Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

鍵山雛をプロデュース

2008/12/10 19:57:42
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レ「なんか凄まじい冒険をしてしまったレミリアよ」
フ「お姉様が居ない御陰で心行くまで温泉を満喫できたフランだよ」
レ「っていうかさぁ、なんで私が置いて行かれたわけ??」
フ「だってお姉様起こしたって起きなかったし」
レ「……………」
フ「まあ、諦めてよ」
レ「貴重な体験が出来たからいいけどね」
フ「それじゃあ始まり始まりー」
レ「………ホントに起しに来たの??」
フ「……………(汗」
















「はぁ、今日も一人かぁ」

私の名前は鍵山雛。
一応厄を集めてる神様です。
……その所為で誰も近づいてこないんだけどね。

「にとりも発明で忙しくて遊びに来てくれないし」




「ふふふ、幻想郷の夜明けは近いわっ」
「に、にとり??」
「ああ、雛じゃん。少し待っててよ、もう直紅魔館から提供された新エネルギーの解明が終わるからさ」(言うまでも無く核です)
「わ、私帰るね………(すごく……厄いわ)」



結局その日は自分の防衛本能で帰っちゃったけど………
もう一週間かぁ、たまにはこっちから会いに行ってみようかな??

「よさくはぁ~きをきる~、あ、へいへいほ~」

………誰??
この辺には誰も近づかない筈なのに。
しかも変な歌歌ってるし。
これは一応確認だけでも………

「あら、誰??私の後をつけるストーカーは」
「い、いえ、そんなつもりじゃ」
「ストーカーは皆そう言うのよ、話は法廷で聞きましょうか」

さ、裁判起こす気満々だぁぁぁ。
逃げなきゃダメだ、逃げなきゃダメだ。

「逃げなきゃ………(グイッ」

ひっ、スカートを掴まれたっ。
す、凄い力だわ、脱げちゃうっ。

「ふふん、農家りんを舐めないことね。腐っても四季のフラワーマスターよぉ」
「ひぃぃぃぃぃ」

や、ヤバイ人に捕まっちゃった……
さようなら、にとり。
私はひと足先に閻魔様に会いに行くね??

「さぁぁ、トイレは済んだ??神様にお祈りは??部屋の隅でガタガタ震えて命乞いをする準備はOK??」
「あ、あの何一つOKじゃないです」
「問 答 無 用」

いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。






「む、今雛の絹を引き裂くような声がしたような………気のせいかな??」

ガアアアン………ピシッ

「へ??」

パァァァァァァァァァァァ

「や、やば―――――――」






チュバアアアアアアアアアアアアアアアアアン



「何よこの爆音」
「しくしく」

ぐすん、凄く乱暴ですよこの人。
何なんですかぁ、私が何したっていうんですかぁ。

「…………ところでアンタ誰??」
「しくしく、鍵山雛です」
「ああ、アンタが里で有名な厄い神様。略して厄神か」
「私が厄いのっ!?」
「ま、いいわ。私はアンタを探してたのよ」
「へ??」
「慧音に頼まれてね、アンタについて里の連中が誤解してるからそれを解く為に私が借り出されたのよ」

店もあるのに…とか言ってる幽香さん。
っていうか里に住んでるの??

「ま、アンタにとっても悪い話じゃないわよ」
「でも、厄が………」
「いいんじゃない??里の男連中、はっきり言ってMだし」
「でも」
「あーもう、ネガティブな神様ね。私に任せないって言ってるのよ。あんまり駄々こねると死刑っ」

しゃ、シャレになってませんよ幽香さん。
アナタがその白魚のような指にちょっと力を込めるだけで私、「返事がない、どうやらただのしかばねのようだ」になっちゃいますよ。

「まずはイメージを拭うべく明るく振舞わないとね。もう少し明るめの服着たら??」
「いや、この服はですね」
「ま、いいや。ていっ」

むんずっ………むに

「ひいいいいい、ななななななななにするんですかっ」
「いや、計測」
「真顔で答えないでくださいっ」
「中々いい物をお持ちじゃない」
「セクハラです、有罪ですよ有罪」
「そんな事言ったら紫は不法侵入、プライバシーの侵害。
レミリアは違法取引、株の不正操作。
永琳は無許可の薬物調合。
霊夢は白昼堂々と恐喝、押し入りよ??」

モラルもへったくれもないですね、幻想郷。

「ま、それはいいの。とりあえず男に媚びてみて」
「こびる??ってなんですか」
「男を誘惑するような言動」
「なるほど」
「それじゃあ軽くお手本」

幽香さんはブラウスのボタンを一つずつ外して………はわわわわわ。
え、エッチなのはいけないと思います。

「触ってもいいのよ??」

軽く覗き込むような体勢で、胸元を強調して。
…………きゅう。

「あらら、初心なアナタには刺激が強かったかしらね」
「だ、大丈夫です。やってみます」
「そんじゃあ見ていてあげる」

幽香さんはボタンを直すと近くの木を日傘で切り倒し、出来た切り株に腰を掛けました。
さり気なく自然な動作で恐ろしいことしますね、この人。
本当に厄いです。

それで男の人を刺激する、言葉。
えーと、えーと。
そうだ、確かにとりの所で文が………



「あ、あの、おかずにしてもいいんですよ??」


「ブバッ、………大人しそうな顔して中々にハードな事口走るわねアンタ」
「違いました??」

文はこれで大体の男の人はKOって言ってたのに。

「いや、ある意味ではOKっていうか、PC前のお兄さん方が頑張っちゃいそうっていうか」
「何を言ってるんですか??」
「うん、自分でもそう思った。ナニクチバシッテルンダロ、ワタシ」

