あらすじっ
藤原妹紅は一人っ子の上に女だと言うのに妹属性を持っていた。
これが敗北を意味するのか??否、始まりなのだ!!
常識人共に比べ我等が妹属性の勢力は30分の1以下である。
だと言うのに今日まで戦ってこれたのは何故か??
諸君!!
それは我々の戦う目的が正しいかだ。
一握りの六ボスが日々膨れ上がる幻想郷を支配して数千年。
常識を捨てた我々が受け入れを要求して何度連中に踏みにじられたかを思い起こすがいい。
妹萌えの掲げる姉、一人一人の自由の為のたたか「お姉様??何やってるの」
あ、いや、これは、そのねフラン、違うの、誤解なのよ。
「ふーん、誤解で変な演説するんだ」
あ、だめ、しぬ、死んじゃう、だめ、だめ、アッーーーーーーー!!
「えー、不出来な姉でゴメンなさい。それでは」
ずる、ずる。
(細かな事は作者の二話前の話を読んで、次の話を読んで下さい)
「妹紅、最近のオマエは変だぞ」
朝起きて慧音に会うなり行き成りそう言われた。
ってか、今言われた。
「昔は復讐復讐って燃えていたのに今じゃ隠居した老人みたいな生活じゃないか」
私の年齢を考えるとそろそろ隠居生活に入ってもいいのでは??とか考えざるを得ないな。
もう既に隠居してる同じ様なヤツもいるが。
「妹紅、頼む。何も復讐しろ、とか言わない」
「じゃあなんだよ」
「引き篭もるのをやめてくれ」
ヒュン …ピシッ …ポチャン
「なんだよ慧音のやつ」
ちょっと一週間くらい引き篭もっただけじゃないか。
大体輝夜だ、アイツが余計な事言うから。
「えー、マジ妹萌え??キモーイ」(注、鈴仙です)
「妹萌えがー、許されるのはー、小学生までだよねー」(てゐです)
「「キャハハハッ」」
(注、被害妄想です)
あの日以来なんだか回りの目、全てが軽蔑の眼差しに見えるしさ。
だってのに慧音は家を追い出すし。
何が正気になって帰って来いだよ。
「あーあ、今日何所で寝よ」
プッカ プッカ
「都合よく閃いたりしないかなー」
…………今、なんか何処かで見たような物が流れてたような気が。
「あー、死ぬかと思った」
「レミリア、何やってんだ??」
「はっはっはっ、ちょーとフランに折檻されてね。普通なら死にかける所だけど飽くなきフランへの愛で生き延びたわ」
「普通に凄いな、おまえ」
「褒めても何もでないわよ」
冗談抜きで凄いな。
吸血鬼って流水はダメじゃなかったか??
……まて、ここは幻想郷だ。
常識ってのは外でバリバリの現役だ、幻想入りするにはまだ早いって事か。
ふっ、私もまだまだ青かったな。
「まったくレミリアはよくこの寒い中水泳が出来るな、はっはっ」
「誰が好き好んでそんな馬鹿なマネするのよ??常識的に考えなさいよ」
「…………………」
「へっくし、うーさむ。ゴメン、火出して」
「…………………」
「あー、あったかい」
何故だろう、レミリアに常識って言われると非常に納得できない。
あとコイツの事良く知らないから会話が………。
「と、とりあえず濡れてるその服脱いだらどうだ??」
「それもそうね、そりゃ」
「も、もう少し羞恥心を持ったらどうだ??」
「まったく脱げと言ったり羞恥心を持てと言ったり、忙しいわねぇ」
「女捨ててないか??」
「捨てれる訳ないでしょ、とりあえず乾かすか」
濡れて些か透けてるキャミソールだけ、って凄まじくエロいな。
里の連中が見たら発狂してお祭りだろ。
「うわっ、服からドジョウが出て来た」
「川にいた時に入ったんだな、ってか何故に気が付かなかった」
「お、丁度いい棒発見」
私は無視か、そうかい、そうかい。
チクショウ。
「で、時にもこよ」
「行き成りもこ呼ばわりか」
「いいじゃん別に、それよりもアンタ悩んでるわね」
「な、何故」
「ふふん、天下無双のチート能力『運命』を舐めない事ね」
そんな過去を覗き見るようなマネまで出来るのか!?
