レ「気が付いたら最初に出番が出来てたレミリアよ」
フ「サポートのふりゃん………あう、噛んだ」
レ「萌えぇぇぇ!!」
フ「うぅーーー」
レ「はぁ、はぁ、それじゃあ軽く注意よ」
フ「あ、あのね、一応ギャグだから嫌いな人は見ないでね??」
レ「後、エピソードSで永遠亭のリクエストをした人、今作者が頑張って書いてるから待ってなさい」
フ「何時出来上がるか不明だけどね」
レ「それじゃあ本編よ」
「むう、誰も来ないわね」
普通なら藍か橙が起しにきてもいい時間なのに……
思わず一時間位待ってるじゃない、布団の中で。
「藍に限って忘れてるなんて事は……」
もしかして忙しいのかしら??
それなら藍の手を煩わせるのもアレね、起きましょうか。
どっこいしょっと。
「はぁ、寝すぎかしら??頭がクラクラするわ」
少しは自分の生活態度を見直さないと、これじゃあダメな大人だわ。
「おはよう、何かあったの??」
「あ、ゆかり」
………
………
………ゑ??呼び捨て??
「こ、こら橙!!紫様になんて事を」
「なんでですか、間違いなくゆかりですよ??」
私を呼び捨てにしてるの??でもなんかニュアンスが違う気が……
「まるで、ダメな、大人。略してゆかりです」
「どこがっ、何所を略してるのよっ、ゆも、かも、りも無いじゃないっ」
「煩いです、黙っててください」
「ひぐぅ」
ち、橙がグレた……
とりあえず藍に事情を聞かなければ。
部屋の隅に藍を引っ張っていき、密談開始。
「ちょっとどう言う事よ、橙がグレるなんて」
「紫様の所為ですよ、また橙のおやつを食べたでしょう」
「それの何が悪いのよ」
「はぁ、アナタはガキ大将ですか。サル山の大将ですか。八雲紫ですか??」
「八雲紫」
「ですよね、最強の妖怪にして、幻想郷の賢者が橙のおかしを食べるなんて有っていい訳がないでしょうに」
馬鹿ね藍、18時間の十分すぎる睡眠時間。
結果、空腹。
起きてくるのは大体3時。
となれば美味しそうなおやつを食べるのは道理よ??
しかし、藍は私の素晴らしい説明を聞いて呆れ果てている。
なんで??
「アナタが馬鹿ですよ、アホですよ、サルですよ、ゆかりですよ」
「え、ちょ、藍までゆかりって。私の名前を悪口にしないで頂戴」
「いやでもですね、もう(ピーーー)歳にもなって浪費家ですし、3時まで寝てますし、基本だらけてますし。
冗談抜きで、まるで、ダメな、大人じゃないですか」
「ぐぅ」
藍まで私を裏切るのねっ。
かくなる上は、友頼みよっ。
「逃げましたね」
「ああ、逃げたな」
「助けて幽々子ー、藍と橙がぁー」
「へ??」
スキマから出た先には幽々子。
そして、私の足元には幽々子のおせんべい。
立った!!死亡フラグが立った!!
「あ、あのね、幽々子??」
「うふふ、怒ってないわよ紫。私はそんなに度量の狭い人間じゃないわ」
いや、微妙に人間じゃないし、死んでるし。
でもおかしいわね、幽々子の食べ物をダメにして怒らないなんて。
明日の天気は槍かしら??
「で、何の用かしら??紫」
「じ、実はね……(年m(ピチューン)少女説明中)……………なのよっ」
「ああ、紫が悪いわ」
「即答!!」
そ、そんな……でも今までは橙だって許してくれたのに……
「紫、一つだけ聞くわ。何回食べたの??」
「えーと、295回くらいかしら??」
「そう、冬眠期間を除いてほぼ毎日食べてたのね、死ねばいいのに」
ああ、幽々子まで冷たい。
これは絶対怒ってるわ、今度お菓子でも持って謝ろう。
「紫、知ってる??食べ物の恨みって何よりも深いのよ??」
「幽々子、絶対怒ってるわよね、今度お菓子持ってくるから許して」
「誰もそんな事の話はしてないわっ、お菓子は頂戴」
ビッターーンと床に手を叩き付け幽々子はすごんだ。
怖い、なんだか怖い。
あとお菓子は居るのね、まだ理性は有るようでほっとしたわ。
「私が話してるのはっ、紫っ、アナタが未だに踏んで粉にしているおせんべいじゃないのっ。
ましてや私の精神状況の事でもないわっ」
「それは解ってるわよ」
「じゃあ何をすればいいか解るでしょう??」
「橙に謝るわよ………」
「違うっ、私に謝れっ」
えー、さっきおせんべいの話じゃないって言ったじゃないー。
幽々子の嘘つきー。
「そしておせんべいに土下座しろっ、ゆかりっ」
「あー、幽々子まで私をゆかり扱いにっ、ああでも私の名前は紫で、ゆかりでもOK??」
「ふ、ちょろいもんね」
ああもう訳が解らなくなってきたわ。
兎に角、橙に土下座して、おせんべいに土下座したらいいのかしら??
