば尊敬できるのに
　どこで間違ったのか・・・」

（おねえさま）
（どうしたのフラン？）
（わたし、おおきくなったらおねえさまのおよめさんになる！）
（ふふ、ありがとうフラン）

「・・・あのせいか」

どこぞのハクタクに食ってもらおうか

まあいいか
あの変態に付き合うのも
悪くはない

大好きなお姉様
いつかまともになってくれることを願って

オチが、思いつかないです
テンションに任せて書いたからなんか文もめちゃくちゃだし。

目障りなら消します。