注意:この話はパロディです。
パロディってインスパイヤ?
いいえこれはパクリです。
パクリ第三弾、もうそのまんまです。
カッとなって造った、反省はしない。
元ネタは後書きにて、後書き前に分かった貴方はお仲間です。
八意永琳は強者である。
幻想郷に来る前もブイブイ言わせていた。
破れる日が来るなど那由他の時を生きていた彼女の理解の外にあった。
ここは無縁塚、ここにはさぼり放題の死神と、拾いモノにフィーバーしている霖之助と、外界の文物を懐かしむ早苗くらいしか訪れるものは無い処。
だが今は厳つい顔をした閻魔と、打ちのめされた薬剤師とその弟子が居た。
永琳を打ちのめした閻魔が口を開く。
「八意永琳、貴女は好き勝手やりすぎた。しかも罪深い事に不死になってしまっている。
これではまっさらな記憶と身体でやり直しをさせることもできません。
ですから孫行者(孫悟空の事)の故事に習って、ここ無縁塚に封じる事にいたします。
徳の高いお坊様に出会えれば封印が解けるかも知れません。
それまで重石に押されて反省しておきなさい。
これが今の貴女にできる善行です」
だが封じられるほうとしては堪ったモノでは無い。
しかしこれだけのシゴキを完全に善意でやろうとするとは。この体育会系め。
理系の永琳としては異議を唱えたい、だが完全に叩きのめされてしまった。
単純な暴力が幅を効かせる、幻想郷はまさに無法地帯なのかと、いままで好き勝手やってきた自分の行状を棚にあげて永琳は嘆く。
だが、嘆いてばかりは居られない。
「お待ち下さい閻魔さま」
今にも石の下敷きにされそうな永琳が声を上げる。
「お待ちを!三日、三日の猶予をお与えください。
明日は我が主君輝夜が千年に一度よだれ掛けを取り替える日、私が換えなくては意味が無いのです」
主に性的な意味で。
「なんです、その私の上司のおしゃぶりみたいなのは。
それに貴女を解き放つほど私が甘いとでも…」
閻魔としては当然難色を示すが、それを遮るように永琳は声を張り上げた。
「ここにっ、我が弟子 鈴仙・優曇華院・イナバを用意してございます」
何故か居るブレザーウサ耳姿の美少女をびしっと示す
その優曇華院なる美少女といえば。
「なんなんですか-?ここどこですか師匠
何であたしここに連れて来られたんですか」
なんかよく分かってないようだ。
永琳の熱弁はそれでも続く。
「わずかでも私が遅れた時は・・・
心ゆくまで思いのままに、彼女の処刑をお楽しみください」
なにかをすでに成し遂げたかのように、永琳ってば晴れやかだ。
これは信用するほうがどうかしている。
これ以上信用できないものといえば、うさんくさい笑みを浮かべた八雲紫でも生ぬるい。
そう、魔理沙が持ってきたキノコあたりとタメを張れる胡散臭さだ。
なお信用すると死人が出る、わりと速やかに。
だが、閻魔は何故か頷いた。
「いいでしょう、行きなさい」
当然異議を唱えたいものが居る。
「え、ちょっと
ちょっとお待ち下さい映姫様、これはワナですっ!」
だが鈴仙の魂からの叫びに、閻魔は動じず言い放った。
「ふふっ、大丈夫ですよ。
部下を見放す上司など居ません。ねぇ小町」
死神はいたく感動した。
「あ、有り難きお言葉。
この小町、映姫様のために粉骨砕身マイペースで仕事に取り組む所存」
…ダメじゃん。
こちらでは別のドラマが始まっていたりする。
「やはり持つべき弟子は永遠に不滅よね」
だが弟子は不満なようだ。
「不滅ってなんですか、その蓬莱の薬は止めてください。
そんなんですから閻魔に捕まるんです。
『ああもうやぁねぇ』みたいな顔をしないでください。
師匠!ちゃんとまじめにっ
私の目を見て話してください」
ちなみに『目を見て話せ』は狂気のウサギのトラップである。
だがそんなのに掛かる月の頭脳では無い。
「じゃあね、後頼んだわよ」
「なに実験の後かたづけ頼むみたいに言っているんですか。
ああもう無視して飛んでゆくなぁ」
