幻想郷には人間や妖怪、妖精など様々な種族が住んでいる
しかし最近は、種族間の距離が少しずつ埋まってきているのも確かだ。中には人間と妖怪の夫婦も誕生しているらしい
そこで私は、幻想郷に住む人間達を対象にアンケートを取ろうと考え、実地へ向かい調査してきた
まずは、こちらのアンケート結果を見て頂きたい
『あなたは妖怪や妖精と言った、別種族の異性からプロポーズされた場合に結婚することができますか？』
はい:81% いいえ:17% その他:2%
なんと8割の人間が別種族からのプロポーズを受け入れることができると答えたのだ
少数ながらも「別種族と結婚するのは抵抗がある」という意見もあったが、確実に種族間の距離は縮まっているようだ
ちなみに、その他の意見としては「一生独身でいたい」という意見や、「どうせ転生する身ですから」といった意見があった
それでは次に、気になる種族を調査してみたいと思う。余りに詳しく区分すると大変な為、大きく五つの選択肢に絞ってみた
『最近あなたが気になっている種族を教えて下さい』
妖怪:39% 幽霊:16% 妖精:28% 神:9% その他:8%
やはり人間達と日常的に関わる機会が多い妖怪や妖精が大半を占めた。冗談で「神」といった選択肢を作ってみたが、意外にも10%弱の数字を取ったことに驚きが隠せない
こうして見ると、別種族同士の夫婦が殆どなのでは？と思ったのだが、アンケート結果とは裏腹に、実際の別種族同士の夫婦は人里内では15%程しか存在していなかった
やはり別種族との結婚となると、親族からの風当たりが強いのだろうか
先程の別種族からプロポーズを受けた場合で「いいえ」と答えた少数の人間の多くが既婚者や子持ちであったので、今の世代の親達の賛成を勝ち取るには相当な覚悟が必要なのだろうと考える
アンケートに答えてくれた者達に「気になっている方はいますか？」と問いかけた際の返答を、添付している動画ファイルに編集したので見て頂きたい
添付ファイル:幻想郷アンケート.avi
『気になっている方はいますか？』
そうですね～、ほら！ 紅魔館で門番してる美鈴さん。あの人が少し前に里へ買い物に来たんですよ
会計の時に「毎日ご苦労様です！」って笑顔で会釈してくれた時、もう一目惚れしちゃったね！ 門番ったら一日中門前で立ってることもあるんだろ？ そんな大変な仕事なのに、わざわざ労いの言葉をかけてくれるくらいの器量に驚いたよ！
最近は会計後に軽い立ち話をするくらいの仲になったんだ。今度、もし彼女に暇ができたら食事にでも誘おうかなって考えてるんだ
『気になっている方はいますか？』
実は永遠亭に向かうまでに道案内を頼んだ妹紅さんが気になっててね……
竹林を抜ける最中に野生の妖獣に襲われた時にさ、妹紅さんが火を手にブワッて燃やして戦う姿を見て好きになっちゃったんだよ
それで彼女に色々と話を聞いたら蓬莱人とか言う種族らしくてさ。死という概念が無い人間なんだとさ
そこそこ仲も良くなって少し前に、ちょっと高めの料亭屋へ食事に誘った時なんだけどさ。「不老不死だろうと関係ない、僕と付き合ってくれ」って告白したら、「あ～っと、その……。その様な、あれは困るな……」って断られちゃってさ……
でも諦めませんよ！ いつか彼女に再度プロポーズしてOKの返事を貰うんだ！ 僕が生きている間に貰えたらいいんだけどさ、ははは……
『気になっている方はいますか？』
僕は神山満月ちゃ……
『気になっている方はいますか？』
ちょっと周りからは風当たりが強いんだけど。この前、収穫祭の時に豊穣神の穣子様が目の前で転んじゃってさ
タイミング良く絆創膏があったから傷口を消毒して貼ってあげたんだ。そしたら、ちょっとまだ痛むのか潤んだ目で笑いながら「ありがとうございます！」って礼を言われて……
しかも、その数日後に籠に山ほど入った芋を持ってきたりしてくれてさ。あんまり会うこともできないし、「神様と付き合おうだなんて馬鹿なこと言うな」なんて言われたりするけど……どうなんでしょう？
やっぱり人間が神様と付き合おうだなんて罰当たりですかね……？
『気になっている方はいますか？』
そうね……。魔法の森の入口に"香霖堂"って万屋があるじゃない？ そこの店主の霖之助さんが恰好いいなあって思ってるんですよ
彼って結構「無愛想だ」とか言われてるじゃないですか。でも実際に会ってみたら気さくな人だったんですよ
そりゃあ入店した時とかに挨拶しないのは「商売人としてどうかな？」とは想いますけど……
でも何かとサービスしてくれますし、昨日だって寒くなってきたから温石を買おうかなって、わざわざ香霖堂まで行ったら「これはどうかな？ 使い捨てカイロと言って、温石よりも長持ちするし手軽に持ち運べるけど」って、無料で何十枚も譲って貰ったんです
そんな暖かい心を持ってる彼が無愛想な訳ないじゃないですか！ カイロだけに。それでいて普段はクールな性格なんですから、これで落ちない女性はいないですよ普通！ 冬なだけに
誰がうまいこと言えとって話でしたね、すいません
『気になっている方はいますか？』
つい最近ですけど博麗神社に温泉ができたって話じゃないですか。温泉でのんびりするのもいいかなって思って行ったんですよ、昨日
やっぱり場所が悪いんですかね？ 誰もいなかったので一人、ゆっくりと浸かっていた訳ですよ
そしたら最初は気付かなかったけど、奥の岩陰に誰かいたんですよ。「僕と同じ里から来た人かな？」って思って近づいたら、実は妖怪だったんですよ。しかも女の子だったんで「これは不味い！」って訳でして……
すると向こうも気付いたのか「おや、人がいたんだね。こんな辺境の温泉に珍しい」って声が聞こえたんですよ。金髪で頭に団子を作った髪型の女の子でした
近くに妖怪がいたことで命が危ないとか考えてたんですけど、意外にも陽気な性格で向こうから色々と話し始めたんですよ
「この前、そこの神社の巫女が攻撃してきた」とか「橋姫は今日も藁人形を作って誰かを妬んでた」とか珍しい話を色々と聞けて、とても楽しい温泉でしたね
その時の子が可愛く思えてきて、これからは週に一度くらいの頻度でその温泉に通っちゃおうかなと思ってるんですよ
そこまでの道程が人間にとっちゃ辛いんですけどね……。帰りが遅くなると宵闇の妖怪とかに食べられちゃいそうですし
『気になっている方はいますか？』
人里の近辺で八雲の式が何かを計測してる時があるじゃないですか。その日、一緒に来た式……妖獣？ なのかな、あの子は
その子が毛糸の塊を抱きながら寝転がってた姿を見て、思わず「可愛い式ですね」って八雲の式に声をかけたんですよ
そしたら計測の手を止めて「そうだろう、そうだろう」とか言いながら歩み寄ってきたんですよ
八雲って名前を聞いただけで、何か凄い厳格そうな印象があるじゃないですか。何せ幻想郷でも屈指の力を持つ妖怪なんですから
何か凄い和やかな雰囲気になっちゃって、ちょっと前に湖で釣ってきたワカサギを渡したら「いいのかい？ こりゃあ橙も喜ぶぞ！」とか「どうやって調理しようか」とか話して
やっぱり自分の子、……いや式か。妖怪も愛情を注いでるんだなって思いましたね
気になっている方とは違いますけど、あの八雲の大妖や、式達の一家団欒の情景を見てみたいなとは思いますね
