" />秋の冬支度 作者: 天人 昴
Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

秋の冬支度

2008/11/06 21:55:15
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 木々を彩っていた紅葉は無くなり枯木が多くなり始めた幻想郷。
 季節はまもなく冬になろうとしていた。



 妖怪の山の麓、そこに慌ただしく冬の準備を進める姉妹の姿があった。姉妹の名は秋 静葉と秋 穣子、秋を司る姉妹神である。

「じゃあお姉ちゃん、私はこれから山の神々に挨拶回りをしてくるから、留守番よろしくね。いい、くれぐれも外に出たらダメだからね」

「はいはい、わかりましたってば……穣子も気をつけてね。冬が間近だから服がだいぶくたびれてきてるわ」

 静葉の言葉通り穣子の服はくすみ色褪せていた。

「わかってるわよ、いってきまーす」

「相変わらず、忙しないわね穣子は……」

 飛んでいった穣子の様子に溜息をつき、静葉は家の中に戻り冬の準備を進めていった。

「あら? どうしましょう、穣子ちゃんの大好きなお芋につけるバターの残りが少ないわ」

 しばらくして、冷蔵庫を開けた静葉はバターの置いてある段を見て困惑した。スペースの半分ほどしか入ってなかったからだ。

「どうしましょう。穣子はバターが無いと怒り出すからね~。うーん……よし、買いに行きましょう。穣子も後で理由を話せばわかってくれるでしょう」

 冷蔵庫を閉めてからしばらく思案すると、静葉は出かける準備をした。
 穣子を引き合いに出したが静葉自身も芋にはバターを欠かせないたちだったからだ。
 静葉は書置きを残し人里へと飛んでいった。

















「お姉ちゃん、ただいまー…………お姉ちゃん?」

 しばらくして、帰宅した穣子は家の中が静かなのに気付き眉をひそめた。

「お姉ちゃん? 寝てるのかな……ん? なんだろ」

 部屋の炬燵の上に書置きを見つけ手に取った。

「なになに、『バターが少ないので買ってきます 静葉』ってお姉ちゃん!」

 書置きを放り出すと、穣子は外へと飛び出していった。











 全速力で人里へと飛んできた穣子は、道に点々と一定の間隔で落ちている紅葉を見つける。すかさず穣子は脇目も振らずに走りだした。
 そして、買い物袋を抱き抱えて微笑みながら歩く静葉を見つけた。なぜか里の人々の視線は静葉に釘付けだった。

「お姉ちゃーーーーーん!」

「あら、穣子。どうしたの…………」

 穣子は速度を落とさずに静葉へと近付くと抱き上げ空高く飛び上がった。

「何考えてるのよお姉ちゃん! あれだけ外に出ちゃダメだって言ったよね、私」

「でも、バターが少なかったから……」

「そんなの私が後で買いに行ったわよ。もう冬が近いんだから、お姉ちゃんの服が一気に枯れちゃったじゃないの!」

 穣子の言葉通り、静葉の服は腰回りしかすでに残っていなかった。

「お姉ちゃんの服は紅葉で出来てるのを忘れたの? これで何着目よ服を枯らしたのは」

「あははは、まあ来年になったらまた作ればいいんだし、まだ家には替えがあるからいいじゃない」

「もう、全然反省してないんだから……これじゃ、来年も同じことしそうだわ」

 ニコニコと笑う静葉とは対照的に穣子は深い溜息をつくのだった。









 この日、静葉が半裸で街を歩いていた姿は偶然にも射名丸 文によって撮影されており、翌日の文々。新聞の一面を飾ることとなる。
 また人里での静葉への信仰心が増えた。
 明日(11月7日)は立冬で暦の上では冬になるそうです。
 ということは秋姉妹の出番からレティの出番になるわけですね。
 季節が廻るのって早いなあw
天人 昴
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コメント



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1.無評価名前が無い程度の能力 削除
半裸で歩く静葉……
あかん、鼻血が
2.無評価喚く狂人 削除
失血死しますた
3.無評価苦有楽有 削除
ダメだw。
こんな時間なのに、目が冴えたw
4.無評価名前を表示しない程度の能力 削除
新聞を、新聞を一部くれええぇぇぇぇ!!!
5.無評価謳魚 削除
らめぇ紅い緋いとっても赫い信仰心があふれちゃうぅ。
静葉姉さんは脳内妄想(双頭の母性)サイズはAorD。
穣子さんはE一択に2000点。
6.無評価欠片の屑 削除
紅葉は目に栄養を与えてくれるww
いやぁ眼福眼福ww
7.無評価名前が無い程度の能力 削除
和んだ俺がバカでした。


あ、新聞一部下さい。
8.無評価思想の狼 削除
お姉さん最高デス!(←鼻から赤いなにかw)
9.無評価名前が無い程度の能力 削除
相変わらず酷いwwwww
10.無評価名前が無い程度の能力 削除
 鼻から信仰が溢れてくる……ww
11.無評価名前が無い程度の能力 削除
ふぅ・・・。なんだただの半裸じゃないか・・・
12.無評価名前が無い程度の能力 削除
すいません新聞購読したいんですけど
13.無評価名前が無い程度の能力 削除
あれ? バターを体に塗りたくってから椛をはりつければ、帰り道は何とかなったんじゃないかな?
14.無評価灰華 削除
神様をそのようないやらしい目で見るなんてお前ら・・・

新聞下さい。
15.無評価名前が無い程度の能力 削除
信仰は履かない人の為に
16.無評価名前が無い程度の能力 削除
みんなの鼻から出る信仰心で紅葉色の服が一着作れると思うよw
17.無評価時空や空間を翔る程度の能力 削除
>新聞の一面を飾ることとなる。
カラーですね、わかります。
18.無評価名前が無い程度の能力 削除
くそ、吹いたじゃないかw
半裸の静葉様なら俺も信仰するぜ!
19.無評価名前が無い程度の能力 削除
BGM「稲田姫様にすんげぇ叱られた」