Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

デレデ霊夢饅頭

2008/11/16 11:55:53
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 皆さんこんにちは。幻想郷クッキングのお時間です。
 今回の料理はテキストP.35の【デレデ霊夢饅頭】です。
 先生は東風谷早苗さんです。では手順を追って説明しましょう。






【材料】
 博麗の巫女…一人
 白米…適量
 獣肉…お好みに合わせて
 川魚…プライスレス
 野菜…望みのままに




















「霊夢ーいますかー?」
「んーいらっしゃーい。
 あらまたそんなに大荷物持ってきて……」












【手順1】
 調理場並びに食事をする場所を綺麗に掃除します。
 美味しい料理は綺麗なキッチンから。美味しい気持ちは綺麗なテーブルから。








「悪いわね掃除手伝わせちゃって」
「そう思うなら普段からマメに掃除してくださいよ。また分社に蜘蛛の巣が張ってたじゃないか」
「だから分社だけでいいってば」
「どうせやるなら全部やっちゃいましょう。ほら、きびきび動く」
「ここの家主は私なんだけど……はぁ」














【手順2】
 巫女をこねます。













「んっふぁ……いいわ早苗、もっとぉ……」

「ベタベタですけどこれマッサージですからね!? そこの貴方!」
「どこ見て言ってるのよ。あぁぁあああ効くぅぅぅぅぅ」
「もう、力仕事の後にマッサージって……それでも若者なんですか」
「日向ぼっこと緑茶が好きな若者なんていないわよ……ふぅ、ん」」
「開き直った……やれやれ」














【手順3】
 巫女の腹部に他の材料を詰め込みます。












「ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
「そんなにがっついて食べたら身体に毒ですよ。っていうか気持ち悪いです」
「ングッ! ……っぷぁ。あー死ぬかと思った。鮎の炊き込みご飯なんて始めて食べたわ」
「鮎はにとりさんから分けてもらいました。炊き込みご飯は私が考えました」
「貴女が神か」
「現人神と呼ばれていたこともありましたが何か?」
「……ハムッ ハフハフ、ハフッ!!」
「怖いですよねぇ、無限ループって」
「何の話よ? しかし掃除好きでマッサージできて料理もできるし。
 早苗を嫁に貰った男は幸せ者よねぇ」
「そういう話はまぁしばらく先でいいですかね。今は神社のこともありますし」
「甘いわね。そんなこと言ってると何時の間にか紫みたいになってるわよ」
「紫さんは紫さんで素敵な方だと思いますが……」
「あーほんともったいないなぁ。この神社に嫁がない?」
「そうですねぇ、霊夢は少しずぼらすぎるからお断りします」
「ちぇっ……なんか可愛げ無くなったわよねぇ。
 少し前くらいだったら「結婚!? わわわ私達女同士じゃないですか!」とか言いそうだったのに」
「それはほら、あれですよ。常識に囚われてはいけないってことですよ。
 ところで今のは私の物真似ですか?」
「え? 似てなかった?」
「霊夢がどういう風に私を思っているかは分かりました……」





















【手順5】
 巫女をじっくり焼きます。





















「食後に横になると牛になりますよ」
「いいのー牛になるのー牛になって門番とか亡霊とか死神とか隙間とかハクタクとかあんたんとこの神様見返すのー。
 っていうかあんたも見返してやるー。
 ちくしょー、下から見るとますますでかいなー」
「ちょっと何処見てるんですか!?」
「仕方無いじゃない、この位置嫌でも見えちゃうんだから」
「そもそもどうして私が霊夢を膝枕してるんですか?」
「……あんた、胸だけじゃなくてお尻もプリッってしてるから、気持ちいいのかなぁって」
「人のコンプレックスにズケズケと入り込まないでください!」
「いいじゃない。気持ちいいわよあんたの膝枕。縁側に腰掛けてるんだから、足そんな痛くもないでしょ」
「まぁそうですけど……分かりました、もういいですよ。好きなだけ日向ぼっこしてください」
「じゃあお休み」
「え! もう寝ちゃうんですか!?」
























【調理完了】
 完成です。美味しく頂きましょう。

















「はぁ、お客に膝枕させて本当に寝ちゃうなんて」
「すぅ……すぅ……」
「全く、ウエストはこんなに細いのに、ほっぺたはこんなにぷにぷにして」
「……んー?」
「うりうりー」
「んーんー……くぅ……すぅ……」
「あはっ、可愛いなぁ」
「んー……さなえぇ……」
「はい?」
「んぅ………………好き」
「……ふぅ、寝言ですか。ちょっと一瞬焦っちゃいましたよ。

