注意!
軽い微妙な百合要素が入ってますので、苦手な方は回れ右した方がいいです。
「小町……あなたという人は……」
魂が送られて来なくなり、サボってることを確信した映姫は小町を捜しに来ていた。そして案の定、サボって寝ていた。
「こ、これは違うんです四季様」
「言い訳するならせめて起き上がってからにしなさい!」
「は、はいぃ!」
寝転がっていた小町は、飛び起きた後、映姫に向き直る。
「そこに正座しなさい」
「……はい」
「あなたはサボりすぎです。課された仕事を充分にこなさないなんて――」
一時間近く、とっぷりと説教が続いていた。
「分かりましたか小町、今後は身を引き締めて――って小町?」
映姫が反応しない小町を見ると。
「上司の説教中に寝るとは良い度胸ですね……」
寝てた。それはもう気持ちよさそうに、涎を垂らしながら正座したまま寝ていた。
「起きなさい!」
「ふぇ……」
「さて、言い訳があるなら聞いてあげます。もちろん許しませんが」
「ちょ、許してくれないなら意味無いじゃないですか!」
「あなたが私を納得させる理由を話せる筈がありませんから」
「だって……」
小町が言い淀む。映姫はお怒りモードを崩さない。
「四季様の声を聴いてたら、心が満たされてる感じがしまして……」
「な!?」
「そしたらリラックスし過ぎて寝ちゃいました」
「な、何を馬鹿なことを……」
「だってあたいは好きですよ。四季様の声も」
完全に攻守逆転。自分でも顔に血が集まって赤くなるのが分かり、惑う映姫に対し、平然と言う小町。
「まぁそういうわけで四季様も悪いんです」
「どういうわけでですか! 大体元は小町がサボるから……」
「さぁ、一緒に寝ますか四季様」
「意味が分かりませ……きゃっ!」
映姫をガッチリと腕の中に収める小町。当然抵抗する映姫だが、あまりにもしっかりと抱き締められているため、身動きがとれない。
「は、離しなさい小町!」
「解放したら説教が待ってそうだから嫌です」
そう言って小町はそのまま横になり、寝てしまった。ガッチリホールドされた映姫はしばらくしたら脱出できないと悟り、おとなしくなった。
「……たまには良いですかね。どうせ離してくれませんし」
深い溜め息の後、映姫も温かい陽気に負け、眠りに落ちていった。
後日、文々。新聞に、幸せそうに抱き合って眠っている二人が一面を飾ったのだった。
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
全力で吹いたじゃないですかw
そしてありがとうございますw
ベタって誰もが思い付くからこそいいですよね。先が読めてしまうのが難点ですが
だがそれがいい!
まさか私の初投稿作品にいまさらコメ付いてるとはww嬉しい限りですw
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!
だがそれがいい!∵