レ「どうも、絶賛暇を持て余してるレミリアよ」
フ「最近お姉様が何かと白いドレスを着させてくるフランだよ」
レ「ふふ、似合ってるわよフラン」
フ「でも何このドレス」
レ「パーティー用よ(もうこうなったらごり押しでも……)」
パ「そこまでよレミィ」
レ「んな、パチェ、裏切るの!!」
パ「そんなアホな事が許されるわけ無いでしょうが、頭を冷やしなさい」
レ「やらせわしない、やらせはしないわ、私の野望をやらせは、しないっ」
パ「いいから眠れ」
ズドムッ
フ「えーと、お姉さまがパチュリーに強制的に眠らされたので、私一人で進めるね??
この作品は壊れです、ごく一部のキャラのムキムキ化、ギャグが嫌いな人は戻ってね
後、永遠亭でGOの続編にもあたりますので、先に見ておいてください」
レ「は、はじまり、はじまり~」
ども、てゐです。
竹林奥深くにある永遠亭で働いてます。
通称祇園。
何故なら兎少女が多く、料亭の真似事をしているからだ。
最近では里の男共は私達イナバ目当てで来るようになった。
コレだから男って、ロリコンって馬鹿なんだ。
「マチョリー、在庫の整理手伝えー」
そして今、私はどう見ても兎に見えない兎。
イナバ・マチョリーを探していた。
理由は簡単、倉庫の在庫整理だ。
あの馬鹿力がいるといないでは大差がありすぎる。
「お、ゴンザレス」
「その名で呼ぶなっ」
タイミングよく、廊下の向こうからイナバ・ゴンザレスが歩いてきた。
お庭イナバ軍団の頭目なら何か知ってるかも。
「ゴメンゴメン、で、マチョリー見なかった??」
「え、見てないよ」
「おっかしいなぁ、門番命じてたけど其処にもいないんだよなぁ」
「何処かで筋トレしてるんじゃないのかな??」
「…………ねえゴンザレス」
「その名で呼ぶな、で何??」
「マチョリーって兎に見える??」
「…………………私にはイエティに見えるな。あ、忘れてっ」
まさに脱兎。
そんな勢いでゴンザレスは走っていた。
UMAか、中々言うなゴンザレス。
しかし、ゴンザレスもマチョリーは兎に見えないか、よかった同志だ。
「マチョリー??」
「何やってるのよてゐちゃん」
今度は厨房へとやってきた。
此処くらいしか行きそうな場所は思いつかなかったのだが、いないなぁ。
「いや、マチョリーを探してるんだけどさ」
「マチョリーさん??知らないなぁ」
「……厨房にも来てないのか、これで庭、厨房、門といなかった」
「なんで探してるの??」
「おお、よく聞いてくれたチャップリン」
「その名で呼ばないでねてゐちゃん、刺すよ??」
何を、とは聞けなかった。
何故ならチャップリンの手の中にはきらりと光る良く研がれた包丁が……。
物凄く目の笑っていない笑顔で刺されかねない。
「あーはいはい、落ち着いてね、ね??」
「うんてゐちゃん、私は冷静だよ」
「………マチョリーの事どう思う??」
ここらで話題を変えないと本当にプスリ、というかザックリとされそうだ。
「そうだねぇ、兎には見えないなぁ。鈴仙さまの耳と同じような耳だし」
「アレもなんか偽物っぽいよねぇ」
「でもマチョリーさんはマチョリーさんだもの」
「よく納得できるね」
「師匠が認めたんだから、ね??」
「それじゃあマチョリーもいないし、これでおさらばするよチャップリン」
「えいっ」
ヒュンヒュン……サクッ
……………あ、危ない。
「あーあ、外しちゃった」
私の目の前で壁に突き刺さってるのは間違いなくチャップリンの包丁だ。
か、可愛い顔して殺す気だ。
「脱出」
「あ、逃げた」
まだ死にたくないわよっ。
まだ遣り残した事が腐るほどあるってのに。