「え～！ 何で駄目なんですか～！？」
私、宇佐見蓮子は今、担当の教授に向かって不平を爆発させている
力作だと意気込んだレポートを提出してやったのに、単位認定日に見てみれば評価が"可"だったのだ
「あんなに凄いレポートを提出したんだから"優"。いや、せめて"良"くらいはつけてくれてもいいじゃないですか！」
「確かに動画を添付して解りやすくしたりといった点は評価してもいいが、幻想郷だの妖怪だの訳の解らん君の妄想ばかり書かれてもなあ……。あの動画だって編集すれば如何様にもなるし、現地に行って実際に取材したとは思えん」
「そんな～……。本当に行ったんですってば～！」
僕は最近、神社でよく酒を飲んでいる鬼が気になっています。
ああ、小さいほうではなくて、赤い角の豪気な女性のほうです。
見ているこっちまでつられて笑ってしまうような底抜けな笑顔に惹かれました。
それでいてたまに見せる、女性らしい淑やかな仕草が堪らないんです。
今は陰ながら見ているだけですが、いつか彼女と酒を酌み交わすことを人生の目標としています。
あまり大きな声では言えないのですが……自分はつい一年ほど前に越してきた、山の神様がいいなぁと思っています。
ああ、小さいほうではなくて、背中に大きな注連縄を背負った女性のほうです。
見た目は威厳たっぷりでまさに神様といった感じで怖そうなんですが、そのぶんすごく頼りになりそうでかっこいいなぁと。
それでいてたまに見せる、母親のような柔らかい笑顔がとても素敵なんです。
今はその笑顔を向ける人が別にいるようですが、一度でいいから自分にその笑顔を向けてくれるようにと日々を生きています。
そうですねぇ……八目鰻のお店を切り盛りするミスティアさんですね。
偶然彼女の店に立ち寄ったとき、人間である僕にも笑顔で応対してくれまして。
もしかしたら営業スマイルなのかもしれませんが、僕はそのときの生き生きとした彼女の表情に一目惚れしてしまいました。
彼女は夜雀の妖怪であり、美しい声で紡ぐ歌は視界を奪うと聞きますが、恋は盲目といいますし。
既に盲目な僕は鳥目になろうとも関係ありませんけどね。
……上手いことを言ったつもりでしたが、お気に召しませんでした？
一度でいいから行ってみたい、みすちー働くお店へと……は置いといて、
最初はあややかと思ってたけども蓮子だったとは。
.aviの時点であれ？とは思いましたがｗ
しかし阿求……(´；ω；｀)
ええ・・・いつも山の麓の樹海で厄を集めてくださっている厄神様です。
最初はいつも回っている変な神様、と思っていたんですよ。でも前に樹海の近くを通りかかったときに彼女に会って少し会話をしたんですが、その時に見せた笑顔にときめいてしまって・・・。
最近では会うと必ずと言っていいほど会話をするんですが、その度に新しい魅力に気づいたりするんです。
まぁ帰り道に必ず何かアクシデントが起こるんですけどね。それでも会いたいって思ってしまうほど、今では彼女に惹かれていますよ。
自分は、冬になると現れるレティ・ホワイトロックさんです。
周りが寒くなるからとの理由で他の人間や妖怪から嫌われているそうですが、自分はそんな事はありません。
だって、彼女は周りの人間を和やかにさせる話術と表情を持っているんですから。
穏やかで、それでいて芯はしっかりしている。そんな彼女に惚れている自分がいます。
今年も彼女がやって来るんですね。今年こそ、一緒に飲みに誘いたいなぁ・・・。
はい、紅魔館の吸血鬼さんです、姉の方の。
以前にメイドを連れずに珍しく一人で里に来ていたんですよ。
その時にたまたま近くにいた私に声をかけて、「おいしいケーキ屋はどこか。」と聞かれたんですよ。
ちょっと怖かったのですが案内して彼女がケーキを買って私に、「お礼よ。」と言ってケーキをくれて、さらにお茶もしたんですよ。
話してるうちに少しずつ打ち解けてきまして……。
最近では二日に一回は会うようになってこの間は館に来ないか、と言われたんです！。
周りからは色々言われるんですが……、それでもなんとかお付き合いできたら……なんて思ってます。
でもメイドさんが障害になりそうで………。
今度会う時に言ってみたいと思ってます、「一生、僕の血だけを吸ってくれ。」って。
僕が好きなのは、よく里に買い物に来る魂魄妖夢さんですね。
いや、ロリコンとかじゃないですよ！でも、買い物に来て、重い野菜や米を担いで帰っていく所を見ると、
やっぱり応援したくなります。彼女は僕なんかよりずっと強いから応援されるまでもないのでしょうけど…。
半分幽霊だなんてどういう気分だろうなどと考えていたら、気づけば彼女のことを一日中考えるようになりました。たとえ僕が冥界に行っても結婚は絶望的ですが、見ているだけで十分幸せです。
自分は妖怪の山の河城にとりさんです。
住んでいる場所が場所なのであまり会うことはありませんが、一度会った時に一目惚れしました。
彼女は人見知りのようで里できゅうりを買っていくところを見かけただけで逃げてしまいますが、彼女が作った道具を使っている時に見せる笑顔がとても可愛いです。
彼女の人見知りが治って里の方にもよく顔を出してくれると嬉しいな、そういう気持ちを抱いています。
とりあえず今できるのは畑仕事を頑張ってきゅうりを沢山八百屋に仕入れするぐらいですが、いつか大量のきゅうりを彼女にプレゼントしてあげたいです。
えぇ、と。神社の…いえ、新しい方ではなく昔からある。はい。そう、博麗の方です。
一目惚れ…とはまたちょっと違うのかな、昔からたまに参拝に行っていたんですが。
そうすると結構な確率で掃除をしている霊夢さんを見れるんですね。
そう、丁度あの時は桜も散り始めた頃で。
いつものように参拝に行って霊夢さんと会話をしていたときに、横から風が吹いてきて。
まるでその風に導かれるかのように。ふっと、霊夢さんが風が来る方を向いたんですよ。
その横顔が、ポニーテールが流れて露になった首筋が。どうにも綺麗で…なんていうんですか、儚さ？そんな風にも見えて。
それだけでも自分はかっと熱くなってしまったんですが。
その風に流された桜の花びらが、ちょこんと霊夢さんの鼻の頭に、ね。
少し面倒そうに、それでいてはにかむような顔で、くすっと笑って花びらをつまんで取ろうとしてる霊夢さん。
僕は。ボクは。
…言葉では表す事が出来ない美しさ、って。そんな生易しいものじゃなかったですよ、アレは。
います。
こんなこと言うとおかしいと思われるかもしれません。
その、相手は妖精なんです。
おかしい、でしょうか。
きっと恋とかそういう感情ではないんだと思います。
見てるとその、ほっとするというか、ほのぼのしてしまうっていうか。
彼女が来るとすぐ分かります。急に静かになりますから。
奉公先の珈琲店に、よくやってきます。
気付かれてない、と思ってるだろう彼女の無防備な表情を見るのが、最近の楽しみです。
私は、ほら、迷いの竹林ってあるじゃないですか。あそこで迷った時に行きついた先の永遠亭、でしたか。
其処のですね、お姫様、なんでしょうか、ともかく、主の方をですね。
いえ、別にどうってことがあった訳じゃないんです。ただ少しお話させて頂いただけ。その方は迷い人の話をよく聞いているんだそうですよ。