「はい紫」
「何、これ」
「シンバル」
それは解るわ、これをどうしろと??
「両手に持って、鳴らすの」
「出来るかぁぁーーー、私はオモチャのサルかっ」
「チッ、天狗に売れると思ったのに」
幽々子が黒い、これは早急にお菓子を持って謝るべきだろう。
このままでは本当に恥ずかしい写真を売られかねない。
幽々子が天狗のカメラより良いカメラを構えてるし……。
「と、とりあえずまた来るわ」
「お菓子を持ってきなさい」
「わ、解ってるわよ」
たぶん持って来なかったら死に誘うつもりだ、今の幽々子ならやりかねん。
私の命の為にも、今度人間の里で幽々子の好物の羊羹でも買っていこう。
あ、でも紅魔館ケーキも捨てがたい、壊れの中心のクセに料理のレベルは高いからなぁ。
一応両方買っていくか、その方が機嫌も直りやすくなるだろうし。
「ゴメンなさい」
マヨヒガに帰るなり私は速攻で橙に土下座した。
もう、私失う物なんて何もないわねっ。
「………謝って許されると思ってるんですか??何回私のおやつを食べたと」
「反省してます」
「プライドはないんですか??」
「溝に捨ててきました」
「それじゃあコレを」
「??」
橙から渡されたのは先ほど見たばかりのシンバル。
またかっ、また私にサルになれと言うのかっ。
「鳴らしてください、サル面で」
「う、うううううううう」
「プライドは捨てたんでしょう??さあ、さあ、早く、早く、ハリーハリーハリー」
ああああああああ、もうヤケクソで鳴らせばいいの??
でもそれは一番アウトな行為で、プライドどうこうの次元じゃないような気さえも……
「藍さまただいまー」
「橙??何所に居たんだ??」
「あれ??昨日チルノちゃんの家に泊まるって言ってませんでした??」
え??橙が二人??
「さてと」
気が付くと私の目の前で急かしていた橙がゆっくりと外を目指していた。
どういう事かしらね??
「待ちなさい、あなたはだぁれ??」
「あー、えー、うー」
「クスクス、舐めたマネをしてくれたわね??」
うおりゃっ。
橙(偽)の髪の毛を掴むと、それはもう簡単に抜けた。
スポーンと、そしてその下から黒髪が出て来た。
そして兎の耳も。
「初めてよ、私を此処までコケにしてくれた妖怪は」
「い、命だけは、うさー」
「クスクス。
絶対に許さんぞっ、ジワジワと嬲り殺してくれるっ、決して逃がさんから覚悟しろっ」
「ひぃーーーー」
『スキマ鉄道旅行、スーパーいなば』
ぽーいとてゐを庭に放り投げる。
その先には二本の鉄の棒が敷かれている。
『プワァー』
「お、おたすけぇーーーー」
「死にはしないわ、たぶん」
ほら、藍だって生きてたし。
『特急スーパーいなば鳥取行き、通過します』
そして、てゐは消えた。
いや、死んだ訳では無い。
ただただ、持ってかれた。
スキマの外まで。
予想外の展開だ、藍みたく撥ねられるだけだと思っていたのだが。
まさか車体に引っ付いて行くとはなぁ。
「藍、ご飯にしましょー」
「………紫様、今庭を変なのが走ってませんでした??」
「気のせいよ」
「いえ、なんだか黄色いのが」
「気のせいよ、気のせいよ」
「ゆかりさまー、なんで二回言ったの??」
「大事な事だからよ」
その数日後、てゐは永遠亭に帰還したらしい。
どうやったのだろうか??不思議だ。
その同日、私は幽々子にケーキと羊羹を差し出し、許しを勝ち取った。
その時の私の表情はきっと勝ち誇っていたと思う。
見ていたのは妖夢だけだけど……
さて、問題も解決したし橙のおやつでも……
「紫さま、何してるの??」
「あ」
フ「サポートのふりゃん………あう、噛んだ」
レ「萌えぇぇぇ!!」
フ「うぅーーー」
レ「はぁ、はぁ、それじゃあ軽く注意よ」
フ「あ、あのね、一応ギャグだから嫌いな人は見ないでね??」
レ「後、エピソードSで永遠亭のリクエストをした人、今作者が頑張って書いてるから待ってなさい」
フ「何時出来上がるか不明だけどね」
レ「それじゃあ本編よ」
「むう、誰も来ないわね」
普通なら藍か橙が起しにきてもいい時間なのに……
思わず一時間位待ってるじゃない、布団の中で。
「藍に限って忘れてるなんて事は……」
もしかして忙しいのかしら??