鈴仙はあわてた、今まで受けた種々様々なロクでもない仕打ちが走馬燈になる。
「映姫様、四季映姫様。師匠をお捕らえ下さい。
師匠は、師匠は必ず帰って来ません!」
しかし閻魔にその声が届く事は無かった。
閻魔と死神の声は鈴仙に届いていたが。
「やっぱりあの絶対領域が・・・」
「細い足、いや羨ましいねぇ」
ギラついた目で妙な事を話している。
い、嫌ぁ。食われる。
最低でもしゃぶられるぅ。
そして永遠亭に帰った永琳は姫に目通りをしていた。
「あら永琳、閻魔からの説教はもう終わり?」
「ああ姫様、閻魔様はやはり公平でしたわ
当然無罪になりました」
マテ
ウサギに囲まれキャロットスープ呑んでいた姫が顔をほころばす。
「あら、じゃあお祝いしなくてはいけないわね
因幡、キャロットステックをお持ちなさい」
「いや姫、ニンジンは結構ですから
なにか嗜好がウサギになってやいませんか」
「普通に美味しいわよ、キャロットスープ
ところで貴女なにをしているのかしら」
「お着物が汚れないように致しました
いかがでしょうか」
「…涎掛けに見えるわ」
んな事やっているウチに鈴仙と言えば。
・・・必死でした。
「む、鈴仙・優曇華院・イナバが脱走しましたか」
厳しい目で小町を睨むが、報告に訪れた小町はあまり慌てていない。
「どういたします映姫様
あたいは距離を操れますから、捕まえるのは難しくないですよ」
その言葉を聞いて映姫は考え直した。
「やめておきましょう、約束の日は明日です。
明日の日没まで待つのです」
鈴仙は竹藪を飛びながら考えた。
「映姫に小町、逃げても逃げ切れるものではない
ならば・・・
救われる道はただ一つ!」
元コマンダー鈴仙が、密やかに元師匠を捜してゆく。
そしてほどなくして見つけた、性的な意味で精魂尽き果てた様子の永琳を。
よほどフィーバーしたと見受けられる。なにやってんだか。
傍目からみても分かるくらい怒っている鈴仙の紅い目が、さらにすぅっと細くなる。
師匠の長持から灰縄(あくじな)を取り出す。
これは特別製の灰縄で、師匠の特殊な性癖を満足させるために、師匠でも自分では抜けられない造りになっている。
これで縄師の鈴仙がきっちり縛る。もう抜け出せまい。
「師匠、貴女はゆかなくてはならないのです
かけがえの無い、この私を救うために」
あいょいこらせいと緊迫猿轡付きのグラマー美女を肩に担いで、バニーな美少女が駆け出した。
(師匠は今宵封じられる)
(師匠を封じるために私は走るのだ)
(身代わりになった私を救うために)
だが竹藪が終わろうとするあたりで、数匹の兎に待ち伏せをされていた・・・
「てゐ。そう、師匠の命令で
ここで待ち伏せていたのね」
ウサギの中で一人だけ人型の少女がにこやかに話しに入る。
「鈴仙、ここでつかまってよ。
捕まってくれると有り難いなぁ
それに逃げても無駄だよ。永琳さまは全てお見通しなんだから」
だがそれを聞いた鈴仙の目が妖しく光る。
「私はもう引かぬ、媚びぬ、顧みぬ
てゐ、そしてあなた方
気の毒だが、私の為よ!」
最終兵器ヤゴコロを振り回し、吹っ切れた鈴仙が闘う。
ちなみに最終兵器は縄が食い込みとてもえろい。
もちろん性的な意味で。
振り回すと当然ウサギの振り回す棒だの、てゐの杵だのに当たる。
なにがモゴモゴ悶えているが、気にしない方向で。
そうして待ち伏せを全てたたきつぶした。
この最終兵器彼女ヤゴコロを使って。
そして駆け出す
再思の道まで鈴仙は来たが。
「も、もうダメぇ」
最終変態薬剤師ヤゴコロは、使用感は爽快であった。
振り回すと苦悶の声を上げるところが最高にいい。
だが、いかんせん重すぎた。体重的な意味で。
月の兵士であった鈴仙ですら、かなりの負担となるくらい。
さすがの鈴仙も、持っていた最終鬼畜薬剤師永琳を投げ出して崩れ落ちる。
日没までにゆかねば食われてしまう。もちろん性的な意味で。
だが、無情にも夕日が傾き始め、体力は限界に来ていた。
鈴仙はおっぱいえーりんを枕に、空を仰いでひとりごちる。