や、なんでも、聞けば余り外に出られないみたいで、私のどうでもいい他愛無い話を:興味津々と聞いてくださいまして。
一つ一つの話題に笑ったり悲しんだり……高貴なお屋敷や身分からどうにも話しづらい印象を持っていましたが、言葉も割とはすっぱで。
酒が一切飲めない身なんですが、あの方に注いで貰えるのが嬉しくてつい何杯も飲んじゃいましたよ。
ええ、まぁ、酒が回った所為か其処からは記憶が曖昧で、起こされたのも里の近くの割と人通りのある草むらだったんですけどね。
気になると言いますか、憧れですね、はい。
一度だけ出会った緑の髪の祟り神でしょうか
一度、深夜に飲みに行った時に偶然隣の席になりまして
その時、魔理沙さんや霊夢さん等が異変を解決したと言う話題を
まるで自分のように喜んでいたのが印象的でしたね
運良く、私もその話題を聞いていたので少し話をさせてもらったんですけど
『もう、自分が表に出ることは無いかもしれないけど
霊夢や魔理沙が元気にしているのなら悲しくないよ』
と少し寂しそうに言っておられたのが、一番心に残りましたね
今度、博麗神社にいる巫女さんにその話をしに行こうと思っています
奉納品である、揚げたてのエビフライを持って…
はい、いますよ。
前につとめていた仕事場をね、クビになっちゃったんですよ。
それで、次の就職先に永遠亭で働かせてもらえないかと、通っているのです。
そこのね、お姫様がね、そりゃぁ、綺麗なもんでしてね～。
私みたいな庶民は相手にもされないだろうと思ってるんですけど、やっぱり夢はみるじゃないですか。
挨拶できたら、その日は幸せ。名前を読んでもらえれば三日は幸せ。
え？手を握ったらどうなるかって？
決まってるじゃないですか～……死んじゃいますよ♪
まぁ、そんなこんなで就職活動としては全然うまくいってないのですけどね～。
あぁ、こんど姫様をおもいきって誘ってみようかなぁ～。一緒に、カルアミルクでも飲みたいものです♪
ちょっと野暮用で地底近くまで出向いてたんだけど。
ええ、普通の妖怪とかあんまり近づかないから割と安全地帯なんですよ。
で、そこで、ものっそい綺麗な人と会ったんです。
耳がとんがってたから人間じゃあないと思います。
で、その人がまた、ものっそいふきげんで忌々しそうな顔でさ、
「ちゃらんぽらんに生きられてお気楽そうね。妬ましい」って毒吐いてくれまして。
それ聞いた時……なんていうか……その…下品なんですが…フフ……勃（ｒｙ
ところで、二つ目のアンケート、幽霊と妖精逆じゃないですか？
居ますよ。コレって、人間でもいいんですよね？
山の上にある神社に住んでおられる巫女さんです。あの、緑の。
この間里に買い物に来てらっしゃって、偶然お話する機会があったのですが、彼女は真面目でひたむきな性格を持ってますね。ただその性格が災いして、融通が利かないところも持ってたりして、そこが不器用で可愛いなって思います。先日僕がその真っ直ぐなお嬢さんの言動があまりにも可愛らしかったから、商品をひとつサービスしてあげようとしたんです。すると『いけません、対価はきちんと払われるべきです』とか何とか言って、結局そのあげるはずだった商品も買っていきました。いい子だなあって思いましたけど、ほんの一瞬、「俺って嫌われてるのかな」と思いましたよ。実際嫌われてるんでしょうかね。ねえ。どう思います？
いますね。
魔法の森の人形遣いさんが人形劇をしていたときのことなんですけどね。
ちょっと離れたところでそれを愛おしそうに眺めていた女性がいたんですよ。
ふと、気になって声をかけたら娘さんの舞台をこっそり見に来たそうで。
娘さんのことを楽しそうに話す無邪気なあの人に…惹かれちゃいまして。
彼女をふん縛っ…いやいや、迎えにきたメイドさんの話では魔界の神様らしいんです。
神様で、しかも子持ちな彼女に惹かれてしまう私はやっぱりアレでしょうか？
います。
紅い吸血鬼姉妹の、ああ、いえ、姉の方ではなく妹さんの方です。
え？いえいえ会ったことなんてありませんよ。風の噂で耳にしただけですよ。
ええ、本当にそれだけなんですけど……どうしても頭から離れなくて。
日常の雑務をこなしていく中、気がつけば彼女のことを考えてしまっています。
どんな姿なのかどんな声なのかどんな笑顔なのか……考えれば考えるほど心が彼女に侵食されていくんです。
妹というからには女性、なんでしょうね。
会ったこともない、耳にしただけの同性に想いをつのらせるなんて、私はおかしいのでしょう。
でも、幻想郷ならありですよね？
私ですか、そうですねえ。
紅魔館に住んでるっていう魔法使いの方でしょうか。そうそう、紫の髪の。
彼女は、あのお屋敷にあるっていうでっかい図書館から滅多に出てこないみたいなんですけど、
たまに人里の貸し本屋に現れるんですよね。
そうなんですよ、意外でしょ？
まあ、私も本好きなんであの本屋はちょくちょく利用させてもらってますけど、
前に一度だけ読んでた私の隣に偶然彼女が来て、二人並んで本を読んだ事があったんですよ。
そのとき過ごした時間はたぶんほんのわずかで、ふと気がつくと彼女はもう居ませんでしたけど、そのときのことは忘れられませんね。
なんていうかね、落ち着けるんですよ。
彼女の持つ独特な雰囲気がそうさせるんでしょうか。それはまるで永遠を感じさせる緩やかな時の流れ。
あの時ほど本に集中できたことはなかったように思います。
それからというものの、あの店に行く度に彼女の姿を探してしまうんですよね。
もう一度彼女とあのゆったりとした空間のなか、本を読んでみたい。
これが今の私のささやかな願望ですね。
まあ、実現したところで今度は彼女が気になって本の内容が頭に入らないかもしれませんけどね。
ええ、いますよ。
いやぁ、実は前からたびたび見かけていた黒い帽子の女の子なんですけど。
どこに住んでいるのかすらわからないんですけどね、というか名前すらわからないんですよ。
…あれー？ ひょっとしなくてもわかっていらっしゃらない？
なんのことってあーそのーえぇーいやもういいです。
はい。
人間の里にいらっしゃる方で、上白沢慧音さんという方です。
生真面目な方で笑顔が苦手なのか、普段はむっつりとされてるんですが……
子どもたちの相手をしているときとか、ふとしたときに見せる表情がとても、綺麗で。
いつか、僕が笑わせてあげられたらいいなぁ、なんて。
満足に声もかけられてないんですけどね。
えぇ。
竜宮の使いの永江衣玖さんという方ですね。
どうも地震の予兆を告げて廻っていたらしいのですが
あまりの美しさについ引き留めてしまって…
そのあとすぐ彼女は行ってしまわれたのですが最後に見せてくれた微笑みがもう直撃でしたね。
あぁ やはり羽衣でも盗っておくべきだったのでしょうかねぇ
またお会いしたいものです。
ええ。
妖怪の樹海にお住まいの厄神様なんです。
まず滅多に里の方でお姿は見られないのですが、偶に山菜などを取りに樹海に行くと、
困った顔をしながら、「ここから先は危険よ」って教えてくれるんですよ。
いや、危険なのは分かっているんですけど、厄神様にかなりの確率で会えるので、
ついちょっと樹海の奥まで行ってしまう事があるんですよ。
