Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

コードネームはセーラー8 第二話

2008/12/26 15:41:07
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パロディです。
前作の続きです。
ネタはあんまりないかもしれません。
相変わらずババアです。













わたしの名前は、八雲紫。
みんなからはゆかりんって呼ばれているの☆
普段は普通の女子高生をやってまあす。
好きなことは、寝ることと寝ること寝ることカナ☆
いっつも一緒に住んでいる藍ってコに起こされてばっかりナンダ。
あ、おねぼうさんって今思ったでしょ!
もうっみんなひどいんだから。
アイドルが夢なんだけど、なかなか道のりは遠いのよね。
でも、元気が一番っ
いっつも遅刻ばっかりだけど、毎日充実した日々を送っているわ。
そんなある日。
いつも通り寝床から起きたら、私の目の前に一匹の猫が現れたの。
普通の猫がどうしてここにって思ったら、驚いたことに猫が喋ったの。
その猫は私にこう言ったわ。

「らんしゃまあ。怖いよう。えぐっ、えぐっ」

あ、えっと、今は違う。なんか違うのが音声に入っていたわね。えーと、その猫は、会っていきなりこう言ったの。

「ひぐっ、ひぐっ。もう帰りたいよう」

・・・・・・。
ちがうの。今のは近所の子供の泣き声よ。
それでね、この猫はね、こう言ったの。

「らんしゃまあああああ!」












そんなこんなで、悪い奴らは正義の味方セーラーゆかりんが、月にかわっておしおきよ!













「藍さん、ど、どこへ向かっているんですか?」
「妖夢、わからないのか」
「なにがです?」
「ほとばしる加齢臭がしないのか。くっだんだん濃くなってきている」
「そうなんですか?どこにもカレーなんて」
「いかん、ここから先はマスクが必要だ!」

マヨヒガから山付近をとおり、二人は湖の周りを飛んでいた。
魔法の森の入り口が見える。
藍はしっぽからマスクとサングラスを取り出し、それらを付けた。

「・・・・・・」
「な、なんだ」
「それ端から見ると怪しい人」

装備品の槍でど突かれた。あまりにも一瞬過ぎて妖夢にはなにが起こったのかわからなかった。
程なくして、腹が痛み出す。

「ううう・・・・・・」
「妖夢、お前は平気なのか」
「ゲホゲホッ。な、なに言っているんです。至って普通の魔法の森じゃないですか」
「そうか」

藍は魔法の森の入り口を見つめる。サングラスに太陽の光が反射した。

「妖夢、お前に頼みがある。お前にしかきっとできないことだ。苦しいかもしれない。しかし、この戦いは必ず終わらせなければならぬ」

真剣な様子の藍の話を聞き、これってそんなに大変な出来事なのかとちょっとびっくりする妖夢だった。

「そ、そこまでの出来事なのですか」
「ああ。なにせ私の大切な家族が、危険に晒されているのだ。しかも被害は私の周囲だけでないと聞く」
「そ、そうなんですか?」
「冥界に住んでいるお前にはわからないだろうが、里の被害は尋常ではないらしい」
「そんな、紫様が、どうして・・・・・・」
「紫様自身も、この状況に気付いていないようだ」
「何故です!?何故あれほど幻想郷を愛しておられる紫様が、事態に気付いておられないのだすか!?」
「思考回路がショート寸前だからだ」

妖夢は納得した。

「冗談だ。納得するな」
「違うんですか」
「あながち間違ってはいない」
「そうっすか」
「壊れかけのラジオだからな」
「そうっすか」
「それでだ。万が一私がやられたとしても、どんな状況に陥っても、必ずあのババアをやっつけて欲しい」
「はあ」

藍の口からババアという単語を聞き、ああ、これは相当頭に血が上っているなと思う妖夢であった。

「いいか、絶対だぞ。ババアを、必ずしやあのババアを」

ババアババア言い過ぎだと思ったが、ここで突っ込んでもしょうがないと思い、流すことにした。

「わかりました。どんな状況に陥ろうとも、ババアを倒してみせます」

移ってしまった。

「頼んだぞ妖夢、ババアを!」
「ババアを!」
「ババアを!」
「ババアを!」

ババアという単語を何度も繰返しながら、二人は魔法の森の奥深くへと入っていった。






魔法の森・アリス亭前

状況は最悪だった。
ただでさえ桁外れに強い二人に加え、コスチュームのせいでハイになっているのか、通常より格段に強くなっていた。
反対に慧音と魔理沙は、コスチュームを見るたびに心の底から湧き出す何かを抑えるのに必死で、普段のような動きができない。

(くそっあのコスチュームさえなければもっと普通に動けるのに!)