それなら藍の手を煩わせるのもアレね、起きましょうか。
どっこいしょっと。
「はぁ、寝すぎかしら??頭がクラクラするわ」
少しは自分の生活態度を見直さないと、これじゃあダメな大人だわ。
「おはよう、何かあったの??」
「あ、ゆかり」
………
………
………ゑ??呼び捨て??
「こ、こら橙!!紫様になんて事を」
「なんでですか、間違いなくゆかりですよ??」
私を呼び捨てにしてるの??でもなんかニュアンスが違う気が……
「まるで、ダメな、大人。略してゆかりです」
「どこがっ、何所を略してるのよっ、ゆも、かも、りも無いじゃないっ」
「煩いです、黙っててください」
「ひぐぅ」
ち、橙がグレた……
とりあえず藍に事情を聞かなければ。
部屋の隅に藍を引っ張っていき、密談開始。
「ちょっとどう言う事よ、橙がグレるなんて」
「紫様の所為ですよ、また橙のおやつを食べたでしょう」
「それの何が悪いのよ」
「はぁ、アナタはガキ大将ですか。サル山の大将ですか。八雲紫ですか??」
「八雲紫」
「ですよね、最強の妖怪にして、幻想郷の賢者が橙のおかしを食べるなんて有っていい訳がないでしょうに」
馬鹿ね藍、18時間の十分すぎる睡眠時間。
結果、空腹。
起きてくるのは大体3時。
となれば美味しそうなおやつを食べるのは道理よ??
しかし、藍は私の素晴らしい説明を聞いて呆れ果てている。
なんで??
「アナタが馬鹿ですよ、アホですよ、サルですよ、ゆかりですよ」
「え、ちょ、藍までゆかりって。私の名前を悪口にしないで頂戴」
「いやでもですね、もう(ピーーー)歳にもなって浪費家ですし、3時まで寝てますし、基本だらけてますし。
冗談抜きで、まるで、ダメな、大人じゃないですか」
「ぐぅ」
藍まで私を裏切るのねっ。
かくなる上は、友頼みよっ。
「逃げましたね」
「ああ、逃げたな」
「助けて幽々子ー、藍と橙がぁー」
「へ??」
スキマから出た先には幽々子。
そして、私の足元には幽々子のおせんべい。
立った!!死亡フラグが立った!!
「あ、あのね、幽々子??」
「うふふ、怒ってないわよ紫。私はそんなに度量の狭い人間じゃないわ」
いや、微妙に人間じゃないし、死んでるし。
でもおかしいわね、幽々子の食べ物をダメにして怒らないなんて。
明日の天気は槍かしら??
「で、何の用かしら??紫」
「じ、実はね……(年m(ピチューン)少女説明中)……………なのよっ」
「ああ、紫が悪いわ」
「即答!!」
そ、そんな……でも今までは橙だって許してくれたのに……
「紫、一つだけ聞くわ。何回食べたの??」
「えーと、295回くらいかしら??」
「そう、冬眠期間を除いてほぼ毎日食べてたのね、死ねばいいのに」
ああ、幽々子まで冷たい。
これは絶対怒ってるわ、今度お菓子でも持って謝ろう。
「紫、知ってる??食べ物の恨みって何よりも深いのよ??」
「幽々子、絶対怒ってるわよね、今度お菓子持ってくるから許して」
「誰もそんな事の話はしてないわっ、お菓子は頂戴」
ビッターーンと床に手を叩き付け幽々子はすごんだ。
怖い、なんだか怖い。
あとお菓子は居るのね、まだ理性は有るようでほっとしたわ。
「私が話してるのはっ、紫っ、アナタが未だに踏んで粉にしているおせんべいじゃないのっ。
ましてや私の精神状況の事でもないわっ」
「それは解ってるわよ」
「じゃあ何をすればいいか解るでしょう??」
「橙に謝るわよ………」
「違うっ、私に謝れっ」
えー、さっきおせんべいの話じゃないって言ったじゃないー。
幽々子の嘘つきー。
「そしておせんべいに土下座しろっ、ゆかりっ」
「あー、幽々子まで私をゆかり扱いにっ、ああでも私の名前は紫で、ゆかりでもOK??」
「ふ、ちょろいもんね」
ああもう訳が解らなくなってきたわ。
兎に角、橙に土下座して、おせんべいに土下座したらいいのかしら??
