おそらくグロ表現があります。
あいかわらず世界観は過去作と共有しております。
そしてやはり過去作を読んでおく必要はございません。
『あるところに一匹の蛾がいました。
蛾は明るく光るものが大好きでした。
ある時蛾はとてもとても明るい光を見つけました。
蛾は喜んで光に飛び込みました。
それは真っ赤に燃え上がる炎でした。
奇跡的に蛾は死ぬことはありませんでした。
だけど蛾の羽は片方が燃えてしまい、二度と自由に空を飛ぶことはできなくなりました。
しかしもう2度と危ない炎に飛び込む心配はなくなったのです。』
(猫!)
ーーーー<ねこ・巫女レイム>ーーーー
博麗神社は良いとこだ。
あたいは人型のまま座布団の上に丸くなると喉をゴロゴロならした。
完全にリラックスモード。
非常に眠い。
おもわず欠伸が出る。
神社良いとこ一度はおいで 酒はウマいしお姉さんはキレイだ♪ はっは~ん♪ (温泉もあるよ!)
なかなかいいでき。この歌は流行る。パクリな訳ない。お燐オリジナルだよ。
神社の巫女であり家主である霊夢は、今食器を洗っているところだ。
先ほどまで巫女特製の夕飯のご相伴にあずかっていた。
簡素ではあったがおいしかった。
巫女のお姉さんはいい人間だ。強いし、キレイだし、性格はツッケンドンだけど根は優しい。
あたいは薄目を開けて、皿洗いにいそしむ巫女を眺める。
後ろ姿しか見えないが、赤い大きなリボンと艶やかか黒髪が愛らしい。
あれはいいお嫁さんになるね。
相手がいればの話だけどさ。
ああ 殺したい。
巫女のお姉さんを見てると時々ムラムラくる。
あの体も魂も全部地獄に持ち帰りたい。
健全な魂は健全な肉体に宿ると言う言葉があるけど、巫女のお姉さんはまさにそれだね。
お姉さんのすべてを蹂躙したいねぇ。
バラバラにして、内臓を引きずり出して、魂まで食らい尽くしたい・・・
お姉さんの血はキレイだろうねぇ。
あたいの妖怪としての本能がビンビン高まってくる。
きっと満月だからだね。
知らないけど。
ああ 殺したい。
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃ殺しちゃおうおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
決めた殺しちまおう。
今あたいが寝てる座布団から、洗い物をしてるお姉さんまでの距離は5メートルもない。
あたい自慢のキャットウォークなら一足飛びだね。
気配を消してピョンと跳ねて、お姉さんの背後に着地。
そのまま首を捻じ切ろう。
んーでもそれじゃお姉さんの体に傷がついちまうねぇ。
力を加減して首の骨をへし折るだけにしておこうかね。
痣が残るかもしれないけど、それくらいは我慢するとしよう。
あたいってば謙虚。
・・・でもお姉さんを殺しちゃったら、今度はあたいがスキマ妖怪や吸血鬼に殺されちゃうかもねぇ。
あいつらもお姉さんを気にいってるみたいだし。
まぁいいか。
死んだら死んだでそれまでだ。
あぁお姉さんを殺したらどうしようかなぁ。
死体を猫車に乗せて幻想郷をドライブしようか。
綺麗にお化粧して地霊殿に飾りつけようか。
それともやっぱり妖怪らしく食べちゃおうか。
お姉さんキレイな体してるね ウフフ。
あばばばば、涎が! 涎が!
まずいまずい絶対今あたいはしたない顔してた。
誰かに見られたら恥ずかしいったらありゃしないよ・・・人の家では「おとしやか」にってさとり様からも言われてるのに。
よし、殺ろう。
あたいは音も無く立ち上がり、踏み込みのための右足に力をこめた。
あ。
ダメだ。
来月はおくうの誕生日だった。
あたいが死んだらおくうにプレゼントあげれないじゃないか。
あたいはまた座布団に丸くなった。
おくうの奴プレゼントがないと知ったらきっとほっぺた膨らまして怒るだろうねぇ。
そんなおくうは見たくないねぇ。
あたいったら友達思い。
ムラムラもいつのまにか治まった。
それより、今は、なんだか、とても、眠い。
「くおら! あんた寝てばっかいないで少しは手伝いなさいよ」
お姉さんにお尻を蹴り飛ばされて目が覚めた。痛い。
「痛っ! お姉さん止めておくれようぅぅ」
「博麗の辞書にタダ飯食らいって言葉はないのよ あんたは私が洗った食器を拭いてしまいなさい」
「はぁい お姉さんは?」
「私はこれから食後のお茶の時間」
そういってお姉さんはお湯を沸かしに台所に戻っていった。
「ふあぁぁぁぁぁ」
欠伸をしながら体を大きく伸ばす。
「猫! さっさと働け!」
「はいはーい♪ 仕方ない、愛しいお姉さんのために一肌脱がせていただきます!」
あたいはそう言うと、お姉さんの手伝いに、とてとてとおぼつかない足取りで台所に向かって行ったのだった。
ーーーーー<終わり>ーーーーー
あいかわらず世界観は過去作と共有しております。
そしてやはり過去作を読んでおく必要はございません。
『あるところに一匹の蛾がいました。
蛾は明るく光るものが大好きでした。
ある時蛾はとてもとても明るい光を見つけました。
蛾は喜んで光に飛び込みました。
それは真っ赤に燃え上がる炎でした。
奇跡的に蛾は死ぬことはありませんでした。
だけど蛾の羽は片方が燃えてしまい、二度と自由に空を飛ぶことはできなくなりました。
しかしもう2度と危ない炎に飛び込む心配はなくなったのです。』
(猫!)
