Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

冥界レイディオ

2008/09/12 23:59:18
最終更新
サイズ
1.83KB
ページ数
1

「ちょっと、藍、これを見なさいな」
「紫様、今度は何ですか?」
「『冥界レイディオ』よ」
「見た目は普通のラジオにしか見えませんが?」
「違うわよ、藍。ラジオじゃなくてレイディオよ」
「発音の問題じゃないですか」
「それでね、このレイディオは、今の冥界で行われている会話を聞くことができるのよ」
「紫様、それはただの盗聴です」
「いいからいいから。じゃあ、スイッチをつけてみるわね」

プチ

ガーガー

---冥界レイディオ-------------------------------------------

『さあ、妖夢、早くして』

『そんなこと言ったって、ゆゆ様、無理ですよ』

『じゃあ私がやっちゃうわよ?』

『ど、どうぞ、ってちょっと待ってください!』

『あら、どうしたの?』

『そこ触っちゃダメです!』

『もう、妖夢ったら、怖いの?可愛いわねぇ』

『べ、別に怖いってわけでは』

『あらぁ、じゃあ別にいいじゃない。妖夢の臆病虫』

『って、だからダメー!むやみにあちこち突っつかないでー!』

『うるさいわね。こういうのは時に、大胆さも大切なのよ』

『ゆゆ様は大胆すぎるんです!って、だからその場所は触らないでください!』

『いやいや妖夢、私はやるわよ。やるって言ったらやる女よ』

『ダメダメ、そこは絶対ダメ!あ、あーッ、あ────────ッ!!』


-------------------------------------------------------------

プチ


「紫様、このラジオだかレイディオだか知りませんが、捨てましょう。橙の教育によくありません」
「よむ×ゆゆ、いいわぁ、可愛いわぁ(鼻血どくどく)」
「もう駄目だこの主人。橙を連れて、新しい主人でも探すとするか」








~そのころの冥界では~


「ゆゆ様はやり方が荒いんですよ。大胆すぎるんですよ。だから倒れるんです」
「妖夢みたいに慎重すぎるのも私はどうかと思うわ」
「バランスという物があるんですよ。あそこでアレを抜いたら倒れるに決まってるじゃないですか」
「そんなものなのかしら」
「庭師はバランス感覚も大切なんです。私だって日々鍛えているんですから」

そう言いながら、冥界の庭師と姫は仲良く、散乱したジェ○ガを片付けていたという。




 
本当はスカーレット姉妹のSSを書く予定でした。
しかし、天から降ってきたネタを傍受、さっそく執筆した結果がこれだよ。
紅魔館メンバーに比べて、冥界主従は比較的普通なイメージがあります。
キャラは普通なのにストーリーがアブノーマル。これが冥界主従の魅力。



次はきちんとした(?)SSを書く。だから今回は許せ。
地球人撲滅組合
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
今回は許す。だから早くスカーレット姉妹のSSを書く作業に戻るんだ。
2.名前が無い程度の能力削除
>庭師はバランス感覚も
って、あなた剣術使いでしょうがw
3.Unknown削除
jk(ジェンガ壊した)
常識的に考えてに代わる言葉を友達と考えた結果がこれだよ!!

蜘蛛の卵でも駆除してるのかと思ったらジェンガでしたかww
4.喚く狂人削除
認めんぞ…!ジェンガはまだ俺の家にあるんだ、幻想入りさせるものか!
5.名前が無い程度の能力削除
毛虫でもつっついてるのかと思った。