「はぁ…… とてもうら若き乙女の部屋とは思えないわね」
「あによ、この神社は私のだもん。私がどうしようと勝手でしょうが」
「私が落ち着かないのよ。という訳で勝手に掃除させてもらうわ」
「ちょ、ちょっと! 勝手に片付け始めないでよ! そこはそこのままでいいの!
だからそれもだってば! 私が一番取りやすいところにあるんだから勝手に触んな!」
「ならさっさと自分で片付ける事ね。あ、台所借りるわよ? 和洋中、何か食べたいものはあるかしら?」
「食べられるならなんでもいいわよ…… てかあんた、レミリアの世話はどうしたのよ」
「今日はお暇を貰ったわ。お嬢様はパチュリー様とお出かけ。妹様には魔理沙の所へ行くようけしかけたし小悪魔はそのお守。
美鈴はいつもの通り門番ね」
「何か中国の扱い悪くない?」
「そんなことないわよ。昼食用にちょっと奮発して肉を多めにしたハンバーガー作ってきたし、夜はカレーね。
私の能力で一晩寝かせた味にしてきたから問題ないわ」
「いや、そういうんじゃなくて、あの屋敷に一人ぼっちなわけでしょ?」
「ああ、あの子、あの氷精とか蛍とかと仲がいいじゃない? お嬢様から『もし今日あの妖精達がきたら館に泊めていい』って言われてたから、問題ないんじゃないかしら。
お嬢様がそう言った、って事は遊びにくる運命が見えたのだろうし。例え来なくても、他の妖精メイドたちとよろしくやるでしょうし。……霊夢、手が止まってるわよ?」
「今やるわよ! であんたは此処に来た、と。他に行く場所はなかったのかしら」
「もちろん行く場所にやることはいろいろあるわよ? 足りなくなった日用品の買い出しにナイフの補充。その他諸々ね」
「だったらこんな所来てないでやるべき事やってなさいよ……」
「あら、どうせいつかはやらなければならないのなら休みの日にはやりたくないわね。
それに貴重な休みなら、一番やりたい事をやるべきだと思わない?」
「それが此処に来ること、ね。あんたも物好きねぇ」
「自分でもそう思うわ。まーた手が止まってる。はいおしおきー」
「ああああ!! 時止めるのは反則でしょうが!! ちょっと湯のみどこやったのよ!」
「さぁ? ずぼらな巫女にはおしえませーん」
「かーえーせー!」
「ふぅ、ご飯後のお茶は美味しいわね」
「だから湯のみ返せっての。私にも飲ませなさいよ」
「だったら部屋の掃除しなさいな。そうしたら返してあげるわよ」
「食ったばっかで動けないっつーの。ねー、お茶ー」
「しょうがないわね。はい」
「……アンタのを飲めと?」
「嫌?」
「……別に」
「そ」
「……」
「……」
「……お茶、美味しいわね」
「完璧で瀟洒な私が淹れましたから」
「……おかわり、いい?」
「と言った霊夢が湯のみを見るとそこには」
「……ほんと、完璧で瀟洒だこと」
「メイド長としては当然ですわ」
「で、あんた何時まで居るつもりなのよ」
「あら、泊まっていくわよ?帰るなんて言ってないし」
「は? 聞いてないんだけど」
「言ってないもん」
「ないもん、とか言うな気色悪い。はぁ、来客用の布団出すのめんどくさいのよね……」
「ぶつくさ言いつつ布団を出す霊夢萌えー」
「さっきから訳の分からないことをのたまうのはこの口かぁ?」
「いひゃいいひゃい!」
「む、何気に柔らかい」
「むー、おかえひ」
「やめなひゃいよ!」
「そっひがやめひゃらこっひもやめまふー」
「じゃああらひもそっひがやめひゃらやめうー」
「うー!」
「うー!」
「……不毛ね」
「……やめましょうか」
「布団出すの手伝って頂戴」
「はいはい。じゃあその前にお風呂沸かしてくるわね」
「ん、お願い」
「はぁ、気持ちよかった」
「私の後だから余計によかったでしょ」
「んな訳あるか」
「そーですねー」
「ええい、弾幕でもするか? この駄メイド長め……」
「やっぱり、今日此処に来てよかったわぁ」
「何よ急に」
「此処ぐらいですもの。私がただの人に戻れるのは」
「褒めたって何も出ないわよ」
「別に要らないわ。貴女が此処に居てくれるだけで十分。それ以上は贅沢というものですわ」
「……ふん。もう寝るわよ」
「ええ」
「って自然にこっちの布団に潜り込むな、せっかく出したんだからそっちの布団に行きなさい」
「嫌ですわ、寒いもの。暖かい方へ行くのは自然の事でしょう」
「狭い」
「私だって狭いわ。我慢して頂戴」
「……」
「霊夢?」
「……」
「れーいーむー」
「……」
「寝ちゃったの? 早いわねぇ」
「……」
「それじゃ、私も寝ましょうか。お休み、霊夢」
「……」
「……」
「……」
「……すぅ」
「……咲夜」
「すぅすぅ……」
「こんな所でよかったらいつでも来なさい。私はいつでも貴女を待ってるから」
「……ええ」
「あによ、この神社は私のだもん。私がどうしようと勝手でしょうが」
「私が落ち着かないのよ。という訳で勝手に掃除させてもらうわ」
「ちょ、ちょっと! 勝手に片付け始めないでよ! そこはそこのままでいいの!