……幽香さんで大丈夫なんでしょうか、すこぶる不安です。

「あ、もういいや。うん、実戦で鍛えましょ(……ふと思った、私何偉そうに教えを説いてるんだろ)」
「幽香さん??」
「……いや、なんでもない。ただぷらーんしたくなっただけだから(『聞いて向日葵』は自分の黒歴史にしてしまおう、そうしよう)」










「ちんちん、それでここでバイトしたいと」
「まあそういう事ね」
「よろしくお願いします」
「で、なんでその人回ってるの??」
「……アイデンティティらしいわ」
「ちん??良く解んないよ」
「私もよ、それじゃあ私も店があるし帰るわ。馬鹿二人が何かしでかしてないか心配だし」




同時刻、馬鹿二人

「「今日は店長がお出かけだ」」
「えー、幽香お姉ちゃんいないのー」
「つまんなーい」
「「代わりに我らが素敵な踊りを教えてやろう」」
「えー、何々ー」
「おもしろいのー??」
「やってみたーい」
「よーし、いいだろう。ディック、ミュージックスタート」
「OKボブ」




「むしゃぶりつきたくなるような筋肉ボディに誰でもなれる、魔法の有酸素運動ムッキンムキ体操の始まりだぁぁぁ」












「それじゃあそろそろお客さんが来るからイス出すの手伝って」
「は、はい」
「それ机だから、机だから」


「その皿は二番のイスね」
「ああー、お皿が空をフリスビーみたいにっ」
「何故っ」


「きゃあ、なんでか突き出た石につまずいて串がお客さん目掛けて一直線っ!?」
「お客さん、回避、かいひぃぃぃぃ」
「見えるっ、俺にも串が見えるぞっ」
「さすがだ元さんっ」

ドスッ    ……ドサッ

「「「……………」」」
「ああ、巨乳の死神が見える………」






「……………何??ドジッ子のキャラ立て??」
「………あの、違います」
「あのね、今日はお客さんが「どじっ子も可愛いから有り」って言って許してくれたからいいけどね」
「はい……」
「わかってる??」
「はい……反省してます」
「そっ、なら次から頑張ってよ」
「え??」
「叱っておしまい、なら新人は育たないしね。それじゃあ店たたむから手伝って」
「はいっ」







一週間後

「さぁーて、雛はどうなってるかしらね」




「雛ちゃん、串二本追加ね」
「焼酎まだぁ??」
「三番のイスに串五百本よ、もう無くなったわ」
「早くしないと店長を食べちゃうわよー、うふふ」


「は、はーーい」


「随分と忙しそうじゃない」

少しはマシになったって所かしらね。
それに比べ家のアホ共は…………。
何がムッキンムキ体操よ、近所の子に何を教え込んでるんだか。

「っていうか紫に幽々子、何してるのよ」
「見て解りなさい、八目鰻を食べに来たのよ」
「いや、そうじゃなくて」
「んー、なんか新人が入ったらしいから見に来たのよー」
「鍵山雛だっけ??中々頑張ってるみたいよ」
「回転しながら??」
「ええ」

ま、立派に溶け込めてるんならそれでいいけどね。

「でも不思議と此処から帰る途中で碌な目に会わないのよねぇ」
「なんでかしら??」
「………………」

厄、駄々漏れか。
私も帰りに気をつけよう。



「雛ちゃーん串焼き追加ー」
「はぁーーーい」



一人じゃなくなって良かったわね。
………って何言ってるんだろ。
…………ホント、自分でも解るくらいに丸っこくなっちゃった。

「私にも頂戴」
「はーい、幽香さん」









おまけ

「何??原始炉がメルトダウンしてラボが仕えなくなった??」
「グスグス」
「しゃーないわねぇ、アンタがどうしてもって言うから小型炉を譲ったんだけど………、ラボを使えるように特殊班を回してあげる」
「ありがとうございまずぅぅぅぅ、レミリアざまぁぁぁぁ」
「でーーーーい、ひっつくなぁぁぁ」
どうも、試験中なのに話が出来てしまった紅魔さんです。
はっはっ、気が付いたら書いてましたね。
ところでです、過去に投稿してきた作品の累計が40を超えてました。
意外です。
そこで、折角なんで誰が人気なのかを調べたくなりました。
………今後の主役的ポジションに誰を当てはめるのかを考えるのが楽だしね。