その時のちょっとほっぺたを膨らませながら私を注意をしてくれる姿を見るのが楽しみで楽しみで……
ん、ではちょっと樹海の方へ行ってきます。
ええ、もちろん山菜を採りにですが……
気になっている……ですか。 います、というべきでしょうかね。
あぁこんな言い方をするのは自分でもいささかおかしいとは思っているですが。
まぁ、これは恋のような気持ちであると同時にあかされてはいけないのでね。
山の上の……あぁそうですその神社の３人の方々、彼女達には恋に似た感情を持っております。
ですがきっと彼女達はあれが完成であり、私の入る余地はないのだとわかっているのです。
これは恋なのか、信仰なのか。 それは難しいところですが、私は恋だと思っております。
ですが私はあの御三方の幸せを彩る事ができれば、ただそれだけで良いのです。
彼女達よりも遥かに短命な私ではありますが、彼女達の幸せをいつまでも願っております。
……答えになっておりますでしょうか？
ええ、ええ、ズバリ、紅魔館の御当主様ですね。
晴れた日によく里の上を神社のほうへ飛んでいくんですよ。日傘ひとつで。
あの方吸血鬼でしょ？こっちのほうがひやひやしちゃいましてね。
天気のいい日は空が気になって気になってしょうがない。
ははは。
まあそれで仕事にならないもんだから親父に
「オレの名代で紅魔館のパーティー出席して来い！」って。
ええ、実際に間近でみる御当主さまはとてもほこらしげでカリスマにあふれてました。
でも時折無意識にでしょうか、見せる子どもっぽい仕草が致命的にかわいらしいんです！
「う～」とか、食べこぼしでいっぱいの口元を従者にぬぐわせる様とか！
それ以来、生まれ変わったつもりで仕事に精を出してます。
一日も早く親父のように紅魔館に商品を卸せる商人になるようにね！
いるいる。白狼天狗の椛ちゃん。
オレがまだやんちゃだったころ、木刀ひとつで妖怪の山に乗り込んだことがあったんですよ。
そこでばったり出会ったのが椛ちゃん。
うでっぷしにはちょいと自信があって、並の妖怪ごときにゃ負けねえつもりだったんですがねえ。
出会い頭に問答無用で「ボコン！」
おもいっきり叩きのめされましてねえ。
目が覚めると目の前に椛ちゃんがいて一言。
「命を粗末にするな…」
そう言うと自分のせりふに頬を赤らめながらスパンと飛んでいきましたよ。
何時死んだってかまやしねえと粋がってましたがね、あれ以来そんな自棄もなくなりましたね。
いまじゃ購読特典の椛ちゃんピンナップにつられて立派な文々。読者ですよｗ
ええ。います。
それは妖怪の山にいる巫女さんなんですけどねえ・・・。あ、そういえば巫女じゃなくて風祝だったっけ。
んでこの前なんですが里におりてきてて、博麗の巫女かな？ と先に思ったんですけど話しかけてみるとどうやら新しくきたみたいなんですよね。しかもすごく可愛いし気立てもいいし・・・。今度妖怪の山まで登ってみようかな。生きて帰れるかな
幻想郷における「社会問題」 として少女達が男性からの視線に恐怖しているというものがある。
中にはノイローゼや鬱病を患う人妖もおり、八雲紫を代表とした『幻想郷少女の会』が男性達に注意を呼びかけている。
ちなみに妖怪の山の風祝に視線を送っているのは私だ。
ええと、某道具屋の店主なんですけど･･･あ、すみません。匿名希望で。眼鏡と褌が眩しい方です。
そう、あの日。僕が公園でトイレを探しているときに、ふとベンチのほうを見ると･･･ウホッ！いい男！
ああ、すみません。彼が座っていまして。そして彼は繋のジッパーを降ろし始め･･･え？あれ？もういいんですか？聞いていかないんですか？あ、ブツッ
えっと、そうですね。ある偏屈な店の主人を気になっていないといえば嘘になります。
いや変な意味ではないですよ！ 私は正真正銘同性愛には全く興味がありません。女の子が大好きですね。
それでも気にかかる理由といえば、蘊蓄の面白さでしょうか。独自な発想が書籍を嗜む私には聞いていて楽しいです。……まあ、時たま長くなりすぎる時もありますが。
後、昼頃に行くと霧雨さんの息女さん――いえ、繋がりが切れているらしいですから、魔女さんですか。その方がよく食事を作っていますので、お相伴に与れるのも楽しみの一つでしょうね。図々しいこと極まりないですけど。
はい、いますよ。太陽の畑の、ええ、風見幽香さんです。
去年の夏のことなんですが、あそこに迷い込んでしまいましてね。
里ではたまに見かけますけど、あの場所は彼女の庭みたいなものだそうじゃないですか。
求聞史紀にも、人間友好度『最悪』とあったので、「ああ、ここで肥料にでもなるのかな……」と。
ところが、こちらに気づいた様子はなく、なにかをじっと見つめて動かないんですよ。
今のうちにと、こっそり逃げようとしたんですが、そのときです。私が彼女の虜となったのは。
あの書に添えてあった絵のようなものではなく、とても透き通った優しい顔で、
大きく咲いたひまわりを眺めていたんです。それこそ、花のような笑顔でした。
……私は何の取り柄もない普通の人間ですから、叶わぬ想いではあるのでしょうが、それでも……
あの笑顔の先にいることができたら、と。
年長組が入ってないところがまたなんとも…やっぱりみなさん若い子が好（ｽｷﾏ
気になってる人……あ、今一人出てきました。
それは天界に住む天人さんなんです。
ウワサとかでしか聞いたこと無いのでどんな姿をしているのかはわからないのですが天人と言われるのですから威厳とかがある方なんだと自分は思っています。
でも、砕けた感じなのもいいなと思っているんですがそんな風に思う自分はおかしいと思いますかね？
だから実際に一回会ってみたい、という『気になる』気持ちがここにあるのでこのように答えました。
気になってる方……ですか。ええ、いますよ。妖怪の女の子です。宵闇の。
初めて会ったのは、山菜を採った帰りに村の外れでですね。
いきなり目の前が真っ暗になったかと思ったら、金髪の女の子が現れて、「あなたは食べてもいい人類？」と聞かれたんですよ。
そのとき僕はとっさに「今採ってきた山菜ならいいよ」と口走ったんです。気が動転していたんですね。
だって、人間を食べたいって言ってるのに、山菜なんか興味あるはずないじゃないですか。
でもそうしたらその女の子が「そーなのかー」と言って、背中に背負ってた山菜をむしゃむしゃと食べたんですね。
すぐに「うー、にがいー」って食べるの止めちゃいましたけど（笑）
でも、そんな無邪気と言うのか、純粋なその仕草がぐっときましてね。守ってあげたいと言うか、そんな感情が出てきたんですよ。
それ以来、２,３日に一回ぐらい会いに行ってお弁当を渡しています。彼女もそれを楽しみにしているみたいで。
僕のお弁当を食べて「おいしい」と言ってくれる彼女の笑顔が、今の僕の活力ですね（笑）
気になっている方ですか・・・そうですね、恋愛感情とは違うのですが、八目鰻の屋台の店主さんであるミスティアさんがそれにあたりますかね。
文々。新聞に屋台のことが書いてあったので、興味をそそられていったんですがその歌が妙に気に入りましてね。
あの人（？）、一度も同じ歌を歌わないんですよ。