あやふやな定義だからよく解らなかったが……。
「これをチョチョイと弄れば霊夢の賽銭箱を小銭で埋め尽くせるし、貧乳を巨乳に出来るし、無くした物も帰ってくるわ」
「反則だな、もう完全に」
「どこぞのスキマよりはマシよ、って話題を逸らそうとしてるわね」
「そんな事はないぞ」
「アンタ、ズバリ言うけど妹萌えね」
な、何故そこまで。
う、運命見たなコイツ!!
「次にオマエはうぐぅ、と言う」
「うぐぅ……ハッ!!」
な、なんてヤツだ。
「妹紅、アンタは今自分が正しいかどうかで悩んでるでしょう」
「……………(ああ、周囲から向けられるレミリアの視線が凄い)」
「いい、妹萌えは正義なの。それは同盟の皆が頷いた事よ」
「なんの同盟だよ(後服を着て欲しい)」
「馬鹿ね、妹DAISUKI倶楽部よ」
「とりあえず服を着てくれ」
はぁ、こんなに厄介なヤツだったとは。
なんだよ妹DAISUKI倶楽部って、どう考えてもシスコンしか居ないだろ。
「よっこいしょっと」
あぁ~~~~~
「なんか周囲から落胆の声が聞こえたんだけど」
「気のせいだろ」
気が付いてなかったのか。
ある意味大物だな。 フォース
この辺り一体に物凄い迸る若い力がしてたぞ。
「さて、それじゃあ行くわよ」
「行くって何所に??」
「決まってるでしょ、妹DAISUKI倶楽部よ」
パッ
「それではこれより試験を始めます。簡単な筆記試験なので安心してください」
「待て、なんで私は密室に閉じ込められてテストを受けさせられてるんだ」
「それでは開始」
くそっ、声からしてルナサだったぞ、今の。
アイツもこの訳の解らん倶楽部に入ってるのかっ。
「えーと、第一問
好きな呼ばれ方を答えなさい
1 お姉様
2 お姉ちゃん
3 名前で
4 その他 」
い、行き成り難易度が高い気がするんだが……。
訳が解らない。
と、とりあえず1かな??
「第二問
どのような妹がタイプですか??
1 素直な明るい子
2 大人しいが腹に何か隠し持ってそうな子
3 家庭的な子
4 落ち着いた大人っぽい子
5 その他 」
これ、もう好みのタイプの暴露じゃないか??
ま、まあ4かな??
以下そんな問題がおおよそ二百問。
「ぷしゅー」
「燃え尽きてますね」
「不死鳥が燃え尽きるってどうよ」
「回答をザッと見ましたが私達に並ぶ位のマニアニック度です」
「大人しめ、黒髪ロング、へぇー」
「よし、それじゃあ次のテストよ」
「さぁー起きなさい」
「んぐぅ、今度はなんだよ……」
「この部屋に置かれてる物を使って天井から吊るされてるバナナを取るのよ」
「………馬鹿にしてないか??」
「してないしてない」
今度は幻月だな。
くそっ、ニヤニヤしながらこっちを見てるのが脳裏に浮かぶぞ。
「…………なんだこれ」
「ちくわ」
「……舐めとんのかっ」
どうやってちくわで高さ三メートルはある天井のバナナを取るんだよ。
無理だろ、不可能だろ??
「あぁーーーーもう」
「あちゃー、こりゃあダメっぽいわね」
「ちくわに目が行きすぎですね。自分が飛べる事を忘れてます」
「これが出来ないんじゃねぇ」
「レミリア人選ミスした??」
「失礼な、ルナサ私の人を見る目は確かよ」
よく考えたら私飛べるし。
「開始三十分でクリアね。過去最低タイムよ」
「…………スマン、ちくわに目が行き過ぎた」
「怒りに狂ってちくわを食べてから正気に戻ったわね」
レミリアのいう事に反論したいが事実過ぎる……。
つーかなんだこのメンツは。
レミリアにルナサに幻月にさとりに静葉まで居るのかい。
「何やってるんだお前等は」
「いや、不思議と同志は惹かれあうもんで」
「気が付いたら入ってた」
「偶然里でばったりね。一目で同志とわかったわ」
「………久しぶりに地上に出たら素敵な倶楽部が出来てました」
「冬でムシャクシャして入った、今は充実してる」
全員凄い理由だな。特に静葉。
常識じゃ測れない連中だよ。
「妹紅、今のアナタは妹萌えを自覚したと思うわ」
「先ほどのテストの意味が未だに分からない」
「さぁ実戦よ、おのれの本能をブチかましなさい」
永遠亭
「…………なんでこんな事になってしまったのだろう」
「女は度胸、当って砕けろっ」
「幻月、砕けたら問題ですよ。再生できそうですけど」
えーえー、出来ますよ出来ますよー。
たとえ火の中水の中。
全身解体されてプラズマ焼却されても再生できますよ。
不死身ですが何か??
