ある日、お空が山道を歩いていると変な人間に出会いました。
その人間は真新しい鉢巻きを巻き、袴を履き、刀を差し、
そして背中には『にっぽんいちのももたろう』と書いた旗、といったみょんな格好をしていたのです。
そのうえ、犬と猿まで連れていたのですから、お空がそんなおもしろそうな人間を見逃すはずがありません。
お空はわくわくしながらその人間に話しかけました。
「そんなに勇んで何処へいくの?」
「鬼が島へ鬼退治。」
「・・・その腰に付けてる物はなに?」
「日本一のきび団子。」
「きび団子?それはおいしいの?」
「あぁ。なんてったって日本一だ。」
「・・・・・一つちょうだい。お供するわ。」
―――――――その日、鬼が島は地図から姿を消した。
萃香『あの時はびっくりしたよね』
その後、桃太郎は核融合炉の開発に成功し、故郷のおじいさんとおばあさんと幸せに暮らしました
めでたしめでたし
いくらなんでもやりすぎでしょ!!wwwwwwwwwwww
フリーダムすぐるwwwww