東方 アリスとフラン
エピローグ
どうしてこうなってしまったの?
腕が動かない・・・足だってまともには・・・頭が働かない・・・視界が霞む
そういえば魔理沙にも言われたわね。何故 を出さないんだと
だって・・・そうしたら本当に後がなくなるじゃない?
・・・あぁ・・・そうね、今がその時なのね
第一幕 図書館にて
魔理沙に紅魔館の大図書館とそしてパチュリーのことを教えてもらい入り浸りになるアリス
パチェ「貴方・・・今日も着たのね・・・」
アリス「あら?お邪魔だったかしら?」
パチェ「いえ、あなたはねずみと違って静かにしてくれるし、それに・・・」
アリス「それに?」
パチェ(アリスのバスケットを見る)
アリス「あぁ、これのこと?」(前にかざす)
パチェ(コクン)
アリス「ここの魔道書に対してこんなものでは対価にはならないわ。けど喜んでくれて嬉しいわ^^」
パチェ(ここのケーキでも見せてあげようかしら?)「そんなことないわよ。咲夜、紅茶お願い」
咲夜(突然現れる)「失礼します」(テーブルにティーセット現れる)
「どうぞごゆっくり・・・」(パチュリー様が客をもてなすなんて・・・)
パチェ「咲夜。余計な事は考えなくて良いわ」
咲夜(一礼して去る)
アリス「ん?どうかしたの?」
パチェ「いえ、なんでもないわ。・・・それにしても貴方、この前あんなに大量に借りていったのにもう読み終わってしまったの?」
アリス「そうよ。ここは知識の宝庫ですもの毎日でも通いたいものだわ」
パチェ「そう。それじゃ、その知識は何のために求めるの?」
アリス「えっ?魔法使いなら当然じゃない。生きていることは知識や経験を集め、それを己の魔力として発現させるためにある。まぁ、黒白は行き過ぎだと思うけどね(汗」
パチェ「違うわ。聞いてるのは生き方ではなく貴方の願望よ」
アリス「・・・・・・・・・」
パチェ「黒白ね」
アリス「なっ!?」
パチェ「気づかないの?貴方の話にはいつも黒白がいる。黒白と比較し物を言う。」
アリス「そんなの!・・・」
パチェ「違ったかしら?それなら謝るわ」
アリス「・・・・・・・・・ねぇ」
パチェ「ん?」
アリス「・・・パチュリー・・・強さとは何かしら・・・?」
パチェ「そうね、レミィの持つもの。というのはどうかしら?」
アリス「あの・・・吸血鬼?」
パチェ「そうよ、この紅魔館の主であり幻想郷の外で最も怖れられた吸血鬼」
アリス「それでも黒白には負けたじゃない」
パチェ「あれは油断とも言えるしスペルカードルールなんて遊びの内だわ。
それに勘違いしてるようだけど私はレミィの物理的な強さを説いてるわけではないわ」
アリス「ぇ?」
パチェ「もちろん肉体の強さはいうまでもないわ。でもね、レミィの本当の強さh・・・」
レミィ「パチェ、お邪魔するわよ」
アリス「!」
パチェ「!・・・レミィ、今は先客がいるわ」
レミィ「あら、どういうつもり?館の主に断りもなく私の知らない者を入れたの?」
パチェ「今更なにを言うの?あなたとの関係h」
レミィ「冗談よ(しれっ)そこの人形使いさんに話があるの」
アリス「わ、私!?」
パチェ「どういうこと?レミィと面識はないわよね」
レミィ「あら?パチェがいつも話してくれてるじゃない」
「おいしいお菓子とかわいい人形の事を嬉しそうに」
パチェ「レミィ!!」アリス(・・・(赤面)
レミィ「ごめんなさい。争うつもりはないのよ。少し話がしたいの」
パチェ「・・・いいわ」
アリス「もう・・なんなのよ・・・」
レミィ「咲夜」
咲夜「はい」(ティーセットを並べる)
レミィ「さて、パチェから聞いた話では貴方は魔法の扱いに長けてるようね」
アリス「え?まぁ、魔法の制御にかけてならね」
レミィ(アリスの魔道書を見る)「そう、なら私の妹については?」
アリス「フランドール・スカーレットね。黒白から聞いてるわ」
レミィ「なら話が早いわ」
パチェ「レミィ!あれを任せるというの!?」
レミィ「パチェは静かにして」
パチェ「っ!?」
レミィ「アリス」
アリス「?」
レミィ「手短に言うわ。私の妹の教育係をお願いしたいの」
アリス「・・・どういうこと?」
レミィ「あら?あんまり驚かないのね」
アリス「パチュリーの反応を見ればどんなことを言われるかだいたい想像できるわ」
レミィ「博識ね。気に入ったわ。咲夜」
咲夜「なんでしょうかお嬢様」
レミィ「あの事を人形遣いに話しなさい。私は寝ることにするわ」
咲夜「かしこまりました」
パチェ「レミィはいったい何を考えてるのかしら・・・」(頭を抱える)
アリス「同感ね・・・」
咲夜「では、説明させてもらいます。フランドールお嬢様の能力はご存知ですか?