「やさぐれてないで行ってきなさい」
「いやいや、止めろよ」
「残念だけど同意見だからさ」
くそっ、全員敵かっ。
「よし、レミリアチャイムを押しなさい」
「任せろっ」
……………………。
「届かない………」
「あーもう何やってるのよ、ほら」
「あ、ありがと」
ピンポーン
なんだこの和む光景は。
幻月が持ち上げてレミリアがチャイムを押す。
なんて美しい光景なんだろうか。
一見天使と悪魔だけど、実は悪魔と悪魔なんだよな。
ってかレミリア飛べよ。
『はぁーい、永遠亭ですけどー』
「頑張れ、茂みから見守ってる」
「「「「GOOD LOCK」」」」
「え、えーと輝夜、今出てこれるか??」
『も、妹紅!!最近来ないからどうしたのかと』
「いや、さ」
『ちょと待ってて、今出るから』
(どう思いますか実況のさとりさん)
(そうですね、先ほどの会話から察するに脈ありではないのでしょうか??)
(ほほーう、今までにないパターンですな)
(しかし、これは姉に対する愛情ではなく、妹紅個人に対する愛情って事です)
(………………致命的じゃない??)
(致命的、です)
ガチャ
「妹紅!!」
「か、輝夜」
「話って、何??」
「じ、実は」
「実は??」
(((((ドキドキ)))))
あれ、おかしいな。
なんで私こんな事になってるんだろう。
そうだ、私は一体何をしようとしてんだっ。
プスッ
「カグヤジツハイイタイコトガアッタンダ」
「も、妹紅??急に顔色が悪くなったわよ??」
「モンダイジャナイサ、ハハハ」
(ちょ、ちょっとレミリア、何吹き矢で飛ばしたのよ)
(安心しなさい静葉、ちょっと冷静な判断をしそうってさとりが言ったから興奮剤を頭に打ち込んだだけよ)
(……一体どんな興奮剤よ、顔色が遠目でもわかる位に青いじゃない)
「カグヤ、ワタシノイモウトニナッテクレ」
「妹紅、寝言は寝て言って??」
「……………」
「……………」
(((((あーあ)))))
妹紅の心理描写
ドカッ バキッ ゴスッ
私は死んだ、スイーツ(笑)
「萌えた、萌え尽きたよ、真っ白にな」
「ちょ、ちょっと妹紅!?妹紅!?」
(帰りましょうか)
(そうね、帰りに里の喫茶店にでも寄って)
(軽く雑談して愛する妹の所に帰りましょう)
(あーあ、また幽香に叱られるなぁ。無断欠勤だし)
(じゃあそんな事を忘れれる位に飲みに行きましょ)
((((さんせーい))))
藤原妹紅は一人っ子の上に女だと言うのに妹属性を持っていた。
これが敗北を意味するのか??否、始まりなのだ!!
常識人共に比べ我等が妹属性の勢力は30分の1以下である。
だと言うのに今日まで戦ってこれたのは何故か??
諸君!!
それは我々の戦う目的が正しいかだ。
一握りの六ボスが日々膨れ上がる幻想郷を支配して数千年。
常識を捨てた我々が受け入れを要求して何度連中に踏みにじられたかを思い起こすがいい。
妹萌えの掲げる姉、一人一人の自由の為のたたか「お姉様??何やってるの」
あ、いや、これは、そのねフラン、違うの、誤解なのよ。
「ふーん、誤解で変な演説するんだ」
あ、だめ、しぬ、死んじゃう、だめ、だめ、アッーーーーーーー!!