でもマチョリーが兎に見えないってのは私以外にも結構居るみたいだ、本当によかった。
「あー、死にかけた」
こりゃあマチョリーに仕事を山のように押し付けてウサを晴らそう。
うん、そうしよう。
「て、てゐちゃん」
「どうしたのさモモネクター」
「そ、その名で呼ぶなぁ」
「うん、わざと、で何事??」
「そ、それが鈴仙様が突如ムキムキになって暴れてるの」
「ゴメン、なんかゴメン」
「ちょ、なんで逃げるのよー」
「だぁーて、私じゃどないしようもない事じゃない」
「いやいやいやいやいやそう言わずに、ね??」
くぅ、私の足から手を離せモモネクター。
そんな命の危険すら有りそうな事に首を突っ込めるわけないでしょうが。
「ホントにお願いしますようてゐちゃん、てゐさまー、既に雑用イナバ軍団の八割が犠牲に」
「やられたの??」
「いいえ、なんかムキムキに」
「うぇぇい!!」
なんてことだ、これじゃあ祇園じゃなくてゲイバーみたいな事になりそうだぞ。
そんな事になったらロリコンな常連客が逃げるじゃないか。
収入どうするんだよ。
「ホントに頼みますよう、師匠は師匠で「面白い状況だわ、是非ともデータを」とか言ってヤバイ目つきだし。
姫様は鈴仙さまを見た瞬間に初心でピュアなハートがブレイクされて失神してるんですから」
ああ、モモネクター大分いっぱいいっぱいだな。
そろそろ眠らせてやるか。
「えいや」
ドゴスッ
そんな鈍い音が響き、モモネクターは沈黙した。
モモネクターの頭に振り下ろした木槌をしまう。(何所にしまうかって??各自の脳内補完)
さて、モモネクターの状態はっと、ふむ、再起動も暴走も出来そうにないな、我ながら見事なテクニック。
「さーて、面倒事になる前に逃げ…………」
振り返ると、其処にはコレでもかとムキムキなイナバたち。
全てがマチョリーに見えてしまう。
「「「「「うーイナバー♪」」」」」
ものごっつい野太い声で可愛い事言った似非イナバ軍団は一斉に私に襲い掛かってくる。
だが甘い、私とてイナバ軍団の実質トップ。
「見える、私にも敵が見える」
一体の似非ムキムキイナバを踏みつけ、そのまま天井を蹴破り屋根裏へ。
「私を踏み台にしたっ!?」
「ちょ、急に止まったら」
「あー、とまらなーい」
「ふげぇ、誰今私踏んだの」
「なんか壁に頭から突っ込んでるんだけど、私」
さ、逃げるか。
このままじゃ私までムキムキにさせられそうだしね。
「ていっ」
「待ってたわ」
屋根裏の隠し扉を開け、庭に下りると、其処にはなんでか其処には上半身裸で、額に鉢巻をした鈴仙ちゃんがいた。
普通なら半裸と聞けばエロいイメージだが、ムキムキの鈴仙ちゃんはエロくない、萌えない。
解りやすくどんな見た目かと言えば世紀末覇者と同じ位だ。
「燃え上がれ私の熱きパトスっ」
「うおっ、熱っ」
「私は最強の力を手に入れたわ、この力が有れば師匠だって見返せるっ」
「鈴仙ちゃん、なら師匠とやってよ、ね??」
「ふふん、まずは散々私にイタズラしてくれたてゐ、アンタから血祭りよ」
「いや、それは謝る、ごめんなさい。だから見逃して??」
「遺言はそれだけかしら??」
「………ずっと言いたかったわ鈴仙、その髪とウサ耳全然似合ってないわよっ」
「ミンチ確定」
な、なんてことだ。
このままじゃ私ミンチにされちゃうよ。
「くっ、『エンシェントデューパー』」
「はっはっ、無駄無駄。鍛え上げられた筋肉は弾幕さえも弾くのよ」
「冗談は外見だけにしてよ、ホントに」
さ、さて、この絶対絶命なこの状況をどうしたものか。
弾幕も効かない、肉弾戦は無謀、てか無理。
なら、どうする??