「はい紫」
「何、これ」
「シンバル」
それは解るわ、これをどうしろと??
「両手に持って、鳴らすの」
「出来るかぁぁーーー、私はオモチャのサルかっ」
「チッ、天狗に売れると思ったのに」
幽々子が黒い、これは早急にお菓子を持って謝るべきだろう。
このままでは本当に恥ずかしい写真を売られかねない。
幽々子が天狗のカメラより良いカメラを構えてるし……。
「と、とりあえずまた来るわ」
「お菓子を持ってきなさい」
「わ、解ってるわよ」
たぶん持って来なかったら死に誘うつもりだ、今の幽々子ならやりかねん。
私の命の為にも、今度人間の里で幽々子の好物の羊羹でも買っていこう。
あ、でも紅魔館ケーキも捨てがたい、壊れの中心のクセに料理のレベルは高いからなぁ。
一応両方買っていくか、その方が機嫌も直りやすくなるだろうし。
「ゴメンなさい」
マヨヒガに帰るなり私は速攻で橙に土下座した。
もう、私失う物なんて何もないわねっ。
「………謝って許されると思ってるんですか??何回私のおやつを食べたと」
「反省してます」
「プライドはないんですか??」
「溝に捨ててきました」
「それじゃあコレを」
「??」
橙から渡されたのは先ほど見たばかりのシンバル。
またかっ、また私にサルになれと言うのかっ。
「鳴らしてください、サル面で」
「う、うううううううう」
「プライドは捨てたんでしょう??さあ、さあ、早く、早く、ハリーハリーハリー」
ああああああああ、もうヤケクソで鳴らせばいいの??
でもそれは一番アウトな行為で、プライドどうこうの次元じゃないような気さえも……
「藍さまただいまー」
「橙??何所に居たんだ??」
「あれ??昨日チルノちゃんの家に泊まるって言ってませんでした??」
え??橙が二人??
「さてと」
気が付くと私の目の前で急かしていた橙がゆっくりと外を目指していた。
どういう事かしらね??
「待ちなさい、あなたはだぁれ??」
「あー、えー、うー」
「クスクス、舐めたマネをしてくれたわね??」
うおりゃっ。
橙(偽)の髪の毛を掴むと、それはもう簡単に抜けた。
スポーンと、そしてその下から黒髪が出て来た。
そして兎の耳も。
「初めてよ、私を此処までコケにしてくれた妖怪は」
「い、命だけは、うさー」
「クスクス。
絶対に許さんぞっ、ジワジワと嬲り殺してくれるっ、決して逃がさんから覚悟しろっ」
「ひぃーーーー」
『スキマ鉄道旅行、スーパーいなば』
ぽーいとてゐを庭に放り投げる。
その先には二本の鉄の棒が敷かれている。
『プワァー』
「お、おたすけぇーーーー」
「死にはしないわ、たぶん」
ほら、藍だって生きてたし。
『特急スーパーいなば鳥取行き、通過します』
そして、てゐは消えた。
いや、死んだ訳では無い。
ただただ、持ってかれた。
スキマの外まで。
予想外の展開だ、藍みたく撥ねられるだけだと思っていたのだが。
まさか車体に引っ付いて行くとはなぁ。
「藍、ご飯にしましょー」
「………紫様、今庭を変なのが走ってませんでした??」
「気のせいよ」
「いえ、なんだか黄色いのが」
「気のせいよ、気のせいよ」
「ゆかりさまー、なんで二回言ったの??」
「大事な事だからよ」
その数日後、てゐは永遠亭に帰還したらしい。
どうやったのだろうか??不思議だ。
その同日、私は幽々子にケーキと羊羹を差し出し、許しを勝ち取った。
その時の私の表情はきっと勝ち誇っていたと思う。
見ていたのは妖夢だけだけど……
さて、問題も解決したし橙のおやつでも……
「紫さま、何してるの??」
「あ」
紫、実は鉄道好き?
やはりあそこは生粋の変態揃いなのか……
鉄疑惑浮上。
1>
………あれ??手が勝手に。
2>
てゐって誰でしたっけ(爆
3>
いいえ、ケフィアです(意味不明
4>
さぁ、どうでしょうね。
5>
自分もそう思ってますよ、だからこそのてゐです。
6>
あそこにいるのは幻想郷の中でも指折りの猛者です。
7>
まあこれでおしまいです。てゐだからいなばを出したかっただけ。