「えー、不出来な姉でゴメンなさい。それでは」
ずる、ずる。
(細かな事は作者の二話前の話を読んで、次の話を読んで下さい)
「妹紅、最近のオマエは変だぞ」
朝起きて慧音に会うなり行き成りそう言われた。
ってか、今言われた。
「昔は復讐復讐って燃えていたのに今じゃ隠居した老人みたいな生活じゃないか」
私の年齢を考えるとそろそろ隠居生活に入ってもいいのでは??とか考えざるを得ないな。
もう既に隠居してる同じ様なヤツもいるが。
「妹紅、頼む。何も復讐しろ、とか言わない」
「じゃあなんだよ」
「引き篭もるのをやめてくれ」
ヒュン …ピシッ …ポチャン
「なんだよ慧音のやつ」
ちょっと一週間くらい引き篭もっただけじゃないか。
大体輝夜だ、アイツが余計な事言うから。
「えー、マジ妹萌え??キモーイ」(注、鈴仙です)
「妹萌えがー、許されるのはー、小学生までだよねー」(てゐです)
「「キャハハハッ」」
(注、被害妄想です)
あの日以来なんだか回りの目、全てが軽蔑の眼差しに見えるしさ。
だってのに慧音は家を追い出すし。
何が正気になって帰って来いだよ。
「あーあ、今日何所で寝よ」
プッカ プッカ
「都合よく閃いたりしないかなー」
…………今、なんか何処かで見たような物が流れてたような気が。
「あー、死ぬかと思った」
「レミリア、何やってんだ??」
「はっはっはっ、ちょーとフランに折檻されてね。普通なら死にかける所だけど飽くなきフランへの愛で生き延びたわ」
「普通に凄いな、おまえ」
「褒めても何もでないわよ」
冗談抜きで凄いな。
吸血鬼って流水はダメじゃなかったか??
……まて、ここは幻想郷だ。
常識ってのは外でバリバリの現役だ、幻想入りするにはまだ早いって事か。
ふっ、私もまだまだ青かったな。
「まったくレミリアはよくこの寒い中水泳が出来るな、はっはっ」
「誰が好き好んでそんな馬鹿なマネするのよ??常識的に考えなさいよ」
「…………………」
「へっくし、うーさむ。ゴメン、火出して」
「…………………」
「あー、あったかい」
何故だろう、レミリアに常識って言われると非常に納得できない。
あとコイツの事良く知らないから会話が………。
「と、とりあえず濡れてるその服脱いだらどうだ??」
「それもそうね、そりゃ」
「も、もう少し羞恥心を持ったらどうだ??」
「まったく脱げと言ったり羞恥心を持てと言ったり、忙しいわねぇ」
「女捨ててないか??」
「捨てれる訳ないでしょ、とりあえず乾かすか」
濡れて些か透けてるキャミソールだけ、って凄まじくエロいな。
里の連中が見たら発狂してお祭りだろ。
「うわっ、服からドジョウが出て来た」
「川にいた時に入ったんだな、ってか何故に気が付かなかった」
「お、丁度いい棒発見」
私は無視か、そうかい、そうかい。
チクショウ。
「で、時にもこよ」
「行き成りもこ呼ばわりか」
「いいじゃん別に、それよりもアンタ悩んでるわね」
「な、何故」
「ふふん、天下無双のチート能力『運命』を舐めない事ね」
そんな過去を覗き見るようなマネまで出来るのか!?
あやふやな定義だからよく解らなかったが……。
「これをチョチョイと弄れば霊夢の賽銭箱を小銭で埋め尽くせるし、貧乳を巨乳に出来るし、無くした物も帰ってくるわ」
「反則だな、もう完全に」
「どこぞのスキマよりはマシよ、って話題を逸らそうとしてるわね」
「そんな事はないぞ」
「アンタ、ズバリ言うけど妹萌えね」
な、何故そこまで。
う、運命見たなコイツ!!
「次にオマエはうぐぅ、と言う」
「うぐぅ……ハッ!!」
な、なんてヤツだ。
「妹紅、アンタは今自分が正しいかどうかで悩んでるでしょう」
「……………(ああ、周囲から向けられるレミリアの視線が凄い)」
「いい、妹萌えは正義なの。それは同盟の皆が頷いた事よ」
「なんの同盟だよ(後服を着て欲しい)」
「馬鹿ね、妹DAISUKI倶楽部よ」
「とりあえず服を着てくれ」
はぁ、こんなに厄介なヤツだったとは。
なんだよ妹DAISUKI倶楽部って、どう考えてもシスコンしか居ないだろ。
「よっこいしょっと」
あぁ~~~~~
「なんか周囲から落胆の声が聞こえたんだけど」
「気のせいだろ」
気が付いてなかったのか。
ある意味大物だな。 フォース
この辺り一体に物凄い迸る若い力がしてたぞ。
「さて、それじゃあ行くわよ」
「行くって何所に??」
「決まってるでしょ、妹DAISUKI倶楽部よ」
パッ
「それではこれより試験を始めます。簡単な筆記試験なので安心してください」
「待て、なんで私は密室に閉じ込められてテストを受けさせられてるんだ」
「それでは開始」
くそっ、声からしてルナサだったぞ、今の。
アイツもこの訳の解らん倶楽部に入ってるのかっ。
「えーと、第一問
好きな呼ばれ方を答えなさい
1 お姉様
2 お姉ちゃん
3 名前で
4 その他 」
い、行き成り難易度が高い気がするんだが……。
訳が解らない。
と、とりあえず1かな??