1 カッコイイてゐは華麗に脱出の手立てを思いつく。
2 素晴らしい味方が助けに来てくれる。
3 どうにもならない、現実は非情である。
個人的には3は却下だなー。
「てゐ、私に任せない」
「師匠!!」
おお、2番だったか、素晴らしい。
「ふふ、もう萌えない鈴仙に用はないわ」
「データ取り終わったんですか」
「ええ、さ、その成果をお見舞いしてやるわ」
「私の命がガチで掛かってるんでホントにお願いしますよ」
「まーそこで見てなさいな」
そういって師匠は一本の注射器を取り出した。
どう見ても毒薬です、本当にありがと(ry
「ていやっ」
プスッと刺さった注射器から注がれた謎の液体は鈴仙ちゃんの体内へ。
さー、これで終わったかな??
「フォォォォォォォォ」
「あ、あら??」
「……師匠、パワーアップしてません??」
「ま、間違えたかしら??」
ハイパーモード??
なんか鈴仙ちゃんが金色に染まってるんだけど………
「私のこの手が真茶に燃える、薬を打つなと輝き叫ぶ。
くらえ、痛みと、苦痛の、ばぁぁぁぁくねつ、イナバ、フィンガァァァーーーー」
ある意味鈴仙ちゃんの魂の叫びだった。
そして痛みと苦痛って痛が被ってるよ………
そして不完全燃焼だろ、抹茶、じゃなくて真茶って。
「そ、そんなっ、鈴仙の戦闘力が三倍以上にっ」
「うわぁ、見事な自滅」
「ヒーーーーーート、エンドォ」
「でゅくし」
やばい、鈴仙ちゃんの動きがマジで見えなかった。
なんなんだあの光り輝く手は。
「師匠、この素晴らしい力を強化してくれた事にはお礼を言います」
「…………(師匠、リザレクション中)」
って師匠死んでるっ!!
な、なんて破壊力だ。
(てゐ、聞こえる??)
(おお、この声は見事にボロ負けした師匠の声??)
(その通りよ、今は話せる状態じゃないから念波で会話をしているわ)
(そんな事が出来たんですか)
(私は天才よ??それよりてゐ、永遠亭の何処かに鈴仙がこうなった原因がある筈よ、探して破壊して頂戴)
……仕方無い、あんまり気は進まないけど探すか。
師匠、出来るだけ時間を稼いでくださいよ。
「必殺イナバプレス」
「ぷげっ」
あ、なんか無理っぽい。
「これ以上行かせるなっ」
「ええーい、ムキムキイナバがぁぁ」
鈴仙ちゃんの部屋への通路にはこれでもかとムキムキイナバがいた。
一発でも良いのを貰うと死にかねないのでひたすらに回避をしているが、全く先にすすめない。
「今度こそ成功させるわ」
「失敗しないでよ」
「行くわよ、ジェットイナバアターークッ」
「弾幕」
「展開っ」
そんな時、五体のイナバが廊下の反対から弾幕を撒き散らしながら突っ込んでくる。
よーし、それじゃあさっきとは別の方法で。
「えい」
弁慶の泣き所を狙った木槌の一撃。
それは先頭のムキムキイナバを転ばすに値する物だった。
「あああああああああああああああああああああああ足がぁぁぁぁぁぁぁ」
「うおっ」
「うきゃ」
「あー」
「れー」
見事に転げまわる先頭に躓いたイナバ五連星は他のイナバも巻き込んですっ転がった。
何しに出て来たんだろ。
こう言うのって利敵行為っていうよね。
なんとか防衛網を突破した先の鈴仙ちゃんの少女ちっくな部屋には浮きまくる奇妙な魔法陣。
これは壊せという事だろう。
どう考えても。
「ていっ」
渾身の一撃、いいかえたらクリティカル。
そんな最高の木槌の一撃は畳みを砕き、魔法陣を消し去った。