「ヤゴコロ・ラヴ・ミー・チェーン!!」
「危ない!魔理沙!」
「え!?」

ハートの鎖が魔理沙を襲う。慧音はとっさにそれをかばう。

「ぐはあ!」
「慧音!!」

セーラーえーりんの攻撃が、慧音にクリーンヒットした。
慧音は放物線常に落ちていく。

「慧音ぇ!!」
「魔理沙、頼む!里の皆を助けてくれ!」

慧音は血を吐きながら、最後の力を振り絞り、何かを魔理沙に向かって放り投げる。

「わかったぜ!」

魔理沙はそれを受け取る。

「なんだこれ。角か?ってうを!!」
「余所見している場合かしら」
「クスクスクス」
「・・・・・・!」

二人は完全に悪役と化していた。

「えーりん、あの子、始末してくるわね☆」
「うんっよろしくね!ゆかりん☆」
「いちいちうぜえ。(主に☆が)」
「「なんか言った??」」
「なんでもないぜ。それよりお前ら、このままで済むと思うなよ!」
「完全に悪役の台詞ね」
「クスクスクス」

お前らだけには言われたくない、そう思う魔理沙であった。

「でもここはひとまず、えーりんに任せるわね」
「うん、わかった。ゆかりん」

紫はスキマに消えていった。
空に残されたのは、ダウンしているアリスも含めれば3人のみである。

(これで1対1か。しかしあいつはすぐに戻って来るだろうな。この角笛を吹くか。いやしかしまだそのときじゃない気がするぜ)

背中でぐったりしているアリスの分も、そして戦いに敗れ去った慧音の分も、倍返しにしなくてはいけない。
ミニ八香炉を構える。ここでくたばるようでは、霧雨の名折れだ。
魔理沙は角笛をしっかり握り、再び弾幕の海の中を駆けていく。









そのころの永遠亭



「こんにちはー」
「こんにちはー」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「誰も居ないのかしら」
「そうですねえ。うさぎさんも見当たりませんし」
「うさぎなべにするわよー」
「霊夢さん、うさぎなべはひどいですよー」
「おいしいのよ?うさぎなべ」
「そうなんですか」
「今度作ってあげるわよ」
「え、いいんですか?」
「いっつもあんたにいろいろ作らせてもらってばっかりだから、たまにはね」
「えへへ」
「なに笑っているのよ」
「あ、すいません」
「別にいいけど」
「てことは、また来てもいいってことですよね?」
「またっていうかさ」
「え?」
「いつでもいいって前から言っているでしょ」
「あ」
「霊夢さーん」
「いいんですか?」
「だからいいって言っているでしょ」
「霊夢さーん」
「だって早苗だもん」
「そんな、霊夢さん」
「霊夢さーん」
「早苗・・・・・」
「霊夢・・・・・」
「いちゃいちゃしてんじゃねーこの巫女ップル!」
「あ、うさぎ」
「うさぎだ」
「気付くのおせーよ!私ずっと前からここに居たよ!」
「早苗しか見えなかったわ」
「ちょ、な、なな何言っているんですか霊夢さん!」
「早苗・・・・・・」
「霊夢・・・・・・」
「れ・い・む・さ・ん?」
「あ、うさぎだ」
「うさぎさんですね」
「イチャつくなら神社でイチャつけや!」
「ねえところでうさぎ、蓬莱ニートは?」
「蓬莱ニートなら焼き鳥屋です。ていうかなんでさっきから私のことをうさぎって呼ぶんですか」
「うさぎで間違ってないでしょ。」
「うさぎですよね」
「うわあああん!うどんげとか座薬よりもなんか嫌!アイデンティティゼロじゃん!」
「いいじゃんあんたの姫なんてどれもイナバでしょ」
「そうですけど!なんかうさぎって言われるとうさぎなべを思い出すんですよ!あと借りてた漫画!」
「だって具だし」
「うわ直球!」
「じゃあ出汁」
「もっとひでえ!」
「ところでうさぎ」
「うさぎはよして下さい。目が怖いです」
「明後日あたり家に来ない?ごちそう用意してあげるから」
「うわ、ぜってー怪しい」
「味付けは塩だから。レモンも添えて」
「絶対行きません!」
「おいしいんですよ?」
「私がですか。山の巫女さん」
「はい」
「うわ!笑顔で肯定しやがった!おとなしそうな顔して意外と黒いわ!」
「それで、うさぎさん」
「なんすか?神社なら行きませんよ」
「そう拗ねないでよ」
「拗ねてません」
「今日はこれを貸しに来たのよ。早苗」
「どうぞ」
「!こ、これは!セーラー○ーン第12~14巻!?やったあ!読みふけろーっと!」
「そういやさ」
「なんですかぴょンぴょンっ!何かまだ用ですかぴょンぴょンっ」
「嬉しくなるとうさぎ跳びする癖は健在みたいね」
「ぱんつ見えてます」
「す、すいませんついぴょンぴょンッ!」
「見せてんのね」
「ヒワイですね」
「食えってことかしら」
「そうじゃないですか」
「ぴょンぴょンっ!ぴょンぴょンっ!」


