この作品は黒タカさんの個人サイト「墓標」の美形会議のパロディです。そういったものが嫌いな方は読まない方がいいです。
鈴 「こんにちは。永夜抄のうさ耳キャラ鈴仙・優曇華院・イナバよ」
藍 「今更言うまでもないが、妖々夢のキツネ耳キャラ八雲藍だ」
椛 「えっと…」
藍 「椛さんだ」
鈴 「風神録の犬耳キャラ犬走椛さんね」
椛 「はい、どうも…(なんでさん付けなんだろう?)」
藍 「それで、今日は東方の獣耳キャラが三人そろったわけなんだが、他にも来るのか?」
鈴 「ええ、後は地霊殿から火焔猫燐が来る予定よ」
藍 「ほう、あの猫耳か。だがうちの橙のかわいさには敵うはずがないな」
椛 「あの…」
藍 「ん、なんだ?」
椛 「今日は何をするんですか?急に呼ばれてよく分からないんですが」
鈴 「今日は東方の獣耳キャラが集まり今後の発展のために会議する。それがこの会議の目的よ」
椛 「はあ、そうですか(帰りたい…)」
藍 「それにしても鈴仙。地霊殿にはだれも出れなかったな。今回は紫さまは自機じゃなかったから私はオプションにもなれなかった」
椛 「私は中ボスですからそもそも希望がありませんでした」
鈴 「まあ、しょうがないわよ。風神録で自機リセットがあったし。それに風神録まで皆勤だったあのメイドも自機じゃなかったじゃない」
咲 「ごめんなさい。新作の交渉に行って遅れたわ。十六夜咲夜よ。まだ獣耳会議はしている?」
鈴 「……!?」
藍 「……!?」
椛 「あれ、何で…」
藍 「な、なぜお前が来るんだ!地霊殿から火焔猫燐が来るはずじゃなかったのか!」
咲 「『まだ地霊殿やってないから』って言ってたわよ(作者が)」
鈴 「そ、それはしょうがないとして!なんであんたが来るの!てゐや橙でもいいじゃない!そもそもあんたは耳が ないじゃない!」
咲 「私は犬耳っぽい髪型で悪魔の犬って呼ばれたりしているけど」
藍 「それは間違ってはいないがそう言うことじゃない!大体犬耳キャラは椛さんがいるだろう!」
椛 「……えっと」
鈴 「ほら、そこで『……空気読め!』って言うの!」
椛 「……くうきよめ」
咲 「なんでそこまで怒ってるのか分からないけど…そこの天狗は白狼天狗で狼なんだから犬耳キャラとは違うんだから私がいてもいいと思うのだけど」
椛 「ウゴハァ!」
鈴 「ああ、椛さんが血を吐いた!」
藍 「そうだったんだ!言っちゃだめだったんだ!本当は狼なのに犬だと思われていて、しかも実際は耳やしっぽがあるかはドットだけじゃ分からないなんてことは言ったらだめだったんだ!」
椛 「ウゴガハァ!」
鈴 「謝れ、十六夜咲夜!」
藍 「椛さんに謝れ!」
咲 「え、私が悪いの!?というか私はそこまで言ってないじゃない!?」
椛 「グボァ!」
咲 「わ、わかったから!ごめんなさい、謝るわ」
鈴 「分かればいいのよ」
藍 「うむ、分かればいいのだ」
咲 「ああ、はい。(こんなキャラだったっけ?)」
藍 「やはり獣耳キャラというのはどの時代にも人気があると私は考えるな」
咲 「確かに、どんなものにでもそれっぽいキャラはいるわね」
鈴 「そうよ。私も一時期新参ホイホイなんて呼ばれていたけど、それは立ち絵のかわいさのおかげね」
藍 「その通りだ。やはり立ち絵があるか無いかで与える印象が違うからな」
椛 「……」
鈴 「あ…」
藍 「あ…」
咲 「そう言えば椛さんには立ち絵が無いわね」
椛 「グハァ!」
鈴 「ああ、椛さんが血を吐いた!」
藍 「そうだったんだ!言っちゃだめだったんだ!一面中ボスの秋静葉にも立ち絵があるにも関わらず四面中ボスなのに立ち絵が無いなんてことは言っちゃだめだったんだ!」
鈴 「椛さんに謝れ!」
咲 「ええ!?だからそこまでいってないでしょう!?というか立ち絵うんぬん言い出したのは鈴仙じゃない!?」
藍 「黙れ!若輩者が!」
咲 「じゃ、若輩者…?」
鈴 「この中だとあんたは一番年下じゃない。人生の先輩の言うことは素直に聞きなさい!」
咲 「…(なんて嫌な先輩だ)あー、ごめんなさい。私が悪かったです。許してください」
藍 「それでいい」
椛 「うむ…」
咲 「(やっぱり椛のキャラ変わってる…)」
鈴 「私たちが愛される理由ってのはやっぱり動物に持つ保護欲みたいなのがあると思うのよ」
椛 「あ、私も『もみじもみもみ』とか言われます。けど、どういう意味なんでしょうか?」
藍 「ああー、あとでググってみなさい。まあ、確かにそれはあると思うな。橙も猫みたいにじゃれついて『藍さまー』というのが素晴らしくかわいい」
鈴 「耳をもふもふしたいっていうのもよく聞くわね。けど、私の耳じゃもふもふって感じはしないだろうけどね」
咲 「あれ、あなたの耳って付け耳じゃなかったの?そう言う話を聞いたことがあるんだけど」
鈴 「ウジャバァ!」
咲 「あんたもか!?」
椛 「ああ、鈴仙さんが血を吐いた!」
藍 「そうだったんだ!実はあの耳は月にいたころの通信機で自前のものじゃないかもしれないなんてことは言っちゃいけなかったんだ!」
椛 「謝れ!鈴仙さんに謝れ!」
咲 「…まあ、今のは私が悪かったわね。ごめんなさい」
鈴 「たく。次からは気をつけてほしいわね」
咲 「…(偉そうだな、おい)」
藍 「まったくだ。さて次の議題は」
咲 「ああ、ごめんなさい。そろそろ新作の交渉の続きに行かないといけないから失礼するわ」
椛 「え…」
鈴 「新作の交渉って…そんな。まだほとんど決まってないはずじゃ…」
咲 「ほとんど決まってないからこそまた出るチャンスがあるんじゃない。今アピールしないと。緋想天には出れたけど地霊殿には出れなかったからね。今度こそ自機として復活したいもの」
藍 「まさか…。もう次に向けて動き出していたなんて…」
咲 「それじゃあまた。妖々夢の幻符のときくらいまで強化するように言わないと」
鈴 「あ、うん。また…」
藍 「………」
椛 「………」
鈴 「………」
藍 「………」
椛 「…私。出れるでしょうか…」
鈴 「…てゐも自機になれたから…希望はあるわよ…。たぶん…」
藍 「ああ…。そうだな…」
鈴 「………」
椛 「………」
藍 「…帰ろうか」
鈴 「…うん」
椛 「…はい」
椛が可愛いことには賛成です。
椛は山にいるからこそ輝くッ・・・!!!
この作品は私の中では有名で知ってました。面白かったです。
>>1 自分の力不足です 墓標さんに行ってみてください
>>2 ありがとうござました 自分は右京さんをここで知りました
>>3 ごめんなさい…素で忘れていました 申し訳ない