だからそれもだってば! 私が一番取りやすいところにあるんだから勝手に触んな!」
「ならさっさと自分で片付ける事ね。あ、台所借りるわよ? 和洋中、何か食べたいものはあるかしら?」
「食べられるならなんでもいいわよ…… てかあんた、レミリアの世話はどうしたのよ」
「今日はお暇を貰ったわ。お嬢様はパチュリー様とお出かけ。妹様には魔理沙の所へ行くようけしかけたし小悪魔はそのお守。
美鈴はいつもの通り門番ね」
「何か中国の扱い悪くない?」
「そんなことないわよ。昼食用にちょっと奮発して肉を多めにしたハンバーガー作ってきたし、夜はカレーね。
私の能力で一晩寝かせた味にしてきたから問題ないわ」
「いや、そういうんじゃなくて、あの屋敷に一人ぼっちなわけでしょ?」
「ああ、あの子、あの氷精とか蛍とかと仲がいいじゃない? お嬢様から『もし今日あの妖精達がきたら館に泊めていい』って言われてたから、問題ないんじゃないかしら。
お嬢様がそう言った、って事は遊びにくる運命が見えたのだろうし。例え来なくても、他の妖精メイドたちとよろしくやるでしょうし。……霊夢、手が止まってるわよ?」
「今やるわよ! であんたは此処に来た、と。他に行く場所はなかったのかしら」
「もちろん行く場所にやることはいろいろあるわよ? 足りなくなった日用品の買い出しにナイフの補充。その他諸々ね」
「だったらこんな所来てないでやるべき事やってなさいよ……」
「あら、どうせいつかはやらなければならないのなら休みの日にはやりたくないわね。
それに貴重な休みなら、一番やりたい事をやるべきだと思わない?」
「それが此処に来ること、ね。あんたも物好きねぇ」
「自分でもそう思うわ。まーた手が止まってる。はいおしおきー」
「ああああ!! 時止めるのは反則でしょうが!! ちょっと湯のみどこやったのよ!」
「さぁ? ずぼらな巫女にはおしえませーん」
「かーえーせー!」
「ふぅ、ご飯後のお茶は美味しいわね」
「だから湯のみ返せっての。私にも飲ませなさいよ」
「だったら部屋の掃除しなさいな。そうしたら返してあげるわよ」
「食ったばっかで動けないっつーの。ねー、お茶ー」
「しょうがないわね。はい」
「……アンタのを飲めと?」
「嫌?」
「……別に」
「そ」
「……」
「……」
「……お茶、美味しいわね」
「完璧で瀟洒な私が淹れましたから」
「……おかわり、いい?」
「と言った霊夢が湯のみを見るとそこには」
「……ほんと、完璧で瀟洒だこと」
「メイド長としては当然ですわ」
「で、あんた何時まで居るつもりなのよ」
「あら、泊まっていくわよ?帰るなんて言ってないし」
「は? 聞いてないんだけど」
「言ってないもん」
「ないもん、とか言うな気色悪い。はぁ、来客用の布団出すのめんどくさいのよね……」
「ぶつくさ言いつつ布団を出す霊夢萌えー」
「さっきから訳の分からないことをのたまうのはこの口かぁ?」
「いひゃいいひゃい!」
「む、何気に柔らかい」
「むー、おかえひ」
「やめなひゃいよ!」
「そっひがやめひゃらこっひもやめまふー」
「じゃああらひもそっひがやめひゃらやめうー」
「うー!」
「うー!」
「……不毛ね」
「……やめましょうか」
「布団出すの手伝って頂戴」
「はいはい。じゃあその前にお風呂沸かしてくるわね」
「ん、お願い」
「はぁ、気持ちよかった」
「私の後だから余計によかったでしょ」
「んな訳あるか」
「そーですねー」
「ええい、弾幕でもするか? この駄メイド長め……」
「やっぱり、今日此処に来てよかったわぁ」
「何よ急に」
「此処ぐらいですもの。私がただの人に戻れるのは」
「褒めたって何も出ないわよ」
「別に要らないわ。貴女が此処に居てくれるだけで十分。それ以上は贅沢というものですわ」
「……ふん。もう寝るわよ」
「ええ」
「って自然にこっちの布団に潜り込むな、せっかく出したんだからそっちの布団に行きなさい」
「嫌ですわ、寒いもの。暖かい方へ行くのは自然の事でしょう」
「狭い」
「私だって狭いわ。我慢して頂戴」
「……」
「霊夢?」
「……」
「れーいーむー」
「……」
「寝ちゃったの? 早いわねぇ」
「……」
「それじゃ、私も寝ましょうか。お休み、霊夢」