「「「「「「あ、あれ??」」」」」」
「おお、元に戻った」
これなら鈴仙ちゃんも大丈夫だろう。
さー、師匠の様子を見に行くか。
「あ、あれ??」
「チーン」
そこにはクレーターの中でぽかーんとしている鈴仙ちゃんにやられているヤ○チャな師匠。
見事なやられっぷりだった。
その日、結局マチョリーは見つからなかった。
一体何所へ行ったのか…………
「うーん、うーん、れいせんがぁ、れいせんがぁ」
なんだか涙が出てきそうな姫の隣に師匠は寝かされていた。
話があるとかで呼ばれたけど、なんだろう。
「て、てゐ。鈴仙の暴走の原因を探しなさい。こ、これは命令よ」
「………うわぁ、メンドクサイ」
でも包帯まみれの師匠の命令を無視する訳にもいかないんだよなぁ。
やれやれ、マチョリーを探すついでに原因も探るか。
なんか異変っぽい事になってきたなぁ。
「はぁ、なんでこんな事になったんだろう……」
私の呟きに答えてくれる者は一人もいなかった。
これ以上ムキムキ率を上げて幻想郷をどうするつもりだこのマッチョ!!
こっちが聞きたいよ!w
つまり最終的には幻想郷の全生物(植物含む)がムキムキになるんですね、わかります
ところでこの鈴仙
上半身裸のマッチョ→そのまま元に戻る
つまりそういうことだ
それも1つのハッピ-エンドw
紅魔館の次は永遠亭……どんどんムキムキが増殖していく……だめだ、だれかはやくなんとかしないと……
続き期待して待ってます
駄目じゃん、レミリア様www
ドズルネタって言なきゃわかんないよねorz
マチュリーの活躍が毎回楽しみになっています。
幻想郷にM(ムキムキ)-ウイルスが蔓延していく……。
これから先はマチョリーが暴走するので、否応無しに上がります。
2>
そこにマチョリーがいたからです。
3>
マ「低いでしょう、常識的に考えて」
レ「あんたの何所に常識があるのよ、常識が」
フ「大事なことだから二回言ったんだね、お姉様」
4>
鈴「な、なんで私上半身裸なのよー、いやー」
永「ナイス、激しくナイスよ鈴仙。わが生涯に一辺の悔い無し」
鈴「いやー、師匠みないでーーーー」
て「うわぁ、師匠がまるでボロ雑巾になっていく………。ま、止めないけど」
まさにてゐっ
5>
レ「どう考えてもバットエンドでしょうに、誰がムキムキな少女が見たいのよ」
咲「まったくです、そんなにムキムキが見たいなら超○貴でもやったいいんです」
フ「…………感想くれた人になんて言い草……ゴメンね??」
6>
あんまり期待しないでください。
緊張して上手くかけないんで。
7・8>同じ人??
ドズルさんですよー。
9>
マ「うー、マチョリー」
少ないですよ、たぶん。
いやマッスルハザードとでも言うべきか?www
てかチャップリン怖すぎるんだがwwwwwww
そうでないのがえーりん、輝夜、てゐ、ゴンザレス、チャップリン、モモネクター。
どう少なく見積もってもムキムキ率が50%越えてますが?
ところでチャップリンはチャッキーに改名すればいいと思う。
小「うわぁ、なんて嫌なハザード」
14>
チ「えー、怖くないよ??ところで、その名前で呼ばないでね??クスクス」
15>
次は映像にしたら相当なマッチョが出現する為、これよりハードなマッチョです。
チ「くすっ、マトモな名前はないのかな??かな??刺しちゃうよ??ぶすっ、って」
て「怖っ!!」