※前作「マイミーク・マイペース」(3時間くらいしか公開してないけど)、現在、ご意見に基づきリメイク中
※読んでくださった方々、コメントくださった方々、ご迷惑かけてます。ゴメンなさい。
※再投稿するかもしれませんし、お蔵入りするかもしれません。ご迷惑おかけします。
※左側が無断で変わります。話の流れから、誰だか察してあげてください。
※牛乳屋 次郎 注意
(過去作『名前を募集した結果がこれだよ』から。知らなくても可)
※商店街くらいの心の広さでお読みください。
※上様注意
<あらすじ>
幻想商店街西区、玩具屋『ロードローラーだーッ』にて
2人の少女が、同時に同じフィギュア「牛乳屋次郎」に手を出したことから物語は始まる。
<玩具屋『ロードローラーだーッ』>
リリカ(以下リリ) 「………もしかして、狙いは牛乳屋次郎?」
レミリア(以下レミ) 「牛乳屋次郎。もしかして牛乳屋次郎?」
リリ 「牛乳屋次郎」
レミ 「………………………」
(フィギュア『牛乳屋次郎』、在庫数 1ヶ)
リリ 「諦めなさい。あんたみたいな餓鬼にゃ牛乳屋次郎のよさは分からないわよ」
レミ 「あら、チビに餓鬼とは言われたくないんですけど」
リリ 「あーっ、今チビっていったな!少なくともあんたよりは大きいわよ!」
レミ 「私は幼女としての地位を確立したから小さくなくちゃいけないの。あんたみたいなチビとは違うわ」
ちび 「チビチビ言うなーッ!これでもッ、毎日ッ、カルシウム補給してるんだからッ!」
幼女 「ふん、カルシウムなんかで何が変わるって言うの?」
ちび 「カルシウムなめるなーッ!カルシウムは、身長、美貌、カリスマ、弾幕、肌年齢、脳内会議メンバー、全てを補うのよ!」
幼女 「ちょ、今、カリスマって言った!?」
ちび 「え?知らなかったの?しょせんは餓鬼よねー、そんなのも知らないなんて」
へたれ餓鬼 「うぬぬぬぬぅ」
栄誉あるちび 「まあ、そんなわけで、牛乳屋次郎も、私みたいなのに買ってもらったほうが幸せよねぇ」
へたれ餓鬼 「ちょっと待った!カルシウムを摂取してもチビなあんたは、結局チビってことよねぇ。もう大きくなれないわよねぇ」
所詮ちび 「うぐッ」
栄誉あるへたれ 「それに、身長UPが伴うカリスマなんてピーマンくらえ、だし」
ちび 「あれれぇ?もしかして、ピーマンきらいなのぉ?」
墓穴へたれ 「な、し、しまったぁ………」
ちび 「ピーマンも食べられないなんて、永遠に紅い吸血鬼の肩書きが泣くわねぇ」
幼女 「ふん、私は駄目だけど、でも咲夜は食べられるもん!あんたはどうなのよ!」
ちび 「私はッ、私はぁ………………」
攻勢幼女 「あれれ~?自分も食べられないのに私を責めてたのかしら~?」
背水のちび 「で、でも、メル姉なら大好物だもんッ!茶碗1つくらい余裕だし」
負けず幼女 「あーら、うちの咲夜だって、茶碗どころか、バケツ1つくらい余裕だし」
負けずちび 「うちのメル姉だって、本気だせば、バケツどころかたらい1つくらい余裕だし」
負けず幼女 「う、うちの咲夜だって、本気の本気出せば、たらいどころか壺1つくらい余裕だし」
負けずちび 「うちのメル姉だって(ry」
負けず幼女 「うちの咲夜だって(ry」
負けずちび 「うちの(ry」
負けず幼女 「うちの(ry」
負けずちび 「(ry」
負けず幼女 「(ry」
<同時刻、八百屋『新世界セントラル・呼ばれて参上風見ダッシュゆうかりん ~のうかりんとか呼んだやつ、表出ろ』にて>
メルラン(以下メル) 「あれ、咲夜さんじゃないですか」
咲夜(以下咲夜) 「あら、メルランさん、奇遇ですね、こんなところで。今日は1人?」
メル 「いえいえ、3姉妹で。そちらは?」
咲夜 「うちはお嬢様と美鈴をつれて」
メル 「もしや、そのお嬢さん、今、玩具屋ですか?」
