Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

言ってはいけない「禁句」

2008/11/29 12:39:42
最終更新
サイズ
2.8KB
ページ数
1
霊夢「あれ?どうして私がこんな作品の紹介しなきゃいけないのよ」
紫「どうやら、この作品を書き上げた直後に、どこかに行ってしまったようよ」
霊夢「あんたがさらったんじゃないの?」
紫「私は無関係よ。ただ、理由がありそうだけど…ね」
霊夢「そう?じゃあ、これを読めばいいわけね」


以下、作品になります




















スカーレット姉妹の場合

「おねーさま、いいでしょう?魔理沙と一緒に遊びた~い!!」
「ダメよフラン。今は日が高いでしょう?日傘を差さなければならないわ」

いつものやりとり。
遊びに出ようとするフランをレミリアが止めるという、日常的な光景。
しかし、今日はいつもとは違った。

「いいでしょ~?」
「だめよ」

焦れて来たフランがふくれっ面をしながら、レミリアを睨みつけつつ唸る。

「うー…」

「!!」

これにレミリアが超反応

「『うー』って言うなぁっ!!」
「ひっ!?ど、どうしちゃったのお姉さま!!」
「言うなぁぁぁぁああああ!!!」

「おねーさまが…壊れちゃった。わ、私のせい!?違うもんっ!!」

「「うわーん」」



八雲一家の場合


「橙、朝ごはんができたから顔を洗っておいで」
「はーい」

「紫様、朝食の準備が整いました。起きてきてください」
「んぅ~…わかったわ」

これまた、いつもの光景。
ほほえましく、さわやかな朝の朝食風景が展開される…はずだった

「わぁ、藍さま。これって梅干しですか?」
「あぁ、そうだよ。今年の梅は当たり年だったから、おいしいぞ」

「目が覚めそうなくらい、いい色合いをしているわ。腕を上げたわね、藍」
「恐縮です」

パクッ

「ら、らんひゃま…すっぱいです」
「当たり年なのはいいけど、ちょっとすっぱ過ぎるわね」

「!!」

そこで藍が超反応

「す」

「「す?」」

「『スッパ』っていうなー!!」

ちゃぶ台をひっくり返す勢いで立ち上がり、眼尻に涙を浮かべながら怒号を上げる藍。
どうやら、触れてはいけないトラウマ(?)に触れてしまったようだ。

「ら、藍さま!?ちょっと意味が違うんです…きゃー!」
「藍!?カタカナじゃないし、味覚の方の意味だっていうことすら理解できな…いやー!!」

「スッパ言うなー!!」


早苗の場合

「神奈子さま、諏訪子さま。おやつができましたよ」

「おぉー、こりゃまた綺麗なのが出てきたな」
「これ、なんて名前なの?」

おやつというより、食後のデザートレベルの料理が出てきた。
ここまでするのは、幻想郷広しと言えどもアリスと早苗くらいのものだろう。

「いえ、そこはあえて聞かないでください」

フッと表情が暗くなる早苗。
理由がわからない二人は、外見で判断した。

「果物がいっぱい…で、この果物が泳いでる液体は…?」
「ぺろっ…これ、ソーダ?っていうことは」

「「フルーツポンチ!!」」

「!!」

ここであえて言っておこう。
二人に悪気はなかった。あえて言うなら、買いこんであった大量の果物と、外から持ってきていた三○矢サイ○ーが原因か。

「ふ」

「「ふ?」」

「フルーツって言わないでくださいっ!!」

「「さ、早苗っ!!?」」

怒りにまかせて、突風が吹き荒れる。
おまけに雨と竜巻も追加。

雷も鳴っていたりと、天変地異が寄せ集められたようだ。


例えるなら、気象を早苗さんが起こしているので
フルーツバスケtt(ここでSSは途切れている…
ティファーリア
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
タイトルが重複表現じゃないですか?
『言ってはいけない』と『禁句』は同じ意味な為、重複表現となるんじゃなかろうか。
雰囲気は伝わりました。次作に期待してます。
2.名前が無い程度の能力削除
KYすまぬ。

早苗さんの『禁句』の理由がわからない……
3.名前が無い程度の能力削除
すっぱいものを食べる前に口に塗っておくとなぜか甘く感じる奇跡のような果実
4.名前が無い程度の能力削除
>2 地霊殿で早苗は『幻想郷では常識に捕らわれてはいけない』ということを学び『奇跡「ミラクルフルーツ」』というスペルカードをつかい

それから フルーツ(笑) と言われた(2次)ためかと
5.名前が無い程度の能力削除
>2の者ですがコメント返しはご法度と分かってますがお礼の言葉だけでも。

>4さん、本当にありがとうございました。m(__)m