「なんだそれ」
霧雨魔理沙の第一声はなんとも素っ頓狂な声で部屋に響いた。
「まぁ、私もパチュリーから聞いた話なんだけどもね」
マーガトロイド邸にて。その家の主が台所から紅茶と菓子を運んできて、魔理沙の向かいのソファーに腰を沈める。
アリスはできたてのクッキーよ、と客人に勧めた。
「でもそれ。意味あることとは思えないんだけど」
「それには同意。単なる子供遊びというか空想遊びというべきか、とパチュリーも言っていたわ」
「あやとりのようなもんか」
「あやとりは空想遊びではないと思うけど」
魔理沙は口元のティーカップをソーサーに戻すと、スカートの裾をなおして座りなおした。
そして、やや姿勢を乗り出してアリスを正面から見据えた。
「で、さっきの話。もう一度やり方を話してくれ」
「まず、心を落ち着かせて自分の家の中を思い描くの。
そして家の中にはあなた一人。
あなたは家の中ならどこに立っていてもいいわ。
次に同じくどこからでもいいから家の窓を開け始めて、一つ一つ順に全て開けていく。
ちゃんとその順番、窓の数を覚えておくこと。
そして今度は逆の順番で窓を全部閉めていくの。
最後には最初いた位置に戻るという算段」
「で、さっき言ってた話しだと、窓の数が変わることがあるのか」
「そう。窓を閉めていくときに、あるはずの窓がその場所になかったりあったり。最終的には数が合わなかったりするという」
「本当に遊びだな」
「あと家の中の様子が変わったりすることもあるとか」
「人間の脳みその不思議現象ってわけか」
息をつく間もなく二人は勢いでしゃべると、ふう、と溜息をついてそれぞれ菓子を口に入れた。
魔理沙はしばらく無心にクッキーを貪り食べると呼吸するためかのように
美味いな、とアリスに言った。ありがとうと言ってアリスは微笑んだ。
「パチュリーも・・・あれ、誰に聞いたって言ってたかな。まぁ彼女もこれをしようとしたのだけど・・・」
「紅魔館じゃ無理だね。しかも図書館に引きこもっていたらなおさらな」
はは、と二人は声にだして笑った。
元から広い館の窓を全て開けて閉めていくことなど知っているはずもなく、
把握していたとしても喘息もちのパチュリーは七つ目の窓を開けて外の空気を吸う前に倒れてしまうかもしれないのだ。
「で、アリスはやってみたわけ」
「いや、それがまだなの。落ち着いてやる時間がとれなくて」
黒白の魔法使いは、にやりと笑った。人形遣いもそれに合わせるように腕組をした。
「じゃ、二人でやってみる?」
「やってみますか」
そのとき、ちょうどアリスのティーカップ内は空になった。
「しかし、自分の家のことだから間違えようもないような気がするんだが」
「だから思考の神秘なんじゃないの?」
「ふむ、なるほど」
ほどなく二人はそっと瞼を閉じ、それぞれの慣れ親しんだ空間へ身を移動させた。
さて。相変わらずちょっと物が多い我家なわけだが、と魔理沙は想像した。
ここは無難に玄関傍の小窓から開けていくとしよう。
窓をあけると鬱そうとした樹木が生い茂っているのが見える。
次は台所の窓、洗面所の窓、寝室・・・・
まともに開けた覚えのない窓まで一つ一つ気持ち悪いほど丁寧に開けていく。
家の中は静かだ。窓を開けるときに呻く金具の音がとても耳に残る。
回るように全ての窓を開け終えた魔理沙はリビングに立っていた。
ここは幾分か他の部屋に比べ片付いているな、となんとなく思った。
おお、そうだ閉めていくんだった、と思い出した彼女は開けてきた順番とは逆に窓を閉め始めた。
研究室、物置と化した客間、書庫の小さな窓・・・・
やっとこさ玄関扉の前に戻ってきた。この傍の窓を閉めたら最後だ。
小窓を閉めて、カチャリ、と金具をしめた。
あれ?