今ではちょくちょくその歌を聞きに飲みに行っています。
コメント４０番様までの内訳 有効回答 ３３
割合 妖怪：４３％ 人（半分の方も含む）：３３％ 神：１５％
妖精：３％ 幽霊（悪霊含む）：３％ その他：３％
項目から外した人間よりも妖怪の方が多いというのは意外な結果となった。
ただ、妖怪の項目には所謂種族：妖怪以外の種族も入っているので、
それを分けた場合はまた違った結果になるであろう。
チルノかな…
あいつとはガキのころよく喧嘩をしたんだよ。
子ども連中で湖のほとりで遊んでると必ずちょっかいかけてきやがったもんさ。
寒いから石でもって追い払うんだけど、しばらくするとまた来やがるんだ。
精一杯涙をこらえた今にも泣きそうな顔で、
「サイキョーのあたいにさからうなんていいどきょうね！」
って。
今ならわかるがありゃ一緒に遊びたかったんだろうな。毎日来てたもの。
そう思うとじいさんと孫くらいの年の差になっちまった今でもなんだか胸が痛くなるんだ。
湖に釣りに行くときに必ずこうして小さい甘い物もっていくのは、そのせめてもの罪滅ぼしってやつなんだろうなぁ。
もっともあいつはオレのこと覚えちゃいないけどなｗ
はい、おります。あの紅魔館の当主であるレミリア･スカーレット様です。
以前、博麗神社で行われた宴会に参加した時に御見掛けしましてね・・・
その時見た、その全身から溢れるオーラというか、その、カリスマというやつですね。
それに圧倒されましてね、もう一目惚れしてしまったんです。
ええ、分かってます、私と彼女では身分が違いすぎます。
それに彼女の傍にいる従者を見てたら、私では勝てないと思ったんです。
いえ、強さもですけど、彼女のことを想う気持ちもですね・・・
今度、紅魔館で働こうと思っているんです。彼女の為に働ければそれだけで私は幸せですから。
お嬢様好きと豪語する自分が他の方にお嬢様好きを語られたままスルーしないわけが無い！
はい、います。あの稗田阿求さまです。
以前、阿求さまのお屋敷にお仕えさせていただいたことがあるのですが、ある日手を滑らせて湯呑みを割ってしまったことがあるのです。その時私はああ、クビかな……、と思ったのですが、阿求様は、｢大丈夫ですか？怪我はありませんか？｣と私のことを心配してくださいました。その時のあの優しさが忘れられません。
家の事情で辞めることになった今でも、阿求さまのことが忘れられません。アンケートのコメントで｢どうせ転生しますし……｣と、阿求さまはお答えしていましたが、それでも私は阿求さまの下にお仕えしたいです。
はい。この間人里で運命の人に出会ったんです！
優雅に買い物を楽しんでいたあの人に、ひと目で恋に落ちてしまいました。
白い日傘にチェックのスカート、柔らかそうな緑色の髪の毛、そして、あの笑顔……
ぞくぞくするほど痺れましたね。
僕は思ったんです。
「ああ、あの人に踏んで欲しい……」
あ、ちょっと。なんですかその冷たい目。
そんなひかないでくださいよ、ね。もっとその目で僕を（ｒｙ
はい。います。永遠亭の薬師さんです。
このあいだ、ひどい病にかかってしまって、苦しんでいたんですよ。
で、最近評判のその薬師さんに診てもらって、処方してきただいて事なきを得たんです。
そのときは病のせいであまり記憶にないんですが、その時のお礼を持って行ったときに、
その、なんというか、できる女っていうんですか。とっても格好いいとときめいてしまいまして。
恋の病を患ってしまいました。
そうですね……強いて挙げるなら、夢幻館の門番さんですかね。
彼女、主の帰らなくなった館の門番を今も続けてるんですよ……
初めは「バカな子だな」と思って見てたんですけど、健気に続けている姿を見ると、
いつの間にか違う感情が込み上げてきたんです。
何と言いますか、抱き締めたくなったんです。彼女の、か細いけれど大きな背中を。
つまり――
あぁ、"いた"が正しいのかな。湖でよく見かける妖精さんです。そうです、青い服着てる。
初めて水源地調査に行ったときです、妙に湖畔がキラキラ光ってまして、何かなと思ってよく見たら湖面が一部凍ってました。そこに氷の像があったんです。少し溶けてて分かり難かったんですが、子供くらいの人型だったと思います。その脇に１人ぽつんと座ってたんですよ、彼女が。私のほうには全く気づかない様子で、何かをじっと見てましてね。その視線のほうを見ると別の妖精達が賑やかそうに遊んでいました。
それを見てため息をついた彼女の横顔、幼い外見からは予想できないほど憂いを帯びてましてね、正直胸が詰まりました。
それで居てもたってもいられず声をかけようとしたんですが、不意に強風にあおられましてね、頭からドボンですよ。
岸にあがったら彼女も氷の像もなくなっていました。
後日、湖に行ったときに彼女が緑の妖精さんと一緒に居るのを見たときは、ほっとした反面、残念な気も。
私はあの横顔に恋してたのかもしれません。
すいません、不謹慎ですよね。
ちなみにさっきゅんは渡さないＺＥ
コメント５２番様までのキャラ別投票数 有効票４２（作者票、複数票を１とする）
ヤマメ：１票、星熊勇儀：１票、八坂神奈子：２票、ミスティアローレライ：２票、鍵山雛：２票
レティ・ホワイトロック：１票、レミリア・スカーレット：３票、魂魄妖夢：１票、河城にとり：１票、博麗霊夢：１票
蓬莱山輝夜：２票、魅魔：１票、東風谷早苗：４票、神綺：１票、フランドール・スカーレット：１票
パチュリー・ノーレッジ：１票、霧雨魔理沙：１票、上白沢慧音：１票、永江衣玖：１票、洩矢諏訪子：１票
犬走椛：１票、森近霖之助：２票、風見幽香：２票、比那名居天子：１票、ルーミア：１票
チルノ：２票、稗田阿求：１票、八意永琳：１票、エリー：１票、十六夜咲夜：１票
不明：１票（大妖精？）
これを見る限早苗さんやレミリア等に人気が集中しているものの、大体が他とは違う人を気になっている模様。
この結果を元に更なる幻想郷での趣向を調べていきたい。
byにとりに投票した奴
ええ、いますよ。紅魔館のメイド長、十六夜咲夜さんです。
出会ったのは春雪異変の直後で、魔法の森の近くでした。どうやら香霖堂の帰りだったようで、荷物を抱えていたんです。その時に荷物を持ちますって声をかけたんですが、思った以上に荷物が重くて、バランスを崩してしまったんです。情けないですよね、女性が持っていた荷物を男性である僕が持てないなんて。
そしたら彼女は『やっぱり無理ねって』って苦笑して荷物を取ると、そのまま音もなく消えてしまったんです。
後で知ったんですが、彼女は時を操れるらしいので、紅魔館まで時間を止めて帰ったんでしょうね。僕に迷惑をかけないように。
それからは……すれ違ったことはあるかもしれませんが、会ったことはないですね。異変の時に戦っているのを遠目で見たかもしれませんが、それじゃ会ったなんて言えませんし。
また会うことがあるとしたら、僕のおごりで里のカフェにでも誘いたいですね。なんでも、時間を止めて一日３０時間働いていると聞いたこともありますから、ゆっくり休んでほしいんです。
ぱるぱる抜けてる。
あと10.の人のならルナ茶じゃないかな。急に静かにって書いてあるし。
えぇ、いますね。鴉天狗の新聞記者、射命丸文さんです。