「第二問
どのような妹がタイプですか??
1 素直な明るい子
2 大人しいが腹に何か隠し持ってそうな子
3 家庭的な子
4 落ち着いた大人っぽい子
5 その他 」
これ、もう好みのタイプの暴露じゃないか??
ま、まあ4かな??
以下そんな問題がおおよそ二百問。
「ぷしゅー」
「燃え尽きてますね」
「不死鳥が燃え尽きるってどうよ」
「回答をザッと見ましたが私達に並ぶ位のマニアニック度です」
「大人しめ、黒髪ロング、へぇー」
「よし、それじゃあ次のテストよ」
「さぁー起きなさい」
「んぐぅ、今度はなんだよ……」
「この部屋に置かれてる物を使って天井から吊るされてるバナナを取るのよ」
「………馬鹿にしてないか??」
「してないしてない」
今度は幻月だな。
くそっ、ニヤニヤしながらこっちを見てるのが脳裏に浮かぶぞ。
「…………なんだこれ」
「ちくわ」
「……舐めとんのかっ」
どうやってちくわで高さ三メートルはある天井のバナナを取るんだよ。
無理だろ、不可能だろ??
「あぁーーーーもう」
「あちゃー、こりゃあダメっぽいわね」
「ちくわに目が行きすぎですね。自分が飛べる事を忘れてます」
「これが出来ないんじゃねぇ」
「レミリア人選ミスした??」
「失礼な、ルナサ私の人を見る目は確かよ」
よく考えたら私飛べるし。
「開始三十分でクリアね。過去最低タイムよ」
「…………スマン、ちくわに目が行き過ぎた」
「怒りに狂ってちくわを食べてから正気に戻ったわね」
レミリアのいう事に反論したいが事実過ぎる……。
つーかなんだこのメンツは。
レミリアにルナサに幻月にさとりに静葉まで居るのかい。
「何やってるんだお前等は」
「いや、不思議と同志は惹かれあうもんで」
「気が付いたら入ってた」
「偶然里でばったりね。一目で同志とわかったわ」
「………久しぶりに地上に出たら素敵な倶楽部が出来てました」
「冬でムシャクシャして入った、今は充実してる」
全員凄い理由だな。特に静葉。
常識じゃ測れない連中だよ。
「妹紅、今のアナタは妹萌えを自覚したと思うわ」
「先ほどのテストの意味が未だに分からない」
「さぁ実戦よ、おのれの本能をブチかましなさい」
永遠亭
「…………なんでこんな事になってしまったのだろう」
「女は度胸、当って砕けろっ」
「幻月、砕けたら問題ですよ。再生できそうですけど」
えーえー、出来ますよ出来ますよー。
たとえ火の中水の中。
全身解体されてプラズマ焼却されても再生できますよ。
不死身ですが何か??
「やさぐれてないで行ってきなさい」
「いやいや、止めろよ」
「残念だけど同意見だからさ」
くそっ、全員敵かっ。
「よし、レミリアチャイムを押しなさい」
「任せろっ」
……………………。
「届かない………」
「あーもう何やってるのよ、ほら」
「あ、ありがと」
ピンポーン
なんだこの和む光景は。
幻月が持ち上げてレミリアがチャイムを押す。
なんて美しい光景なんだろうか。
一見天使と悪魔だけど、実は悪魔と悪魔なんだよな。
ってかレミリア飛べよ。
『はぁーい、永遠亭ですけどー』
「頑張れ、茂みから見守ってる」
「「「「GOOD LOCK」」」」
「え、えーと輝夜、今出てこれるか??」
『も、妹紅!!最近来ないからどうしたのかと』
「いや、さ」
『ちょと待ってて、今出るから』
(どう思いますか実況のさとりさん)
(そうですね、先ほどの会話から察するに脈ありではないのでしょうか??)
