○月○日(はれ)
ママが日記をつけなさいと言うので、今日から日記をつけたいとおもいますだぜ
パパもこーりんも言うので、しかたないとおもいましたぜ
でもおもしろそうなのでつけますぜ
今日はまほうのれんしゅうをしましたぜ
こーりんはすぐパパとママにばらすのでこまっていますぜ
でもこーりんはいろいろおしえてくれるので、いがいと役にたちますぜ
○月△日(はれ)
今日はママに「てらこや」というところへつれて行かれましたぜ
わたしは行きたくないと言ったのに、むりやりひっぱられて行きましたぜ
こーりんはたすけてくれないので、いがいと役にたちませんぜ
けいね先生のまえでうそ泣きしたら、ママもけいね先生もゆるしてくれたのでよかったぜ
○月▲日(くもり)
昨日てらこやに行かないときめたので、そのかわりにこーりんが勉きょうをおしえてくれましたぜ
やっぱりこーりんは役にたちますぜ
わからないところがあっても、こーりんはおしえてくれますぜ
こーりんは明日からもずっとおしえてくれると言いましたぜ
きっとこーりんはわたしに恋してるんですぜ
こーりんもすみにおけないですぜ
△月○日(はれ)
今日はパパとママにないしょで、こーりんとお花やさんにおつかいに行きましたぜ
明日はパパとママのけっこんきねん日だからですぜ
あと、こーりんがわたしとデートしたいと思ったからでもありますぜ
お花やさんで、赤い服の女の人がお花やさんのおじさんをゆすってましたぜ
こーりんは、あれはこわいよーかいだから目をあわせちゃだめだと言いましたぜ
でもわたしはにげるのはイヤだったので、よーかいの頭をジャンピングキックしておじさんを助けてあげましたぜ
よーかいはただわらってただけなのに、こーりんは何回もごめんなさいと言っていましたぜ
こーりんは役にたたないし弱虫ですぜ
△月△日(くもり)
今日はパパとママのけっこんきねん日でしたぜ
昨日やっつけたよーかいからタダでもらったキクの花たばを、パパとママにプレゼントしましたぜ
こーりんは、なぜかパパとママにあやまっていましたぜ
こーりんはあやまることしかのうがないんだなあと思いましたぜ
でもパパもママも楽しそうにわらっていたので、こーりんのあやまる才のうはすごいんだなあと思いましたぜ
×月○日(あめ)
今日、お店にすごくあやしいおばちゃんがきましたぜ
なぜあやしいかと言うと、おばちゃんはどう見てもおばちゃんなのに、服だけ女の子みたいであやしいのですぜ
こーりんに聞いたらあのおばちゃんは、とってもえらいよーかいだそうですぜ
すごくあやしいのでおばちゃんにガンをとばしていたら、何もないところからいきなりネコとキツネが出てきてびっくりしましたぜ
キツネは大きくておっかなかったけど、となりにいたネコはよわそうだったのでパンチしようとしたらこーりんに止められましたぜ
こーりんはそのあとキツネにすごくあやまっていましたぜ
こーりんはほんとにチキンでどうしようもないですぜ
▲月□日(くもり)
今日、まいごになってすごくこわい思いをしましたぜ
ちょうかっこいい「りゅうせんけー」のでかいトンボを追いかけて行ったらいつの間にか竹ばっかりになってて、すごくこまりましたぜ
でもウサギさんが里までつれてってくれたので、なんとかだいじょうぶでしたぜ
ウサギさんはとてもものしりで、いろいろおしえてくれましたぜ
ニンジンは二本に一本毒があるから、一本りょうりしたらもう一本は里の外になげないといけないそうですぜ
その毒ニンジンはウサギさんが十年かけてきれいにしてかえしてくれるそうなので、こんどからそうしますぜ
☆月○日(はれ)
今日はとてもきげんがわるいですぜ
今日、里をさんぽしてたら知らない女の子にガンをとばされたのでとばしかえしたらシカトされたので、体当たりしてやりましたぜ
そしたらそいつはわたしのぼーしをとって、木にひっかけやがりましたぜ
わたしはむかついてキックしたらかわされて、ひざをすりむいてしまいましたぜ