「・・・終わったようね」
「ああ」
「どうだった?」
「窓がな、あるべきところになかったことを最後に思い出した」
魔理沙はアリスに紙とペンをよこすように言った。アリスは手早く人形に持ってこさせた。
さらさらと己の家の見取り図を書くと魔理沙は、とある一点にペン先をトントン、と音をたてた。
「ここの窓がなかった」
「こんな間取りだったのね」
「ああ、あと家の中に猫がいた」
「・・・家の中はあなた一人って言ったはずだけど?」
「でも足元を抜けていくのを横目で見たんだよー」
暫しの沈黙が家を満たす。
二人は意味もなくお互いの顔を見合った。
「んで、アリスは?」
「私はね・・・」
魔理沙が先ほど家の間取りを書いた紙を裏返し、同じように間取りを書き始める。
そしてペン先で一つの窓を指した。
「実はね二階のこの窓。開け忘れたことを、他の窓を閉めていく途中で思い出したの」
「間抜けだなー」
「しょうがないじゃない、この部屋はあまり行かないもの。でもね」
わざとらしく、いやそうしないと間が持たないのかアリスは一息をついた。
「途中で見に行ったら開いていたのよ」
「日頃から開けっ放しとか」
「だからあんまり使わない部屋なんだって。材料置場だから」
他には窓の形が円形になっていたものがあったと彼女は言った。
「・・・こんなにも変わるもんか?自分の家なのに」
「私だってびっくりよ」
「話し。作ってないか?」
「魔理沙こそ。いつの間に猫飼っていたのよ?」
「飼ってないぜ」
今日何回目かの静寂が再び顔を出した。
「ただ、なんていうか途中で集中力切れるよな」
「ああ、分かる。意外と動いて疲れるのよね」
「全部の窓を開けるなんてこともないからな、日常は」
「なんならもう一度やってみる?今度はすごく集中して」
「おう、今度は数を合わせてみせるぜ!」
深くふかく。魔理沙はそっと目を開ける。
目の前には見慣れた扉、その横に立てかけてある箒。玄関の風景である。
自分の家なのだ。家の中に何冊の本があるかは分からないが、家の構造ぐらい覚えている。
家具の配置ももちろんだ。どこで間違えるというのだろう。魔理沙は早速玄関傍の窓を開けた。
一つ。
二つ。
三つ。
廊下の床が鶯の鳴き声をあげる。
四つ、五つ。
ちっ、ここの窓はやっぱり開けにくいな。
六つ。
七つ。
あ、いけないいけない。部屋を一つ素通りしてしまうとこだった。
そして気がつけば全ての窓を開けきった。
よし、今度こそは何も変わってないことを祈るぜ!
・・・キイ。ばたん。
幾つ目かの窓を閉めたとき、私はふと窓の向こうに視線をやった。
はて、こんな景色だったか。いや、森であることは変わりないのだが。
隣の部屋に移動して窓を閉めた。そろそろこの動きが飽きてきたな。
それにしても家の中が静か過ぎる。
なんたって今私一人だから無理もないのだが。
だとしてもこんなにも静かだっただろうか。
部屋を見渡す。
いつもなら窓を開ければカーテンがはためく。
森の遠く奥で囀る小鳥の鳴き声が聞こえて来る。
もしくは家の中に風が吹き込めば、紙が束で飛ばされたりする。
静かだ。静寂。
私は動いているが、空気はちっとも振動していないのだ。
むしろ、わざと動かないでいるように思える。家のどこかにいて、家具と同じような感じで。
そしてこちらを。
リンリーン。
魔理沙は、はっと正気に返った。
反射的に慌しくあたりを見回した。
先ほどの音は聴き覚えがある。
ドアベルの音だ。
一目散に玄関に駆けつけた。
特別広いわけでもないが、なぜか息が切れている。
いや、息が苦しい。理解にあまる不安と緊張で血流が悪くなっているに違いない。
これは開けるべきなのか?
確かに家には私一人だ。けれども、今来訪者が来るのはおかしいのではないか?