アリス「えぇ、よく知ってるわ」
咲夜「能力の暴走のことも?」
アリス「・・・続けて」
咲夜「はい。フランお嬢様は地下のとても強固な結界の中に幽閉されてます。
しかし、満月の夜にはその力が大きくなりすぎて抑えが利かなくなり。
その結界が破られてしまいます」
パチェ「タリスマンが模造品しかないからよ・・・」
咲夜「はい。そこでレミリアお嬢様がパチュリー様からアリス・マーガトロイド、貴方のことを聞いたのです」
アリス「それで、さっき魔法制御の事を聞いてきたのね・・・」
咲夜「はい。もう理解されましたでしょうが、つまりはフラン様に魔法の教育の方をお願いしたいのです」
アリス「そうはいっても・・・パチェがいるじゃない?」
パチェ「・・・私は結界の中には入れないわ。あれは常に魔力を継続して流さなければ維持できない代物だもの」
咲夜「とのことですので、どうぞご協力のほどを」
アリス「そうね報酬しだい・・・といきたいところだけど、パチェには魔道書の恩があるし引き受けましょう」
咲夜「承知しました。では、レミリアお嬢様に報告をしてまいります」
パチェ「どういうつもり?」
アリス「・・・」
パチェ「魔道書の恩なんて・・・」
アリス「私がそう思ったのよ、いいじゃない」
パチェ「・・・そう。(ゴソゴソ)ならこれを持っていきなさい」(赤白の護符)
アリス「あら、きれいな護符ね」(魔力は感じないわね)
パチェ「お守り代わりよ」
アリス「パチュリー・・・ありがと^^」
ぱちぇ(カァァ)
エピローグ
どうしてこうなってしまったの?
腕が動かない・・・足だってまともには・・・頭が働かない・・・視界が霞む
そういえば魔理沙にも言われたわね。何故 を出さないんだと
だって・・・そうしたら本当に後がなくなるじゃない?
・・・あぁ・・・そうね、今がその時なのね
第一幕 図書館にて
魔理沙に紅魔館の大図書館とそしてパチュリーのことを教えてもらい入り浸りになるアリス
パチェ「貴方・・・今日も着たのね・・・」
アリス「あら?お邪魔だったかしら?」
パチェ「いえ、あなたはねずみと違って静かにしてくれるし、それに・・・」
アリス「それに?」
パチェ(アリスのバスケットを見る)
アリス「あぁ、これのこと?」(前にかざす)
パチェ(コクン)
アリス「ここの魔道書に対してこんなものでは対価にはならないわ。けど喜んでくれて嬉しいわ^^」
パチェ(ここのケーキでも見せてあげようかしら?)「そんなことないわよ。咲夜、紅茶お願い」
咲夜(突然現れる)「失礼します」(テーブルにティーセット現れる)
「どうぞごゆっくり・・・」(パチュリー様が客をもてなすなんて・・・)
パチェ「咲夜。余計な事は考えなくて良いわ」
咲夜(一礼して去る)
アリス「ん?どうかしたの?」
パチェ「いえ、なんでもないわ。・・・それにしても貴方、この前あんなに大量に借りていったのにもう読み終わってしまったの?」
アリス「そうよ。ここは知識の宝庫ですもの毎日でも通いたいものだわ」
パチェ「そう。それじゃ、その知識は何のために求めるの?」
アリス「えっ?魔法使いなら当然じゃない。生きていることは知識や経験を集め、それを己の魔力として発現させるためにある。まぁ、黒白は行き過ぎだと思うけどね(汗」
パチェ「違うわ。聞いてるのは生き方ではなく貴方の願望よ」
アリス「・・・・・・・・・」
パチェ「黒白ね」
アリス「なっ!?」
パチェ「気づかないの?貴方の話にはいつも黒白がいる。黒白と比較し物を言う。」
アリス「そんなの!・・・」
パチェ「違ったかしら?それなら謝るわ」
アリス「・・・・・・・・・ねぇ」
パチェ「ん?」
アリス「・・・パチュリー・・・強さとは何かしら・・・?」
パチェ「そうね、レミィの持つもの。というのはどうかしら?」
アリス「あの・・・吸血鬼?」
パチェ「そうよ、この紅魔館の主であり幻想郷の外で最も怖れられた吸血鬼」
アリス「それでも黒白には負けたじゃない」
パチェ「あれは油断とも言えるしスペルカードルールなんて遊びの内だわ。
それに勘違いしてるようだけど私はレミィの物理的な強さを説いてるわけではないわ」
アリス「ぇ?」
