~白玉楼~
「ねぇ、妖夢?」
「何でございましょう?幽々子様」
「今日は何の日だか知ってるわよね?」
「はい、確かハロウィン、でしたよね?」
「そう。だから、とりっく おあ とりーと」
「はい、そんなこともあろうかと『大きい!豆大福』です」
「もう、わかってないわねぇ。仕方ないわ、妖夢にいたずらしちゃいましょう」
「えっ!?そ、そんなぁ…!」
「うふふ」
~図書館~
「ぱーちゅりーさまーっ。Trick or treat!」
「Happy Halloween!
チョコラータをくれてやる。
3個か?「うおっ うおおっ」甘いの3個欲しいのか?
3個…イヤしんぼめ!」
~彼岸~
「四季様ー。お仕事ご苦労様です」
「お疲れ様、小町。珍しくよく働きましたね」
「私が本気を出せばこんなもんですよ。
それよりも四季様、今日って何の日でしたっけ?」
「今日は…確か、人間の子供が魔女やお化けの仮装をして近所にお菓子をもらいに回る日ですね」
「えぇ。そうです」
「だからどうしたというのですか?」
「いえ?何もありませんよ?」
何にか言いたげなようす。あえて言わない。
「小町…私を子供扱いしているのですかっ!?」
「待ってください四季様!そんなことは一言も言ってませんってば!」
「うるさいっ!わかってるんですよ、小町!出しなさい!」
「あぁっ、四季様…そこはっ!んっ…バレちまいましたか」
~守矢神社~
「神奈子ー」
「「Trick or treat!」」
「あ…」
「神奈子?悪さするぞー」
「……」
「神奈子…?も、もしかして…」
「神奈子様…?」
「すまない!!私としたことが、ハロウィンを忘れてたなんて…!」
「…っ……うぅ……」
「さ、早苗ぇ…泣かないでくれ」
「(神奈子ぉーっ!何してるのよ!神のくせに祭りを忘れるなんてありえないわ!)」
「(仕方ないだろう!ここじゃハロウィンの風習は…あまりなくて…忘れちゃったんだよ…)」
「(言い訳!?それよりも、早苗をなんとかしなきゃ…どれだけ早苗が悲しむかわかってるでしょ?)」
「(わかってる、わかってるとも…)」
「うぅぅ、ぐすっ…」
「早苗。泣くな」
「…っ…っ」
「悪かった。謝る。
だけどな?早苗。私は早苗のことを一番大事にしているし、忘れたことはない。
早苗の泣いてるところは見たくない…本当にすまなかった」
「…だったら……ハロウィンのことも覚えててあげてくださいーっ!」
「ううっ…!
ごめん!ごめん早苗!お願いだから機嫌なおしてくれーっ!」
ぎゅっ。
「うわぁぁ~ん…」
「泣きつかれて眠っちゃったのね」
「ああ」
「本当、子供みたいね」
「ああ…」
「泣かせたのは神奈子だけどね」
「言うな…」
「でも、お祭りになると本当早苗って子供がえりするのよね」
「祭りのときは素の早苗と接することができて、なんだか嬉しい気持ちになる」
「間にある柵も何もかも取っ払ってね…」
「それで、翌日泣いて謝る早苗が可愛くて仕方ない」
「うん」
「…さてと、ちょっと出かけてくるよ」
「…私も行くよ」
~雛のお家~
河童。
「こんこん」
ブーツの厄神様。
「あら、にとり。うちに来るなんて珍しいじゃない」
「こんにちは、雛。珍しいって言っても、来るのはわかってたみたいだね?」
トルネードキューカンバーパフェ、ペ○シキューカンバー、バームクーヘン。
「ふふ…来なかったら連れてくるつもりだったけどね」
「あははっ。あ、これお土産」
「なぁに、これ?開けてもいいかしら?」
「うん♪」
ぱか。
「きゃあっ!?」
「あはははっ、大成功っ!」
「もうー、こんなことしたら食べさせてあげないよ?」
「わー、それだけはご勘弁をー」
ぺこぺこ。
「ふふっ。はい、あーん」
~博麗神社~
にゅぅ。
「まぁ、こんなところに来る子は居ないわね、神社だし」
針、針、針
「霊夢、あなたは行かないの?」
「面倒くさいわ。それに甘いものはあまり好きじゃないの」
「大福なら喜んで食べるのにね」
「チョコレートは好きだけど、餡子は嫌い、ってヤツが居るように私は餡子が好きなだけよ」
「霊夢らしいわね。だけどあなたにはそんなこと言う余裕は無いと思うのだけど」
「うるさいわね…今は大丈夫なのよ、今は」
「くすくす」
「お茶を淹れてくるわ」
「ええ、待ってるわ」
とん とん。だいふく。
すたすた
「お、気が利くわね」
「わかってたんでしょ?」
とん とん こぽぽ
「知らないわ」
「もうお月様の時間だわ」
「そうね」
「今日は私が添い寝してあげるから」
「いらない帰れ」
「霊夢ったら、いけず」
~あやややや~
「ふぅ、こんなところでしょうか。ほとんどの方がハロウィンを楽しんでましたね。
次はこの特集で新聞を作製しましょう。本当に、皆さん楽しそうですね…はぁ」
「文様」
「椛。こんなところで、どうしましたか?」
「あの…その…これ、受け取ってください。
私、料理はあまり得意じゃないんですが、作ってみました」
「これじゃ別の行事ですよ」
「あ…その、すみません」
「いいです。今日は朝まで飲みますよ。ほら、椛も来るんです」
「(私は…幸せ者です。こんないい部下を持つとは。思わず勢いで押し倒してしまいました)」
「ねぇ、妖夢?」
「何でございましょう?幽々子様」
「今日は何の日だか知ってるわよね?」
「はい、確かハロウィン、でしたよね?」
「そう。だから、とりっく おあ とりーと」
「はい、そんなこともあろうかと『大きい!豆大福』です」
「もう、わかってないわねぇ。仕方ないわ、妖夢にいたずらしちゃいましょう」
「えっ!?そ、そんなぁ…!」
「うふふ」
~図書館~
「ぱーちゅりーさまーっ。Trick or treat!」
「Happy Halloween!