彼女、結構よく見かけますよね。あっちに行ったりこっちに行ったり、あっという間に飛んでいってしまうんですけど。
そんな彼女が、人里でいろんな人にインタビューしてるところを見ましてね、その後自分もインタビューされたんですけど。
笑顔が素敵なんですよね、彼女。それに、話し上手な上に聞き上手で、ニコニコしてるのがとても印象的でした。
実は、そんな彼女の違う一面を見る機会が偶然ありましてね。たしか、弾幕勝負の最中だったかな。
大胆不敵、挑発的で強気な笑み。今まで見る機会の多かった笑顔とは違う、彼女の別の顔。それが今でも忘れられません。
まったく質の違う笑顔ですけど、そのどちらもが彼女の顔で、それと同時にどちらもが彼女の魅力なんだと思います。
皆さんに便乗して自分も。あややー！！ と、声を大にして叫んでみようという事で（ぉ
それにしても凄いコメの量だ。みんな愛されてるなぁ。
えぇ、えぇ。地底には心を読む妖怪がいらっしゃるそうですね。地霊殿にお住まいの。古明地さとりさんと仰ったでしょうか。
なんでも、彼女はその能力故に随分毛嫌いされているようですね。それが私には皆目理解できません。
彼女に心を読まれる事を思うとドキがムネムネしてたまりません。あぁ、読まれたい。
心を読む彼女は、一体日々に何を思い何を考えるのでしょう。私に理解できるとは思えませんけれど。
それを思うと、なんだか、胸の奥から縮こまるような気がしてならないのです。
あぁ、失敬。下らない話をしてしまいました。どうぞお忘れになってください。
お恥ずかしながら、実はいます。しかも３人、いや妖精だから３匹ですかね。
いつも三人組で行動してる子達です。サニーちゃんとルナちゃんとスターちゃんっていうんですがね。
前にどうしても必要な薬草があって魔法の森に出かけたんです。
そうしたら、彼女たちにとってはいいカモだったんでしょうが、手酷い悪戯をされまして。で、情けない話ですが足を挫いて動けなくなってしまったんです。
ああもう駄目かな、妖怪に食われてしまうんだろうかと思っていたら、何処からか「大丈夫？」とか「ちょっとやり過ぎたかしら？」なんて声が聞こえてきて。
で、そっと周りを窺ったら彼女達が近くの木陰からこっちを見ているのに気が付いたんです。
いえ、その時は私も怒ってたんですよ。随分酷い目に遭わされたんですから。でも彼女達、本当に心配そうな顔をしてましたし、あと、まぁその、３人とも想像以上に可愛かったもんで。
それで、とりあえずこちらは武器も何も持ってない、敵意は無いから助けてくれと、割と必死で呼びかけてみたんですよ。
そうすると彼女達が、恐る恐るという感じで近付いてきて。で、ルナちゃん、あの金髪ロールの子が「どうしたらいいのかしら？」って聞いてましたから、これこれこういう薬草と、あと副木になりそうな枝をもってきて欲しいとお願いして見たんです。
そしたら彼女達、しばらくコソコソ相談した後で、今度はサニーちゃん、赤いリボンにサイドポニーの子が「助けてあげたら何してくれる？」と聞いてきて。私はさほど裕福じゃないもんですから、大した事は出来ないがお茶の一杯ぐらいは毎日ご馳走しようと、こう持ち掛けたんです。
それでは交渉成立という具合で、こちらが所望したものを森から探してきてくれて、それから森の出口まで送ってくれたんですよ。でまぁ、それから付き合いが始まりましてね。
おっと、そろそろ彼女達が来る時間だ。どうです？貴方もご一緒に……そうですか。じゃあまた次の機会にでも。
そうですね……ちょっと気になるならいえば……
前に山に行ったとき古井戸を見つけたんですけど、そこに緑色の髪をした子がなにやら困った様子で座ってたんですよ。
それで「どうしたんだ？」って声をかけたんですが、驚いて近くにあった桶の中に入ってしまって動かなくなってしまいましてね、私のほうもあわててしまいましたよ。
それでよく井戸のほうを見ると、その子が入った桶に結んであったロープが井戸の滑車に絡まっていたんですよ。
これかなと思って「ほどいてあげようか」と言ったら、恥ずかしそうに頷きまして。
幸いすぐに解くことができて、大丈夫だといったら、顔を真っ赤にして「あ……ありがとうございます」と消えそうな声でお礼を言ってすぐに井戸の中に消えて言ったんです。
今思うと恥ずかしがり屋だったんですかね？ 可愛らしい子だったんでまた会ってみたいですね。
今度はちゃんとお話ししてみたいです。
ええと、神社にね、妖怪退治のお礼を持っていったときでした。
縁側にね、大きな角を生やした女の子が寝そべっていたんですよ。
じっと見ていたら気づかれて、「一杯どうだい？」って瓢箪からお酒、注がれて。
すっごく怖かったんですけど、勇気を振り絞って杯、受けたんですね。
そしたら、「うん、肝が座った人間だ」って、嬉しそうに笑いかけてくれて……。
あとで知りましたが、あれが鬼なんですね。お話の中でしか会ったことがありませんでした。
思い出してもやっぱり怖いんですけれど、もう一度会いたい気持ちもあるんです。
杯を受け取るまで、じっと私を見つめていた瞳がどこか寂しげで、忘れられないんです。
手が震えてしまったのが心残りです。今度はもっと毅然と飲み干して、「有難う」って言いたい。
いやその、萃香ちゃんがいないのはどういうことだ！ とつい発奮して……。
魔法の森に店を建てている香霖堂の店主ですね。
無愛想だけど、そのなかに温かい優しさがあるところには
惚れてしまいます。前訪れたときには、「サービスです。」といって
マフラーを首にかけてもらいました。
今度お礼に人里にある和菓子屋にでも誘って一緒に、お茶をかしたいと思います。
えぇ～・・・でもこの時期になると冬眠に入ると聞いて
春まで会えないのが少し寂しいですね。
彼女はこの幻想郷の「母」だとも聞いてます。
突然空間から現れるて悪戯していきますけど
その悪戯がとても可愛くてね・・・
春までの合えないのが辛抱ですけどゆっくりお休みになって下さい。
その人(妖怪)の名は「八雲 紫」さんです。
堪能しましたｗ
ということはこうか。
コメント６４番様までのキャラ別投票数 有効票４９（作者票、複数票を１とする、のべ票数は５４票）
ヤマメ：１票、星熊勇儀：１票、八坂神奈子：２票、ミスティアローレライ：２票、鍵山雛：２票
レティ・ホワイトロック：１票、レミリア・スカーレット：３票、魂魄妖夢：１票、河城にとり：１票、博麗霊夢：１票
ルナ・チャイルド：２票、蓬莱山輝夜：２票、魅魔：１票、水橋パルスィ：１票、東風谷早苗：４票
神綺：１票、フランドール・スカーレット：１票、パチュリー・ノーレッジ：１票、霧雨魔理沙：１票、上白沢慧音：１票
永江衣玖：１票、洩矢諏訪子：１票、犬走椛：１票、森近霖之助：３票、風見幽香：２票
比那名居天子：１票、ルーミア：１票、チルノ：２票、稗田阿求：１票、八意永琳：１票
エリー：１票、十六夜咲夜：２票、射命丸文：１票、古明地さとり：１票、サニー・ミルク：１票
スター・サファイア：１票、キスメ：１票、伊吹萃香：１票、八雲紫：１票
割合
妖怪：２４票 44%（吸血鬼を初めとする曖昧な物を含む）
人間：１４票 26%（半人を含む）
神：６票 11%
