レ「暇ねぇ~」
フ「出番ないもんね」
レ「あーあ、暇だから絨毯の毛でも数えてようかしら??」
フ「な、なんて虚しい………」
レ「一本、二本………」
フ「えーと、お姉様がダメな状態になったので注意をしますね??壊れです」
レ「二千四十三本」
フ「ごく一部のキャラの崩壊などがあるので、嫌な人は見ないようにしてください」
レ「六千七百二十一本」
フ「………お姉様数えるの早いね」
『次回、夜行戦士レミリアAA~Destiny。
第146話、重力下のパチェ』
「はぁ、今回も面白かったわぁ。妖夢ご飯にしましょ~」
………ここ最近の幽々子様の生活は爛れ切っている。
原因は間違いなくつい最近紫様が持ってきたテレビとか言う物だ。
すっかり幽々子様は虜になってしまい、日がな一日中テレビを見ている。
「うんうん、今日も美味しいわね」
一日中ゴロゴロとテレビを見て、食べて、寝て。
一向に運動もしていないのに大きくなるのは胸ばかり。
この辺に格差社会が出来ていると常々思う。
お師匠様は「夢が詰まってる」などと遠い目をして言っていた。
男性から見たら夢なのだろうか??
「どうしたの妖夢、さっきからジーと私のご飯を見て。あげないわよ??」
「いえ、自分のがありますから結構です」
よかった、どうやら胸を凝視していたのはバレていないようだ。
「うーん、それにしても最近また胸が大きくなったような……」
「またですかっ」
「妖夢怖い………」
つい先日も胸が大きくなったとか言ってましたよね。
一体サイズはどれだけいったんですか。
「妖夢??妖夢~」
「胸の大きさが女性の魅力の決定打ではない事を教えてあげますっ」
「妖夢が錯乱してる………」
「はっ、すみません、取り乱しました」
いけない、いけない、とりあえずご飯を食べよう。
そして自分の部屋でじっくりと悩もう。
「妖夢、どうかしたのかしら??」
部屋に戻ると、机の上に怪しげな液体の入ったビンがあった。
一体なんなのだろうか??
「白玉楼まで来て私の部屋に気付かれずに物を置くなんて紫様か??」
そして、その予想は備え付けの手紙で当っていると解った。
『前略、妖夢へ。
面白い物が手に入ったので送ります。
是非試してみてね??(具体的には幽々子に)
(前略)(中略)(後略)(以下省略)
PS、飲むと幼女になるわよ。
八雲紫より』
つまり、紫様は幽々子様をおもちゃにしようと。
まったく、トンでもないお方だ。
親友をおもちゃにしようなどと………。
しかしご安心ください幽々子様、この妖夢は幽々子様の剣にてございます。
「幽々子様~お茶が入りましたよ~」
「あら~ありがと~」
『愛に、気付いてくだーさーい、僕が抱きしめて――――』
またアニメですか。
まったく子供じゃないんですから………。
ポンッ
「ゆゆこだよ??」
あるぇー、子供になってます。
まさか本当に幼女になっちゃうなんて……。
………女は度胸よと言わんばかりになんでも試すものじゃないですね。
「幽々子様??」
「なぁーにー」
「えーとですね」
「よーむあそぼー」
か、可愛い。
純粋無垢な幽々子様がこうも可愛いなんて。
見た感じまんまちっちゃい幽々子様なのにっ、あ、だから可愛いのか。
「これこれー」
ゆゆこ、とでも呼びましょうか。
ゆゆこが引っ張り出してきたのは外界の道具で、確かドリームキャ○トとか言うのです。
「好きですねー」
「うん、ゆゆこド○キャス好きだよ」
薬も一定時間で切れるそうですし、たぶん大丈夫ですよね。
信じてますよ紫様。
おおよそ三十六時間後
「よーむー」
「ぜはーぜはー、全然効果が切れない………」
何故、何故、どうして、WHY??W・H・Y??
なぁぁんで効果が切れないんですかぁぁっ。
もう一日ですよ??あれ??一日って二十四時間じゃ……。
ま、まあ兎も角一体何時になったら切れるんですか。
さすがに体が持ちませんよ、子供の体力って恐ろしいです。
「あそぼー、よーむー」
「ちょ、もう、無理ですよゆゆこ」
「えー」
その時閃きました。
紫様なら何か知っているのでは??
「ちょーーーと出かけてきますので、お留守番お願いします」
「つまんなーい」
「いい子にしてたらおやつを買ってきます」
「ゆゆこいい子にしてるー」
大きい時となんら対処の方法は変わりませんね。
三つ子の魂百まで、とはよく言ったものです。
「八雲紫はおるかぁぁぁぁぁぁぁぁぁッ」
「な、何事っ」
ズンバラリンッと玄関の戸を切って捨てると八雲家の中に突き進んで行く。
その音にびっくりして藍さんが飛び出してきた。
「な、なんだ、N○Kの集金かと……」
「こんな乱暴な集金は有りません」
「そ、そうかな??この前来たバイトの人は凄かったが……」
「誰が来たんですか、誰が」
「えーと、藤原さんだったかな??」
なんだか疲れますねぇ。
そもそもこの家○HK取ってるんですか。
「ところで家になんの用だ??」
「紫様は居ます??」
「ああ、居る」
「何所に??」
「自室に篭ってるが……」
「自室ですね、わかりました、もう大丈夫です、後は自分でなんとでもしますから」
ああー、今宵の楼観剣は血に餓えているっ。
「メソメソ」
部屋に入るなり丸まった布団が存在していた。
これ、何??