「……」
「……」
「……」
「……すぅ」
「……咲夜」
「すぅすぅ……」
「こんな所でよかったらいつでも来なさい。私はいつでも貴女を待ってるから」
「……ええ」
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
>>1,2様
まったく同じAAで感想ありがとうございます。
並んでるコメントを見た瞬間、素で吹いてしまいました。
これからももし機会があればもっとイヤッッホォォォオオォオウ!出来るような咲霊を書きたいと思います。
咲霊イヤッッホォォォオオォオウ!
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
すまぬ…!
…空気読まないでAA貼らないですまん…
AAは貼れないが心の中で力の限りイヤッッホォォォオオォオウ!
してるから!
>>4様
そんなあなたに つ コピー&ペースト
>>5,6様
イヤッッホォォォオオォオウ!していただけて幸いです。
次回はもっとイヤッッホォォォオオォオウ!していただけるように頑張りたいです。
>>7様
もっとしても、いいのよ?
>>8様
空気を読まなくたってコメントはできます。
脳内再生とは……いいスキルをお持ちですね。
>>9様
心の中といわず是非リアルでもイヤッッホォォォオオォオウ!してみましょう。
新しい世界が開けるかもしれません。
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
。 〉 〉 。
〉 ○ノ ○ノ 〉
○ノ<ヽ。| <ヽ。| ○ノ イヤッッホォォォオオォオウ!
<ヽ | i/, 〉i!ii/, 〉!<ヽ |
i!i/, |○ノ ̄○ノ i!!/, |i!
 ̄ <ヽ | <ヽ |  ̄ ̄
i/, | i!i/, |i!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
さっきゅんが可愛すぎるぜちくしょうめ!
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
イヤッッホォォォオオォオウ!してもらえてなによりです。
これからもイヤッッホォォォオオォオウ!していただけるようなイヤッッホォォォオオォオウ!な作品を目指したいです
>>13様
新パターン・・・だと・・・?
可愛いは正義!って昔誰かが言ってた。
コメントありがとうございます!
ニヤニヤが止まらない。
年齢相応の「人間の少女」な咲夜もよいものです。
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イ、イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´Д`; / / + 。 + 。 * 。
,-霊サナ派f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
クッ、これはイヤッッホォォォオオォオウせざるを得ない!
そう言っていただけると嬉しいです。
咲夜さんだっておにゃのこですからね。
>>17様
霊サナ・・・だと・・・!?
いやまぁ、私は好きですが今回書いたのは咲レイ・・・
そうか!俺の持つ早苗さん愛が溢れて(ry
コメントありがとうございました!
とてもおいしゅうございました。
お口にあったようでなりよりでございます。
これからも読んだ人の世界を少しでも広げられる、そんな作品を作りたいものです。
皆さんのコメント見て爆笑したwww
なら私も・・・
イヤッッホォォォオオォオウ!
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||
〒 ! + 。 + 。 * 。
+ 。 | |
* + / / イヤッッホォォォオオォオウ!
∧_∧ / /
(´∀` / / + 。 + 。 * 。
,-咲霊派 f
/ ュヘ | * + 。 + 。 +
〈_} ) |
/ ! + 。 + + *
./ ,ヘ |
ガタン ||| j / | | |||