*ドロワーズ小説の途中ですが、ここで幻想ラジオ・フェンリルクロウをお送りします。
タイトルはあんまり関係ないです*
「オォォォルハァァァイルドロワァァァァァァァズ!!!
オォォォルハァァァイルドロワァァァァァァァァァァァァズ!!!!」
「あ、文様!?いきなりどうしたんですか!?」
(カンペ:作者がドロワーズブームに便乗しようとして考えついた渾身の台詞らしい。
何故文に言わせたのかは謎だが……。ま、追及しないでやってくれ)
「は、はぁ。では文様、タイトルコールお願いします」
「……ハッ!そういえばタイトルコールがありましたね。それでは……」
「幻想ラジオ・フェンリルクロウ*祝!本放送採用スペシャル!*」
「さぁ始まりました!幻想ラジオ・フェンリルクロウ。待ちに待った本放送第一回目です!
この番組は妖怪の山特設スタジオより、私射命丸文とアシスタントの犬走椛の二人でお送りします!」
「アシスタントの犬走椛です。私も文様と一緒に番組を盛り上げて行きたいと思います。
今日は本放送です。いつもよりも気合いを入れて頑張ります!」
(カンペ:本放送記念で、俺達も酒盛りしながら仕事してるぜ!)
「今日は試験放送では出来なかった企画や読み切れなかったお便りも沢山読んじゃいます!
さぁ、幻想ラジオ・フェンリルクロウ。最後までお付き合い下さい!!」
幻想ラジオ・フェンリルクロウ
この放送は、笑いは幻想郷を救う。劇団笑学校の提供でお送りします
* * * * *
多くの伝説が生まれた東方R-1ぐらんぷりが、今年も幻想郷で開催決定!
出場制限なし!笑いの才能があれば、自薦他薦問わず参加せよ!
予選は12月24日午前10時、場所は紅魔館特設ステージ。
決戦は12月31日午後7時、白玉楼特設ステージにて開催!
狭き登竜門を突破し、王者となるのは誰だ!!
―――笑わせなければ、最強と名乗る資格はない。
* * * * *
「ではでは、お便りを読んでいきたいと思います。ラジオネーム【毎日が日曜日】さんから頂きました。
『本放送おめでとう!!毎週欠かさず視聴します!ついでにファンクラブも作ります!』
有難うございます。ここまで熱狂的なファンがいてくれるのは有り難いですけど、流石に恥ずかしいような……」
「ファンクラブって、ちょっと気が早すぎるような気もします。でも嬉しいですよ」
(カンペ:ちなみに、この番組の全スタッフはフェンリルクロウのファンクラブに入会済みです)
「早っ!?幻想郷最速の私もビックリですよ!
(……でも心の何処かで嬉しい自分がいるんですけどね)
さ、さて。次のお便り行きましょう。椛、これを読んで下さい」
「はい。次のお便りはラジオネーム【アレクドロス1.5世】さんから頂きました。
『文ちゃん椛ちゃんこんばんは~。本放送だけど緊張せずに頑張って下さい。
さてさて、お二人に質問です。二人は是非ともゲストに呼びたい人っていますか?
また、この人はちょっと……な人はいますか?』」
「そうですねぇ……。私はこれと言って特に呼びたい人も呼びたくない人もいませんね。
あまり贔屓にしても退け者にしてもいけませんし」
「流石文様。大人な発言ですね。勉強になります」
(カンペ:番組サイドだと、呼びたい人は場の空気が読めて、ノリが良い人。
逆に呼びたくない人は自分勝手な行動を取ったりする人ですね。
……チルノなんて何仕出かすか。単体では怖くて呼べませんよ)
「さて、次のお便りでも読みましょう。これはラジオネーム【きゅうりちょうだい】さんから頂きました。
『本放送おめでとうございます。試験放送の時は妖怪の山のスタジオでしたが、
今後人里に出来るスタジオで収録する予定はありますか?』これはどうなんですか?」
(カンペ:完成したらそっちで収録する予定。ちなみに完成するのは1ヶ月後らしい)
「確かにそっちの方が、より多くの人が集まりそうですしね。
里の皆さんに私達の放送がどうやっているのかを見せられますし。
これを見て、もっと番組制作に興味を持てばこれ幸いです」
(カンペ:椛……本放送なのに凛々しいぜ!
