Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

盂蘭盆会リメンバー

2008/09/09 21:39:17
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「霊夢ー。おはようだぜ。」


「秋なのに?」


「OK霊夢。予想外の返答に流石の魔理沙さんもオヲトシハーベスターだぜ」


「意味わかんないわよ。」


「お前にだけは言われたくなかったぜ。」


「ちなみに素敵なお賽銭箱はそこよ。」


「その脈絡の無さ、流石は無重力の巫女だな。NASAだけに。」


「意味分かんないわよ。大体そんなネタは幻想郷的にノーサンキューだわ。」


「ふむ。相も変わらず地に足がついてないな。」


「無いんだから仕方ないじゃない。」


「お前にないのはお足のほうだろう。」


「でも少しくらい食べなくとも問題無いわ。」


「そんな事より霊夢。お茶とお茶請けをくれ。食欲の秋だから腹が減って死にそうだ。」


「草でも食べてなさいよ。」


「はっはっは。霊夢は私に草食動物になれと申すか。」


「そこまで言ってないわ。でも、相変わらずそのエプロンと帽子は装飾過多ね。」


「そんな!霊夢は今まで私をそんな目で見ていたのか!傷つくぜ・・・。」


「そうショックを受けないでよ。冗談じゃない。」


「いいや。私はおおおいに傷ついた。謝罪と賠償にお茶とお茶請けを要求する。」


「おが一つおいわよ。」


「謝罪と賠償にお茶と茶請けを要求する。」


「そこじゃ無いわ。それに分かりづらいことこの上ないわよ。」


「ついでにお前もおが一つ足りなかったぜ。」


「あんたが私の分を一つ余計に使ったからでしょうが。」


「何を馬鹿なことを言ってるんだ。とにかく早くお茶請けだけでもいいから寄越してくれ。」


「じゃあ、はい。」


「ん?これは何だ?」


「えんどう豆よ。」


「えんどう豆だな。」


「一応、秋だけにってつもりなんだけど。」


「まさかと思うがポケットビスケッツか?」


「そのまさかのビスケッツよ。えんどう豆だけど。」


「別に上手くも無いぜ。いや豆は旨いけど。」


「何よ。私のセンスが豆以下だって言いたいわけ?」


「意味が分からないぜ。大体そんなネタは幻想郷的にノーセンキューだ。」


「真似しないでよ。」


「それはパチュリーの台詞だぜ。ちなみにさっきの台詞とちょびっと変えてあるからパクリじゃ無いぜ」


「むしろ向日葵妖怪の台詞な気もするけどね。」


「馬鹿野郎霊夢。」


「私は野郎じゃないわよ。」


「じゃあ馬鹿女郎霊夢。」


「馬鹿じゃないわよ。」


「女郎霊夢。」


「よろしい。」


「よし。女郎霊夢、お前は一体何を考えてるんだ。秋なのに向日葵の名前を出すなんて風情が無いにも程があるぜ。」


「風情云々の文句を付ける事自体、風情がないわね。」


「つまりお互い様じゃあないか。」


「癪だけどそういう事ね。」


「あっはっはっはっは。」


「かんらかんらかんら。」


「何だ。霊夢。その笑い方は。」


「マイブームよ。どんな事でも笑い飛ばせる気がするわ。」


「そうか。心のどこかに留めておくだけにするぜ。」


「それにしても落としどころがないぜ。」


「fallだけにって事ね。流石魔理沙。ちなみに今のは秋っていう意味のfallと落ちるの方のfallを掛けてるのよ。」


「その説明が無かったらオチてたかもしれないのにな。」


「仕方ないわね。こうなったらこれをを使うしかないわね」


 豊符「オトシハーベスター」


「お後がよろしいようで」


「ああもう!そういうのはいいのよ!折角オチてたのに!」


「そうか?結構いい締めだと思ったんだが。」


「最後を自分が取ってやろうっていう邪念に溢れてたわ。」


「これは悪かったぜ。」


「謝るくらいなら最初からやらなきゃいいのよ。」


「じゃあもう一度やり直そうぜ。」