そのころの永遠亭・終わり







魔法の森・北部にて

「本当にこっちで合っているんですか?」
「ああ、間違いない。狐の嗅覚をなめるな」
「そうっすか・・・・・ってあれ」
「どうした?」
「見てください!あそこに誰か倒れています!」

妖夢が指を指す。
森の一角にある広場と思われるところに、二人の幼女が倒れていた。

「あ、あれは!」

幼女たちは何かにうなされているようである。

「しまっちゃうおばさんがくるよう」
「しまっちゃうおばさんがくるよう」
「なななな」
「ら、藍さん」
「泣かせたな?あのババア!」
「お、落ち着いて」

藍は森の茂みから一気に二人の下へ駆け出す。

「待ってろ橙!今すぐ助けヘぶッ」

藍は何かにぶつかったように、急に倒れる。

「藍さん!」

妖夢は慌てて駆け寄る。
藍は鼻を押さえている。

「くそっ結界が張ってある。すぐさま抱きしめてにゃんにゃんしたいのに!」
「藍さん大丈夫ですか!?」
「大丈夫だ!」
「頭の中身大丈夫ですか!?」
「大丈夫だ!」
「本当っすか!?」
「本当だ!にゃんにゃん!」
「あとでヤゴコロ診療所へ連れて行きます」
「ああ、済まない」
「それで、一体結界とは」
「ああ。この辺り一体には結界が張ってある。そのせいで物理的に入れないようになっている。しかもすごく特殊な結界だ。本人を倒して解除するより他ない」
「戦いは避けられないということですね」
「む!誰か来る!隠れろ妖夢!」

二人は気配を感じ、急いで近くの茂みに身を隠す。






「はいはーい。あたっちゃった子はどんどんしまっちゃいましょうねー」








森の向こう側から出てきたのは、伸び上がった慧音を運ぶ紫の姿だった。
しかも、通常の紫ではない。
見えそうで見えない、少女マジックなスカート。
成熟しきったナイスバディな体に似つかない、少女を思わせるセーラー服。
はちきれんばかりの胸元には、ハートのブレスレットが、
額には、8と書かれたティアラがついている。

「げふう!」

藍は血を吐いた。

「誰!?」

紫が振り返る。妖夢はとっさに気配を隠す。

(だ、大丈夫ですか藍さん!)
(目が、目がああ)

藍は完全にダウンしてしまった。ゆすってもゆすっても血を口から吐くばかりである。
妖夢は必死で声を殺す。ここでうろたえては元も子もない。

「気のせいかしら。それより早くしまわないと」

どうやら気付かれずに済んだみたいである。
紫は結界を開き、そのなかに慧音を入れる。それはもう入念に。
ルナチャイルドと橙は相変わらず震えていた。まるで恐ろしいものを見るかのように。
妖夢はひたすら声を押し殺す。

(ババアを、必ずやあのババアを)

目の前で倒れている人物との会話を思い出す。確か、どんなことがあっても紫様を倒す、という約束をしていた。

(そうか。こういう理由があったのか)

里の皆にも影響が出ているという理由もようやくうなずけた。
確かに、色々ときつい。きついものがある。しかし

(師匠に比べればなんてことはないですね)

師匠の倉庫に隠された大量のセーラー服と、それを着ているアルバムを小さいころから見ている妖夢にとっては、紫など可愛いものである。

「ふう、しまうのには腰の力がいるわね」

だが、普通の人にとってはそうではないらしい。だからこそ被害が里にまで広がっているのだ。
問題は、彼女をどう正常のコスチュームに戻すかである。こればっかりは趣味なので、なんとも口出しし難い。
ここはとりあえず倒して、結界を解いてもらうほうが先決であろう。
倒せるかどうかはわからない。しかし、やるしかない。
妖夢は藍に応急処置を施し、紫を倒すべく茂みの中から出て行った。