妖精：６票 11%
幽霊：１票 2%
漢：３票 6%（男への投票のみ計測）
数人紳士が居たような気もするがそれはあくまでも気のせいだろう。
秋の神様の二柱ですかね
そうです、静葉様と穣子様です
最近はめっきり寒くなって見ないですけど
秋には豊穣を約束してくれますし、綺麗な紅葉を見せてくれます
毎年秋の収穫祭が楽しみですよ
神様なのに私たちにもフレンドリーに接してくれるところがいいです
集計ｵﾂｶﾚｰ
でも、21.の人は魔理沙じゃなくて蓮子だと思うんだぜ。
まあ、両方とも人間だから割合は変わらないけどね。
でも、そう考えると答えた人がかなり不憫ですな（笑）。
しかし、ここは愛にあふれたコメ欄ですね。
いやあ、絶景かな絶景かな。
byパチュリーに入れた人
ええ、います。実は、里では恐れられている「宵闇の妖怪」がとても気になるんです。
里の人間が遠出すると彼女に食べられる事件が結構ありますから、怖がられるのは
仕方ないんですけど、実際はそんな悪い子でもないんですよ本当。
この前、一生に一度くらいは神社に参拝しようかと思って、奉納品にうまい棒を大量に持っていったんですよ。
で、行き道でばったり会っちゃいましてね。
最初はもうだめか、ってあきらめ気味だったんですけど、彼女が「それ何？」ってうまい棒指差してきたんで、
「お菓子だよ」って言って一本あげたんです。いや、声が震えてまともに喋れませんでしたけどね。
そしたら彼女すごくおいしそうに食べてましてね。なんか、それ見てたらもう僕の父性ってやつがですね、
産まれてこの方ないくらい猛り狂いましてね。
「よかったらもっとあげるよ」って言って、いや興奮してほとんど言えてなかったんですが、背負ってた風呂敷ごと差し出したんですよ。
彼女、嬉しそうにそれ背負って「ありがとー」って言って真っ暗な球体になって飛んでったんですよ。
もう、可愛くて可愛くて。
え、神社？ああ、その後行きましたよ。まあ奉納品もないんで、適当に鈴鳴らして手拍子して帰ってきましたね。
ああ、賽銭？そういえば入れてなかったかな。まあどうでもいいですけど。
今はもう一度彼女に会いたい気持ちで一杯です。
遠出する時は必ずお勧めのお菓子を色々と大量に持ち歩いてますよ。流石にうまい棒はもう飽きたでしょうからね。
ご名答、あれは蓮子です。
2,3回あった集計でみごとに入ってなくてそんなにわかり難かったかと思っていたところだったので嬉しいです
by21に書いた人
風見幽香さんです。
そうそう、緑髪で日傘を持ってる。
私は花屋でアルバイトをしているんで、会う機会が多いんですよ。
立ち話もしますね、ほとんど花の話ばっかりですけど。
この花にはこういう土が合うとか、こうすれば弱った花も元気になるとか、色々教えてもらっていますね。
どっちが花屋だ！って言われてしまうかもしれませんが(笑)
彼女と過ごす時間は本当に貴重です。
ほんのわずかな時間ですけどね…
巷では「怖い」とか「凶暴」とか言われているようですが、私はそうは思いませんね。
いや、そりゃまあ怒らせたら怖いんでしょうが…
でも、花を愛でている時や、花について喋っている時は、本当に優しい顔なんですよ。
それこそ向日葵のようで、ついつい見惚れてしまうんです。
いつかは個人的にお茶でも…なんて思ったりもしますが、難しいでしょうねぇ。
私は人としても花屋としても未熟なもんで…
私にとって、彼女は文字通り『高嶺の花』ですね。はぁ…
これは新しい学問開設の予感ｗｗｗｗｗｗ
ところで
『気になっている方はいますか』
ええ、いますね。ただし、彼女はもうこの世にはいませんが。
家族と離れ離れになりながら、しかも人間というか弱き身で、たった１人でこの郷に残った彼女。
その決意の強さに、強く引かれるものがあるのかもしれません。
彼女が生きているうちに1度でもいいからお会いしたかったものです。
はい！
最近常連のご主人様にお侍さんみたいなおじい様がいらっしゃるのですが、その方がとっても素敵なんです！
いつもケーキセットに緑茶を頼まれてのんびりしてらっしゃるんですが、
私が悪いご主人様にからかわれて困っていると、ひとにらみで助けてくださったんです！
すごかったんですよ～！
いつも温和なお顔がスッと怖い顔になられたかと思うと、悪いご主人様の体がビクッ！ってなって！
悪いご主人様は飛ぶようにお出かけになられましたｗ
ご本人は何もしていないっておっしゃいますが、私にはわかります！
今度ご帰宅なさいましたら是非、『特製ヨウ様おむらいす』をサービスさせていただけるよう目下、特訓中です！
それにしてもいつも連れていらっしゃる白いふわふわ。あれ何なんでしょうか？ずっと足元をふわふわされて落ち着かないんですよね…。
いくつまで増えるんだコメント？
はい、お恥ずかしながら。
私はたまに、無縁塚辺りまで散策するのですが。
普段はうらぶれたような場所にね、場違いな楽の音が聞こえたんですよ。
こう、心の底から温まってくるような、陽気な音でしてね。
つい釣られてそちらに足を向けると、演奏していたんです、彼女が。
真っ白な服に、金色の管楽器が美しく映えていました。
音楽も素晴らしく、もう温かいを超えて、熱いほどの高揚感を覚えましてね。
演奏が終わると同時に、手を、割れんばかりに打ち鳴らしていましたよ。
その後、こちらに気付いた彼女と、暫く話をしたのですが。
彼女はメルラン・プリズムリバーさんといって、騒霊という種類の霊なのだそうです。
はい、私は風俗などには疎く、彼女が有名な騒霊楽団なるものの次女だとは、その時点で、全く知らなかったのですよ。
色々お話しているうちにですね、その、何と言いましょうか……
彼女の独特の感性というかですね、そういったものから来るのであろう、会話のリズムにね、心地よさを覚えまして。
「また会えますか？」と、いえ実際はもっと何というか、情熱的に、普段の自分では思いも付かない様な台詞が飛び出しまして。
一瞬、驚いたような顔をされた後に、彼女は微笑みながら「有難う、それじゃあ次はお招きするわね」と、返しました。
向うから声を掛けるって言うことは、遠まわしなお断りで、振られてしまったのかなと、そのときはそう思っていたんですけどね。
暫くして、手紙が着たんです、彼女からのね。
其処にはそう、今も額に入れて取ってあるライブの半券がね、入っていたんです。
今でも、彼女たちのライブがある度に招いてもらっていますよ。
最中は本当に熱狂して、翌日は腰やら脚に来ていますが、本当に楽しい時間で楽しみにしています。
勿論、ライブ後に招いてもらう楽屋での彼女との会話も。
老いらくの恋って奴ですかね、全くお恥ずかしい。
騒霊票が見付からないのに絶望してカッとなって書いた。
私は反省しない。
いますねぇ…あの紅魔館のお嬢様、レミリア嬢ですねぇ。
私、魚など釣る為によく紅魔館近くの湖に行くんですよ。
その日は大漁でしたねぇ、結構大きめなのが15匹程釣れたんですよ。
正午程になって、妖怪に襲われない内に帰ろうかな…って思ってたんですよ。
そしたら、5M程離れた所でレミリア嬢が湖を眺めてたんですよ。
その時はメイドさんはいませんでした、一人で散歩中だったんでしょう。