「無理よ、魔理沙。覆水は盆に還らないのよ。」


「お盆だけにとでも言いたげだな。でもその理屈だとお前はここに還ってこれない事になるじゃないか。」


「私は覆水じゃないわよ。」


「もしかして霊夢、怒ってるのか?」


「いきなり何?一体何に怒るっていうのよ。」


「・・・その、私が捨虫の魔法で人間をやめた事。」


「どこに怒る要素があるのかしら。」


「正確には 私は人間をやめるぞー っていう宣言をしなかった事。」


「確かにそれは少し怒りと失望を覚えたわね。」


「スペルカードじゃないんだから宣言は必要じゃないと思ったんだ。」


「まあ必要ではないけどあの日から私の中では少し魔理沙との距離が出来たわね。」


「それはマジな話か?」


「七割ね。」


「・・・理由を聞いて良いか?」


「私の周りには普通の人間なんて少なかった。だから魔理沙の事はそれなりに特別に思ってた。」


「メイド長は。」


「妖怪より人間離れしてるわよ。」


「まあ、確かに。」


「で、私と一緒に年老いて私と一緒に死ぬことが出来るのは魔理沙だけだと思ってた。」


「・・・・・・」


「勝手に期待してたのは私だけど、それでも裏切られた気分は感じるものよ。」


「・・・ごめん。」


「大体、二つ名が普通の魔法使いなんてまぎらわしすぎるのよ!」


「なんか理不尽な気もするが・・・ごめん。」


「まあ私自身は不老不死とかにならなかった事、後悔してないけどね。」


「うん。お前は、そうなんだろうな。」


「こうしてお盆には還ってきてあんたらと話すこともできるしね。」


「向こうでは友達もできたか?」


「何でいきなりお母さんぶるのよ。」


「できてないのか?」


「企業秘密よ。」


「あの世は企業だったのか。」


「企業秘密よ。」


「肯定として受け取るぜ。」


「あんまりそういう事は話しちゃいけないのよ。設定も曖昧にしてるんだし。」


「まあほんとに問題ないみたいだな。」


「だから何よ。」


「その・・・これでも悪いと思ってるんだぜ。お前を置いて残っちまったこと。」


「普通、逆でしょうに。もういいわよ。かんらかんらかんら」


「なんだよそれ。」


「どんな事でも笑い飛ばせるのよ。」












「上手くまとめたつもりのとこ悪いが霊夢。」


「なによ。上手くまとめたに決まってるわよ。」


「実はお盆まではあと一週間あるぜ。」


「ああもう。」
初めての方、初めまして。
そうでない方はいないので初めまして。

もうすぐお盆ということで筆を取りました。筆じゃないけど。
なにぶん、文を書くのが初めてなので至らないところは多々あるでしょうが
アドバイス等頂けたら上半身裸で喜びます。


作中の霊夢達が今ひとつ上手いことを言えてないのは仕様です。
仕様がないのです。
仕様なのに仕様がないのです。矛盾ではないのです。
舞茸の君
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
うーん、なんというか。
これは、詰め込みすぎた感がありますね。

故に、終始文が平坦になってしまっているような印象を受けます。


かんらかんらかんら。
2.喚く狂人削除
後書きの最後の部分含めて充分上手い事言ってるよ。心配しなくていいよ。こういう言葉遊び大好きだよ……


さあ、これだけ言っておけば上半身裸で喜んでいただけますね?
3.名前が無い程度の能力削除
えー
すごく面白かったです
なんかすごい好きです
何故だろう?


しっこ漏らすほど感動したら100点を入れる予定ですが
99点!

あれ!ここプチじゃん!
4.欠片の屑削除
このノリは見てて楽しいです。
縁側に、二人揃ってのんべんだらり~
5.名前が無い程度の能力削除
やりとりがもう最高。十分うまいこと言っています。にやにやしながら読みました。
いや、上半身裸にならなくてもいいですけど。
6.名前が無い程度の能力削除
存在が無かったことにされた早苗さん涙目w
7.名前が無い程度の能力削除
ああもう。こういうの大好きです。