そのころの白玉楼

「妖夢―お腹すいたー」
「うさぎさんが食べたいよう」
「うさぎさーん」
「うさぎさーん」
「しあわせ探して30年」
「・・・・・・」
「妖夢ーお腹すいたー」
(二行目に戻る)

そのころの白玉楼・おわり






マガトロ亭・上空

魔理沙はひたすら逃げていた。攻撃しようと構えても、視界にえーりんが入ることを体が拒んでしまうため、思うように攻撃ができない。

「おほほほほ!逃げてばっかりじゃ、話にならないわね!」
「くそうっ!攻撃したいのに攻撃できない!」
「うう・・・・・・魔理沙ぁ」
「アリス!気が付いたのか!?」

魔理沙の後ろで、気を失ったアリスが目を覚ます。しかし表情は冴えないようである。

「魔理沙・・・・・・もうだめ」
「おまえらしくないぜ!気をしっかり持て!」
「吐く」
「え」
「うっぷ」
「ちょ、待て待てアリス!ほんのちょっとだけ待ってくれ!」


(仕方が無い、今こそこいつを使うときだ!)


魔理沙は慧音に託された角笛を吹いた。














そのころの焼き鳥屋さん


「もこたーん」
「んだよ」
「もー一杯」
「ねえよ馬鹿」
「馬鹿じゃないもん。てるよだもん」
「頭おかしいんじゃねえか」
「ひどーい」
「ひどくねえよ。とっとと帰れ」
「帰ってもえーりん相手してくれないんだもん。新しいスーツの研究とかいって」
「新しいスーツだあ?」
「青春を思い出すから作ってみたいの、って。だからもこたーん」
「うさぎはどうしたんだよ」
「イナバたちもえーりんに巻き込まれているもん」
「そっか。お前仲間外れか」
「・・・・・・うっ、ひっ」
「!?」
「うっ、えぐっ、えぐっ」
「ちょ、おま」
「びえええええええ!!!」
「な、泣くなよそれぐらいで!」
「えーでぃんも、いだばも、みんなっみんなっわだじのごどながまはずれにじで・・・・・・!」
「泣くなって!今日は付き合ってやるから!」
「うわああああん!」
「あーはいはいよしよし(なんでこんなことに、くそう!)」
「もごだあああん!」
「わ!ちょ、ばか!だきつくなてるよ!商売できねーだろ!」
「もごだあああああん!」
「ばかー!おしたおすなばかー!!!」





そのころの焼き鳥屋さん・おわり




マガトロ亭・上空


「何も起きねえじゃねえか!」

魔理沙は憤慨していた。
慧音に託された笛を吹いても、何も起きなかったからだ。

「神龍とかが現れると期待してたのに!」
「魔理沙、降ろして」

後ろのアリスが消えそうな声で呟く。

「降ろしてって、お前、飛べるのか!?いや、飛べるとしてもだ、飛んだ瞬間に奴らにやられるぞうわちっ」

えーりんの攻撃!
魔理沙は空中一回転半ひねりでどうにか事なきを得る。

「うっっぷうう!」
「アリス!平気か!?」
「あんたの箒は乗り心地うっぷ、最悪なのようっぷ」
「普段言われたらケンカしてやる所だが、そうも言ってられないぜ!」
「降りる」
「馬鹿言うな!」
「今までありがとうっぷ」
「そんな言葉聞きたくないぜ!」
「魔理沙、最後に一言だけ。――――――。」

アリスは魔理沙の耳元で何かを囁き

「アリス!」

放物線状に魔法の森へ落ちていった。

「ヤゴコロ・ウィンク・チェーン・ソード!!」
「ちくしょう!」

アリスを追いかけようとするも、セーラーえーりんの攻撃に阻まれて、助けることができない。
追いかければやられる。
しかし追いかけなければ、アリスがやられる。
万事休すだ。
そう思ったその時だった。