わたしがいたくて「ふほんい」ながら泣いていたら、そいつはあっかんべーをしてどこかへ行ってしまいましたぜ
あんなへんな服のガキにバカにされて今日はとてもきげんがわるいので、きばらしにこーりんに遊んでもらおうと思ったら
なんとこーりんはそのへんな服とおんなじ服をつくっていましたぜ
すごくむかついたので、こーりんをおもいっきりぶんなぐってやりましたぜ
☆月△日(はれ)
今日お店に、きのうのへんな服をきたガキとおんなじ服をきたおばさんがきましたぜ
わたしはキックしてやろうと思ったのですが、すごくきれいでやさしそうな人だったのでかんべんしてやりましたぜ
おばさんはわたしを見るとなぜかあやまってきましたぜ
よくわからないのでわたしがこまっているとおばさんは、明日ぜったいにつれてくるからね、と言ってかえっていきましたぜ
こーりんはわらって明日のお楽しみだと言うので、なんだかわからないけど楽しみにしておくことにしましたぜ
☆月▲日(あめ)
今日、あの時のガキが昨日のきれいなおばさんといっしょに店にきましたぜ
ガキはなんときれいなおばさんの子どもでしたぜ
わたしはびっくりしてこーりんのうしろにかくれてよーすをうかがっていたけど、ガキはわたしをむりやり引っぱりだしやがりましたぜ
そしてごめんなさいと言われたけど、わたしはそいつのかおが気にいらなかったのでゆるしませんでしたぜ
そしたらガキはわたしをたたいて、わたしはまた「ふかくにも」ないてしまいましたぜ
そしたらきれいなおばさんもそいつをたたいて、そいつもないてましたぜ
まったくいい気味ですぜ
おばさんは、こんどこそかならずね、と言ってかえっていきましたぜ
おばさんはいいけど、ガキはもうこないでいいと思いましたぜ
☆月☆日(はれ)
今日はとてもいいきぶんですぜ
なぜかというと、あたらしいともだちができたからですぜ
おばさんとその子どもがついさっきやってきて、わたしはまたかくれていたのだけど、またもやあいつはむりやり引っぱりだしますぜ
そしてまたごめんなさいと言われるのかと思ったら、そのまま外まで引っぱられましたぜ
夜なので「けっとう」をするのかと思ってわたしはもえていたのですが、そいつは空を見ろと言いましたぜ
わたしが空をみると、空はお星さまがとってもきれいだったですぜ
あんまりきれいすぎて、わたしがずっと見ていたら、そいつはわたしの手をぎゅうってにぎってきましたぜ
そしてそいつはなんと、ごくふつうに空を飛びましたぜ
わたしは「よきせぬじたい」にちょうびっくりしてそいつにくっついてしまって、かなりなさけなかったですぜ
そのままわたしはお店のやねの上にのぼらされて、わたしははじめてだったのですごくこーふんしましたぜ
そこでそいつはごめんねと言いましたぜ
かおは暗くてよく見えなかったので、また星もきれいだったので、まあゆるしてやりましたぜ
わたしはゆるしてやるかわりに、そいつの名前をききましたぜ
そいつはれいむって名前で、じんじゃできれいなおばさんとミコサンってしごとをしてるそうですぜ
ミコサンはみんな空を飛べるそうなので、わたしはとてもくやしかったですぜ
まほうつかいのわたしも、まずは空を飛べるようにしないとなと思いましたぜ
明日からもっともっとがんばってしゅぎょうしようと思いましたぜ
そしてちょっとはなれたところにあるというじんじゃに、自由に遊びにいけるようになりたいなぁと思いましたぜ
「…なんだよ香霖、私のほう見てニヤニヤしてんじゃないぜ気色悪い」
「別に、ただこの本が面白いだけだよ」
「なんの本だ?」
「……ちょっとした歴史書さ。ま、君が読んでもクスリともしないような、ね」
「そうかい。じゃあ目ぼしいモンもないし、そろそろ行くぜ」
「ああ待った、じゃあついでにこれを届けてくれ。霊夢に頼まれていた冬服が出来たんだ」
「報酬は?」
「……そこに酒があるだろ。二人で飲むといい」
「おおう、さすがは香霖!お安い御用だぜ!」
今夜は星が綺麗らしい