「藍??出てって頂戴」
「いえ、妖夢です」
「いやぁぁぁぁぁぁ」
なんでか生娘の如く泣き出しちゃいましたよ。
一体何事ですか。
とりあえず慰めますか。
よしよしと。
少女慰め中。妄想しながらお待ちください
「で、何事ですか??」
「…………できれば聞かないで貰えると助かるわ」
「それじゃあ幽々子様が飲んだ薬の解除方法は??」
「今調べてるのよ、でも一瓶ならそろそろ切れる筈よ??」
それじゃあ今頃は直ってる??
「ありがとーございましたーー」
「あ、あら??………お礼を言うのはこっちなのにね」
「幽々子様ぁっ」
「………………」
よかった、元のサイズに戻ってる。
はぁ、ようやく眠れるなぁ。
「妖夢、おやつは??」
「へ??」
「幽々子はいい子でお留守番をしていました」
「はい、そうみたいですね」
「妖夢の言ったとおりにずーといい子で待ってました」
「そ、そうですね」
「で、おやつは??」
………………あ、忘れてた。
「妖夢、おやつは??」
「すみません、忘れてました」
「…………騙したのね??」
「い、いえ、そんなつもりはっ」
「嘘よ、だって騙して私を子供にしたじゃない」
う、うぐぅ。
というか背を向けて話さないでください、怖いじゃないですか。
「妖夢はイタイケな私を騙したのね??」
「い、いやですね」
「嘘つき妖夢」
シャー、シャー、シャー
あ、あれ??冷汗が止まらない。
なんだろう、この刀を研ぐような音は。
ま、まさか………
「うふふ、おやつはわらび餅かしら??」
そう言って振り返った幽々子様の手にはすらりとした包丁が………
あ、私死んだかも。
「妖夢、危ないっ」
その時、紫様が現れ幽々子様の口に紫の薬をビンごと投げ込みます。
すると幽々子様は再び紫の煙に包まれ………
ポンッ
「ゆゆこだよ??」
こうして私は再び三十六時間耐久お守りを再びする事になったのでした。
今度は紫様も一緒に。
あれ??なんだか視界が霞んで………。
ティッシュティシュ。
「なんでドリキ○スなのよ………」
「いえ、これが好きだそうで、チーン」
「ゆかりよわーい」
「…………………あれ??目から汁が」
「どうぞ、ティッシュです」
「……くすん」
辛いですよね、フリーズとかそういう類は……
>(前略)(中略)(後略)(以下省略)
に不覚にも吹きました
異常扱いせず幻想郷の常識を学んだ早苗さんに教えをこうんだ、紫様。
次はまさかの無縁塚!?
次はまさかの地霊殿!?
次はまさかの『次回、夜行戦士レミリアAA~Destiny。第146話、重力下のパチェ』なのか!?
場面は白玉楼ではないんですか?
>こうして私は再び三十六時間耐久お守りを再びする事になったのでした。
半人半霊は同じ過ちを繰り返す…まったく
ところで、白玉楼に薬を届けたのは神社に行く前ですか?
今そんな元気はなさそうですし。ということは、もしかしたら他にも薬を置いてきた所が…?
1>
幽々子様ルートを攻略するには食べ物は必須です。
2>
紫「………おかしい、何かがおかしいわ」
3>
次は……………どこでしょうね??
4>
修正しました、データ修復中に間違えたのかと………。
そして廃人へ。
5>
あります。
そして時間軸で言うと。
紅魔館での騒ぎ↓
紫、薬をゲット(これは同日)↓
各地にビン詰めした薬を置いて行く(これも同日)↓
神社へ行く、後(R指定)↓
翌日泣き寝入り↓
妖夢襲撃となっております。
わかりづらくてごめんね………。
まぁ、とりあえずドリキャスで何のソフトをやってたのやら……まさか神機世界レヴォ(ry
2回戦は妖夢と紫がいるので数時間ごとに交代・・・できないか、二人とも一緒に遊ばないとゆゆこが駄々こねそうだ。
はっ、まさかぐるぐる温s(隙間
ペン○ントライアイスロンならきっと幻想郷入りしてると思う。(知ってる人いるかなw?)
7>
子供の体力は凄まじいのです。
ドリキャスのソフトはご想像にお任せします。
8>
ゆ「ふたりいっしょじゃないとやー」
紫「……………妖夢、時が見えるわ」
妖「もう貫徹三日目ですからね」
9>
ご想像に(前略)
10>
ご(中略、後略、以下省略)
はーい、ここに知ってる人居ますよー。
○○ペ○○○○○○○○ですね、わかります。
「再び」は大事な事だから二回言ったんですね、わかります