(ほほーう、今までにないパターンですな)
(しかし、これは姉に対する愛情ではなく、妹紅個人に対する愛情って事です)
(………………致命的じゃない??)
(致命的、です)
ガチャ
「妹紅!!」
「か、輝夜」
「話って、何??」
「じ、実は」
「実は??」
(((((ドキドキ)))))
あれ、おかしいな。
なんで私こんな事になってるんだろう。
そうだ、私は一体何をしようとしてんだっ。
プスッ
「カグヤジツハイイタイコトガアッタンダ」
「も、妹紅??急に顔色が悪くなったわよ??」
「モンダイジャナイサ、ハハハ」
(ちょ、ちょっとレミリア、何吹き矢で飛ばしたのよ)
(安心しなさい静葉、ちょっと冷静な判断をしそうってさとりが言ったから興奮剤を頭に打ち込んだだけよ)
(……一体どんな興奮剤よ、顔色が遠目でもわかる位に青いじゃない)
「カグヤ、ワタシノイモウトニナッテクレ」
「妹紅、寝言は寝て言って??」
「……………」
「……………」
(((((あーあ)))))
妹紅の心理描写
ドカッ バキッ ゴスッ
私は死んだ、スイーツ(笑)
「萌えた、萌え尽きたよ、真っ白にな」
「ちょ、ちょっと妹紅!?妹紅!?」
(帰りましょうか)
(そうね、帰りに里の喫茶店にでも寄って)
(軽く雑談して愛する妹の所に帰りましょう)
(あーあ、また幽香に叱られるなぁ。無断欠勤だし)
(じゃあそんな事を忘れれる位に飲みに行きましょ)
((((さんせーい))))
前作でてるよはお姉ちゃんと妹紅になついてなかった?
あれ?
いやいやまさか書いて頂けるとか思っても見なかったのです。
ありがとうレボさんありがとう。
姫さまは多分飽きたのではないかと予想。
若しくは妹紅が引き籠もって居る間に姫さまへえーりんが「(うふふふふ)」。
あとレミリアお嬢様に後光を感じました流石です。
なついています。
故に、次の段階に進みたいと思い出したんです。
2>
ふと自分のハンドルネームを見直しました。
3>
飽きた、というより妹じゃ嫌ってところでしょうか。
お嬢様の後光は変なところでさし、普段は微塵もありません。
知りませんでした。
書いてしまった手前戻せないので勘弁してください。
6>
レ「人の血を吸う事」
フ「わーおシンプル」
レ「ぶっちゃけ流水駄目、日光駄目、ニンニク駄目、清めの銀駄目、それに噂じゃ十字架も駄目扱いされてるらしいじゃない」
フ「弱点多いね」
レ「ギャグ=なんでもあり、って事で」
フ「投げたね」
レ「さて、今日の夕飯は何かしら~」
フ「…………」
いったいこの幻想郷にはいくつの派閥が存在するのでしょう?
妹キャラと言えばアリスは旧作と同一キャラだとすると6人姉妹の末っ子みたいなものですね
もこたんですね、判ります
妹「うーあー、やめろ、来るな、来るなぁぁ」
輝「やめなさいハクタク! 助けに来たわよ妹紅!」
妹「うーん、輝夜ー」
って感じで夢が続くんですね、でも妄想です。
>霊夢の賽銭箱を小銭で埋め尽くせるし、貧乳を巨乳に出来るし
不特定多数の人物が頼み込みのアップを始めたようです。
いいえ、それだけです。
まぁ派閥と言っても大学のサークル並みの軽さですけどね。
9>
よし、それでいこう。
10>
レミリアはそれを見越してそういう事を言いそうなヤツには教えてありません。
慧「もこー??」
輝「よしよし」
妹「うーん」
慧「………………なに??」
輝「あら、慧音いたの??」
慧「何をしている………」
輝「見ての通りよ」
慧「………………」
輝「………………」
妹(なんだ、なんなんだこの修羅場は!!起きれないぃぃぃ)
他の兄弟姉妹とかかわることなく一人っ子で育ったも同然なんじゃないでしょうかね。
お父ちゃんにかなり執着してることから、家族愛に飢えてるってのもわかる気がします。
フェチっていいね。