Coolier - 新生・東方創想話ジェネリック

挑発

2008/08/30 08:46:10
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「ねえ妹紅、これからは私と共に歩まない?」
「お前は何を言っている?」
「あら、そのままの意味よ。私とあなたはこれからは共に歩まないかと問うたのよ」

その時、私はこいつの頭を早く薬師に見せないといけないと思ったね。
考えてもみろ、自分の命を狙う奴に共に歩めと言う奴がどこの次元にいるんだ。

「だからこそ意味が分からないな。私はお前の命を狙っているんだぞ」
「あなたが私を憎んでいるのは十二分に承知しているわ。でも、復讐は虚しいわ。
昔のことは忘れて私たちは仲良くするべきではない?」

今思い出すだけでも腹が立ってくる。輝夜は事もなしにそう言い放ったのである。

「お前はお前が父上に恥をかかせたのも忘れろと言うのか」
「ええ、そうよ。そんなどうでもいい事は忘れて私と共に歩まない?」

気味の悪い笑顔を浮かべてあいつはそう言ったのだ。
その言葉に激昂した私は輝夜に飛び掛っていた。

「ふざけるな!!今すぐに殺してやる」
「怖いわぁ、逃げちゃおうかしら」
「どこに逃げたとしても無駄だ。必ずお前を見つけ出して殺してやる」

そうやって私たちは殺し合いを始めたのであった。

                ――
殺し合いが終わると私は輝夜の元から立ち去った。
いや、あれは逃げたというのかもしれない。
私は怖かったのだ、あいつが浮かべた笑顔が。
私は分からなかったのだ、輝夜の挑発の意味が。
今はとりあえず家に帰って休もう、休んだ後に考えればいい。
時間だけは無限にあるのだから。
そう思いながら私は帰路についたのだった。

                ――
妹紅が立ち去ると、潜んでいた永琳が私の所に歩み寄ってきた。

「姫、なぜ彼女にあのような事を?」
「なぜかって?決まっているわ。私が妹紅を愛してるからよ。」
「愛してる相手にあのような挑発ですか。これを」

永琳が着替えを渡してきたので私はそれを着ることにした。

「愛しいからこそよ。妹紅は私のもの。髪の毛の一本から血の一滴まで私のものよ」
「それが最近は里の人間や白澤に組するようになったからですか」
「さすが永琳ね、聡いわ。そう、私のものが他に気をやるのが気に入らないのよ。
妹紅は私のことだけを考えればいい。私だけを求めればいい。そのためならなんだってするわ。
さあ帰りましょう、イナバ達が待ってるわ。」

そう言いながら私たちは永遠亭への帰路につくのだった。

「さあ妹紅、永遠に私だけを求め続けなさい」
初めて創想話に投稿させて頂きます、伯方で塩なアレと申します。
設定が違うと感じた方はパラレルワールドと思ってもらえたらと思います。
SSを書くというのが初めてでありまして、文章に関しては精進していきたいと思います。
それではこれにて。
伯方で塩なアレ
コメント



1.名前が無い程度の能力削除
えっ、そこで終わり?って感じ
ここだけだったら、既に同じものが何本もあるし
たいていはここから続けたりここまで続いてたり、ここだけとしても、もっと膨らんでたり
目の付け所はいいので、頑張っ!
2.伯方で塩なアレ削除
確かに短かいですね…
次からはもっと内容を練ってから投稿しようと思います。
感想ありがとうございました