チョコラータをくれてやる。
3個か?「うおっ うおおっ」甘いの3個欲しいのか?
3個…イヤしんぼめ!」
~彼岸~
「四季様ー。お仕事ご苦労様です」
「お疲れ様、小町。珍しくよく働きましたね」
「私が本気を出せばこんなもんですよ。
それよりも四季様、今日って何の日でしたっけ?」
「今日は…確か、人間の子供が魔女やお化けの仮装をして近所にお菓子をもらいに回る日ですね」
「えぇ。そうです」
「だからどうしたというのですか?」
「いえ?何もありませんよ?」
何にか言いたげなようす。あえて言わない。
「小町…私を子供扱いしているのですかっ!?」
「待ってください四季様!そんなことは一言も言ってませんってば!」
「うるさいっ!わかってるんですよ、小町!出しなさい!」
「あぁっ、四季様…そこはっ!んっ…バレちまいましたか」
~守矢神社~
「神奈子ー」
「「Trick or treat!」」
「あ…」
「神奈子?悪さするぞー」
「……」
「神奈子…?も、もしかして…」
「神奈子様…?」
「すまない!!私としたことが、ハロウィンを忘れてたなんて…!」
「…っ……うぅ……」
「さ、早苗ぇ…泣かないでくれ」
「(神奈子ぉーっ!何してるのよ!神のくせに祭りを忘れるなんてありえないわ!)」
「(仕方ないだろう!ここじゃハロウィンの風習は…あまりなくて…忘れちゃったんだよ…)」
「(言い訳!?それよりも、早苗をなんとかしなきゃ…どれだけ早苗が悲しむかわかってるでしょ?)」
「(わかってる、わかってるとも…)」
「うぅぅ、ぐすっ…」
「早苗。泣くな」
「…っ…っ」
「悪かった。謝る。
だけどな?早苗。私は早苗のことを一番大事にしているし、忘れたことはない。
早苗の泣いてるところは見たくない…本当にすまなかった」
「…だったら……ハロウィンのことも覚えててあげてくださいーっ!」
「ううっ…!
ごめん!ごめん早苗!お願いだから機嫌なおしてくれーっ!」
ぎゅっ。
「うわぁぁ~ん…」
「泣きつかれて眠っちゃったのね」
「ああ」
「本当、子供みたいね」
「ああ…」
「泣かせたのは神奈子だけどね」
「言うな…」
「でも、お祭りになると本当早苗って子供がえりするのよね」
「祭りのときは素の早苗と接することができて、なんだか嬉しい気持ちになる」
「間にある柵も何もかも取っ払ってね…」
「それで、翌日泣いて謝る早苗が可愛くて仕方ない」
「うん」
「…さてと、ちょっと出かけてくるよ」
「…私も行くよ」
~雛のお家~
河童。
「こんこん」
ブーツの厄神様。
「あら、にとり。うちに来るなんて珍しいじゃない」
「こんにちは、雛。珍しいって言っても、来るのはわかってたみたいだね?」
トルネードキューカンバーパフェ、ペ○シキューカンバー、バームクーヘン。
「ふふ…来なかったら連れてくるつもりだったけどね」
「あははっ。あ、これお土産」
「なぁに、これ?開けてもいいかしら?」
「うん♪」
ぱか。
「きゃあっ!?」
「あはははっ、大成功っ!」
「もうー、こんなことしたら食べさせてあげないよ?」
「わー、それだけはご勘弁をー」
ぺこぺこ。
「ふふっ。はい、あーん」
~博麗神社~
にゅぅ。
「まぁ、こんなところに来る子は居ないわね、神社だし」
針、針、針
「霊夢、あなたは行かないの?」
「面倒くさいわ。それに甘いものはあまり好きじゃないの」
「大福なら喜んで食べるのにね」
「チョコレートは好きだけど、餡子は嫌い、ってヤツが居るように私は餡子が好きなだけよ」
「霊夢らしいわね。だけどあなたにはそんなこと言う余裕は無いと思うのだけど」
「うるさいわね…今は大丈夫なのよ、今は」
「くすくす」
「お茶を淹れてくるわ」
「ええ、待ってるわ」
とん とん。だいふく。
すたすた
「お、気が利くわね」
「わかってたんでしょ?」
とん とん こぽぽ
「知らないわ」
「もうお月様の時間だわ」
「そうね」
「今日は私が添い寝してあげるから」
「いらない帰れ」
「霊夢ったら、いけず」
~あやややや~
「ふぅ、こんなところでしょうか。ほとんどの方がハロウィンを楽しんでましたね。
次はこの特集で新聞を作製しましょう。本当に、皆さん楽しそうですね…はぁ」
「文様」
「椛。こんなところで、どうしましたか?」
「あの…その…これ、受け取ってください。
私、料理はあまり得意じゃないんですが、作ってみました」
「これじゃ別の行事ですよ」
「あ…その、すみません」
「いいです。今日は朝まで飲みますよ。ほら、椛も来るんです」
「(私は…幸せ者です。こんないい部下を持つとは。思わず勢いで押し倒してしまいました)」
面白かったよ。
ここまで来たら地霊殿と緋想天メンバーも書いてみようぜ!