ママが日記をつけなさいと言うので、今日から日記をつけたいとおもいますだぜ
パパもこーりんも言うので、しかたないとおもいましたぜ
でもおもしろそうなのでつけますぜ
今日はまほうのれんしゅうをしましたぜ
こーりんはすぐパパとママにばらすのでこまっていますぜ
でもこーりんはいろいろおしえてくれるので、いがいと役にたちますぜ
○月△日(はれ)
今日はママに「てらこや」というところへつれて行かれましたぜ
わたしは行きたくないと言ったのに、むりやりひっぱられて行きましたぜ
こーりんはたすけてくれないので、いがいと役にたちませんぜ
けいね先生のまえでうそ泣きしたら、ママもけいね先生もゆるしてくれたのでよかったぜ
○月▲日(くもり)
昨日てらこやに行かないときめたので、そのかわりにこーりんが勉きょうをおしえてくれましたぜ
やっぱりこーりんは役にたちますぜ
わからないところがあっても、こーりんはおしえてくれますぜ
こーりんは明日からもずっとおしえてくれると言いましたぜ
きっとこーりんはわたしに恋してるんですぜ
こーりんもすみにおけないですぜ
△月○日(はれ)
今日はパパとママにないしょで、こーりんとお花やさんにおつかいに行きましたぜ
明日はパパとママのけっこんきねん日だからですぜ
あと、こーりんがわたしとデートしたいと思ったからでもありますぜ
お花やさんで、赤い服の女の人がお花やさんのおじさんをゆすってましたぜ
こーりんは、あれはこわいよーかいだから目をあわせちゃだめだと言いましたぜ
でもわたしはにげるのはイヤだったので、よーかいの頭をジャンピングキックしておじさんを助けてあげましたぜ
よーかいはただわらってただけなのに、こーりんは何回もごめんなさいと言っていましたぜ
こーりんは役にたたないし弱虫ですぜ
△月△日(くもり)
今日はパパとママのけっこんきねん日でしたぜ
昨日やっつけたよーかいからタダでもらったキクの花たばを、パパとママにプレゼントしましたぜ
こーりんは、なぜかパパとママにあやまっていましたぜ
こーりんはあやまることしかのうがないんだなあと思いましたぜ
でもパパもママも楽しそうにわらっていたので、こーりんのあやまる才のうはすごいんだなあと思いましたぜ
×月○日(あめ)
今日、お店にすごくあやしいおばちゃんがきましたぜ
なぜあやしいかと言うと、おばちゃんはどう見てもおばちゃんなのに、服だけ女の子みたいであやしいのですぜ
こーりんに聞いたらあのおばちゃんは、とってもえらいよーかいだそうですぜ
すごくあやしいのでおばちゃんにガンをとばしていたら、何もないところからいきなりネコとキツネが出てきてびっくりしましたぜ
キツネは大きくておっかなかったけど、となりにいたネコはよわそうだったのでパンチしようとしたらこーりんに止められましたぜ
こーりんはそのあとキツネにすごくあやまっていましたぜ
こーりんはほんとにチキンでどうしようもないですぜ
▲月□日(くもり)
今日、まいごになってすごくこわい思いをしましたぜ
ちょうかっこいい「りゅうせんけー」のでかいトンボを追いかけて行ったらいつの間にか竹ばっかりになってて、すごくこまりましたぜ
でもウサギさんが里までつれてってくれたので、なんとかだいじょうぶでしたぜ
ウサギさんはとてもものしりで、いろいろおしえてくれましたぜ
ニンジンは二本に一本毒があるから、一本りょうりしたらもう一本は里の外になげないといけないそうですぜ
その毒ニンジンはウサギさんが十年かけてきれいにしてかえしてくれるそうなので、こんどからそうしますぜ
☆月○日(はれ)
今日はとてもきげんがわるいですぜ
今日、里をさんぽしてたら知らない女の子にガンをとばされたのでとばしかえしたらシカトされたので、体当たりしてやりましたぜ
そしたらそいつはわたしのぼーしをとって、木にひっかけやがりましたぜ
わたしはむかついてキックしたらかわされて、ひざをすりむいてしまいましたぜ