と、言うわけで出来たら好きなキャラを挙げちゃってください。
次回作の主役になってるやもしれません。


(今更だけで雛が初心すぎる件)
紅魔レヴォリューション
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
にとレミか……それにしても全く違和感なく溶け込んでいるボブとディックがwww
好きなキャラは……美鈴とか妖夢とかアリスとかいっぱいいるけど一番はにとりです。
2.名前が無い程度の能力削除
里の男は既に調教済みですね。わかります。
筋肉革命はボブとディックが引き継いだか・・・
3.名前を表示しない程度の能力削除
雛に何教えてんだ文wwwwww
だがGJと言わざるを得ない。

農家りん、もといゆうかりんの一日が見たいです。
4.喉飴と嶺上開花削除
雛かわえぇ……雛の爆弾発言に私、思わず三ツ矢サイダー顔の全ての穴から吹いたw
5.名前が無い程度の能力削除
ボブとディック、何やってんだよ
この二人の服装はきっとパン一なんだろうなぁ

好きなキャラはやっぱりお嬢様さ
6.名前が無い程度の能力削除
のうかりんは定着しつつあるな
7.紅魔レヴォリューション削除
1>
なるほど、にとりですか。
今回が初出の癖に、僅かにしか出番がありませんでしたねぇ。
2>
いえ、ぶっちゃけマチョリーも諦めてません。
3>
幽香の一日。とりあえず考えて見ます。
4>
顔の全ての穴??それはつまり………いや、なんでもないです。
5>
誰かがあえてくれると思ってた。
そして、二人は当然パン一です。
6>
自分で名乗ってますからね。
8.名前が無い程度の能力削除
>「むしゃぶりつきたくなるような筋肉ボディに誰でもなれる、魔法の有酸素運動ムッキンムキ体操の始まりだぁぁぁ」

はいはいはーい!僕やります!
雛のおかず発言がこれでぶっ飛びましたよええ
9.名前が無い程度の能力削除
おかずにしましたっ!

好きなのはもちろんフランちゃんウフフ。
10.名前ガの兎削除
バイトはきっとウフフでキャッキャな店だ!
とか思った俺は一旦冥界に行ったほうがいいかもしれない。

出番が無くても咲夜さんが大好きだ。
11.謳魚削除
にとりんようやっと出番が来た。
良かったね、少しだけでも良かったねにとりん。
雛さんが生娘で幽香の姉御に絡まれるという発想が凄いです。
あとは厄さえ制御出来れば……!
私は萃勇を、レボさんの萃勇を待ち続けますぞー!
12.名前が無い程度の能力削除
あなたの書くカリスマだだ漏れなお嬢様が最高です。

誤字かわからないですけど。
耐性→体勢
では?
13.紅魔レヴォリューション削除
8>
マチョリーが生み出した究極の有酸素運動、それがムッキンムキ体操。
なお、常人では体が持ちません。
9>
おかずにしちゃったあなたにウフフ
10>
残念ながらバイト先はワイワイでガヤガヤな屋台でした。
11>
萃勇っていいですよね。
リクエストにはなるべく答えたいですね。
12>
修正しました♪
お嬢様のカリスマは常時駄々漏れ、しかし肝心な所はビッチシ決めてくれる。
14.名前が無い程度の能力削除
のうかりんかわいいなあ。さりげなく切株作るところとかww
雛さん、バイトもいいけど本業本業!
>好きなキャラを挙げちゃってください
あなたが書いた場合に好きなキャラですよね?
強いて言えば紅魔組か鬼二人ですけど…霊夢も捨てがたい…選べるか!
15.名前が無い程度の能力削除
一番はおぜう様姉妹
二番がマチョてゐ、萃勇’s

先生……、マチョリー分が、欲しいです……!!
次の筋革はマチョvs穴子全身青タイツをきたいしてみたりwww
16.名前が無い程度の能力削除
雛がいるとみすちーの厄は減るのか増えるのか。
とりあえず忙しさと、その中に在る幸せでキリキリ舞な雛カワイイww

んー、好きなキャラ……お嬢様と、平行世界のソイヤーされたお嬢様。
あの後どうなったのか、是非知りたい。
どうにかこっちの幻想郷へ観光にでも来てくれないかなぁ。
17.名前が無い程度の能力削除
す、凄い力だわ、脱げちゃうっ。
がんばれゆうかりん!!!
18.紅魔レヴォリューション削除
14>
鬼二人人気だなぁ、霊夢ともども今書いてる話に組み込むか………
なお、雛は回転しながら厄を集めていますが、集まった分だけ厄が離れて行き客に取り付いてます。
恐ろしい無限連鎖ですね。
15>
ほんとにお嬢様人気だなぁ。
待つのを止めたらそこで試合終了だよ??
ネタを集めてるんで待っていてくださいな。
16>
平行世界のお嬢様の出番かぁ。
17>
妄想して頑張ってください。
19.名前が無い程度の能力削除
「私が厄いのっ!?」 雛様カワイイ~!