「考えてみれば・・・
あの永遠亭にいてなんの喜びがあったでしょうか
それに私が犠牲になれば師匠が救えるじゃない」
なんかERINNNNNN!! が後ろで「うんうん」と首を振っているが・・・
「ああ、いっそ師匠を救う弟子として我が身を捧げようか
この私さえ犠牲になれば・・・・」
グワッと鈴仙が跳ね起きた。ウサギだけに。
「犠牲になど成りたくなぁいっ
ましてや師匠のためになど」
いよっせい、という気合いとともに、イヤらしい縛りの芸術を担ぎ上げる。
見た目霖之助がやったら慧音に捕まるくらいのヤバさだ。
もちろん性的な意味で。
「先刻のあの天使のささやき
そう、アレは夢、忘れてやる」
ここに月からの逃亡兵は完全になにかを売り渡した。
めでたい。
無縁塚では閻魔と死神が待っていた。
何故か鴉天狗も居るが。
息も絶え絶えな鈴仙は、そこにとってもエロい物体をおろす。
「や、八意永琳を持って参りました」
あてが外れたのか少し不満そうに閻魔が死神を促す。
「とりあえず縄を解きなさい」
死神が大鎌で縄を切ると、とてもえろい格好で幻想郷を横断された永琳は、かつての弟子に襲いかかった。
「鈴仙、力いっぱい殴らせなさい!」
ガツッという痛そうな音とともに鈴仙が吹っ飛ぶ。
だが、この鈴仙、すでにかつての鈴仙では無い。
「永琳・・・
殴らせろぉ
同じくらい音高くっ」
そしてしばらく暴力的な殴り合いが続き。
永琳が疲労の極みにあった鈴仙を叩きのめした。
「閻魔よっ
あと三日、あと三日の日限をお与えください。
今度は姫を差し出します」
ノビた優曇華院は薄れ行く意識の中で思った。
ヒデぇ、と。
しかし四季映姫・ヤマザナドゥは
「私は・・・欲望剥き出しで生きるあなた方を正さねばならないと思っておりました。
ですがそれは私の勝手、間違いであったようです。
そこであなた方に頼みがあります。
私も、仲間に、入れなさいっ」
閻魔は凄く危ない目をした…
パロディってインスパイヤ?
いいえこれはパクリです。
パクリ第三弾、もうそのまんまです。
カッとなって造った、反省はしない。
元ネタは後書きにて、後書き前に分かった貴方はお仲間です。
八意永琳は強者である。
幻想郷に来る前もブイブイ言わせていた。
破れる日が来るなど那由他の時を生きていた彼女の理解の外にあった。
ここは無縁塚、ここにはさぼり放題の死神と、拾いモノにフィーバーしている霖之助と、外界の文物を懐かしむ早苗くらいしか訪れるものは無い処。
だが今は厳つい顔をした閻魔と、打ちのめされた薬剤師とその弟子が居た。
永琳を打ちのめした閻魔が口を開く。
「八意永琳、貴女は好き勝手やりすぎた。しかも罪深い事に不死になってしまっている。
これではまっさらな記憶と身体でやり直しをさせることもできません。
ですから孫行者(孫悟空の事)の故事に習って、ここ無縁塚に封じる事にいたします。
徳の高いお坊様に出会えれば封印が解けるかも知れません。
それまで重石に押されて反省しておきなさい。
これが今の貴女にできる善行です」
だが封じられるほうとしては堪ったモノでは無い。
しかしこれだけのシゴキを完全に善意でやろうとするとは。この体育会系め。
理系の永琳としては異議を唱えたい、だが完全に叩きのめされてしまった。
単純な暴力が幅を効かせる、幻想郷はまさに無法地帯なのかと、いままで好き勝手やってきた自分の行状を棚にあげて永琳は嘆く。
だが、嘆いてばかりは居られない。
「お待ち下さい閻魔さま」
今にも石の下敷きにされそうな永琳が声を上げる。
「お待ちを!三日、三日の猶予をお与えください。
明日は我が主君輝夜が千年に一度よだれ掛けを取り替える日、私が換えなくては意味が無いのです」
主に性的な意味で。
「なんです、その私の上司のおしゃぶりみたいなのは。
それに貴女を解き放つほど私が甘いとでも…」
閻魔としては当然難色を示すが、それを遮るように永琳は声を張り上げた。