いやいや、まぁ私の家だ。霧雨魔理沙の家だから来訪者が来てもおかしくはない。
けれども、どうしたものか。
冷静に考えることで目の前に起きている現状を認識しないように私は必死になっていた。
最初に開けたはずの小窓が閉まっているという事態について考えないために。
そして間もなく。木の扉は自らこちらへとゆっくり開いた。
「ふふ、相変わらずというか」
「あ、あなたは・・・」
魔理沙は扉から顔を出した人物に驚いた。
なんとも久しく会っていない懐かしい存在。魅魔さまだった。
「折角会えたのだから話をしたいところだけどそんな時間はないね」
魅魔は部屋の中を一瞬見回すと、魔理沙へと視線を向けた。
「いいかい、魔理沙。お遊びもほどほどにしておきなさい」
「え、えと・・・」
「特に何度もは、ね。それに私も何度も助けてあげることはできないよ」
魔理沙は突然現れた人物に驚いて、必死に首を縦に振るのが精一杯だった。
「何事も意識下の扱いは気をつけないと。魔理沙、もうやってはいけないよ」
彼女は悪霊らしく、というべきか、目を細めてにやりと優しく魔理沙に笑った。
「抜けださせてもらえなくなってしまうからね」
「・・・・・・」
「すごく、疲れた顔してるわよ魔理沙」
「ああ、ああ・・・そうだな」
「そんなに窓があるわけでもないのに」
「そうだ。そうなんだ、よなあ」
アリスは最後のクッキーの欠片を口にする。
魔理沙は未だうな垂れている。
「アリスはどうだった」
「聞きたい?」
「・・・・・」
霧雨魔理沙の第一声はなんとも素っ頓狂な声で部屋に響いた。
「まぁ、私もパチュリーから聞いた話なんだけどもね」
マーガトロイド邸にて。その家の主が台所から紅茶と菓子を運んできて、魔理沙の向かいのソファーに腰を沈める。
アリスはできたてのクッキーよ、と客人に勧めた。
「でもそれ。意味あることとは思えないんだけど」
「それには同意。単なる子供遊びというか空想遊びというべきか、とパチュリーも言っていたわ」
「あやとりのようなもんか」
「あやとりは空想遊びではないと思うけど」
魔理沙は口元のティーカップをソーサーに戻すと、スカートの裾をなおして座りなおした。
そして、やや姿勢を乗り出してアリスを正面から見据えた。
「で、さっきの話。もう一度やり方を話してくれ」
「まず、心を落ち着かせて自分の家の中を思い描くの。
そして家の中にはあなた一人。
あなたは家の中ならどこに立っていてもいいわ。
次に同じくどこからでもいいから家の窓を開け始めて、一つ一つ順に全て開けていく。
ちゃんとその順番、窓の数を覚えておくこと。
そして今度は逆の順番で窓を全部閉めていくの。
最後には最初いた位置に戻るという算段」
「で、さっき言ってた話しだと、窓の数が変わることがあるのか」
「そう。窓を閉めていくときに、あるはずの窓がその場所になかったりあったり。最終的には数が合わなかったりするという」
「本当に遊びだな」
「あと家の中の様子が変わったりすることもあるとか」
「人間の脳みその不思議現象ってわけか」
息をつく間もなく二人は勢いでしゃべると、ふう、と溜息をついてそれぞれ菓子を口に入れた。
魔理沙はしばらく無心にクッキーを貪り食べると呼吸するためかのように
美味いな、とアリスに言った。ありがとうと言ってアリスは微笑んだ。
「パチュリーも・・・あれ、誰に聞いたって言ってたかな。まぁ彼女もこれをしようとしたのだけど・・・」
「紅魔館じゃ無理だね。しかも図書館に引きこもっていたらなおさらな」
はは、と二人は声にだして笑った。
元から広い館の窓を全て開けて閉めていくことなど知っているはずもなく、
把握していたとしても喘息もちのパチュリーは七つ目の窓を開けて外の空気を吸う前に倒れてしまうかもしれないのだ。
「で、アリスはやってみたわけ」
「いや、それがまだなの。落ち着いてやる時間がとれなくて」