わたしがいたくて「ふほんい」ながら泣いていたら、そいつはあっかんべーをしてどこかへ行ってしまいましたぜ
あんなへんな服のガキにバカにされて今日はとてもきげんがわるいので、きばらしにこーりんに遊んでもらおうと思ったら
なんとこーりんはそのへんな服とおんなじ服をつくっていましたぜ
すごくむかついたので、こーりんをおもいっきりぶんなぐってやりましたぜ
☆月△日(はれ)
今日お店に、きのうのへんな服をきたガキとおんなじ服をきたおばさんがきましたぜ
わたしはキックしてやろうと思ったのですが、すごくきれいでやさしそうな人だったのでかんべんしてやりましたぜ
おばさんはわたしを見るとなぜかあやまってきましたぜ
よくわからないのでわたしがこまっているとおばさんは、明日ぜったいにつれてくるからね、と言ってかえっていきましたぜ
こーりんはわらって明日のお楽しみだと言うので、なんだかわからないけど楽しみにしておくことにしましたぜ
☆月▲日(あめ)
今日、あの時のガキが昨日のきれいなおばさんといっしょに店にきましたぜ
ガキはなんときれいなおばさんの子どもでしたぜ
わたしはびっくりしてこーりんのうしろにかくれてよーすをうかがっていたけど、ガキはわたしをむりやり引っぱりだしやがりましたぜ
そしてごめんなさいと言われたけど、わたしはそいつのかおが気にいらなかったのでゆるしませんでしたぜ
そしたらガキはわたしをたたいて、わたしはまた「ふかくにも」ないてしまいましたぜ
そしたらきれいなおばさんもそいつをたたいて、そいつもないてましたぜ
まったくいい気味ですぜ
おばさんは、こんどこそかならずね、と言ってかえっていきましたぜ
おばさんはいいけど、ガキはもうこないでいいと思いましたぜ
☆月☆日(はれ)
今日はとてもいいきぶんですぜ
なぜかというと、あたらしいともだちができたからですぜ
おばさんとその子どもがついさっきやってきて、わたしはまたかくれていたのだけど、またもやあいつはむりやり引っぱりだしますぜ
そしてまたごめんなさいと言われるのかと思ったら、そのまま外まで引っぱられましたぜ
夜なので「けっとう」をするのかと思ってわたしはもえていたのですが、そいつは空を見ろと言いましたぜ
わたしが空をみると、空はお星さまがとってもきれいだったですぜ
あんまりきれいすぎて、わたしがずっと見ていたら、そいつはわたしの手をぎゅうってにぎってきましたぜ
そしてそいつはなんと、ごくふつうに空を飛びましたぜ
わたしは「よきせぬじたい」にちょうびっくりしてそいつにくっついてしまって、かなりなさけなかったですぜ
そのままわたしはお店のやねの上にのぼらされて、わたしははじめてだったのですごくこーふんしましたぜ
そこでそいつはごめんねと言いましたぜ
かおは暗くてよく見えなかったので、また星もきれいだったので、まあゆるしてやりましたぜ
わたしはゆるしてやるかわりに、そいつの名前をききましたぜ
そいつはれいむって名前で、じんじゃできれいなおばさんとミコサンってしごとをしてるそうですぜ
ミコサンはみんな空を飛べるそうなので、わたしはとてもくやしかったですぜ
まほうつかいのわたしも、まずは空を飛べるようにしないとなと思いましたぜ
明日からもっともっとがんばってしゅぎょうしようと思いましたぜ
そしてちょっとはなれたところにあるというじんじゃに、自由に遊びにいけるようになりたいなぁと思いましたぜ
「…なんだよ香霖、私のほう見てニヤニヤしてんじゃないぜ気色悪い」
「別に、ただこの本が面白いだけだよ」
「なんの本だ?」
「……ちょっとした歴史書さ。ま、君が読んでもクスリともしないような、ね」
「そうかい。じゃあ目ぼしいモンもないし、そろそろ行くぜ」
「ああ待った、じゃあついでにこれを届けてくれ。霊夢に頼まれていた冬服が出来たんだ」
「報酬は?」
「……そこに酒があるだろ。二人で飲むといい」
「おおう、さすがは香霖!お安い御用だぜ!」
今夜は星が綺麗らしい
まりさかわいすぎますぜ