ーーーー<ねこ・巫女レイム>ーーーー
博麗神社は良いとこだ。
あたいは人型のまま座布団の上に丸くなると喉をゴロゴロならした。
完全にリラックスモード。
非常に眠い。
おもわず欠伸が出る。
神社良いとこ一度はおいで 酒はウマいしお姉さんはキレイだ♪ はっは~ん♪ (温泉もあるよ!)
なかなかいいでき。この歌は流行る。パクリな訳ない。お燐オリジナルだよ。
神社の巫女であり家主である霊夢は、今食器を洗っているところだ。
先ほどまで巫女特製の夕飯のご相伴にあずかっていた。
簡素ではあったがおいしかった。
巫女のお姉さんはいい人間だ。強いし、キレイだし、性格はツッケンドンだけど根は優しい。
あたいは薄目を開けて、皿洗いにいそしむ巫女を眺める。
後ろ姿しか見えないが、赤い大きなリボンと艶やかか黒髪が愛らしい。
あれはいいお嫁さんになるね。
相手がいればの話だけどさ。
ああ 殺したい。
巫女のお姉さんを見てると時々ムラムラくる。
あの体も魂も全部地獄に持ち帰りたい。
健全な魂は健全な肉体に宿ると言う言葉があるけど、巫女のお姉さんはまさにそれだね。
お姉さんのすべてを蹂躙したいねぇ。
バラバラにして、内臓を引きずり出して、魂まで食らい尽くしたい・・・
お姉さんの血はキレイだろうねぇ。
あたいの妖怪としての本能がビンビン高まってくる。
きっと満月だからだね。
知らないけど。
ああ 殺したい。
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい殺したい
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殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃ殺しちゃおうおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう殺しちゃおう
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あたい自慢のキャットウォークなら一足飛びだね。
気配を消してピョンと跳ねて、お姉さんの背後に着地。
そのまま首を捻じ切ろう。
んーでもそれじゃお姉さんの体に傷がついちまうねぇ。
力を加減して首の骨をへし折るだけにしておこうかね。
痣が残るかもしれないけど、それくらいは我慢するとしよう。
あたいってば謙虚。
・・・でもお姉さんを殺しちゃったら、今度はあたいがスキマ妖怪や吸血鬼に殺されちゃうかもねぇ。
あいつらもお姉さんを気にいってるみたいだし。
まぁいいか。
死んだら死んだでそれまでだ。
あぁお姉さんを殺したらどうしようかなぁ。
死体を猫車に乗せて幻想郷をドライブしようか。
綺麗にお化粧して地霊殿に飾りつけようか。
それともやっぱり妖怪らしく食べちゃおうか。
お姉さんキレイな体してるね ウフフ。
あばばばば、涎が! 涎が!
まずいまずい絶対今あたいはしたない顔してた。
誰かに見られたら恥ずかしいったらありゃしないよ・・・人の家では「おとしやか」にってさとり様からも言われてるのに。
よし、殺ろう。
あたいは音も無く立ち上がり、踏み込みのための右足に力をこめた。
あ。
ダメだ。
来月はおくうの誕生日だった。
あたいが死んだらおくうにプレゼントあげれないじゃないか。
あたいはまた座布団に丸くなった。
おくうの奴プレゼントがないと知ったらきっとほっぺた膨らまして怒るだろうねぇ。
そんなおくうは見たくないねぇ。
あたいったら友達思い。
ムラムラもいつのまにか治まった。
それより、今は、なんだか、とても、眠い。
「くおら! あんた寝てばっかいないで少しは手伝いなさいよ」
お姉さんにお尻を蹴り飛ばされて目が覚めた。痛い。
「痛っ! お姉さん止めておくれようぅぅ」
「博麗の辞書にタダ飯食らいって言葉はないのよ あんたは私が洗った食器を拭いてしまいなさい」
「はぁい お姉さんは?」
「私はこれから食後のお茶の時間」
そういってお姉さんはお湯を沸かしに台所に戻っていった。
「ふあぁぁぁぁぁ」
欠伸をしながら体を大きく伸ばす。
「猫! さっさと働け!」
「はいはーい♪ 仕方ない、愛しいお姉さんのために一肌脱がせていただきます!」
あたいはそう言うと、お姉さんの手伝いに、とてとてとおぼつかない足取りで台所に向かって行ったのだった。
ーーーーー<終わり>ーーーーー
霊夢さん、愛されてるぜ。燐霊最高
やっぱお燐ちゃんは可愛いなぁ。
霊燐でも燐霊でもかかって来やがれ。
これからも増え続けてくれないかなぁ