黒白の魔法使いは、にやりと笑った。人形遣いもそれに合わせるように腕組をした。
「じゃ、二人でやってみる?」
「やってみますか」
そのとき、ちょうどアリスのティーカップ内は空になった。
「しかし、自分の家のことだから間違えようもないような気がするんだが」
「だから思考の神秘なんじゃないの?」
「ふむ、なるほど」
ほどなく二人はそっと瞼を閉じ、それぞれの慣れ親しんだ空間へ身を移動させた。
さて。相変わらずちょっと物が多い我家なわけだが、と魔理沙は想像した。
ここは無難に玄関傍の小窓から開けていくとしよう。
窓をあけると鬱そうとした樹木が生い茂っているのが見える。
次は台所の窓、洗面所の窓、寝室・・・・
まともに開けた覚えのない窓まで一つ一つ気持ち悪いほど丁寧に開けていく。
家の中は静かだ。窓を開けるときに呻く金具の音がとても耳に残る。
回るように全ての窓を開け終えた魔理沙はリビングに立っていた。
ここは幾分か他の部屋に比べ片付いているな、となんとなく思った。
おお、そうだ閉めていくんだった、と思い出した彼女は開けてきた順番とは逆に窓を閉め始めた。
研究室、物置と化した客間、書庫の小さな窓・・・・
やっとこさ玄関扉の前に戻ってきた。この傍の窓を閉めたら最後だ。
小窓を閉めて、カチャリ、と金具をしめた。
あれ?
「・・・終わったようね」
「ああ」
「どうだった?」
「窓がな、あるべきところになかったことを最後に思い出した」
魔理沙はアリスに紙とペンをよこすように言った。アリスは手早く人形に持ってこさせた。
さらさらと己の家の見取り図を書くと魔理沙は、とある一点にペン先をトントン、と音をたてた。
「ここの窓がなかった」
「こんな間取りだったのね」
「ああ、あと家の中に猫がいた」
「・・・家の中はあなた一人って言ったはずだけど?」
「でも足元を抜けていくのを横目で見たんだよー」
暫しの沈黙が家を満たす。
二人は意味もなくお互いの顔を見合った。
「んで、アリスは?」
「私はね・・・」
魔理沙が先ほど家の間取りを書いた紙を裏返し、同じように間取りを書き始める。
そしてペン先で一つの窓を指した。
「実はね二階のこの窓。開け忘れたことを、他の窓を閉めていく途中で思い出したの」
「間抜けだなー」
「しょうがないじゃない、この部屋はあまり行かないもの。でもね」
わざとらしく、いやそうしないと間が持たないのかアリスは一息をついた。
「途中で見に行ったら開いていたのよ」
「日頃から開けっ放しとか」
「だからあんまり使わない部屋なんだって。材料置場だから」
他には窓の形が円形になっていたものがあったと彼女は言った。
「・・・こんなにも変わるもんか?自分の家なのに」
「私だってびっくりよ」
「話し。作ってないか?」
「魔理沙こそ。いつの間に猫飼っていたのよ?」
「飼ってないぜ」
今日何回目かの静寂が再び顔を出した。
「ただ、なんていうか途中で集中力切れるよな」
「ああ、分かる。意外と動いて疲れるのよね」
「全部の窓を開けるなんてこともないからな、日常は」
「なんならもう一度やってみる?今度はすごく集中して」
「おう、今度は数を合わせてみせるぜ!」
深くふかく。魔理沙はそっと目を開ける。
目の前には見慣れた扉、その横に立てかけてある箒。玄関の風景である。
自分の家なのだ。家の中に何冊の本があるかは分からないが、家の構造ぐらい覚えている。
家具の配置ももちろんだ。どこで間違えるというのだろう。魔理沙は早速玄関傍の窓を開けた。
一つ。
二つ。
三つ。
廊下の床が鶯の鳴き声をあげる。
四つ、五つ。
ちっ、ここの窓はやっぱり開けにくいな。
六つ。
七つ。
あ、いけないいけない。部屋を一つ素通りしてしまうとこだった。
そして気がつけば全ての窓を開けきった。
よし、今度こそは何も変わってないことを祈るぜ!