というわけで、椛にリクエストを読んでもらおうか)
「はい。ここで曲紹介に行きましょう。ラジオネーム【喜助】さんから頂きました。
漢★こーりんで『世紀末褌伝説』」
* * * * *
お茶の間に爆笑と感動を呼んだあの伝説の生放送ドラマ『僕達季節の子』が、今VHSテープで蘇る!
生放送ならではの予想できないアドリブと爆笑のハプニング満載!ホロリもあるよ!!
全50話の本編映像に加え、お客さんとの即興ドラマや出演者インタビューなど未公開映像を収録!
リリーホワイト、リグル・ナイトバグ、風見幽香、秋穣子、秋静葉、レティ・ホワイトロック出演
『僕達季節の子・感謝感激雨嵐ボックス』好評発売中!お求めは劇団笑学校まで。
* * * * *
「次はこのコーナー。『文と、椛の、お悩み相談室』!
これはリスナーからのお悩みを、私達二人で解決してしまおうというコーナーです。
何気ない悩みから恋の悩みまで何でも解決しますよ!まずはこのお便りから!」
「ラジオネーム【一生涯朴念仁】さんから頂きました。
『文ちゃん椛ちゃんこんばんは。私は他の人妖と親しい方ではなく、友達もあまりいません。
友達を作りたいのですが、どうすればいいのでしょうか?教えて下さい』」
「……私としては、博麗神社での宴会に参加したり、人里でのお祭りに加わる事ですね。
自然と友達になってくれますし、私もそれで友達になった人妖が沢山いますから」
「流石は文様。私は妖怪の山を出る機会が少ないので、
友達はどうしても白狼天狗に限定されてしまいます。
私も文様のように、幻想郷中を飛び回りたいです」
(カンペ:白狼天狗って、休み少ないらしいよ)
「いつか椛にも、妖怪の山の外の幻想郷を見せてあげたいですね。
一生涯朴念仁さん。これでお悩み解決しましたか?
とにかく人の集まる宴会や祭りで、人妖誰でも杯交わせば友達になれますよ!」
「では次のお便りです。ラジオネーム【分かりません】さんから頂きました。
『本放送おめでとう御座います。私はまだ若いのですが、よく物忘れをしてしまいます。
若年のボケでないかと友達は言いますが、永遠亭で診て貰った所、特に異常は見られないと言われました。
物忘れを防ぐにはどうすればいいでしょうか?教えて下さい』」
「あやややや。若年でその症状はマズいですねぇ……
とりあえず、私としては毎日メモを取る事をお勧めします。
新聞記者にとって、メモは情報を残す便利な手段ですからね。
分かりませんさん。これでお悩み解決しましたか?」
(カンペ:そろそろリクエスト行っちゃおう!椛、よろしく!)
「ではここで曲紹介です。ラジオネーム【二足の草鞋カツ】さんから頂きました。
水橋パルスィと秋姉妹で『橋の下のパルスィ』」
* * * * *
新団員募集のお知らせ。
劇団笑学校では、現在20期生を募集しています!
年齢種族不問。お笑いを学びたい気持ちがあれば、どなたでも構いません!
詳しくは、劇団笑学校座長、安楽亭笑笑まで。明日のお笑いスターは君だ!
* * * * *
「……幻想ラジオ・フェンリルクロウ。そろそろお別れの時間となってしまいました。
この番組では、リスナーさんからのお便りをどしどし募集してます。
ラジオネーム、住所、年齢をお書きの上、『幻想ラジオ・フェンリルクロウお便り係』までご応募下さい。
今回は本放送採用スペシャルでしたが、椛は今日の放送どうでしたか?」
「流石に本放送は緊張しますね。でも、試験放送と今回の放送で雰囲気は掴めました。
これなら文様の足を引っ張らずに頑張れそうです!」
(カンペ:最後の最後で噛んでたけどね)
「あはは……。でも、椛が頑張っているみたいで、私も安心しました。
放送1回目で辞めたいだなんて言われたらどうしようって思ってましたから」
「途中で投げ出すような弱い心は持っていませんよ」
(カンペ:椛……強くなったな)
「それでは皆さん、本放送でまた会いましょう!
お相手は射命丸文と」
「アシスタントの犬走椛がお送りしました!」
(カンペ:次回は番組初のゲストが出るぞ!お楽しみに!)
幻想ラジオ・フェンリルクロウ
この放送は、笑いは幻想郷を救う。劇団笑学校の提供でお送りしました