咲夜 「ええ、そうです。そちらの妹さんも?」
メル 「やっぱり、子供は玩具屋の前にいさせればまず迷子になりませんよねー」
咲夜 「ですよねー」
メル 「で、お買い物が終わったら」
咲夜 「玩具屋の前で」
咲メル 「「回収して帰るだけ」」
メル 「さすが咲夜さん、分かっていらっしゃる」
咲夜 「メルランさんこそ」
メル 「で、美鈴さんの方は?」
咲夜 「そちらのお姉さんと大体同じですよ」
メル 「ですよねー」
咲夜 「ですよねー」
<同時刻、商店街公園にて>
ルナサ(以下ルナ) 「それで、荷物持ちとして駆り出された、と」
美鈴(以下美鈴) 「咲夜さん、買い物にくるといつも不要なものまで衝動買いするから…………」
ルナ 「うちのメルランと同じね」
美鈴 「で、ルナサさんも荷物持ち、と」
ルナ 「ええ」
美鈴 「………………」
ルナ美鈴 「「はぁ」」
ルナ 「待ち時間暇ですねぇ」
美鈴 「そうですねぇ」
ルナ 「短時間なら抜け出してもばれませんよね」
美鈴 「どこか行きます?」
<しばらく経って、再び玩具屋『ロードローラーだーッ』にて>
必死なちび 「うちのルナ姉だって、本気出せばでこピンで地球両断できるし!」
必死な幼女 「うちの美鈴だって、本気出せばでこピンで地球粉砕できるし!」
必死なちび 「う、うちのルナ姉だって、本気出せばでこピンで太陽破壊できるし!」
必死な幼女 「う、うちの美鈴だって、本気出せば瞬きで銀河系破壊できるし!」
死なちび 「う、うちの………」
死な幼女 「うちの……この対決方法、変えない?」
リリ 「よし、最初に戻ろう」
レミ 「そうね」
リリ 「つまり、私たちはこのフィギュアが欲しい」
レミ 「そうね」
リリ 「でもフィギュアは1つしかない」
レミ 「その通りよ」
リリ 「でもその2人のうち、どちらがより牛乳屋次郎が欲しいのかと言えば、もちろん私」
レミ 「いや、私」
リリ 「…………………」
レミ 「…………………」
リリ 「でもさすがに、第1回の題名から今まで全部は言えないでしょう」
レミ 「いや、言えるし。あなたは言えるのかしら」
リリ 「馬鹿にしないでよ。題名も技も、あれに出てくるのは全部言えるわよ」
レミ 「見栄張ってるわね。じゃあ、聞くけど、主人公が最初に身につけた必殺技は何か覚えているかしら」
リリ 「決まってるじゃない。『レタスの背骨が好きになる☆ロイヤル三角定規ストライク』よ」
レミ 「は?いやいやいやいや、『メダカの眉毛に恋してる☆デス竹ものさしスライサー』よ、何言ってるの」
リリ 「いやいや、マジ聞いたことねーし。勝手に技作るのはどうかと思うし」
レミ 「いやいやいや、勝手に作ったのはそっちだし。そうやって人のせいにするのはどうかと思うし」
リリ 「喧嘩売ってるんだったら大歓迎だし。私けっこう強いし」
レミ 「所詮、井戸の中の蛙だし。騒霊と吸血鬼だったら吸血鬼の方が強いし」
リリ 「カルシウムパワーなめてもらっちゃ困るし。カルシウム最高だし」
レミ 「たかが4ボスだし。私ラスボスだし」
「あのー」
2人 「!」
バイトのアリス(以下バイアリ) 「店内では静かにしてほしいんですけど」
ちび 「そ、そんなこと言われたって、在庫1個しかないんですけど」
幼女 「これ、どっちのものにするか、私たち結構深刻なんですけど」
バイアリ 「私に当たられても困るんですけど」
ry)ちび 「ってわけで、決着つけたいんですけど」
ry)幼女 「何かいい方法知りたいんですけど」
バイアリ 「私に求められても困るんですけど」
ちびですけど 「いいから何とかしてほしいんですけど」
幼女ですけど 「そもそも、店に在庫1個しかないのが悪いと思うんですけど」