・・・キイ。ばたん。
幾つ目かの窓を閉めたとき、私はふと窓の向こうに視線をやった。
はて、こんな景色だったか。いや、森であることは変わりないのだが。
隣の部屋に移動して窓を閉めた。そろそろこの動きが飽きてきたな。
それにしても家の中が静か過ぎる。
なんたって今私一人だから無理もないのだが。
だとしてもこんなにも静かだっただろうか。
部屋を見渡す。
いつもなら窓を開ければカーテンがはためく。
森の遠く奥で囀る小鳥の鳴き声が聞こえて来る。
もしくは家の中に風が吹き込めば、紙が束で飛ばされたりする。
静かだ。静寂。
私は動いているが、空気はちっとも振動していないのだ。
むしろ、わざと動かないでいるように思える。家のどこかにいて、家具と同じような感じで。
そしてこちらを。
リンリーン。
魔理沙は、はっと正気に返った。
反射的に慌しくあたりを見回した。
先ほどの音は聴き覚えがある。
ドアベルの音だ。
一目散に玄関に駆けつけた。
特別広いわけでもないが、なぜか息が切れている。
いや、息が苦しい。理解にあまる不安と緊張で血流が悪くなっているに違いない。
これは開けるべきなのか?
確かに家には私一人だ。けれども、今来訪者が来るのはおかしいのではないか?
いやいや、まぁ私の家だ。霧雨魔理沙の家だから来訪者が来てもおかしくはない。
けれども、どうしたものか。
冷静に考えることで目の前に起きている現状を認識しないように私は必死になっていた。
最初に開けたはずの小窓が閉まっているという事態について考えないために。
そして間もなく。木の扉は自らこちらへとゆっくり開いた。
「ふふ、相変わらずというか」
「あ、あなたは・・・」
魔理沙は扉から顔を出した人物に驚いた。
なんとも久しく会っていない懐かしい存在。魅魔さまだった。
「折角会えたのだから話をしたいところだけどそんな時間はないね」
魅魔は部屋の中を一瞬見回すと、魔理沙へと視線を向けた。
「いいかい、魔理沙。お遊びもほどほどにしておきなさい」
「え、えと・・・」
「特に何度もは、ね。それに私も何度も助けてあげることはできないよ」
魔理沙は突然現れた人物に驚いて、必死に首を縦に振るのが精一杯だった。
「何事も意識下の扱いは気をつけないと。魔理沙、もうやってはいけないよ」
彼女は悪霊らしく、というべきか、目を細めてにやりと優しく魔理沙に笑った。
「抜けださせてもらえなくなってしまうからね」
「・・・・・・」
「すごく、疲れた顔してるわよ魔理沙」
「ああ、ああ・・・そうだな」
「そんなに窓があるわけでもないのに」
「そうだ。そうなんだ、よなあ」
アリスは最後のクッキーの欠片を口にする。
魔理沙は未だうな垂れている。
「アリスはどうだった」
「聞きたい?」
「・・・・・」
間取りに特に変化はなかったですけど、「窓」をあけるたびに寒気のような嫌なものを感じました。
途中で寝かけちゃうorz
羊さんより効き目がありそう
雨が吹き込んだ。
面白かったです
最初のアリスの説明から若干ホラーな印象がありましたが、まさか魅魔様が来るとは思わなんだ。
しかし実際やってみると窓を開ける時点で机や家具の上のものとか
棚の中身とかの細かい配置を憶えきれてない自分に落胆orz
もっと稼いででかい家に住んだらまたやってみたいと思いました
魔理沙の深層心理に魅魔様が来たなら、アリスの方にはちんき様が来たんでしょうかねえ
そしてアリス視点のも見てみたいです
しかし、これに似たような降霊術?があるんだけど大丈夫なんでしょうか?
頭に無人の見知った場所(家に限らず、近所でもOK)を思い浮かべて、そこを歩き回って、もし誰かいたらそこに霊がいるっていう…
一回目は「間取りをなぞって窓のところに行くだけ」になって失敗
二回目はうまくいったけど、確かに階段脇の一つと弟の部屋の窓の一つを忘れてた
それにしても移動速度で、どこの部屋が無人だと自分にとって怖いかわかって面白い
背が低いので風呂場の窓が開けにくい。