こちらには気付いてなかったみたいです。何か湖の風景に夢中でした。
私は帰ろうと思い、レミリア嬢の近くを通ろうとしたんです。
そしたら突然、強い風が来ましてねぇ、レミリア嬢のバランスが崩れて湖に落ちそうになったんです。私はとっさにレミリア嬢の体をこちらに引き寄せました。
吸血鬼は流水に弱いと聞いたので、危ないと思い無意識に体が動きました。
あの時のレミリア嬢の感触は今でも忘れられませんね。
その後、「ありがとう、このお礼は必ずするわ」と言って帰って行かれました。
あの「ありがとう」の時の笑顔は超戦略兵器級でしたよ。
その翌日にお礼が届いてたんです。三ヶ月分の食料と手紙がありました。
手紙には、「紅魔館のパーティーに招待するわ」とありました。
パーティーには精一杯の努力をして行こうと思っています。
少しでもレミリア嬢にお近付きできたらいいと思っております。
そんな永遠の修学旅行の夜のような場所に
なりつつあるんじゃなかろうかここはｗ
いますが……幻想郷にいるのかさえ不明なんです。
幼馴染だったんですが、ある日突然いなくなったんで、とても心配で仕方ないんですよ。
そうだ、まだ話を聞いて回るんでしたら、彼女のことを知ってる人がいないか、それも聞いていただけないでしょうか？
外の世界にいるかもしれないので、そのあたりも―初対面で不躾でしょうが―お願いできませんか？
彼女の名は冴月麟、種族は人間です。とても優しくて、でも心も弾幕も強い娘だったんで、それなりに有名だと思います。お願いします。
はい。里の守護者の上白沢慧音様です。
理由？長くなりますよ？あれは私がまだ寺子屋に通っていたころ、満月の夜に里の外で迷った事があるんです。
何故そんな事になったか？肝試しですよ。流行ってたんです。
仲間とはぐれて１人で雑木林をうろうろして、案の定妖獣に襲われまして、それを慧音様に助けられたんです。
あの時の慧音様は私のしってた優しくて美人なけーね先生とは全然別で、獣の荒々しさと神々しさを兼ね備えた、なんというか神聖な存在に思えたんです。
正直に言いましょう。私はその時妖獣の群れをものともせず返り血で赤黒く染まった人外、白澤・上白沢慧音様に恋をしたんです。あの方を彩る赤になれるなら八つ裂きにされても、いや寧ろされたいとすら。
ちょっと倒錯的だって？自覚してます。
私も今年一人前と認められましたし、慧音様に告白するのを躊躇う理由もない。そんな訳で、今から行ってきますね。
つまらない思い出話を長々と聴かせてごめんなさい。
お、ひさしぶり～。え？また気になってる人？
最近はねー、鴉の子？かみぼっさぼさの。
神社のあたりで最近よく見かけるんだけどね、猫の女の子といっしょに。
巫女さんと縁側でリラックス。
ペットならではの距離感。
まんざらでもない巫女さん…。
そんなシーンを目撃しちゃうともうね、全力で「撫ぜたい！」って！
耳の後ろをコリコリコリコリしたい！寝かしつけたい！
ところでこの博麗ポイントカード。お賽銭ポイントがたまるとペット撫ぜさせてくれるんだってさ。
というわけで、今日も神社にお賽銭いれにいってくるぜ！
ええ、ちょっと恥ずかしいのですが、います。
以前、少し風邪をこじらせて永遠亭に入院……入亭？ することになったのですが、その時に見た薬師様の髪を下ろした姿。いつも大きな三つあみだったのでじっくり見る機会はなかったのですが、髪をおろしているところを見るとよくわかりますね。とてもきれいなんです。障子をあけて入ってくる月光を反射してきらきら光る銀色の髪。あれほど美しい光景を見ることはこれからもないでしょう。聞いた話によると私の何万倍もの年月を生きておられるとかで、私とは釣り合いようもないとわかってはいるのですが……。ああ、この調子ではまた永遠亭にお世話になることになりそうです。
ええ、先日夜の森を歩いていた時の話なのですが、急に上から何か降ってきたんです。
間一髪逃れてその何かを見ると大きな桶だったんです、桶ですよ桶、木の上から。
こりゃあ一体、と思って中を覗くと女の子と目が合ったんですが避けられたのが悔しいのか
退治されるとでも思ったのかちょっと泣きそうになってまして、思わず頭を撫でたんですよ。
そうしたらにこりとなんとも愛らしい笑顔を見せてくれましてね、その時からですね、どうにもあの子のことが気になるのは。その後知ったんですが、なんでもあの子は地底に住む、上から降ってきて人を驚かす釣瓶落としって妖怪だそうで、あの時避けたのは悪かったかなあ、と。今度この間のお詫びも兼ねて地底を訪ねてみようと思ってます。
はい、います。プリズムリバー三姉妹の末っ子さんです。
先日、ライブを見に行ったんですけど、すごく真剣に演奏してて、そのがんばってる姿に惚れました。
実はそのときに初めてみたんですよ。プリズムリバーの末っ子さん。
ええ、恥ずかしいことに一目惚れなんです。
というかあんなかわいい女の子見たら一目惚れしない方が失礼でしょ!?
明日にでも求婚してきます。漢は度胸って言うじゃないですか。
いつ、ライブがあったかって？
昨日ですけど何か問題が？
はい、います。紅魔館の吸血鬼のお嬢様、レミリアさんですね。
たまたま里に遊びに来ていたのを見て…ええ、一目惚れってやつです。
それ以来できるだけ紅魔館のパーティに行ったりしてるんですけどね…。
恥ずかしながら一回も話しかけたことはないです。
身分も違いますし、遠くから見てるだけで満足なのです。
やっぱりねぇ、身近な人が一番だってそう気づいたんですよ・・・
あたしね、商売柄紅魔館によく御用聞きに行くんですよ。
それでメイドさんとあれこれやりとりした後、門番さんのとこで一服、ってのがよくあるんです。
気さくな門番さんでね、あたしのやれどこそこの飯屋の何がうまいだの、どこそこで出会った人妖のだれがカワイイだの、益体も無い話を聞いてくれるんですよ。
そりゃもう楽しそうに相槌を打ったりカラっと笑ったりしながら聞いてくれるんですよね。
こっちがうれしくなっちまうくらい楽しそうなんで、つい熱が入って二人で馬鹿笑いしてるとこにメイドさんが来て二人そろって正座、なんてこともありましたっけ。
それでね、気づいたんですよ。ああ、あたしはこの人に会いたくて仕事やってんな、って。
はぁ・・・門に住みてえ・・・。
はい、えーっとですね。最近復活された聖人のお付き、って言うんですかね。緑の髪の亡霊の方なんです。
最初は人里でちらっと見かける位で、第一印象もおっかないなとしか思ってなかったんですけれど。
ふと入った茶屋でですね、仙人様二人と楽しそうに話しているのを見て、それからですね。
それと、稗田家が出してる幻想郷縁起、ありますよね。あれにあの方の過去が書いてあって。
何でも、いつも一緒に居る、ほら、銀髪の仙人の方。
あの方に裏切られてしまったんですってね。
えっと、裏切った方、布都さんでしたっけ、とにかくその方には悪いんですけど、可哀想だなと思いましてね、ええ、だから、いつか自分が一緒にいてあげたいって、そう思ったんです。勿論あの方の方が強いのはわかりきっているんですけどね。自分なんか、弾幕の一つも張れませんから。
だから、まずは一人を狙って声をかける所から、始めたいと思っています。