バイオレンスなアリス(以下バイアリ) 「ごちゃごちゃ言うと、頭皮とその帽子縫いつけるんですけど」
ちびですけど 「す、すみませんなんですけど」
幼女ですけど 「すごく反省しているんですけど」
バイアリ 「反省しているような口調には見えないんですけど」
カランカラーン
バイアリ 「あ、いらっしゃいなんですけど」
客・映姫 「(なんだろう、この言葉遣い)あの、『牛乳屋次郎』フィギュアあります?」
バイアリ 「そこにあるんですけど」
客・映姫 「は、はい(なんだろう、なんだろう、この空気)」
2人 「「ちょっと、それ私のなんですけど!」」
怒りのリリカ 「後からはいってきていきなり買っていくのはやめてほしいんですけど」
灼熱のレミリア 「裁判官ならそれなりのルールとマナーを守って欲しいんですけど」
客・映姫 「………では聞きますが、今、あなたたちはこれを買うお金を持っていますか?」
2人 「「そ、それなら勿r(あれ?ないなー、どこ行っちゃったのかなー)」」
ま、まさか…………
不覚のリリカ (まさか、この前、牛乳のまとめ買いやってから、お小遣い、補給してなかった?)
不覚のレミリア (まさか、この前、プリンの大人買いやってから、お小遣い、補給してなかった?)
焦るリリカ 「ちょ、メル姉ー!ルナ姉ー!」
焦るレミリア 「咲夜ー!美鈴ー!」
客・映姫 「まあ、手持ちがないのでは買うわけにはいきませんよねぇ(札束うちわ
ってわけでこれください。あ、領収書も。宛名は上様で」
バイアリ 「(しかも経費で落とす気か)ど、どうぞなんですけど」
客・映姫 「ありがとうございます。あ、そうだ、そこのお二人さん。
牛乳屋次郎の必殺技は『あなたのメガネにソイソース☆ブーメラン分度器マグナム』ですよ」
リリ 「なんで知ってるか気になるんですけど」
レミ 「あきらかに私たちの会話盗聴していたと思うんですけど」
カランカラーン
バイアリ 「ご来店ありがとうございましたなんですけど」
ぱるぱるリリカ (な、何だろう、この行き場のないこのもどかしさは)
ぱるぱるレミリア (な、何だろう、このぶん殴りたいのにそうできないもどかしさは)
天から永琳の声 (それが、恋というものです)
ぱるぱるズ ((マジでかぁ!))
リリ 「よし、善は急げ、よ!今すぐドレス見に行きましょう!」
レミ 「ドレスって、何の?」
リリ 「挙式のためのよ!」
レミ 「もう挙式まで持ってきちゃったの!?」
リリ 「だって私たちはお互いに恋しているのよ!天の声がそう言ってたもの!」
レミ 「それは分かっているわ、私だってあなたに恋してる、でも…………」
リリ 「好きだ────────ッ(押し倒し」
レミ 「キャ─────────ッ」
バイアリ 「あの、店内でそういうのやってほしくないんですけど」
<それからしばらく経って、八百屋『新世界(ry』>
メル 「たくさん買っちゃったわねぇ。リアカー何台必要かしら」
咲夜 「2人で店中の品物買い占めちゃったものねぇ」
オーナー幽香 「だけど値切られて儲けがないという罠」
メル 「それにしても、姉さん、何やってるのかしら」
咲夜 「美鈴も遅いわね。これ、1人で持って帰れるわけないじゃない」
<同時刻、洋服屋『HI-NA』にて>
ゴス美鈴 「着替えてみたんだけど、どうかな?」
ゴスルナ 「きゃー、めーちゃん、すっごく似合ってる。ゴスロリ、すっごく似合う」
ゴス美鈴 「そ、そうかなー」
ゴスルナ 「うんうん、似合ってるよ。私よりずっと似合ってる」
ゴス美鈴 「そんなことないよ、ルナちゃんだって似合ってるよ」
ゴスルナ 「え?似合ってる?ホント?」
ゴス美鈴 「ホントホント。ルナちゃん、普段から黒い服着こなしてるから、ゴスロリすごく似合うよ」
ゴスルナ 「ありがとう、実は自信なかったんだよねー」