「ここにっ、我が弟子 鈴仙・優曇華院・イナバを用意してございます」
何故か居るブレザーウサ耳姿の美少女をびしっと示す
その優曇華院なる美少女といえば。
「なんなんですか-?ここどこですか師匠
何であたしここに連れて来られたんですか」
なんかよく分かってないようだ。
永琳の熱弁はそれでも続く。
「わずかでも私が遅れた時は・・・
心ゆくまで思いのままに、彼女の処刑をお楽しみください」
なにかをすでに成し遂げたかのように、永琳ってば晴れやかだ。
これは信用するほうがどうかしている。
これ以上信用できないものといえば、うさんくさい笑みを浮かべた八雲紫でも生ぬるい。
そう、魔理沙が持ってきたキノコあたりとタメを張れる胡散臭さだ。
なお信用すると死人が出る、わりと速やかに。
だが、閻魔は何故か頷いた。
「いいでしょう、行きなさい」
当然異議を唱えたいものが居る。
「え、ちょっと
ちょっとお待ち下さい映姫様、これはワナですっ!」
だが鈴仙の魂からの叫びに、閻魔は動じず言い放った。
「ふふっ、大丈夫ですよ。
部下を見放す上司など居ません。ねぇ小町」
死神はいたく感動した。
「あ、有り難きお言葉。
この小町、映姫様のために粉骨砕身マイペースで仕事に取り組む所存」
…ダメじゃん。
こちらでは別のドラマが始まっていたりする。
「やはり持つべき弟子は永遠に不滅よね」
だが弟子は不満なようだ。
「不滅ってなんですか、その蓬莱の薬は止めてください。
そんなんですから閻魔に捕まるんです。
『ああもうやぁねぇ』みたいな顔をしないでください。
師匠!ちゃんとまじめにっ
私の目を見て話してください」
ちなみに『目を見て話せ』は狂気のウサギのトラップである。
だがそんなのに掛かる月の頭脳では無い。
「じゃあね、後頼んだわよ」
「なに実験の後かたづけ頼むみたいに言っているんですか。
ああもう無視して飛んでゆくなぁ」
鈴仙はあわてた、今まで受けた種々様々なロクでもない仕打ちが走馬燈になる。
「映姫様、四季映姫様。師匠をお捕らえ下さい。
師匠は、師匠は必ず帰って来ません!」
しかし閻魔にその声が届く事は無かった。
閻魔と死神の声は鈴仙に届いていたが。
「やっぱりあの絶対領域が・・・」
「細い足、いや羨ましいねぇ」
ギラついた目で妙な事を話している。
い、嫌ぁ。食われる。
最低でもしゃぶられるぅ。
そして永遠亭に帰った永琳は姫に目通りをしていた。
「あら永琳、閻魔からの説教はもう終わり?」
「ああ姫様、閻魔様はやはり公平でしたわ
当然無罪になりました」
マテ
ウサギに囲まれキャロットスープ呑んでいた姫が顔をほころばす。
「あら、じゃあお祝いしなくてはいけないわね
因幡、キャロットステックをお持ちなさい」
「いや姫、ニンジンは結構ですから
なにか嗜好がウサギになってやいませんか」
「普通に美味しいわよ、キャロットスープ
ところで貴女なにをしているのかしら」
「お着物が汚れないように致しました
いかがでしょうか」
「…涎掛けに見えるわ」
んな事やっているウチに鈴仙と言えば。
・・・必死でした。
「む、鈴仙・優曇華院・イナバが脱走しましたか」
厳しい目で小町を睨むが、報告に訪れた小町はあまり慌てていない。
「どういたします映姫様
あたいは距離を操れますから、捕まえるのは難しくないですよ」
その言葉を聞いて映姫は考え直した。
「やめておきましょう、約束の日は明日です。
明日の日没まで待つのです」
鈴仙は竹藪を飛びながら考えた。
「映姫に小町、逃げても逃げ切れるものではない
ならば・・・
救われる道はただ一つ!」
元コマンダー鈴仙が、密やかに元師匠を捜してゆく。
そしてほどなくして見つけた、性的な意味で精魂尽き果てた様子の永琳を。
よほどフィーバーしたと見受けられる。なにやってんだか。
傍目からみても分かるくらい怒っている鈴仙の紅い目が、さらにすぅっと細くなる。
師匠の長持から灰縄(あくじな)を取り出す。