 そうですね、その好きがどのくらいのものか分かりませんけど。

 さっきのプロポーズもどき、そんなに満更でもなかったですし。

 私も好きですよ、霊夢」

「むにゃ……えへへ……」
















【終わり】
 ごちそうさまでした。
次回はテキストP.398の【恍惚冥土~忠誠心のソースを絡めて~】を紹介します。
亜虎
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
ごちそうさまでした。おかげで糖分過多で成人病確定です。
この責任を取って早く次回作を書く作業に戻るんだ!!
2.名前が無い程度の能力削除
口から出た砂糖で窒息しかけました
  は、さて置き、こういう形式は面白いですなぁ。紫や神奈子がスキマの向こうでパルパル言ってs(ミジャクジオンバシラ結界
3.名前が無い程度の能力削除
タイトルでゆっくりネタかと思った。ごめんなさい。
あと早苗さんは既に通い妻な件w
4.名前が無い程度の能力削除
たららったったったった♪
たららったったったった♪
たららったったったったったったったったんったんったんったんっ♪
5.名前が無い程度の能力削除
↑キューピーの代わりに雛が回ってるんですね。わかります。
6.無名削除
本当に食われてしまえばいいのにと思った私は少数派
7.sirokuma削除
甘い、甘いよ。
大好物だよ甘いのは。
8.名前が無い程度の能力削除
続きは鼻血を出して倒れた咲夜さんをおぜうさまがおいしくいただくんですね。わかります
9.名前が無い程度の能力削除
見事。
10.名前が無い程度の能力削除
うまい!
11.名前が無い程度の能力削除
クヒヒヒ、ケヒ、イヒャヒャヒャヒャヒャアマ-イ!
……しまった、取り乱してしまった
12.名前を表示しない程度の能力削除
あんまぁーーーーいッ!!
そして次回に期待。
13.七詩削除
おかわりお願いしますー
14.時空や空間を翔る程度の能力削除
テイクアウトお願いします。
15.亜虎削除
~チラシの裏~
本当は「鮎の炊き込みご飯」ではなく、諏訪の有名な料理にしようとして、
G何某先生に「諏訪」と尋ねてみたところ、
『他のキーワード』のところにしっかりと「洩矢諏訪子」と。
先生すげぇなぁ!と思いました。
~チラシの表~

1.糖尿病は本当に注意してください。合併症状で失明するそうなので。
 まぁ、「恋は盲目」という格言もありますが。
2.魔理沙「私もいるぜ!」にとり「私もいるよ!」萃香「私も(ry」
 作者「これが せいぎ ちょうじ(ry」
3.本人達に自覚症状の無いカップルほど性質悪いものはありません。
 どうでもいい、本当にどうでもいいことなのですが……また、十二月がやってきます。
4.ちゃららっちゃっちゃ~ちゃららっちゃっちゃ~ちゃららっちゃっちゃっちゃちゃちゃちゃちゃちゃ~
5.それでは某たらこの歌では赤い寝袋に入った大量の雛が……
 一体譲ってもらいたいものです。
6.それは作者がナニモノカに食われてしまえばいいのか、巫女ップルが食われてしまえばいいのか、どちらの意でしょうか?
 後者だったら喜びます。前者だったら悦びます。
7.甘いものにはやはりお茶。個人的に和菓子洋菓子どちらでもOK(と思う)烏龍茶が好きです。
8.枯渇庭園、って分かりますか?……いや、あれはルートが追加されるのだったか。
9.ありがとうございます。感謝の極みです。
10.テーレッテレー
11.落ち着けるよう素数置いておきますね
つ2 3 5 7 11 13 17 19 23 29 31 37 41 43 47 53 59 61 67 71 73 79 83 89 97
12.……えー次回なのですが。残念なことに重要材料の『作者のモチベーション』というものが品薄でして……。
週末には仕入れると思いますので、もう少々お待ちを。
13.はいかしこましましたー。
14.すいません、前のお客様で品切れなんです。
16.名前が無い程度の能力削除
テキスト持ってないんですけど、どこで買えばいいですか?