離れたところから末っ子 「ドレス買いにきたら大変なことになってるんですけど」
離れたところから当主 「すっごく声かけにくいんですけど」
離れたところから末っ子 「ルナ姉が鬱やめてるんですけど」
離れたところから当主 「美鈴が中国やめてるんですけど」
離れたところから末っ子 「でも、あなたのとこの門番、瞬きで銀河系破壊とか普通にできそうなんですけど」
離れたところから当主 「そちらのお姉さんも、でこピンで太陽破壊とか、普通にできそうなんですけど」
………………………………
虚しさいっぱい末っ子 「行こうか」
虚しさいっぱい当主 「そうね。きっとここに私たちはいてはいけないのよ」
気遣い末っ子 「じゃあ、ちょっと牛乳でも飲みに行かない?」
気遣い当主 「せめてお茶にしない?」
末っ子 「ミルクティーにすればいいじゃん」
当主 「あなた、けっこう頭いいわね」
ちび 「褒めても、牛乳屋次郎フィギュア、譲らないわよ」
幼女 「ちっ」
終わりなんですけど
無理なら(血涙垂らしながら)仕方なく諦めます……。
笑っちゃって雨宿りしてたとこの店員に怪訝な顔で見られたんですけどwww
そうそう、子供の親や兄弟自慢って最終的にはギャラクティカレベルになるんですよねw
めーるな、いや、るなめー?
ああ、新世界が見えるんですけど。
リリカも酷い気もするが自分お嬢様一筋だから判断はリリカ一筋の方に任せる。
ルナサと美鈴のゴス姿がものすごく見たいんですけど。
映姫さまが盗聴とは、とても黒なんですけど。
ああ、そのままデビューしちゃったんだ…
ですけどがゲシュタルト崩壊してくるんですけどw 店名とか技名とか、もう。
マイミークのリメイク楽しみに待ってます。
ギャグでキャラとかが壊れるなんてザラだし笑って流せばそれでいいじゃないと思ったり。
最初上様注意ってなんやねんと思ったら閻魔様何してはるんですかww
ゴスルナを俺の嫁にください。
牧場主として知っておきたいんですけど
実は牛乳は身長には直接関係ないらしいんですけど
とりあえずレス返し
>1
ありがとうございます。私も意味分からず書きましたので。
>2
こんなのしか書けなくてゴメンなさい。
>3
これで吹いた人がいいなぁと思ってやったので、ありがたい反応です。
>4
美ルナは書きますけど、リリレミはちょっと待ってくださいませんか?
当分の間、自粛するつもりなので。
>5
子供ってよく『9999億9999万9999』とか、自分の知ってる単位を総動員しますよね。
あのイメージで書きました。
>6
何が書きたかったかって、1番はそれなんですよね。
>7
ありがとうございます。
>8
申し訳ございません。改善するまで、しばらく自粛したいと思います。
>9
私も見てみたい限りです。誰か描いてくれる人いません?
>10
いえいえ、下手な私の悪あがきみたいなものですよ、きっと。
>11
逝ってきます。帰って来れなかったら誰か私の亡骸回収してください。
>12
ありがとうございます。
>13
あれは高確率でお蔵入りするので、あまり期待しないでくださいね。
と言うか、これからちょっと自粛するので。
>14
励ましの言葉ありがとうございます。
ギャグしか書かない自分に問題があるのではと思いまして、次回はギャグ以外にしようと思っています。
あと、領収書は上様がデフォルトなのですよ、どこの世界でも。
>15
めーちゃんがうんと言うわけないじゃないですかw
>16
牛乳屋 次郎の正体は、最初に書いたとおり『名前を募集した結果がこれだよ』(プチ作品集32)にあります。
あと、牛乳は、直接身長を伸ばさなくても、身長が伸びるんだという幻想を抱かせてくれる理想の飲み物です(何?
仮にこれの続きを書くことがあっても、きっとリリカは牛乳を飲むでしょう。