「えーりん助けて!」
「ゆかりん!?」




魔法の森から紫が飛び出した。




「ゲェッ!!」


久しぶりに見る紫のセーラー戦士姿に、魔理沙は耐え切れずマスタースパークを放った。

「ゆかりん、危ない!」
「きゃあ!」

どごーん。

永琳が高速でかばったおかげで二人とも無事だった。

「チっ生きていたか」

舌打ちする魔理沙だった。

「どうしたの?ゆかりん」
「敵よ!私たちに立ちはだかる最大の敵・ファラオ88!」
「なんですって!?」









「所詮この世は焼肉定食・・・・・・」

マスタースパークの残骸からみょんなシルエットが見える。
魔理沙たちはその姿に釘付けになる。

「強ければ生き、弱ければ食べられる・・・・・・」

「お、お前は」
「この娘はお前に返す」
「!」


その人物から放り投げられたのは、さっき自由落下していたアリスだった。
魔理沙は慌てて受けとめる。

「下で休ませておけ」
「あ、ああ。でもお前は」
「二人を食い止める。だから今のうちに、早く!」
「ああ、わかったぜ!すぐ行くからな!」

魔理沙は魔法の森に、アリスを抱えて急降下する。

「待ちなさい!」

えーりんの攻撃!
しかし、それはいとも簡単に、目の前の人物に遮られた。


「あんたらの相手はこの私だ」
「ぐっ」

みょんな殺気にたじろぐ二人であった。

「出たわね、最大の敵・ファラオ88」
「これは本気でかかるしかなさそうね」


「なにやらみょんな名前で呼ばれているようだが、まあいい。藍さんの遺言だ。お前らを倒して、下の人質を解放してもらう」



現れたのは、泣く子も黙る冥界の庭師・魂魄妖夢。
目に炎を宿し、敵を倒すべく、死の淵から這い上がる。





今再び、魔法の森上空に、戦いの火花が散ることとなった。







つづく
どうも。sirokumaです。
長らくお待たせ致しました。
遅すぎて忘れた方もいるかもしれませんが、読んでいただきありがとうございます。
次で決着つけばいいです。つくかなー。どうかなー。




最後に。
これ書いているBGMがムーン○イト伝説なんだぜ。
げふう。
sirokuma
コメント



1.回転魔削除
しまっちゃうおばさん&CC○妖夢で死んだwwww
2.名前が無い程度の能力削除
妖忌なにやってんのwww
3.名前が無い程度の能力削除
幸せ探して30年w
懐かしいwww
4.謳魚削除
>『~必ずしや~』→『必ずや』ではないかと。
>「ヤゴコロ・ラブ・ミー・チェーン!!」
>「ヤゴコロ・ウィンク・チェーン・ソード!!」
貴様がヴィーナスかぁぁぁ!
て事はゆかりんはムーン確定……?
…………認めない、こんな世界私は認めないっ!
どうせなら「ゆかりん・レインボー・ハート・エイク!!」より「ゆかりん・スキマ・ラプソディー!!」とかの方が合ってるじゃない!(ごめんねムーン一番好きでごめんね)
>「出たわね、最大の敵ファラオ88!」
藍しゃまは「ミストレス九尾」ですね分かります。
…………もしや神奈子様は「セーラー〇〇〇〇」さん?
武器は「サイレンス・オンバシラ」、ですかな。(何だかんだ言っておきながらかーなーり期待しつつ続編お待ちしております)
新装版じゃない原作、最終巻だけ持ってません。
何処に売ってんだちくしょう。(ダラダラ長くてすいません)
5.名前が無い程度の能力削除
まさかの続編ktkr

>コメ4
>ゆかりん・スキマ・ラプソディーの方が
貴 様 は 俺 を 怒 ら せ た
…あれどこからか加齢臭g(スキマ
6.名前が無い程度の能力削除
>「思考回路がショート寸前だからだ」
ここで盛大に吹きましたwww 
7.名前が無い程度の能力削除
妖夢に盛大な死亡フラグが立ったように見えたけど別にそうでもなかったぜ
8.名前が無い程度の能力削除
>「何故です!?何故あれほど幻想郷を愛しておられる紫様が、事態に気付いておられないのだすか!?」
おられないのだすか!?ってww
誤字なのかネタなのかわからんがうけたww
9.sirokuma削除
変身レス☆

>1 はいはい、死んじゃった子はどんどんしまっちゃいましょうねー

>2 だって、涙が出ちゃう。男の子なんだもん。

>3 あの漫画どこにも売ってなくて困ってます。しあわせうさぎ大好きです。

>4 誤字修正あざっす!
   だがルナを持っているのはえーりんの方なんだぜ!
   ミストレス九尾上手い!採用!だが蛍ちゃんだけは譲れないんだ!ゴメンね!(第一話参照)
   作者もくまのぷうたろう探しているのに見つからないんだ。なんでなんだ。

>5 色んな意味で本当にまさかすぎる。遅くなって申し訳ない。でもありがとう。
   
>6 吹いたの一言で作者は生きていけるのです。

>7 全部おじいちゃんのせいです。

>8 どうみても誤字です。本当に(ry
   こういうのを棚からミスティアって言うんだよね、アハハ!
10.名前が無い程度の能力削除
妖忌はこんなこともあろうかと妖夢を…!すげえぜ!妖忌!