これは特別製の灰縄で、師匠の特殊な性癖を満足させるために、師匠でも自分では抜けられない造りになっている。
これで縄師の鈴仙がきっちり縛る。もう抜け出せまい。
「師匠、貴女はゆかなくてはならないのです
かけがえの無い、この私を救うために」
あいょいこらせいと緊迫猿轡付きのグラマー美女を肩に担いで、バニーな美少女が駆け出した。
(師匠は今宵封じられる)
(師匠を封じるために私は走るのだ)
(身代わりになった私を救うために)
だが竹藪が終わろうとするあたりで、数匹の兎に待ち伏せをされていた・・・
「てゐ。そう、師匠の命令で
ここで待ち伏せていたのね」
ウサギの中で一人だけ人型の少女がにこやかに話しに入る。
「鈴仙、ここでつかまってよ。
捕まってくれると有り難いなぁ
それに逃げても無駄だよ。永琳さまは全てお見通しなんだから」
だがそれを聞いた鈴仙の目が妖しく光る。
「私はもう引かぬ、媚びぬ、顧みぬ
てゐ、そしてあなた方
気の毒だが、私の為よ!」
最終兵器ヤゴコロを振り回し、吹っ切れた鈴仙が闘う。
ちなみに最終兵器は縄が食い込みとてもえろい。
もちろん性的な意味で。
振り回すと当然ウサギの振り回す棒だの、てゐの杵だのに当たる。
なにがモゴモゴ悶えているが、気にしない方向で。
そうして待ち伏せを全てたたきつぶした。
この最終兵器彼女ヤゴコロを使って。
そして駆け出す
再思の道まで鈴仙は来たが。
「も、もうダメぇ」
最終変態薬剤師ヤゴコロは、使用感は爽快であった。
振り回すと苦悶の声を上げるところが最高にいい。
だが、いかんせん重すぎた。体重的な意味で。
月の兵士であった鈴仙ですら、かなりの負担となるくらい。
さすがの鈴仙も、持っていた最終鬼畜薬剤師永琳を投げ出して崩れ落ちる。
日没までにゆかねば食われてしまう。もちろん性的な意味で。
だが、無情にも夕日が傾き始め、体力は限界に来ていた。
鈴仙はおっぱいえーりんを枕に、空を仰いでひとりごちる。
「考えてみれば・・・
あの永遠亭にいてなんの喜びがあったでしょうか
それに私が犠牲になれば師匠が救えるじゃない」
なんかERINNNNNN!! が後ろで「うんうん」と首を振っているが・・・
「ああ、いっそ師匠を救う弟子として我が身を捧げようか
この私さえ犠牲になれば・・・・」
グワッと鈴仙が跳ね起きた。ウサギだけに。
「犠牲になど成りたくなぁいっ
ましてや師匠のためになど」
いよっせい、という気合いとともに、イヤらしい縛りの芸術を担ぎ上げる。
見た目霖之助がやったら慧音に捕まるくらいのヤバさだ。
もちろん性的な意味で。
「先刻のあの天使のささやき
そう、アレは夢、忘れてやる」
ここに月からの逃亡兵は完全になにかを売り渡した。
めでたい。
無縁塚では閻魔と死神が待っていた。
何故か鴉天狗も居るが。
息も絶え絶えな鈴仙は、そこにとってもエロい物体をおろす。
「や、八意永琳を持って参りました」
あてが外れたのか少し不満そうに閻魔が死神を促す。
「とりあえず縄を解きなさい」
死神が大鎌で縄を切ると、とてもえろい格好で幻想郷を横断された永琳は、かつての弟子に襲いかかった。
「鈴仙、力いっぱい殴らせなさい!」
ガツッという痛そうな音とともに鈴仙が吹っ飛ぶ。
だが、この鈴仙、すでにかつての鈴仙では無い。
「永琳・・・
殴らせろぉ
同じくらい音高くっ」
そしてしばらく暴力的な殴り合いが続き。
永琳が疲労の極みにあった鈴仙を叩きのめした。
「閻魔よっ
あと三日、あと三日の日限をお与えください。
今度は姫を差し出します」
ノビた優曇華院は薄れ行く意識の中で思った。
ヒデぇ、と。
しかし四季映姫・ヤマザナドゥは
「私は・・・欲望剥き出しで生きるあなた方を正さねばならないと思っておりました。
ですがそれは私の勝手、間違いであったようです。
そこであなた方に頼みがあります。
私も、仲間に、入れなさいっ」
閻魔は凄く危ない目をした…
でも信者がうざい。
でも信者がうざいとかうざい(レスレス失礼)