パチェ「もちろん肉体の強さはいうまでもないわ。でもね、レミィの本当の強さh・・・」
レミィ「パチェ、お邪魔するわよ」
アリス「!」
パチェ「!・・・レミィ、今は先客がいるわ」
レミィ「あら、どういうつもり?館の主に断りもなく私の知らない者を入れたの?」
パチェ「今更なにを言うの?あなたとの関係h」
レミィ「冗談よ(しれっ)そこの人形使いさんに話があるの」
アリス「わ、私!?」
パチェ「どういうこと?レミィと面識はないわよね」
レミィ「あら?パチェがいつも話してくれてるじゃない」
「おいしいお菓子とかわいい人形の事を嬉しそうに」
パチェ「レミィ!!」アリス(・・・(赤面)
レミィ「ごめんなさい。争うつもりはないのよ。少し話がしたいの」
パチェ「・・・いいわ」
アリス「もう・・なんなのよ・・・」
レミィ「咲夜」
咲夜「はい」(ティーセットを並べる)
レミィ「さて、パチェから聞いた話では貴方は魔法の扱いに長けてるようね」
アリス「え?まぁ、魔法の制御にかけてならね」
レミィ(アリスの魔道書を見る)「そう、なら私の妹については?」
アリス「フランドール・スカーレットね。黒白から聞いてるわ」
レミィ「なら話が早いわ」
パチェ「レミィ!あれを任せるというの!?」
レミィ「パチェは静かにして」
パチェ「っ!?」
レミィ「アリス」
アリス「?」
レミィ「手短に言うわ。私の妹の教育係をお願いしたいの」
アリス「・・・どういうこと?」
レミィ「あら?あんまり驚かないのね」
アリス「パチュリーの反応を見ればどんなことを言われるかだいたい想像できるわ」
レミィ「博識ね。気に入ったわ。咲夜」
咲夜「なんでしょうかお嬢様」
レミィ「あの事を人形遣いに話しなさい。私は寝ることにするわ」
咲夜「かしこまりました」
パチェ「レミィはいったい何を考えてるのかしら・・・」(頭を抱える)
アリス「同感ね・・・」
咲夜「では、説明させてもらいます。フランドールお嬢様の能力はご存知ですか?
アリス「えぇ、よく知ってるわ」
咲夜「能力の暴走のことも?」
アリス「・・・続けて」
咲夜「はい。フランお嬢様は地下のとても強固な結界の中に幽閉されてます。
しかし、満月の夜にはその力が大きくなりすぎて抑えが利かなくなり。
その結界が破られてしまいます」
パチェ「タリスマンが模造品しかないからよ・・・」
咲夜「はい。そこでレミリアお嬢様がパチュリー様からアリス・マーガトロイド、貴方のことを聞いたのです」
アリス「それで、さっき魔法制御の事を聞いてきたのね・・・」
咲夜「はい。もう理解されましたでしょうが、つまりはフラン様に魔法の教育の方をお願いしたいのです」
アリス「そうはいっても・・・パチェがいるじゃない?」
パチェ「・・・私は結界の中には入れないわ。あれは常に魔力を継続して流さなければ維持できない代物だもの」
咲夜「とのことですので、どうぞご協力のほどを」
アリス「そうね報酬しだい・・・といきたいところだけど、パチェには魔道書の恩があるし引き受けましょう」
咲夜「承知しました。では、レミリアお嬢様に報告をしてまいります」
パチェ「どういうつもり?」
アリス「・・・」
パチェ「魔道書の恩なんて・・・」
アリス「私がそう思ったのよ、いいじゃない」
パチェ「・・・そう。(ゴソゴソ)ならこれを持っていきなさい」(赤白の護符)
アリス「あら、きれいな護符ね」(魔力は感じないわね)
パチェ「お守り代わりよ」
アリス「パチュリー・・・ありがと^^」
ぱちぇ(カァァ)
やはりやられたか
アリスが魔理沙の事を最初「魔理沙」と言っていたのに、パチュリーやレミリアの前では「黒白」と読んだり・・・統一すべきだと思います。と、いうよりアリスは「黒白」とは呼ばないんじゃないでしょうか?
他に、レミリアが言った「博識ね」ってのは少し言葉の意味が違うんじゃないでしょうか。アリスの察しがいいのを褒めたはずなのに、「ものしりなのね」って言うのはおかしいかと。
長々失礼しました。
何となくのスジ決めです
>>2
指摘ありがとうございます。心では名前、口ではあだ名という勝手な取り決めで書いておりました。
ですが、そもそも黒白と呼ばないんですね(汗
今度また見る機会があればまたお願いします