わかっているな、作者よ
のうかりんw
内容と腹筋がブッ壊れるww
すでに僕の背中には8枚の翼が生えています…
>1番目の名無しさん
こちらこそありがとうございます。楽しんでいただけたでしょうか。
地霊殿と緋想天も書きたいのですが…何分、時間が足りず知識がまだまだ。
せいぜいわかってるのが名前程度で、キャラ性がわからないので…
また別の機会に書かせていただくかもしれません。
>2番目の名無しさん
わかってますね、名無しさん。
雛のブーツはエロティックだと思うんですよ。ルナティックエロス。すみません。
>3番目、4番目、5番目名無しさん
いつか、のうかりんに負けないインパクトをもつ本編を書き上げたいです。
その際どうなるかは保障できませんが。
君が泣くまで書くのをやめない。
まぁそんな抜けてる所も大好きだけどね!
あと農家さんとみすちんは相変わらず萌え。
あのお二方に萌える以外の選択肢が在ろうかいや無い。
が、のうかりんいい加減にしろwwwwwwwwwww
>ペ○シキューカンバー
トリートじゃなくてトリックの方ですね、分かります
上手いこと言った
…じゃなくて、妖夢がお菓子なのか?
にとりはトリックもトリートも両方やっていて一番ハロウィンを満喫しているな。
ごちそうさまです。w
>謳魚さん
抜けてる神奈子様が個人的に好きです。
のうかりんにときめいてもらえるなんて思ってました。
>8番目の名無しさん
やっちまいました。(性的な意味で
>名前を表示しない程度の能力さん
ありがとうございます。
のうかりん自重できませんでした!後悔はしてませんッ!
>喚く狂人さん
それよりも、ペ○シキューカンバーの方は友人談によるとぶっちゃけまずい!そうですね。
僕は炭酸飲料が苦手で飲まなかったのですが。ということでトリックです(w
とか何とかいいながらにとりは美味しく飲んでしまいそうですがね…
>11番目の名無しさん、nama-haneさん
イタズラが終わったあとにはしっかりと、黒豆が卑猥な『大きい!豆大福』をもぐもぐしてました。
にとりはよくばりさんです。あとてゐも。
おそまつさまでした♪
>13番目の名無しさん
ですねぇ。確かハロウィンは霊やお化けなどに素直に帰ってもらうイベントでしたよね。
こまっちゃん大忙し。ちょっぴり本気を出しました。
あと、のうかりんについて。
もしかしたら、本当にあとがきののうかりんが嫌な人も居られるかもしれません。
というわけで…あとがきはやめて、のうかりん主役のSSを書いてしまおう!(びしっ
ということにしました。
これからも僕ののうかりんをよろしくお願いいたします。
ハロウィンといえば、パンプキンということを忘れてましたwww
かぼちゃバナナなんてタイトルでありながらパンプキンなんてかけらも思い浮かべませんでした。
秋姉妹にパンプキンパイでも作ってもらえばよかったかも。orz
えっと、私が言ったのは収穫感謝祭の事なんだ
わかり難くてすまんかった
ジャスティスだよね!って書こうとして読んでる最中にここをコピーしといたら最初の方で言われてたw
皆大好き。
はっ!今調べて参りました、ハロウィンとは元々ケルト人の収穫感謝祭をカトリックに取り入れたものだったんですね…
知りませんでした。申し訳ないです。
>18番目の名無しさん
ジャスティスですよね!
東方には、珍しく嫌いなキャラクターというのがいません。皆大好きです。